「ヤマなし、オチなし、意味なし」我来たり、我見たり、我勝利せり naokiさんの映画レビュー(感想・評価)
ヤマなし、オチなし、意味なし
人間狩りという大風呂敷広げて何も終宵しきれずに終わっている。
まぁ主人公が「ダーティーハリー」の狙撃犯サソリみたく一般市民撃ちまくり、しれっとしてる。それの繰り返しで単調すぎる。
殺人以外やってる事が、ほぼバカッター(迷惑系ユーチューバ)の日常(笑)反則でしか勝てないクリケット、車のナンバープレート偽装、万引き、夜店での射撃ゲーム(景品本気い狙い)・・・なんか貧乏くさい。
この映画の解説には世界の格差を描いてるとあるが他の方たちは優雅に暮らしてるのに、この家族だけ歪んでいる。奥さんや養女(?)たちには罪が無いが・・・
優雅な家族につきものの食卓シーンが無いのも気になる。唯一出てきたのがプロテインて・・・
この監督はクラシック音楽をブルジョアの音楽だと勘違いしてるような気がする。ましてや自国の音楽家へのリスペクトがあれば殺戮のBGMにJ・シュトラウスII「美しき青きドナウ」を流さない。ヨーロッパの人にとっては、この曲とベートーヴェンの第九は特別な思いが込められている。(第九はナチスのプロバガンダに利用された苦い記憶がありますが)
終盤、娘と執事(ニ代目)が水浴してるふうに見えて、やっと話が進みかけたかのように思えたが全然違う人でガッカリ😞
最初から最後までドヤ顔で観ててホトホト疲れた。
打楽器と人の声をオーバーラップさせた効果音が意味もなく挟まれイラッとした。
それにオープニングのクリケットのスローモーション(いつまでやってるんだ・・・)
最後の娘の場面ありきたりな構図そしてフィナーレ。クソ真面目な制作者が犯罪物に手を染めてはいけないという例を見せていただきました🙇♂️
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