「素晴らしい作品」雨ニモマケズ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい作品
褒めすぎだと言われそうで恥ずかしいですが、私は素晴らしい作品だと思いました。
観終わってこの感動を伝えてたくて投稿しました。
俳優さんたちが演じているのですが、ステージもステージ裏も本物や本当を見ているようでした。
パフォーマー、裏で働く人、弁当の配達人・・すべての登場人物が良くて意味があります。
音楽が流れる中でやり取りや物語が展開されていく作風(例えば「私をスキーに連れてって」ような感じ)が好きです。高揚感が高まります。
そしてステージ裏の人の動きややり取りをワンカメで追うところ。リアリティーを醸し出します。
以下、少しネタバレ
↓
満点に欠けたのは、エンディングをもっと引っ張って余韻やエピソードを観たかったというのと、埋め合わせが弁当だけ?だったら南がかわいそう(含み笑いをしていたから、想像に任せますというオチだとは思いますが)というのと、エンドロールの映像を例えばメイキングやオフショットなどにしても良かったのではないかなという、自分の欲求です。
ワンカメで追う技法は「カメラを止めるな」を彷彿しますが、「カメラ」と同じように、評判を呼んでヒット作になること(を期待すること)も彷彿します。
「痛快娯楽音楽映画」というキャッチですが、楽しさも感動もあり、老若男女に観てもらえる作品だと思います。
「ゴスペル」を焦点にしたら確かに賛否両論あると思います。
「ゴスペル」にはそういうちゃんとしたところがあるものだと思いますので。(関係ないけど私の知り合いにゴスペルをやっている人がいて「ゴスペラーズはゴスペルではない」と言っておりました)
ただそれとは別に私は素晴らしい作品だと思いました。
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