「現代に通じるフェイクニュースの恐ろしさ」劇場版 アナウンサーたちの戦争 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
現代に通じるフェイクニュースの恐ろしさ
NHKドラマをベースにした劇場版とのこと。
去年、見逃していたのがもったいなかったクオリティ。
自社のことなので若干の美化はあるのかもしれませんが……
朝ドラ『虎に翼』もそうですが、一部思想の人々へ忖度せず、攻めてる感じが素晴らしかったです。
プロパガンダに加担し、政府の嘘(=フェイクニュース)を垂れ流し、国民を死んでこいと煽ることの恐ろしさを淡々と描いていて、怖かったです。
トランプ&イーロン・マスクのフェイクや、左右問わず今の声の大きなSNSでのバカ垂れ流し連中など、現代に通じる恐ろしさを思い出しました。
戦中のラジオアナウンサーと同じくらいの裁量を、権力者が握るのも、また一般人がSNSで発信力を持つのも危険を伴うと思い至ります(「キ○ガイに刃物」だよなぁ)。
それにしても、戦前戦中の人たちは、寿命が短くて切ないですなぁ。
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