エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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目配せ凄い
冒頭からタンクトップでヒロイン登場、ダクトも潜るし、とにかくシリーズへのリスペクト全開で『デッドプール3』同様にオマージュとノスタルジーの面白さとそこへの違和を感じまくる展開だったけど、今作もそこにとどまらない魅力と楽しさが味わえて結局楽しかった。
一番良かったのはデザインも含めてブレラン風味満載の、もし『エイリアン』でリドリー・スコットが都市を描いてたらこんな感じだったろうなという冒頭の未来都市風景で、まあノスタルジーなんだけどやっぱり盛り上がる…。
で、中盤まではこれまた真面目にリドリー・スコットリスペクトで、原点回帰的なホラー味溢れる『エイリアン』をやってくれて楽しいし、中盤以降は見せ方の工夫されたバトルアクションをやってくれて、今でこそ『エイリアン』は一作目でしょ、みたいになってるものの、『2』を観た後に派手なアクションに興奮して喜んでいた子供の頃の記憶が蘇ってきて、これも『エイリアン』シリーズの醍醐味だよなあ、というのをあらためて感じた。
しかも後半のストーリー展開では頓挫したらしい『プロメテウス』シリーズも絡めていて、なんかもう全方位的目配せお疲れ様です!という気分にもなった。アンドロイドの愛嬌と不気味さを両方描いてたり、宇宙空間の静寂を見せてくれたり、SFとしての楽しさもあった。
というわけで、消費尽くされた『エイリアン』に真正面から取り組んで、よくまあこんなにちゃんとした映画に出来るよな〜とリスペクトを覚える映画だった。
往年のハリウッドエンタメ作品
人生初のエイリアン鑑賞
1作も見てないですが、完ぺきに楽しめました
役者さんも誰も知らないしとにかく予備知識がないまま
映画館に行きました
こんなんでいいのよ、50超えたおじさんはこれくらいでちょうどいい
悪がヒーローだったり小難しいのもいいけど
ハラハラドキドキが止まらない
冒頭のやりとりはだれそうになったけど
ラストまで一気にアドレナリンが出まくりました
でも、生存率低し・・・
エイリアンシリーズ、原点回帰!
エイリアンシリーズは1と2だけ見たことあります。
あんまり深入りしてません。
公開前に、リドリースコット監督とジェームズキャメロン監督が本作を絶賛しているという記事を目にして、興味を持ちました。
以下、感想です。
時系列としては1と2の間。
冒頭で1のエイリアンが回収されたり、例のアンドロイドが出てきたり(厳密には違いますが)、とにかく嬉しい場面が多かったです。
序盤から弟君に対する差別?発言が目立つなぁという印象でした。
未知のエイリアンと決死の戦いを繰り広げるだけなら、1や2の焼き増しなだけですが、そこにアンドロイドの弟君のおはなしが出てくることで、話の構成としてはかなり差別化できてたのではないかなと思います。
赤い部屋で弟君が白目剥いて硬直するシーンはこっちも顔が引きつってしまいました。
と、思ったら監督さんはホラー撮ってるんですね、道理で。
1のフェイスハガーはキモいだけで、
2では部屋のどこに逃げたか分からないゴキブリっぽさがありましたが、
本作では大量発生笑笑
音を立てずに体温を変えずに…のところは、少しフェイスハガーの強さ控えめに感じました。まぁ仕方ないか。
ロムルスの意味とか、坊主女性の腹から出てくるシーンとか、妊婦さんの逃げるシーン諸々、前半部分は世界観も相まってめちゃくちゃいいんですが、
後半からなんか怪しくなってきました。
無重力システムはいいんですよ。あの銃撃シーン、めちゃいいですよね。2の武器の改良版なのもいい。
ただそのとき銃の弾はほぼ撃ち尽くしたように見えたのに、そのあとのエレベーターのくだりで、結構使えてて、それがずっと気になってました。
あとお姉さんが主人公補正かかりすぎてて、どうせ死なないんでしょう?感が後半で出始めちゃってましたね。 も少し人増やして、お姉さん無双シーンはも少しあとから始まってもよかったのではないでしょうか?
エレベーターのシーンがあまりにもゼノモーフが弱すぎてなんとも…笑
上半身オマージュアンドロイドとの、決別シーンは良きです。好きですよ、出鼻くじかれるのは。
さて、船にたどり着き、ホッとしたのも束の間、なにやら様子が…!
お決まりのシーンですね。ここは良いオマージュでした。でもそのあと出てきた変態は何ですか???
シークレットボスみたいな感じなんでしょうけど、正直キモすぎて普通に無理でした。笑笑
ラストのあとちょっとで小惑星群にあたる!やばい!みたいなシーンとか、メチャクチャ興奮しました。
1のハラハラ・ドキドキも感じ、
2の大興奮バトルっぽさも感じ、
それでいて豹変弟君を助けにいくお姉さん、アンドロイドをちゃんとヒトとして扱っているお姉さん、
1と2のいいとこどりでありながら、現代社会への風刺のような映画でした!
これを機に3、4、プロメテウス、コヴェナントも観てみようと思います。低評価が散見されてても見ますよ。絶対に。
映画の流れは「エイリアン>13日の金曜日>エイリアン」な感じ。3以降よりはかなりマシ
初代エイリアンはホラーに新機軸を打ち立てた名作。いやつまりちゃんとした思考・行動力ある大人がきちんと作戦を立てるのに切り崩されるところとか。一番怖いのはエイリアンより・・なとことか。ギーガーの素晴らしいデザインとか。
その後2は見事な戦争映画。3以降はスピンオフも含め全部駄作。
巻き直しを懸けたロムルスは、ヤングアダルト市場を狙っている。スパイダーマンみたいな戦略。それは商売としてはまあわかる。伏線も全部わかりやすくて、このへんも中高生向きな感じ。
んで冒頭第一幕はいいのよ。初代へのオマージュもあちこちあるし美術は見事だし。全体に初代+ブレードランナーで、リドリー・スコット感凄い。それに最後の第三幕も「エイリアンシリーズ」らしさはあって悪くはない。
第二幕がなあ……。古いホラー映画スタイルに退行しちゃってる。いやつまり若いチンピラがぎゃあぎゃあ騒ぎながらひとりずつ惨殺されるというね。13日の金曜日になってるw あの手のホラーは登場人物に馬鹿な行動をさせておいて観客のヘイトを煽り、殺害シーンへの忌避感・罪悪感を緩和する。本作もまさにこれ。
というわけで採点7/10かな。中途がもう少しマシで、エイリアン出産からの気持ち悪さがなければ8。
あとSFとしての科学考証面はボロカス。脱皮したばかりのエイリアンが食物も取ってないのに巨大化するとか(このへん1からの欠点)。無重力<>重力ありが伏線なんだけど、重力ありから無重力化すると人も物も浮くとか。んなわけあるかい。無重力は浮力発生とは違うわw
まあまあ
エイリアンを観てきたファンとしては面白い。 このシーンはあの作品のあのシーンだね、セリフそのまんまだというか楽しみはある。 凄い気を遣って作ってるなと感じた。 ニューズウィークの批評で今までの作品の縛りがあってそこから出れないからある程度予想出来るつまらなさがあると言う意見にも少し同意がある。 このシリーズの監督は新しい人がしてその中で自分らしさをどう出すかと言う面白さがあるのだけどシリーズリスペクトがありすぎてそういうエネルギーは少なかったかも。 エイリアンを抜いてどんな作品と聞かれなら、高校生が夏休みに羽目を外して酷い目に会うという映画、悪魔のいけにえ 13日の金曜日みたいな作品ジャンルの一つだと思います。 例えが古いか^_^ 最近その手の作品観てなかったからちょっと微笑ましかった。
やや物足りなさ
エイリアン第一作目の衝撃は忘れられない。
あらゆる意味で新しく斬新で、完璧な映画だと思った。
それだけに続編の数々はどうしても第一作と比較してしまい、物足りなさを感じてしまう。
それでもエイリアンシリーズは常に何かしらの新しい要素(観客を驚かせる仕掛け)のチャレンジがあって、それが好ましいと感じてきた。
今回の作品には残念ながらあまりそれは感じなかった。
一作目のリブートのような印象。
一作目の面白い要素を使って、さらに大衆受けしそうな設定を詰め込んで、新しいエイリアンをつくってみました、というような。
しかし、一作目と大きく違うのは、登場キャラ。
一作目では宇宙船の搭乗員たちは高度な教育を受けた理知的な大人たちのようだったが、今作では教育を受けられないひどい搾取を受けている貧困層の若者たち。
その設定がなんだかありがちなホラー映画のようでリアリティを下げているように思った。
でもこの世界で使われてるコンピューターや機械類は妙に生々しくて良いと思った。
あと、人間とAIの対立と協力というテーマをしっかりと継承して発展させている点も良い。続編でこのテーマをさらに掘り下げるのかな?
それにしても、宇宙開拓時代になっても、こんな旧式の植民地時代みたいな大量の人力の労働とか残るもんなのかな? 今のところこの映画での未来描写には数々の疑問がある。
当初はつまらなかったが・・
文句なし
こわっ!キモッ!
エイリアンとエイリアン2の間の話。
植民地の若者達が、エイリアン1の宇宙ステーションを発見し、その中にある休眠ポッドを使って別の星に移住する計画を立てる。
が、そこはエイリアンの巣窟で、命からがら脱出するが、仲間はみんな死んで、弟のようなアンドロイド・アンディも壊れてしまって、主人公のレインたった一人で惑星に向かう。
ざっくりしたストーリーはこんな感じでわかりやすかったけど、エイリアン1のビショップが登場したり、1のデータが実はマザーに送られてて、ロムルスの中でマウスを使って強化人間を作る研究をしてたり、神話のプロメテウスの話が登場したり、過去作のオマージュや繋がりが盛り沢山でファンにはたまらん‼️
そんで極め付けは、最後に出てきたエイリアンの液体?で作った薬を打った妊婦から生まれた人間エイリアン‼️
いや、キモすぎやろ!
エイリアン史上一番キモいし怖い!
でもプロメテウス、コヴェナントで出てきた巨人に顔が似てるのが気になった🤔
最後、そいつを産んだ母親も死んだ描写がちゃんとないのも気になった💦
続編期待!
エイリアン怖すぎ
アンディ
いやぁ久久劇場に観に行ってきました スターウォーズスカイウォーカー…以来で4年10ヶ月ぶりくらいです しかも初めてimaxで見ました この劇場は初めて行きましたが良かったですね また行くと思います 主役の女優さんはこの作品にあっていますね エイリアンは薄気味悪くて怖い感じの世界観なので主役には爽やかさも必要です そしてこの作品をより面白くしたのはアンドロイドのアンディです だいたいの登場人物はギャーギゃー騒ぐかキレるかですが アンディはアンドロイドなので一応感情はあるんですが大きく激昂したりはしません またカードみたいのを入れ替えたあとキャラが変わって少しアンドロイド感が増したのもいい演出でした 後半もう終わるかなと思うもなかなか終わらず もうひと落ちもうひと落ちっていう感じ 宇宙船の構造やデザインも良くできています 星はまあ5点満点でいいですかね
ん、どういうこと?という部分はあれど、エイリアンファンは見るしかないでしょ
マンネリしつつも、新しい怖さがあったと思う
エイリアン1、2は昔見たことあるけど、大まかな筋は忘れました。ただ、エイリアンがどんな生物かはしっかり覚えています。
SFホラーは未知の恐怖がキモだと思いますが、エイリアンは有名すぎて、酸の体液だとか、
他の生き物の体内に卵を産めつける能力などはすでに何の驚きにもなっていません。
そのせいか、前半はとても退屈で、襲われているシーンでも眠気に襲われました・・・
「映画館で観るほどでもなかったなぁ・・・」と思っていると、後半にかけての不自然でないピンチの連続からの脱出、エイリアンと人間とのハーフ誕生の怖さ、敵の酸を利用しての勝利などの流れは引き込まれました。
正直ラスト30分以外は退屈だったんですが、30分でも没頭させてくれれば、それだけで価値ある映画だと思います。
それにしてもホラー映画は前半が退屈な作品が多い気がしますね。
良くも悪くもシリーズファン向け映画
シリーズファンであれば楽しめるオマージュシーンが多かったです。
展開の真新しさは感じなかったため、意外性を求めた私には刺さりませんでした。
ホラー要素はジャンプスケア系(びっくり系)が多く、シリーズを初めて見る方でもホラー要素は感じることができると思います。
映像と音響の緩急が良く、地表から宇宙への飛翔シーンなどはとてもワクワクしました。
ただ、ゼノモーフの絶対的強者感が薄かったことが、合いませんでした。
銃乱射による撃退、エレベーターシャフトでのアンドロイド活躍シーンは、爽快感よりあっけなさを感じました。
次回作には、もっと、どうしようもない状況を打開していく、説得力のある展開を期待します。
そのまんまな作品
よくも悪くも裏切られない映画。
エイリアンやエイリアン2ほどのインパクトは無い。
出てくる人間もインパクト弱め。
アンドロイドも、もっと強くていいんじゃない?
エイリアンもそのまんま。
最後はちょっと弱く感じた。
「エイリアン」シリーズの中で一番怖い?
エイリアン1作目の続き(時系列としては)
解釈が諸々間違っていたらごめんなさいね
1作目の続き、という縛りのため1作目当時の科学力(の表現)を踏襲することと
現代の科学力のはざまでどう映画の中で表現するかは大変だったと思う
今見れば、コンピューターの表現も四角いブラウン管にドット文字とか
「古っ」て思っちゃう人がいっぱいいると思うが、エイリアン1の流れの時代なら
あまり現代っぽくするわけにもいかず、結果的にはいい味を出していたと思う
ただし、本作が無くてもエイリアンシリーズに何も影響しないし(実は影響してる?)
懐かしのアンドロイドも現代の技術でリアルに「出演」してくれているし
(1作目はチームの中にアンドロイドが紛れている事がサプライズ的に描かれていたが
本作ではアンドロイドは普通に人間社会にもう存在している設定だったのが多少違和感)
「人間は感情的で冷静な判断が出来きず、生き残れる可能性は無い」
いいね、このセリフ好き とっても彼らしいセリフだ
1作目で「君たちには同情するよ」と言ってニヤッと笑う彼としっかりシンクロしてる
ただし、作品として面白いかと言われたらこの点数になってしまう
主人公たちがただただ幼く、無知であり、行動が稚拙なのだ
アンドロイドたちが導かねば一瞬たりとも生き残れない環境では
観客たちはエイリアンの怖さからくる絶望感と戦っているのか、ガキんちょ達の
生存能力の無さからくる絶望感と戦っているのかわからなくなるのだ
ただ、エイリアンシリーズを愛している人たち(私もそのひとり)は観て置いて損はない
面白さとは別なのだ、このエイリアンの世界観に連れてっていってもらえることは。
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