劇場公開日 2024年11月22日

「本当にやって欲しいぞ」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 Ericさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0本当にやって欲しいぞ

2024年11月23日
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鑑賞方法:映画館

公務員熊沢(内野聖陽)が天才詐欺師氷室(岡田将生)達と組み脱税王橘(小澤征悦)に挑む。社会派ではなくエンタメ映画と分かっていたから肩に力を入れることなく楽しんだ。

脱税や詐欺の巧妙なやり方を観せるのではない。橘の表裏の顔、アングリースクワッド達の働きの間に時々挟まれる熊沢や氷室の思いがふっと流れを止めいい感じ。作戦に役割を持って関わってはこないが熊沢の心を知る警察の八木(皆川猿時)、好きだなあ。

だけど現実を見れば心身を削って働きながらちゃんと納税している人ばかりなのに、時に裏でこうして悪銭を隠す者がいる。本当にアングリースクワッドのような者達にバッサリとやってもらえないかと思ってしまった。

Eric