「痛快なコンゲーム」アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
痛快なコンゲーム
痛快。
『オーシャンズ』『コンフィデンスマンJP』などのコンゲーム的騙し合い。
ところどころ、ありえないツッコミどころ満載な展開もあるし、途中大っぴらに見せたアイテムが後に使われるのが丸わかりで、少しも伏線らしさはないものの。
勢いでそういった細かい部分が気にならない。
原案の素性のよさと、上田監督のコミカルな演出、『相棒』『科捜研の女』シリーズや実写『3月のライオン』岩下悠子の脚本が見事にマッチしていた気がします。
役者陣も頑張っていて、特に内野聖陽の芝居が好き。
あと、岡田将生演じる詐欺師・氷室が、根っからの悪人ではなく、本当は優しいが復讐を抱く人間として描かれていて、このあたりの配役とシナリオのバランスが良かった。
原案となる韓国ドラマも観たくなりました。
コメントする