熱烈のレビュー・感想・評価
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失望しても絶望しちゃいけない
失望しても絶望しちゃいけない→エンドロールに流れた歌の歌詞の一部であるが、ラストの感動の余韻に浸ることができた。
ほとんどダンスバトルのシーンであったが、なぜか感動した。
ストーリーは単純で、ほぼ先の読める展開でどんでん返しもなく、ほとんどの人はどちらが勝つかは想像できたと思うが、なぜか感動した。
ただ、怪我して続行できなくなったドラゴンの代わりにコーチが出たり、音響トラブルで音が出なくなった時、足踏みや手拍子でリズムを作って対応したり、圧巻は感嘆符の「!」のポーズの瞬間はちょっとしたサプライズ感はあった。
大会に出るために、主人公の陳爍かケビンのどちらを選ぶかを感嘆符!のメンバーに投票してもらったら全員が陳爍を選んだ時は涙が出てきた。
敢えて注文をつけるとすれば、ダンスシーンをちょっと減らして、その分、もっと母との交流や女性記者とのロマンスへの展開が見たかったな。
ジャッキー・ブレイキン
改めて、湯浅亜実の凄さを感じる映画でした。
この手の映画の結末は、勝者がヒーローかアンチヒーローかですので、どちらの映画かなと観てましたが、最後、ヒーローがチーム名表す技で締め括くった時に分かりました。
私としては、体操よりハードな競技だと感じました。
ボックスが踏めるようになりたい
2024年 パリ五輪で正式種目となったブレイキン🕺
日本男子は残念な結果になったものの
女子は金メダル獲得したのは記憶に新しい🥇
苦労を苦労ともしない純朴で母親思いの叔父思い。
ダンスにかける熱情と努力を惜しまない姿勢と
諦めない心。とにかくいいやつ、顔までいい🤣
超ベタなサクセスストーリーなのに
軽快な音楽ビートとダンスのステップ
踊れないくせに(ボックスも踏めません🤣)
身体が勝手に動いちゃうほどに、見ていて熱いし
楽しいしかっこいい♥️
偶然にも今年はワンイーボー(王一博)の
出演作品を3本も鑑賞している。
(無名、ボーントゥフライ、熱烈 )
スパイにテストパイロットにダンサー
各々全く違う顔を見せてくれる。
2025年1月公開予定の「FPU若き勇者たち」も
今から楽しみ。
願わくばぜひどす黒い悪役や三枚目にも
挑戦して欲しい😆
ダンスシーンはスクリーンで見たい映画です
どんな境遇でもプロのダンサーになることを諦めない主人公。名声のために動いていた伝説のB-Boyのコーチ。そして、苦労しながらダンスを続けているチームメンバーなどなど、それぞれのダンスにかける熱烈な想いが織りなすスポ根映画です。
ダンスシーンは、大きなスクリーンで見るとより楽しめます。
チームメンバーが主人公を呼ぶ呼び方を注意して聞いてみてください。字幕とは違います。「陳くん」から選手名に変わる瞬間に、きっと涙すると思います。
めちゃくちゃ面白かった
かなり面白い。ストーリー、主人公チームのダンスシーンは特に良かったです。
-0.5した理由は相手チームのチームダンスシーンがほぼ無かったため。10人位で息が有ったチームダンスが見たかった。
あと、蛇足な気もしますが、step up3の影響受けまくり。
チーム分裂、練習場所の追い出し、一瞬出てきた足場が水場のダンス等々。
度肝を抜くとはこれか・・!
すんごい迫力のダンス!ワンイーボーの純粋なまなざし!
チームを重んじた構成とコーチへのリスペクト!
家族への愛!
ワンイーボーすごすぎる!かなり練習したんだろうなぁ。努力家だ。
すっごいわかりやすくストレートに心を打ってくる!
外国人ダンサーも入り混じるし、観客と一体になって盛り上がるシーンも大好き!
「無名」「ボーン・トゥ・フライ」と彼を見てきましたが
人気と期待に応える俳優ですね!
トニーレオンのような色気はまだこれからかもしれない
今はまだこの純朴な雰囲気を楽しんでいたいような気もする。
彼にはずっと期待して応援したいと思わせる魅力がある。
中国のこんな役者をリアルタイムで観れる。いい時代だ。
もちろんライバルもチームメイトもレベル高いです!
友人や家族にもすすめられる良作です!
ダンスシーンの説得力と、スピードに負けないカメラワーク、そして臨場感が凄まじい
2024.9.12 字幕 MOVIX京都
2023年の中国映画(124分、G)
憧れのダンスチームに入ろうと奮闘する若者を描いたダンスバトル映画
監督はダー・ポン
脚本はスー・ビョウ&ダー・ポン
原題は『热烈(熱烈)』、英題は『One and Only』
物語の舞台は、中国の浙江省
ダンサー志望のチェン・シェオ(ワン・イーボー)は、実家の料理店を手伝いながら洗車店でアルバイトをしていた
父が亡くなってから、母テレサ(リウ・ミンタオ)は歌手の道を諦めて店を継いでいて、チェン・シェオの叔父(ユエ・ユンバン)の作る蝋人形が店の独自性を保っていた
チェン・シェオは父の弟分のシェ兄貴(シャオ・シェンヤン)の一座のパフォーマーとしてイベントに出ていて、そこでダンスを披露していた
チェン・シェオは2年前に「感嘆符!」というダンスチームのオーディションを受けたが高い壁に阻まれていた
チームのコーチであるディン・レイ(ホアン・ボー)は憧れのダンサーで、彼のチームで切磋琢磨したいと考えていた
「感嘆符!」は地元の有力チームで、エースのケビン(キャスパー)は資産家の息子で、チームの資金援助などもしていた
彼はロクに練習に来ないためにフォーメーションの練習がまともにできない
そこでディン・レイは、ケビンの代役探しを始める
そして、チェン・シェオがそれに選ばれるのである
映画は、代役としてチームに入ったチェン・シェオがそこで実力を蓄えていく様子が描かれていく
ケビンは使えないメンバーの入れ替えを考えていたが、ディン・レイはそれを受諾しない
その諍いからケビンは「感嘆符!」を抜けて、全国大会に出場資格のあるチームを買収しようと考える
それからケビンの抜けた「感嘆符!」にて、チェン・シェオは頭角を表すものの、突如ディン・レイに「ある話」が持ち上がる
それは、今後行われる世界大会の監督就任への打診であり、その条件はケビンを「感嘆符!」に戻して、チェン・シェオを解雇することだった
物語は、大人の事情で右往左往するチェン・シャオが描かれ、なかなかうまく行かない現実が描かれていく
だが、ケビンの横暴を許せないメンバーは「ケビンを排除すること」で一致し、ディン・レイもその想いに応えることになった
そして、地区大会の決勝にて、ケビン率いる「スーパーK」と戦うことになる、という胸熱の展開を迎えるのである
五輪競技に「ブレイキン」が採用され、それで急遽「ブレイクダンス関連の映画が配給される」という流れになっていたが、担当者もあのような結末になるとは思わなかっただろう
悪目立ちをしてしまったダンサーの話題に埋め尽くされ、今後の開催での競技採用の話も見送られている
その決定が今後どのように変化するかはわからないが、個人的な感覚だと「審査員がジャッジする競技」としては、五輪向きではないように思う
いずれにせよ、ダンスシーンは迫力満点で、ダンスステージに一緒にいるような感覚になるほどに演者との距離感が近いカメラアングルも多用される
フォーメーションでは俯瞰して、個人技ではズームになるのだが、このスピードの競技でカメラワークが追いついているのがすごいと思う
ダンス好きなら必見の作品で、青春映画としても最高なので、気になっている人は迷わずに劇場に向かって欲しい
憧れの先に。
憧れのダンスチーム「感嘆符」、そのチームのカリスマダンサーのケビンの動画を観ては夜な夜な練習に励むチェン・シュオだったが…、後に憧れでもあったケビンとライバルチームとしてバトルすることになる話。
カリスマダンサーとなって天狗になってるケビンにお灸を据えようと、同チームのレイコーチがかつてチームオーディションで出会っていたチェン・シュオにケビンの代わりにと声を掛けチームへ迎え入れるが…。
“ダンサーで食べてく”ってワードを絡めながらも、自分がこの先食べていく為、チーム存続、チーム仲間の為と、レイコーチも決断を迫られるけれど…、1度は間違った判断をしちゃったものの、自分に失いかけてた「頭で踊る(食ってく為の計算)ではなく心で踊る」だったり、負傷チームメイトの代わりに踊ってしまうレイコーチには観てるこっちの胸も熱くなっちゃうで!やっぱダンスっていいねと改めて思った。
実はそのレイコーチのファンでもあったシュオが、あの時出来なかったレイの代わりに隠し技を決めたラストも熱かったね!とりあえずダンスが好き、憧れチームの為に貢献したいと純粋に頑張るシュオの姿が良かった。
熱い!そして見事な伏線回収!!
【自分用の覚書】
24.11.2池袋で応援上映参加。鑑賞11回目。
かつての鬼滅の刃無限列車編の17回に次ぐ鑑賞回数となり、感無量。。!
まだ見てない方、若干の上映が続いているので機会があれば是非!!
*****
【以下感想・本編です】
王道のスポーツもの。熱い!!
主人公は絵に描いたような純朴で、母さん想いで、
働き者で、バカ正直で、でも純粋にダンスが好きで、
踊れるなら戦隊ヒーローショー?みたいなんでもどんな被り物着させられても踊れるならそのバイトをやって、
父さんの病気のために借りた借金を母さんと力合わせて返そうとしてる。。
そして裕福ではないからまともな練習スタジオなんか借りれなくても、
実家の飲食店の小さなスペースで閉店後とか、
なんなら乗客がたまたまいない時間帯の電車の中でさえ、1人黙々とダンスを練習し続けるってもう。。。
息子の鑑。
ダンス好きな青年の鑑。
何かに打ち込む情熱を内に秘めてる青年の鑑。
自分の息子じゃないのにもうホントに応援したくなる青年を、主人公役の彼は見事に演じてました!
*****
これはもう、対比させるように出てくるどっかの社長のワガママ息子が分っかりやすい俺様キャラなので、余計に真逆な主人公を見事に引き立たせてます。
演出の妙が素晴らしい。
ケビン、君はもしや花より男子に出てくる道明寺なのかい?!!ってくらいふてぶてしい俺様キャラで、外国人ダンサー達を(おそらく親の)金で引き抜くわ、全国大会の出場権を持つダンスチームを買収するわでもうやりたい放題。しかもトレーニングはしてるしダンスの技やセンス、大会出場時の華やかさは持って生まれた富裕層の超余裕あるオーラっていうか。。そういう努力するカリスマでもあるから、そう簡単に倒せない感じも、
余計に主人公を贔屓したくなるんだよな〜~これがまた!
負けるな、ケビンになんて絶対負けるな〜~とか思っちゃう(笑)
*****
主人公にあってケビンにはないもの、それは
仲間を想う気持ち。
この仲間とダンスしていたい、
このチームに居られるなら掃除、料理、犬の散歩でも何でもする、っていうチームと溶け込みたい気持ち。
「僕は感嘆符になりたいんです」
って、素直にチームへの愛着を口に出せるこの素直さ。
こういう純朴なところは、
ケビンがどんなにお金を積んでも手に入れられないもの。
だって「人の心のあり様」だから。
くぅーー!!泣ける!!
そしてこの
「僕は感嘆符になりたい(僕はこのチームに入りたい)」
のこの言葉が、大会優勝への大きな大きな伏線でしたーーー!!!
まさか、そう来るとは!!
最後の最後、ダンスの優劣ってどう付けるのか?
フィギュアスケートとかみたいに明確に何回転の技を幾つ、ジャンプやスピンは幾つ披露する、みたいな明確な採点基準はあまりない??みたいで、
「いかに見てる者を感動させられるか」
的な、なんとなくの芸術点しかないような??
気がしてたんですが、、
うわーーー最後そんな技を出すのか?!!!
その技で勝負に出るのか!!!
感嘆符になりたいってそういうことか!!!!
。。。と驚きました!!(伏線回収に拍手)
*****
純粋にスポーツで青年が熱くなる姿を追うのは、韓国のバスケットボール映画「リバウンド」も凄く良かったですが、
この中国のダンス映画もめちゃめちゃ見応えありました。
青春って、
スポーツって、
良いですね〜~~(しみじみ。)母さん泣けてきたよ(気分は主人公の母親)、
ソロバトルには俺の技を見せつけるんじゃなく、チーム全員それぞれの得意技を披露して、
最後に勝負を決めた技はコーチの技。
かつてコーチが選手時代に披露するはずだったのに、骨折したせいでコーチが自らはやり遂げることが出来なかった未完の技。
教え子が、自分の選手時代にどうしても出来なかった技を完璧に再現してくれるのってコーチも嬉しかっただろうなぁ。
「チームメイトとコーチ、全員の想いを俺のソロ技にして、
ソロバトルだけど皆と一緒に闘うよ、俺。」
って心意気が、マジで主人公カッコ良かったーー!!!
こういう、「心意気」も、お金じゃあ買えない大事なこと。これだよ、こういうことなんだよ感動って。。!
ほんとに見て良かったです!
【"努力すれば夢は叶う。そして宙を舞う感嘆符!”キャー!ワン・イーボー様のブレイキンが見れるならストーリー何てどーだって良いわ!と女性達が脳内で叫んだ作品。ラストのブレイキン対決はナカナカです。】
■ストーリー展開は、マアマア粗い。
簡単に書くと、中華店を営む家が借金をして、ブレイキンが好きなチェン・シュオ(ワン・イーボー)は、ダンスチーム”感嘆符!”に憧れ乍ら地下鉄(何故?)などで練習する日々。
”感嘆符!”はお金持ちのボンボンだが、ブレイキンのスキルは凄いケビンのワンマンチーム。且つての名ダンサーだった丁コーチ(ホアン・ボー)も彼の言いなり。
ケビンが練習に来ないので、代役でチェン・シュオを抜擢すると、皆彼のブレイキンに目を見張り、それに嫉妬したケビンが脱退し新たに外国のトップダンサーを集めたチームで、全国大会の決勝戦で”感嘆符!”と対決するという物語である。
どーです、粗いでしょう。けどね、この映画はハッキリ言ってストーリーじゃなくって人気爆発のワン・イーボーのブレイキンを見る映画だからこれで良いのである。(キッパリ!)
◆感想<Caution!!内容に少ししか触れていません!>
・ワン・イーボーは「無名」で知ったのだが、ハンサムで品がある青年である。だが、経歴を見ると小さい頃からヒップホップダンスをしていたようである。
・今作では、何処まで彼自身が踊っていたかは分からないが、良ーく見ていると結構彼が踊っていた気がするんだよね。身体も引き締まっていて、体操選手みたいなんだよね。
・そんな彼が、一人ヘルメットをかぶってチェアーから始まって、バックスピン、ヘッドスピン、ドリルの練習をしているのだけれど、ワン・イーボーの手足が長いから様になるんだよね。
画面でもちょっと出たけれど、オイラがガキンチョの頃に少しだけ嵌っていた頃には、ヘッドスピンしながら小さく丸まって行く技を”エッグ”と言っていたのだけれど、今は何て言うのかな。
けど、キチンと帽子やメットをしていないと、危ないんだよ。
■全国大会で、”感嘆符!”とケビンのチームが決勝で当たり、ブレイキンバトルを行うシーンはナカナカだったな。
そして、ワン・イーボー演じるチェン・シュオがチームメイトの得意技を次々に繰り出すシーンや、丁コーチから伝授された技を空中で決めるシーンは良かったな。
<今作は、オリンピック正式種目になって、イキナリ脚光を浴びたブレイキンを、同じく脚光を浴びたワン・イーボーが華麗にこなす所が見所なんだよね。
じゃーね!>
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