「わお!」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 永田製麺さんの映画レビュー(感想・評価)
わお!
上田監督売れて制作費、俳優も潤沢にカメラ回せるようになったらこんんなん撮っちゃうんだ!
何でも演れる岡田クンに真矢みきだぞ、過去作からは飛躍的にゴージャスでキッチリ大衆向けエンタメ映画してた。
ラストのどんでん返しシナリオにも観客へのビックリにサービス大盛りで、やっぱこの人上田監督、人を喜ばせたい人なんだな。と再実感。
思えばカメ止めん時も、スペアクもそうだったわ。
この人は他者を喜ばせたい人なんだよ、観客も役者も、関わった人全てを、人生のちょっとの時間、2時間くらいだけど幸せに喜ばせたい、気持ち良くさせたい。
無名の役者なカメ止めから、全員シロウトなスペアク。
今作ドメジャー俳優が、この人のカメラに芝居したい!ってスクリーンに立ってくれたのが何よりの証明でしょ。
やっぱさ、映画の魅力って、人の魅力そのものだよな。
こんな人が撮った七人の侍を見れるなんて思わなかったよ。
ラストの破滅的なバイオレンスシーンも気持ち良くて切なくてファイトクラブの高層ビルから見る虚しさも有って、映画の後味が今もちょい残ってる良い作品に思い出し安酒も美味い。
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