「ゆるいのにも程がある!」聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
ゆるいのにも程がある!
松田コーポで涅槃の如く横になっているブッダに鳥たちが集まっているシーンから始まり、
イエスとのゆる〜いやりとりが始まるところは大好きですね。
原作は未読ですが、ドラマは少し観たことがあるので、この導入は好感が持てました。
イエスもブッダもキャラが立っていてすごく面白いですね。
続いて、福引やお笑いコンテストに出場したりという日常的なゆるいくだりは良いのですが、
映画ならではの、戦隊モノのドラマ撮影をするというのは、ちょっと無理があったかもしれません。
たぶんドラマでやっていれば面白かったと思うのですが、ちょっと冗長になっちゃったかなぁと思うんです。
ヨハネ(神木隆之介)と十一面観音(仲野太賀)を脚本家として迎え、何本もそのストーリーを映像化して観るくだりや
イエスの父を名乗る仙人(佐藤二朗)のくだりは本当にグダグダ長くて、興醒めでした。
というのも、内輪ネタと言いましょうか、映画撮影の音声録音担当の女性スタッフのくだりが長すぎて
内輪では楽しいのでしょうが、観客としては興醒めでしたね。ここは長すぎだし、冗長になった要因です。
でも、窪田正孝のマーラはめちゃめちゃキャラが立っていて、娘とのやりとりが面白かったですし、
岩田剛典のミカエルのRapや山田孝之のちょい役、藤原竜也のルシファーがデスノートを持っているところ等、
小ネタも面白くて、脱力できて楽しかったですね。
終始ゆるくて脱力できて楽しかったのですが、映画作品として面白いかと問われると、非常に微妙な気がしますね。
私はクスクス笑えるシーンが多くて楽しめましたが、劇場内に笑いが起きなかったことが、観客の評価かなと思います。
いつもお世話になっております😊ポイントは 立場を異にしておりますが 戦隊モノは確かに 若干キツかったたですね。無理目。おっしゃるとおりです。
当方の劇場では 佐藤二朗さん 一番笑いが起きてました。
確かに 素の笑い はおっしゃる とおり 創作映画 としては両刃の剣 賛否両論ですね。
シナリオのくだりも長かった❗️基本貴殿のご感想に同感👍です。