「色々考えさせられた作品」劇場版 アナウンサーたちの戦争 ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)
色々考えさせられた作品
物凄く良かった。
色々、考えさせられた。戦争映画は苦手だが、この作品だけは見逃せなかった。
和田アナ役の森田剛の演技は素晴らしかった。もうV6の面影はなく俳優森田剛と
してスクリーンから伝わった。
出演者のセリフすべてが重く感じる。
戦前のプロパガンダ放送の反省、苦悩が森田剛が演じた和田アナはじめ各アナ
から観てとれた。一歩間違えれば大衆扇動となりナチス・ドイツみたいになる。
今回の作品はその典型例だった。今はどうだろうか?
大衆の視点から見ると怖いし、アナウンサーをはじめ言葉を使う専門業の方から
してみれば一種の武器になる教訓でもある。
もう一度我々が、報道と自分の関係を改めて考え直すいい機会。来年は終戦70年。
観て良かった。
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