パドレ・プロジェクト 父の影を追って

劇場公開日:2024年8月31日

パドレ・プロジェクト 父の影を追って

解説・あらすじ

お笑い芸人の「ぶっくさむらい」こと武内剛が初監督を務め、幼い頃に生き別れた父を捜しにイタリアへ向かう旅を自ら記録したドキュメンタリー。

日本人の母とカメルーン人の父の間に生まれ、“ハーフ”として日本で育った武内。イタリアで出会って結ばれた両親は彼が2歳になる頃に別れ、母は日本に帰国してひとりで息子を育てた。母の思い出話から浮かび上がってきたのは、映画監督を目指していたというクリエイター気質の父の姿。そんな父の影を追うように、お笑い芸人としてエンタテインメントの世界で活動していた武内だったが、2020年の世界的パンデミックをきっかけに、もう父と会うことはできないかもしれないという思いを抱くようになり、父を捜すためイタリアへ旅立つことを決意する。

しかし緊急事態宣言下で渡航のハードルは高く、認知症の母から聞き出せる父の情報は驚くほど少ない。40年前の写真を手がかりに、10日間という限られた滞在期間中に父を捜すという困難な状況のなか、自らの生い立ちに改めて向き合いながら必死に捜索を続ける武内だったが……。

2023年製作/80分/G/日本
配給:ミカタ・エンタテインメント
劇場公開日:2024年8月31日

スタッフ・キャスト

監督
武内剛
脚本
吾妻蓮
構成
吾妻蓮
プロデューサー
武内剛
撮影監督
成富紀之
整音
藤木和人
カラリスト
星子駿光
編集
武内剛
音楽
青木晋太郎
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フォトギャラリー

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映画レビュー

4.0 まさかのパート2。笑

2025年6月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

泣ける

楽しい

幸せ

一時、アメトーークの「ハーフ芸人」にはまり、定期的に出演者のその後が気になるようになっていた。その中でも、非・吉本枠で出演していた唯一の存在、ぶらっくさむらいさんのことは、最近とんと話題を聞かず、どうしているのか気になっていた。

そんな折、偶然知り合った方から「今は芸人ではなく、本名(武内 剛)で活動されている」と教えてもらった。ほどなくして、東京でドキュメンタリー映画を上映会をするという話を聞き、嬉々として観に行った。

映画の内容については、他の方の感想に譲るとして——。ただ一つ言えるのは、「竹内さんがこれまで生きてこられたのは、この映画を撮るためだったのか」と思うほどに、素晴らしい作品だったということ。

撮影のタイミングも結果的に絶妙で、こんな素敵な結末を迎え、生きた証を映画という形で残せた竹内さんの人生は、それだけで偉業だと感じた。でも、まだ40歳くらいなんですね。

最後に会場に来られたご本人、そして本編にも出演されている、同じくカメルーンハーフの漫画家・星野ルネさんも、本当に素敵な方だった。

そしてなんと星野さんも、先に「パドレプロジェクト」をやっていたそうで、「この映画は、“パドレプロジェクト2”なんですよ」と笑いを取っていたのが、とっても印象的。笑

観た方が良いですよ。

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スー(ジェーンじゃない方)

4.5 泣けた。おすすめ!

2024年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

後半の核心部分について、ここに書けないのが残念。感動的な場面はひとつやふたつではないと言っておきたい。

40年前の情報しかないという無謀な状況。生きているかどうかさえ不明。父親のことを知っている唯一の人である母親は、認知症なので手掛かりはもう得られない。
でも、おそらく主役の武内剛は、「たぶん生きている」「イタリアに行けば会えるんじゃないか」という勘はあったのだろうと思う。

ソフィア・ローレンの「ひまわり」でも、生きているかどうかもわからないのに、ソビエトまで行って捜し回るけど、それと同じような無謀さだと思った。
そして、「LION 25年目のただいま」という映画(インドで5歳で迷子になり、Google Earthを使って、かつて住んでいた家を見つけて、25年後に帰る話)を思い起こすような驚きもあった。

父親を捜しに行く物語だけど、母親との場面もとても良い。母親は認知症で施設に入っていて、武内剛がお土産に買っていった花束を子供のように素直に喜ぶ。認知症でこんなにピュアないい人になるのは珍しいのではないか。黒人の子供との母子家庭で、苦労やいやな体験も多かったはずなのに。

主役の武内剛自身が、監督もやっている。話の展開の順序、状況説明の場面、音の使い方、場面の切り替え方など、とても良い映画で、監督としても高く評価したい。

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p.f.naga

5.0 良い映画でした お母さんから始まってお母さんに終わるとこ、 すごく...

2024年9月2日
iPhoneアプリから投稿

良い映画でした

お母さんから始まってお母さんに終わるとこ、

すごくいい

芸人さんだからなのか、

ナレーションも聞きやすかった

雇わなくて正解

誕生日も知らないし、まず領事館とか行かないし、

その辺びっくりだけど、

いろんな人に手伝ってもらって、素敵な旅だった

最後の最後まで、良い

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jung

3.5 父を探して

2024年8月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

2024年8月24日
映画 #パドレ・プロジェクト/父の影を追って (2023年)

日本人の母とカメルーン人の父がミラノで出逢い恋に落ち、監督・主演の #竹内剛 が生まれた

父を探しにミラノに行った際のドキュメンタリー映画は人の温かさが伝わる映画でした

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

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とし