劇場版 アナウンサーたちの戦争のレビュー・感想・評価
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現代に通じるフェイクニュースの恐ろしさ
NHKドラマをベースにした劇場版とのこと。
去年、見逃していたのがもったいなかったクオリティ。
自社のことなので若干の美化はあるのかもしれませんが……
朝ドラ『虎に翼』もそうですが、一部思想の人々へ忖度せず、攻めてる感じが素晴らしかったです。
プロパガンダに加担し、政府の嘘(=フェイクニュース)を垂れ流し、国民を死んでこいと煽ることの恐ろしさを淡々と描いていて、怖かったです。
トランプ&イーロン・マスクのフェイクや、左右問わず今の声の大きなSNSでのバカ垂れ流し連中など、現代に通じる恐ろしさを思い出しました。
戦中のラジオアナウンサーと同じくらいの裁量を、権力者が握るのも、また一般人がSNSで発信力を持つのも危険を伴うと思い至ります(「キ○ガイに刃物」だよなぁ)。
それにしても、戦前戦中の人たちは、寿命が短くて切ないですなぁ。
戦争から始まった嘘
キャストが豪華という理由だけで鑑賞。
NHKドラマというと、これまで「スパイの妻」や「太陽の子」などが映画化されてきたが、どれもドラマだったらいいものの映画となると...と感じる作品ばかり。
本作もその一種で、総集編の域を脱しておらず、わざわざ劇場版に起こす必要があったのか?と疑問に思う。編集も脚本もかなり雑で、筋はよく出来ているのだけど、支離滅裂、粗い展開で見にくく、映画としてのまとまりが非常に悪く感じた。ドラマであればナレーションやテロップでの説明も特段気にならないのだろうけど、スクリーンで見るとなんだか安っぽく見えちゃう。
目的である、豪華キャスト陣は素晴らしかった。森田剛も高良健吾も安田顕も、やっぱり上手いよなぁ。このドラマを描くにあたって必須俳優だったと思う。ただ、彼らの力を最大限活かしきれてない演出だったのは、あまりに勿体ない。んー、なんというか、淡々としすぎているというか、状況を説明するのに必死になりすぎているというか、おかげでインパクトがなく、あまり印象に残らない映画だった。スローテンポなのに展開は急だし、間が悪いのに駆け足だし、とにかく居心地が悪かった。
しかしながら、NHKが制作したというのには驚き。マスメディアの必要性が疑問視される中で、日本トップの放送局がこれを取り扱うのはかなり攻めているし、いい試みだと思う。第二次世界大戦期に新聞やラジオが実際の情勢とは違う、偽りの情報を国民に発信していたというのは有名な話だが、ここから国によるメディアの抑制が始まったと考えると、過去のことでは片付けられない重大な問題であり、何が正しく、何が間違っているのか、しっかり見極め判断するのは我々国民にあるんだと、改めて感じた。ここまでするなら、もっと踏み込んでより強いメッセージ性が欲しかったけどね...。
まあ期待していなかったからそこまでガッカリでは無いけど、お金儲けだけのために劇場版を制作しているのなら、今すぐ辞めた方がい。総集編ではなく、しっかり劇場版として、物語を再構築できる力量がなければ作る意味が無い。せっかくいいテーマを扱っているのだから、手を抜かずきちんと作り上げて欲しいな。
ドラマ版は見ていない
元がNHKドラマだからセットや小道具にもお金はかかっているんだけど、映画館で見ると映像が安っぽく見えてしまう。
プーさん2 は撮影は綺麗だったんだから、いくらでもやりようがあっただろうに。
軍人に語るナレーションを検閲されて表現を巡って対立するシーンがあるが、それで表現を巡って対立するシーンは殆ど無し。
戦地に赴き兵隊さん達向けに報道するが、兵隊さん達のリアクションが描かれなかったので、イマイチ伝わらず。
「 グッドモーニングベトナム」 のように視聴者の反応があれば伝わったものを、アナウンサーの語りが一方的に伝わるので爽快感が感じられない。
名ナレーションを再現してもいないので「 反戦映画 」 なんだろうなとは思うが、わざわざ劇場で見るものでもない。TVで充分な作品でした。
アナウンサーに戦意高揚や情報統制を求められた時代
太平洋戦争中、アナウンサーたちはラジオを通して声の力で戦意高揚を図り、偽情報で敵を混乱させていた。1941年12月8日の開戦を伝えた放送以降、天才アナウンサーと呼ばれた和田信賢と若手アナウンサーの館野守男は、国民を熱狂させていた。その後も2人を含む放送協会のアナウンサーたちは日本軍の勝利を伝え続け、国民の戦意を高揚させていった。同僚のアナウンサーたちは南方占領地の放送局へ次々と赴任し、現地の日本化作戦に協力し、和田の先輩・米良忠麿もフィリピン・マニラ放送局に赴任した。また、実枝子たち女性アナウンサーはその柔らかな声が戦意高揚に適さないという軍や情報局の圧力により活躍の場を奪われていった。そして、ミッドウェイでの敗戦以降、戦況が悪化するなか、大本営発表を疑問視するようになった和田だったが、一方で国家の宣伝者を自認する館野は軍や情報局の意向に沿った放送を実践していった。そんなNHKの内情と葛藤を描いた事実に基づく話。
全てを戦争での勝利のため、と言ってしまえば、今でいうフェイクニュースは当たり前、真実を伝えるジャーナリズムなんて甘い、となるのだろうが、とても切なかった。
国民を鼓舞するため、米英を敵として憎むような教育、何が真実か知らされない国民、本当に大変だったんだなぁ、と思う。
まず最初に、なんといっても和田信賢役の森田剛が素晴らしい。良い役者になったなぁ、同じV6の岡田准一と双璧だなぁ、って思った。
館野役の高良健吾、米良役の安田顕らも素晴らしかった。
女性アナウンサー、実枝子役の橋本愛、赤沼役の藤原さくらも良かったし、米良の妻役の河井青葉は美しくて存在感あった。
今の社会や時代だからこそ観るべき作品!
様々な戦争についての映画作品がある中、事実に基づいてのアナウンサー、メディアにスポットを当てて描かれている貴重な作品。
より「言葉」を大切にされるアナウンサー、「情報」を届ける方々達の苦悩や葛藤する姿が、キャストの方達の圧巻の演技、演出により一層引き込まれて観ていました。
また、「言葉」「情報」について、その怖さを今の社会や時代に生きる上で、他の作品にはない視点で向き合うことや考えさせられる作品だと思います。
そして観ているとどうしても昨今の社会が過ったり、考えてしまい、更に怖さを感じてしまいます。
アナウンサーたちの戦争
今まで知らなかった戦前戦後とアナウンサーの知らなかった戦争、戦争の意味がわかりませんでした。
ラジオの世界だからこそ目に見えない世界感
虫眼鏡で調べて望遠鏡で伝える、その意味がわかった
生きたい生きたい戦争に向かう青年兵士
胸打たれました。絶対戦争は起こしてはいけない
本当に今の平和を感じて欲しい、世界のどこかで戦争が起きてる、この映画を見て戦争の無い世の中になりますように二度と繰り返してはならないは戦争
世界が戦争の無い世の中になりますように
おすすめ映画でした。
合唱m(_ _)m
まあ 普通の好作品だね ただイマイチ 現実とは・・❓芝居がかっている 戦争映画ツウにはイマイチ
言いたいメッセージは誰でもわかる 森田剛演じる 和田アナウンサー 苦悩
苦悩
高良健吾演じる 館野アナウンサー まさに当時の正論当たり前
中島歩 演じる 川添アナウンサー 冷静な正論だけに 最前線行きか❓
私は銃後も含めて 戦争映画は 精通だけども
この作品 好作品なんだけど 言い訳作品にも思えた。
戦争の本質を突いていながら
当時の日本放・・・にチコっと都合よくお涙頂戴 で星🌟マイナス
確かに主人公気骨、反骨だったでしょ
ただし 結局は美化に終わっている気が・・・気のせいですかね。
皆 アナウンサー は 良かれ、愛国心で 放送したんでしょ❓
なお 俺のオヤジ今は亡き 含めて 大日本帝国最高 で 皆意思統一でしょ
それを今更 based on と言われても お涙頂戴にされても 俺は腑に落ちなかった。ごめんなさい🙏
いやぁ 当時は日本国民全員が 愛国心が故の 狂気
だと思う。
もしかしたら 主人公 和田アナウンサー と 川添アナウンサー は 写実どおりかもしれないけど
他の人は違うような気がします。 それで負けたら負けたで GHQにおもねった 手のひら返し
勿論 俺も当時に生きてたら 手のひら返ししてました。 それは相違ない。
①戦意高揚 国威発揚 ② 占領地の日本化③情報撹乱で敵を殲滅 の電波戦 一人のアナウンサーに何ができるわけでもないと思うけど 泣かせにまでかかってる展開に正直若干引いた
森田剛さんは大好演 しかし 他の人含め 当時のアナウンサーの話し方 との乖離が残念
一番ビックリ 時系列的には こちらが先か❓ ほぼ同じシチュエーションでの学生 特攻役 水上恒司さん
ホームページにも本人コメントあるけど 特攻役3回目とのこと
いろいろ書いてますが 素直に見れば なかなか良い 先の大戦を思う 好作品 戦争映画は賛否両論で良いのだと思う。
観客は7割の入りでそこそこ盛況 予告編から咳ひとつない精鋭たちだった。
【どうでもイイ点】すみません🙇 森田剛演ずる主人公 和田アナウンサー 登場の仕方が
『美味しんぼ の山岡士郎』 と俺の邪悪な脳内で 被った。
テレビ再編集は納得 NHKらしさ 良さ は出てました。終戦記念日8月15日超えて 観ても損は無いです。
有料パンフ🈶 は一部ホームページと被るけど 年表とか製作陣 インタビュー とか オリジナル色あります
パンフ購入習慣の人は是非。 文字がものすごい小さいページがあります どういうフォントやねんと【独白】
言葉の力 電波の力
戦時下における放送と戦争の知られざる関わりを題材に、プロパガンダの先頭に立ったアナウンサーたちの葛藤や苦悩を、実話をもとに描いたドラマ。
実話をもとにしたドラマという見方をしましたが、登場人物は実名でもあり、ドキュメンタリー作品ともいえるかもしれません。言葉の持つ力を、国営放送アナウンサーからの視点で映像化しています。
虫眼鏡で見て調べて、望遠鏡で見るように話す。とても良い言葉でした。活字のように物理的には残らなくても、発した言葉は聞いた人の記憶に残ります。だからこそ、自分の目で見て、耳で聞いて、心で感じたことを、自分の言葉で喋る大切さを思い知ります。
身のまわりに情報がたくさんある今の時代、情報をへの接し方を考える良い機会になったと思います。
この映画を製作するにあたっては、関係者の皆さまにはご苦労があったと思いますが、素晴らしい作品になっていると思います。ありがとうございました。
言葉の持つ魔力
言葉は言霊、ある種の催眠効果がある。
民衆を熱狂させるのもある種の魔法である。
国の手先となり民衆を扇動したアナウンサーは罪深い。その罪深さに押しつぶされたのかはわからないが、和田さんは健康を害し、異国の地で荼毘に付される。日本の地で、畳で死ななかったのは数多英霊への罪滅ぼしなのか、贖罪の念に駆られてなのかはわからない。思うに戦争というものは突然起こるものではない。それなりの布石が積み重なった上に起こるのだから、普段から国の舵取りをしている輩には気を配るべきだろう。毎年数多の戦争映画が上映されるが、それはそうした過去の過ちを繰り返すことがないようにするための教訓に他ならない。ナショナリズム高揚の場はできたら4年に一度の五輪だけにして欲しい。
あの雨の壮行会を、 こんな気持ちで迎えた人もいたんだなと知るだけで...
あの雨の壮行会を、
こんな気持ちで迎えた人もいたんだなと知るだけでも、
意味のある映画
虫眼鏡と望遠鏡。
天才アナウンサーと呼ばれた和田信賢と、新人局員として入社した大島実枝子、後に信賢と結婚する事になる和田実枝子の話。
太平洋戦争中、嘘の情報をラジオを通して流し敵国を惑わせる“電波戦士”と呼ばれたアナウンサー達のストーリー。
「和田信賢の信念的な“虫眼鏡で調べて望遠鏡で喋る”」
本作観ての感想はとりあえずキャストが豪華すぎません?(笑)面白いというよりは勉強させてもらいながらの鑑賞って感じでした。ラジオ通して嘘情報流す、やり始めは有効的な戦略だったんでしょうね…。
和田さんの一人一人に寄り添い向き合う感じとか、その人の身になりラジオから発する言葉は優しさ、温かさ、重みがありましたね、あのブレない感じと信賢を支える奥さんも素敵でした。
「マスメディアの戦争責任」とは?
ラジオから流れるアナウンサーの声に戦煽られ、無駄に戦争を長引かせたのではないか。この辺りの責任はどうなったのか?
当時は政府の統制下にあった日本放送協会に属していた人達の話だが、何だか綺麗に纏め上げ過ぎていて、ピンと来なかったなぁ。
映画化する必要はあったの?
言葉の重み
劇中で下記の話があった。
"関東大震災の際に正しい情報が入らなかったために多くの命が犠牲になった。"
もしそう思っていたら、お国のためならば、戦況が悪化していても嘘を突き通し国民を騙すような放送を続けるのは、正しい情報を放送したのだろうか?きっと、先人の方々が過ちをおかしたことに気づき正す方向性を見出せなければ現在はなかったのではないだろうか。
内容はとても良かった。
ドラマは見たことがないので、劇場版との違いはわからないが、戦時中の日本の放送事情を知ることが出来た。当時の戦地状況を伝える映像が綺麗にカラーで修正が施されているのも非常に見やすく、説明も分かりやすかった。
ストーリーはどこまでがフィクションでノンフィクションなのかは不明だが(当該作品を見て和田信貴氏が気になったらWikipediaを見てほしい)。
戦況が悪化していると知りながら嘘の情報を放送し、話した内容を意味の分からない子供が真似をしたことに罪悪感を覚えたのがきっかけなのか。
仕事のため、国のために、国民にも自身に対しても嘘を突き通したことに対する贖罪だったのか。
ラストの特攻隊員として旅立った学生のハガキが印象的だった。当時は書いた文章も検閲されたであろう時代に最期に取材に来てくれた和田氏に伝えられることを伝えたシーンが印象的だった。
戦時中も今も、報道は、お国言う通りを伝える。
苦悩そして葛藤するアナウンサーたちの実話。
これはNHK(日本放送協会)の最大のタブーであり、
あまり触れたくなかった歴史上の実話である。
戦況を伝える上で庶民たち人民の心を鼓舞して、
時には、嘘を伝えた。
特に東南アジア(マニラ支局やビルマ、サイゴンなどの支局)では、
ニセの日本軍上陸地や、兵士の数の水増し、投降の呼びかけなどの
堂々と高らかにアジテーションして、オランダなどをを騙した。
(もちろん敵国だって嘘も付いたろう)
日本国内でも「ミッドウェー海戦」の多大な損害を臥せて、
日本が優勢であるかのような放送が読まれた。
開戦(真珠湾攻撃1941年12月8日)を伝えるラジオ放送は、
国民を異様な熱気へと。
【いつのまにか時代の空気が日本を飲み込んでいく。
【その手助けをしたものの一つがラジオだった、】
そう演出の一木正恵は述べている。
ラジオが政治的宣伝(プロパガンダ)に利用されて悩み苦しむ実話、
登場するアナウンサーは全て実名である。
主人公の伝説と呼ばれたアナウンサー和田信賢。
演じるのは森田剛。
元々はスポーツ担当で双葉山の連勝が69で途切れた時に放送担当。
情景描写に優れ、生き生きと描写する言葉は落語か講談師みたいで
こんなアナウンサーは実在したの?(誇張してる?)
酒飲みで破天荒でだらしないが、アナウンスメントの鬼。
《虫眼鏡で見て、望遠鏡で伝える》がモットー。
この言葉の虜になり後に妻となる実枝子(橋本愛)
実は和田は、
戦死者の家族の一人一人に面会して、アナウンス原稿を書く。
地道な努力の人だった。
放送にも《玉砕》の言葉が叫ばれるようになる。
一億火の玉・・・火のように美しく燃えて死ぬ。
(死は美しくなんかない)
(美しく死ぬことを、信じ込ませる放送は酷だ)
幼児たちが玉砕ごっこをするシーンは、その影響力にゾッとした。
戦況は日に日に悪化して、1944年12月には【学徒出陣の式典】が
氷雨の中行われて20歳の大学生が戦闘服に
機関銃を掲げて行進して行く。
当日の式典放送を担当する筈だったエースの和田は、当日、
どうしてもその原稿が読めずに、席を立ち
雨の中に打たれて突っ伏し慟哭する。
(もう病は忍び寄ってていたのか!)
式典のその前に、和田は取材で早稲田大学・野球部を訪れていた。
野球部のエース・朝倉寿喜(水上恒司)たちから、酒の差し入れを餌に
本音を聞き出していた。
“死にたくない“
“親や家族と離れたくない“
“画家になりたい“
中には“アナウンサーになりたい”と言う者もいた。
本音では誰一人として、死にたくなんかないのだ。
ビルマ支局へ行った館野守男(高良健吾)
中でも熾烈を極めたのはマニラ支局の17人。
戦禍が迫り機材を乗せたトラックを死守する支局長の米良忠麿(安田顕)
17人中生存者はただ一人。
米良はトラックと運命を共にした。
NHK職員だって、戦死者が多数なのだった。
公然として戦争を批判した川添輝夫(中島歩)は、
徴兵されて南方へ赴き戦死した。
敵地では敵を欺く放送をし、
日本国内では国民を煽りそして欺き、
戦場へと赴く助けをしたアナウンサーたち。
戦後79年。
こんな新証言とも言える視点の映画が公開された。
昨年《NHKスペシャル》として放送されたドラマに未公開映像を
追加して更に編集した劇場版とのことです。
言わば身内の恥、身を斬るように辛かったと思います。
現在のきな臭い世界情勢。
戦争は外国では現在進行形です。
古いけれど新しい映画です。
《言葉が剣になる》
これはSNSの誹謗中傷にも言えること。
主演の森田剛。
こんな滑舌の良い腹から声の出る役者だったのですね。
舞台をたくさん経験していて妻の宮沢りえとも、
舞台共演が縁とか。見直しました。
凄かったです(ただし、酒の飲み過ぎ!!)
和田の妻・橋本愛・・・強くたおやかで美しい。
上司のマニラで戦死する安田顕・・・いつも必ず泣かされます。
エリート然とした高良健吾も、そのアナウンス術、貫禄、
天皇の玉音放送後に押し入った暴漢に毅然として立ち向かう勇気。
素晴らしかった。
そしてもう一人学徒出陣して特攻隊として戦死する水上恒司。
やはり美しく凛々しく華がある。
(あの丘で君と・・・に続いて特攻隊)
演出の一木正恵
脚本の倉光靖子。
奇しくも女性です。
そしてナレーターを務めたのも橋本愛。
女性の活躍も嬉しかったです。
実話ならでは
太平洋戦争におけるアナウンサーの位置付けを現実をもとに映画化。葛藤や立場から後戻りできない状況。言葉の力を見せ付けられる。実話ゆえの恐怖も感じられ、下手なホラーより怖い。ラストシーンもただでは終わらせない演出がたまらない。
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