「ままならないこと多し。」まる アメフラシさんの映画レビュー(感想・評価)
ままならないこと多し。
静かな怒りみたいなものを感じました。
怒る気力も消えてる感じ。
追い打ちをかけるように、仕事どころか日常生活で出番の多い利き手が使えなくなるの、本当にしんどいよね。でもまだ淡々としてる。
これはすごいなと思った。
気力はどこにあるのだろう。
対する綾野剛さんはまだ狂気の中に住んでいる。ちょっと壮絶でした。パンチあるわぁ。
森崎モーさんの最後のセリフはそれまでの演技とは裏腹でグッと来ました。
覚悟を決めて動き出してからは終焉に向かってる気配を感じた。
制作している時って幸せなんだよな〜と思ってみていたら最後に画廊でぶちかましてくれました。
きっとそうするだろうなと思ってたけど、結局彼はアーティストでした。
あ、床が傾いていると健康被害あるようです。物件選び大事。
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