エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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偉大なるエイリアン1.2の世界観ではない
得体の知れない未知生物が乗組員をじわじわと追い詰めていくあの恐怖感と絶望感がエイリアン1で確立され、2で進化するも、その後のシリーズではそれを超えられず、その後もプレデターと戦わせて話題性を狙うも、なんとも盛り上がらず、いかに脚本と世界観が大切かを思い知らされたのを思い出します。
今回、ここの評価を見て少しだけロムルスに期待していましたが、正当なエイリアンの続編というよりは、謎の生命体SF映画としてエイリアンに頼らなくても良かったのではないかと残念でなりません。
あと登場人物が別惑星の宇宙船素人作業員であることと、ご都合主義のヒューマロイドがガツガツ割り込んてくる関係性がなんとも退屈に感じでしまったのも残念です。
ゲームソフトかお化け屋敷
ドキドキ、ハラハラ、怖いエイリアンの進化が堪らなく楽しい‼️
◇若返ってリメイクされたSF古典
本歌取という和歌の手法があります。古歌(本歌)の1句もしくは2句を取り入れて作歌する方法で、本歌を背景として用いることによって、表現に奥行きを与え立体化することができます。
"エイリアン"は、巨匠リドリー・スコットが1979年に産み出した歴史的名作で、#ジェームズキャメロン #デヴィッドフィンチャー など名監督による続編も存在する重曹的なコンテンツです。
現在、映像、音楽など多様なコンテンツがデジタルアーカイブ化されて、世界中どこでも誰でも気ままに任意に取り出して鑑賞できる時代になりました。初期作から40年以上の歳月を経て、変わったところはキャストの若年化。青春ドラマ的切り口は新鮮ですが、それにしても登場人物たち揃って暗い印象は、世の中の停滞感のせいでしょうか。
もう一つはテンポの良さ。リドリー・スコット監督得意の静止するタメの画像を廃して、場面を巧みに切り替えながら休むことなく物語は前進していきます。
散りばめられた旧作のオーマージュの数々には、オールドファンたちもニンマリしてしまうでしょう。そんな意味でも、老いも若きも、性別も人種もバランスよく分解再編集された仕上がりに感心、感動のひと時を過ごしました。
主演女優かわいい!
まるでジェットコースター
心臓に悪い
原点回帰
このシリーズは何となく見続けてますが、「エイリアン」(79)の衝撃、「エイリアン2」(86)の面白さはなかなか超えられず、「プロメテウス」(12)のように難解でよく理解できなかったりだったので、今作もあまり期待してませんでした(苦笑)。ただ、SCREEN Xを観てみたくて、それならピッタリかなという感じで観てみました。ところが、いい意味で「エイリアン」のエッセンスを焼き直し、シリーズ特有のひんやりするようなスリル満点の仕上がりで充実した映画体験ができました。見所も色々あって(ネタバレになるので書けませんが)、ぐいぐい引き込まれました。とりわけ、レイン役のケイリー・スピーニーとアンディ役のデビッド・ジョンソンがよかったですね。ちょっとだけ「レオン」(94)を想起したり、これは自分だけかと思いますが、ケイリーの眼差しとレベッカ・ファーガソンが重なって見えたりしました。ケイリーの出演作は初めて観ましたが、これからの活躍が期待されますね。フェデ・アルバレス監督の「ドント・ブリーズ」(16)を彷彿とさせる怖~い体験ができて、とても満足できました!
4DX との相性◎
ULTRA 4DX にて鑑賞
フェイスハガー、ゼノモーフの触手に合わせて背中をツンツンされます。
終盤ゼノモーフ撃退の乱射に合わせて
耳元で風がプシュプシュなるのですが乱射時間が長すぎてクライマックスにもかかわらず笑ってしまいました。これが4DXの楽しいところ。
当方は初代と2をみたぐらいで記憶も曖昧なぐらい幼い頃見ました。
歳をくって耐性がついたのか、ホラー、恐怖感はあまり感じず。
狭い戦艦内という緊張感はそこそこありましたが、それも初代の衝撃とくらべると。。もうちょっと絶望がほしかったです。
ゼノモーフが銃でガンガン倒せてるんですがそんなもんでしたっけ。かなり文明も未来化しており武器の性能もあがったのでしょうか。
さて本編ですが
地球外の星で不当労働させられている若者が近くに漂流してきた艦に設備が整っているので利用して別の星へ移住しようとする所から始まります。
その中でアンドロイドとの共生であったりと説明せずともサッとストーリーが入ってくるうまい構成でした。
単純明快なストーリーでストレスなく集中できます。
数点気になる点が、、
漂流してきた艦に若者が易々と近づけるもの?労働者としてある程度統治されているような環境です。
統治者側が先んじて艦を調査したりしそうなものですが。
重力装置がメンテ目的?として定期的に稼働しているのですが明らかにアクションシーンのためだなぁ。。と感じてしまう。
エイリアンの異常なほど瞬時に全てを溶かしてしまう酸を無重力感で避けるという所。あ、よく予告でみたシーンだ。これかーという感じでした。
途中、いくつか昔の死体が漂ってくるのですが腐ったりしてないのでしょうか。。無重力や、無酸素、無菌環境なのかもしれませんが、明らかに人が暮らしていた環境なため死体はもっと腐敗するのでは?と思いました。事故が起きて漂流してきたのが最近だったのかもしれません。
最後、妊娠していた女性から生まれたエイリアン?(ハーフ?)のような生き物がイマイチ。。最後の敵として役不足と思いました。
ゼノモーフのような俊敏性や酸攻撃がなく緊張感がイマイチでした。
ツルツルの人間で不気味さはあるのですが。。人と混じってゼノモーフよりは弱体化してしまったのかもしれません。
ツラツラと気になる点を上げましたが
ストーリーはそこまで悪くないですし4DX との相性もよく十分楽しめます。
4DX の動きに助けられてる部分もあると思うので鑑賞するのであれば4DX を勧めます。
しっかり練られた脚本と巧みな演出だがエグ味はない
シリーズの熱烈なファンということではないですが、ほとんどの作品は見ています。
本作に関しては、見ていて「上手い脚本だな」とか「この演出はいいよね」という気持ちで一杯で楽しく拝見させていただいたのですが、どこか優等生的な作品で強烈に何かが心に残りはしませんでした。
予告を見たときの想像に比べて、思ったよりスケールが小さくこじんまりとした舞台設定だったり、想定より早く「仲間」たちが殺されていったからかもしれません。
2週間後には観たことを忘れてしまう映画
既視感ある二流ホラーと
一昔前のテレビゲームを混ぜたみたいなだけの展開が続き
登場人物がひどく幼稚に見えてしまう。
怖くもなく
愉しくも悲しくもなくて
ハラハラ・ドキドキも
ワクワクも一切しないので
途中で飽きてしまった…
2週間後には観たことを忘れてしまう作品です。。
フェイスハガーが怖い
1作目の雰囲気に近く、フェイスハガーからゼノモーフに進化するスピードが速く、進化過程がとても恐ろしかった。中盤の巣みたいな場所にゼノモーフがたくさん居たときの怖さは半端なかった。酸性の血液だから宇宙船内に穴が開くおそれがあり、ヘタに銃を発泡出来ないところにも設定が上手く活かせてたと思う。
終盤に登場した人間とゼノモーフのハイブリッドのオフスプリングが不気味で良い味出してた。主人公のレインが勇ましくてカッコよかった😁。相棒のアンドロイド役の人の場面毎の演じ分けが見事だった。
#エイリアン
<エイリアンロムルス 番外編>
<エイリアンロムルス 番外感想> たくさんの人が見るだろうから、本すじに関係ない事をいろいろと書いておきます。 最初のエイリアンの世界観をとても大事にしていて、最新の映画にして1970年代のSF映画になってました! 序章でレインとアンディが食事をするテーブルの上に、なんとっ!あのドリンキングバードが置いてある! 今じゃ50歳以下で知ってる人はいるまい。
最初のエイリアンを確認すると、睡眠カプセルから目覚めての食事のテーブルの上に、やっぱりドリンキングバードが2匹!動いているわ。
あと、宇宙船の中よ! 全てのモニターがCRTだ!つまりブラウン管! おまけに走ってるコンピューターはまるでDOS/Vのような画面。GUIでマウスとか使うようなものではない。黒バックの画面に左上から緑の文字が一字ずつ出てくるようなやつ。 最初のエイリアンの公開が1979年だから、AppleのMacすら発売されていない時代(とはいえ、GUIはもうあったはず)。 今じゃ、このサイズのCRTは、全く製造されていないだろうから、この宇宙船内を作るのは、逆にものすごく大変だったに違いない。最初のエイリアンの世界観を、ここまで忠実に再現している製作陣のこだわりに、脱帽です。
ところで、壊れかけのアンドロイドの顔は、最初のエイリアン当時の姿のイアン・ホルム・カスバート扮するアッシュそのままだ。イアンはもう亡くなっているので、これはCG技術を使っているのだと思うが、それにしてもオリジナルへの敬意ぐあいが半端ない。
これぞSF肝試し!面白かった!
シリーズ一作目『エイリアン』のその後を描いた今作。
心霊ものより怖かったー!!
長ったらしいラブロマンスもなく、ほんの少しヒューマンドラマがある程度でサクサクストーリーが進む。
今回は登場人物が若者ばかり。
主人公のレインちゃんかわいい😍
弟のキャラも愛らしい感じでよかった。
殖民地と化した惑星で労働を課せられる人々。
過酷な環境で病気が蔓延しながらも働く日々。
主人公達は親のようになりたくないと、
自由を求めて脱出する為に廃船(実は宇宙ステーションだった)へ向かう。
若いっていいね。行動力がある!
あんな真っ暗なとこ絶対入りたくないよ。
絶対なんかいるもん笑
もうさ、次から次へと襲い掛かるエイリアンに、
ハラハラしっぱなし!
幾度となく急にエイリアンやグロい遺体が爆音と共にこれでもか!ってくらい現れて脅かす!!
音も良かったなー
冒頭シーンの無音が宇宙!って感じでいいね。
一瞬音響トラブルかと思ったよ。
で、タイトルで爆音。脅かすなって笑
今作は人間がエイリアンを利用して
何をしていたのかがわかる作品。
ただの脅かしだけでは終わらず面白かった!
最後は衝撃のビジュアルが出てきて絶望感すごい。
個人的にエイリアンの起源がわかる『プロメテウス』も面白かったけど、今作には『プロメテウス』で見たことがあるアイテムがチラッと出てくる。
ネットにどの生物が組み合わさると何が生まれるのか、表になって出ていたので見てみるとわかりやすいかも。
点滅シーンの警告があったけど、受け流せないくらいキツくて、、しかも何回かあって観てられなかったなぁ、、、映像観れなくて辛い。
でも面白かった!夢に出てきそう笑
第3位
私はそろそろ飽きてきたかも…。
静と動、陰と陽
本当はvsシリーズを除く全6作品を鑑賞してから挑みたかったんだけど、1と2の間の作品っていうのを聞いてちょっとサボってしまいました。一先ず、IMAXで見れないとなると超後悔しちゃうから、1だけ予習して劇場へ。
ファンからの評判が高く、ポスターも予告も何から何までクオリティが高かったから結構期待していたけど、、、これは面白いっっっ!!!全作見ている訳じゃないからマニアックな話は出来ないけど、1はこれ本当に70年代の映画?と感じさせる近未来っぷりなのに、本作は本当に新作?と感じさせるノスタルジーっぷりで、原点である1に対してのリスペクトがとにかく凄まじい作品だった。続編という名のリブート。古いのに新しい『1』と、新しいのに懐かしい『ロムルス』。愛とセンスが尋常じゃないって!(嬉)
聞いた話にはなるけど、ジェームズ・キャメロンがメガホンを取った『2』はアクション映画に一新されているらしく、再度リドリー・スコットが撮った前日譚においても原点である『1』とはかなりテイストの違う作品のよう。往年のエイリアンファンでもやはり、『1』を愛する人が多く、次いで『2』が好まれているみたい。恐らく、今回監督を務めたフェデ・アルバレスもそうなのだろう。
そうして作られた最新作である本作は、最も愛されれる『1』と『2』の間に起こった話。映像と技術は進化したものの、舞台や設定を変えることはなく、展開や演出に至ってもスコット愛がドバドバと溢れている。直前に見てもこんなに興奮したんだから、こんなのファン歓喜間違いなしでしょ。何十年も年月が経っているのに、違和感なく続編だと認識できる。70年代、80年代の名作の続編を作るのが流行っている昨今、ここまでの作品を当時とは別の監督が撮れるなんて、本っ当にすごいことだと思う。相当な熱量と愛がないとなし得ない偉業。あっぱれ👏
エイリアンの造形だとかホラー映画としての品質だとか、褒め讃えたい箇所は沢山あるんだけど、40年以上続けてきた映画シリーズ、ここにきてメインであるエイリアンではなく、人間側で面白さを出してきたことが本作で最も感心した部分。アンディというキャラの深さ。魅力的すぎる。これはぜひ劇場で感じて欲しいんだけど、このキャラとその設定こそが、アルバレスなりの『1』へのラブレターだったんだと思った。そう。『1』が好きな理由は、実はそこも大きかった。彼らの苦しみもしっかり描かれていて刺さる。今を生きる人々が抱える、未来への恐怖。そして、未来を生きる映画の登場人物たちが抱く、今を生きる不安。まさに絶望。SFとしてもあまりによく出来ていた。
本当に怖かった。そして最高に気持ち悪かった。静と動、陰と陽。IMAXで体感するエイリアンは想像以上に常軌を逸していた。そして思う。この空間にいる人たち、みんなエイリアンのこと大好きなんだろうなって。始まると、物音一切立てない。みんなスクリーンに釘付けになって夢中で見ているのが、劇場の温度感・空気感から伝わってくる。これは今からでも本気で全作品見て、もう一度挑まなければ。あの空間にもう一度包まれたい。いやぁ、怖いのに幸せな時間だったな...。劇場すらも無重力空間だったよ。。。
まってました!
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