エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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映画の進化はあるか?
結論を言えば、ドキドキ感は1作目に及ばない
アクションシーンは2作目に及ばない
しかし、安心して観れる内容(予想外が少ないため・・・)
科学の進化がもっとあってしかるべきか?
これ見たぞ!
予習として先日1を初鑑賞(大変良い作品だった)。そのため、中盤までシーンのあれこれが記憶に新しく「あーこれ1にあったな」てな感じ。とはいえ、小汚い宇宙船のアナログ感はとても好み。スイッチはパチパチいうしレバーは重いの、いいよね。
無重力イライラ棒(血液ver.)あたりから良かったな。
そして新種が!あなたオフスプリングっていうのね!キモい!キモい!成長が早すぎるところも笑ってるところも全部キモい!ママの匂い嗅がないで〜!やだ最高!
ラストまで1にしなくていいんじゃない?あれはお約束的なことなの?
単なるオマージュに終始する志の低い映画
「エイリアン」1〜4は、長編映画1から2本目の若手が監督し、いずれも自分の持ち味を活かしてフレッシュな作品にしてきた稀有なシリーズ。キャメロン、フィンチャー、ジュネ。どの監督も1作目の意匠を借りながらオリジナリティー溢れる作品に仕立てた。どの監督も誰かの真似なんかしなかった。
1作目を監督したリドリー・スコットも「プロメテウス」「コヴェナント」ではまったく新たな世界観を提示した。
ところが今作はどうだ。絵もセリフも過去作のつまみ食い。ラストにニューボーン擬きが出てきてニューボーンと同じような死に方をするに至っては、開いた口がふさがらない。過去作の台詞をキメ顔で言わせるのも、本当にしらける。
そうやって過去作のつまみ食いをするから、SFホラーとしてもアクションとしても中途半端。特に後半のアクションシーンは酷い。ふた昔前のゲームのムービーシーンみたいになってしまった。
良かったのは若手のキャスティングと美術。特に美術は素晴らしかった。宇宙船、宇宙ステーションの80年代のアナログSF感を出すのはとても難しかったはず。クリーチャー類の造形はいつも通りに良い。
せっかくいい素材揃えたのに、過去作を気にしすぎてもったいないというのが率直な感想。TVシリーズとかゲームだったら「あー、2のあれだ!」とか言って楽しめたかもしれないが、劇場でそんな安っぽいのは観たくない。
いつもと同じ安心感
基本プロットはいつもと同じ
ただ微妙にオリジナリティがある
・登場人物が今までに比べると全員若者(子供ではない)
・戦闘とホラーのバランスは丁度いい
・アンドロイドは序盤で脱落しない(もしくは完全に敵化しない)
など
ここ数作の中では間違いなく面白かった
気になる点を少し
・エイリアンの成長が異常に速い
・プロットが同じなので生存者と死亡者がすぐわかってしまう
でも中々キャラも立っていたので、続編に出てくるようにしてほしい
※他の作品ではリプリー以外、行方不明になるので
ファンイベントに感じてしまう
オマージュ的な要素が散りばめられ、ファンは喜ぶだろうが、エイリアンのコンテンツ自体がすでにイベント化されてしまい、一本の映画としては新しさを感じない。
大ヒットしシリーズ化され、熱狂的なファンがついているコンテンツは仕方ないのかもしれないが。
ウェイランド・ユタニ社が開発した、太陽の光が無い劣悪な環境のジャクソン星の鉱山で働くレイン(ケイリー・スピーニー)は亡き父が残した旧式アンドロイドのアンディ(デヴィッド・ジョンソン)と暮らしている。
レインは労働契約が終われば環境のいいユヴァーガ星に移住を希望していたのだが、ユタニ社に契約を不当に延長され途方に暮れていた。
そんな中、仲間が衛星軌道に放置された廃船にあると思われる冷凍休眠装置を盗み出してユヴァーガ星に脱出しようと持ちかける。
ここまでの流れはSF映画のプロローグとして面白い。
ただ、結局この廃船がエイリアンの巣窟で、いつもの追いかけっこサスペンスフォーマットが展開するという流れ。
エイリアンファンはさあ来た、というところで、それがエイリアンの真骨頂と言ってしまえばそうなのだが。
世界観は1作目を踏襲し宇宙船の造形、エイリアンの造形も素晴らしくファンは納得の出来ではないだろうか。
タイトルにもなっているギリシャ神話のロムルスを背景として掘り下げればストーリーに深みが出たのではないか。
旧式アンドロイドのアンディが準主役として出色。
AIは雇い主に従順であり、心があるわけではないが、人型である場合、心があるように錯覚してしまう危うさはサブテーマになっているように思えた。
そろそろフォーマットから抜け出す新しいエイリアンが観てみたい。
「集大成」という感じ
エイリアンシリーズは1〜4視聴済み、
ゲームは「アイソレーション」クリア済み、
「プロメテウス」「コヴェナント」は未視聴。
…という結構中途半端な立ち位置の私ですが、
今作は充分に楽しめたと思います。
あとで調べたものもありますが結構過去作へのオマージュがあったり、
「閉鎖空間でのモンスターパニックもの」
というエイリアン本来の持ち味が全面に押し出されていてかなり面白かったです。
反面、
「わかりやすい新しさ」
「"ホラー"というジャンル全体で見た恐怖度の高さ」
は細かい数シーンにしかないので期待しない方が良さそうです。
怖さも「ジャンプスケア(いわゆるビックリ演出)」ばっかりなので、
・「エイリアンアイソレーション」のように遠くからダクトを這う音で物陰に隠れる
↓
・怯えながらどこから出てくるのか登場人物と共に恐怖する
みたいなのはありません。
なので人によっては(私みたいに)あんまり怖く感じないかも……
あとはアニマトロニクスとCGを組み合わせて臨場感を出そうとしているのは分かりますが、
アクションシーンでの切り替えは結構ぶつ切りに組み合わせてるように素人目には見えるので、
「予算抑える為に頑張って臨場感出したな!」
という気持ちと、
「ここら辺は普通にCGで(或いはアニマトロニクスで)一貫した方が臨場感出せたんじゃね?」
って気持ちが混在しながら見てました。
いくつかケチつけましたが、
パニック演出や(話を聞くにコヴェナント、プロメテウスが評価されなかった)脚本のクオリティ、キャラ(特にレイン、アンディ、タイラー)への感情の説得力および感情移入のしやすさ、
総じて映画自体の完成度はかなり高めなので、
苦手でなければぜひお勧めしたい一作です。
エイリアン1.5
まず、ちゃんと1979年から見た2142年になっているのが素晴らしいです。
タッチパネルもBluetoothもなし、物理のインターフェースとテクノロジーが軋みながら融合したような、サイバーパンクの世界。
そして、無音の宇宙空間に散らばるノストロモの破片。そこから何かを回収した調査船の死亡フラグばりばりなビジュアル。
これは分かってる人が作ったなと、冒頭から唸りました。
監督はドントブリーズのアルバレスで、エイリアンとエイリアン2の間を埋めるという、全くアドリブを許されないプレッシャーの中、ばっちり纏め上げていてシンプルに凄いです。
ストーリーの展開に文句をつけるとすれば、冒頭の全身に電気が走るように不穏な演出から若者の人間ドラマに切り替わって、そこから再び事件が起きるまでが結構長いということでしょうか。
ツッコミたい要素もいくつかあります。
例えば、終始困り顔のアンディですが、首元に制御チップのスロットがあるのは、ちょっと気になりました。ロボット自身の手が届く場所に配置するなよと。
制御チップの立ち位置も気になりました。基本的な人格が全て入っているのか、いわゆる『目的』だけがセットされているのか。再起動後のアンディは『君たちは僕をアンディと呼ぶね』みたいなことを言っていたので、人格込みのチップなのかと思っていましたが、半身のルークはチップを取られた後も同じ感じで元気に話していたので、どっちやねんと少し混乱しました。
他には、ラストで眠るアンディを横目に『わたしが助けるからね』と航海日誌をつけるレインも、1ページだけ書いて早々に寝るし、関西人としては映画館にずっこけるだけの広さが欲しかったところです。
重箱の隅を突けばキリがないですが、いい映画でした。
続編があるとすれば、ユヴァーガまでユタニが来るよなとか、そのきっかけになるのは多分アンディ(アンドロイドだから、追跡装置的なものは絶対に入ってるはず)だよなとか、色々と妄想が捗る終わり方だったのもよかったですし、エイリアンシリーズでありながら、基本的な筋書きがドントブリーズと同じというのも、面白いです。
どうやら脚本を書いているのもアルバレスらしく、大御所に囲まれながらも、うまいこと得意分野をはめ込んだなと。
SFホラー❓なんだな(笑)、気を抜くとやられます。
初めてこのシリーズを劇場鑑賞しました‼️。
以前「コヴェナント」の劇場鑑賞を逃してしまってたから劇場でエイリアンが見れるチャンスが来たーっと予告を見た時にも嬉しかったですね😆。
時代設定が前作が見たのが遠いから思い出せないけどなんか「プロメテウス」からリセットされてるのかな❓、あまり過去作とは繋がりなく話は進むから、シリーズ知らなくても十分に楽しめると思います👍。
幼体の数が多くて虫感が凄いが恐怖は煽られました,思わず口元塞ぎました(笑)。
シリーズ恒例のアンドロイドも今回は主人公の弟、こちらもディズニーが観でるからなのか主人公と弟で肌の色が違いましたね、別に物語に影響はないしいいけどなんか勘ぐっちゃうね。
アンドロイドはもう一体いてまさかあのキャラ(ビショ…)か❓っと一瞬思ったが違いました💧残念😢。
でもプログミングされてることは同じみたいだったからなんとなくオマージュ的な感じかな。
エイリアンの血液も舞台が宇宙船だからいつも悩みどころだが今回はそんな攻略または伏線があろうとは…、よく物語をみてれば考えが予測つくかもね(笑)。
これはSFホラーであってる❓、まったく油断してたわけではないが最後に映像と音に心臓がギュンってなるよ😅。
でも字幕で仕事後でも眠くならずに鑑賞できましたし、エイリアンの劇場での迫力も堪能できたので良かったです😊。
全作のオマージュとオリジナリティの共存!
まさにエイリアン映画でありながら新鮮だった。
●シリーズ1〜4、プロメテウスなど全作の要素をオマージュしているだけでなく、巧妙かつ効果的に構成してあることに脱帽。シリーズ物はお約束をただ並べただけのつまらない内容になりがちだが、今作はオマージュしつつも新しい視点や、要素を発展的に使っている。
●無重力を使ったアクションや、フェイスハガーの群れ、アンドロイドのアップデートによる人間との確執など新しいアイデアを盛り込んで良かった。もうやりきった感があるエイリアンシリーズに、こんな新しい要素を作れることに感動した。
●SF映画としても楽しい。「ブレード・ランナー」要素もある。
エイリアンと戦いながらも、時間内に脱出しないと…というのはお約束だが、ただの繰り返しではなく小惑星郡が迫るというアイデアを持ってきたあたり、作り手の「オマージュだけど、繰り返しにはしない」という意気込みを感じる。
●エイリアン自体の新要素まで描いていた。フェイスハガーは目が見えない。宇宙空間に投げ出されても死なないなど。
作り手はさんざん「エイリアン」を研究したんだろうな。そのうえで新しい可能性を生み出した。拍手!
評価の分かれ目は原典の『エイリアン』との比較でしょうか
当方は、『エイリアン』のオマージュとして大変楽しみました!これっぽっちも退屈なシーンはなかったとは思います…。
その上でちょっと思ったのは、
①フェイスハガーが丹念に扱われ、折角のゼノモーフはあんまり恐怖をくれるヒマがなかった。
②今までにない若者を主人公にすえるために長々と時間をかけてたのでちょっと待たされた。(世界観は破綻してないので悪くはない)
③これも全くもって受け入れているが、原典の『エイリアン』をフィーチャーした予定調和の展開に安心もありつつ、そうですよねというストーリー展開。
まあ当方はこれらをポジティブに感じた鑑賞でした。
『宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない』までにはもう少しってところかな〜
エイリアン1.5
1作目の正統的続編ですね。時系列的には1と2の間なので「エイリアン1.5」というタイトルが分かりやすい。
そもそもこのシリーズに求めるのは恐怖と残酷シーンなので、哲学、神学を盛り込んだ直近の2作は酷く退屈なだけだった。「2001年宇宙の旅」に憧れるリドリー・スコットの気持ちも分かるけど、やるなら別のSFでやるべきだった。
そう言う意味で「ロミュラス」は合格。ハエ男の恐怖的(同じスタジオだ)なオチは正直途中で感づいてしまったけど、ヴィジュアルとしては最高にエグいものが見られて満足。
面白かったけど新鮮さもうない。続編はもういいかな?なのが正直な気持ち。
思い出に浸れる上質なPV
インディーズ味のある素敵な監督が撮るとあって個人的な心拍数爆上がりで、鑑賞前はフェイスハガー即ロックオンな感じでしたし、多少悩んだ末にIMAX鑑賞に踏み切ったのは正解(画面サイズもIMAX)でした。主人公も含めて"人間的倫理観"のゴリゴリな展開に辟易しなければもっと楽しめたのかな(必要だったとは思う)。それでも1~4が大好きな自分には有り難い位のご褒美ムービー。シリーズ1.5という立ち位置なので、「このあときっと正史の裏側をウロウロして4で合流するんだろうなぁ…」等と妄想を膨らませてワクワクしちゃいました。
実は点数はめっちゃ悩みまして。すんごい好きなんだけども「初見の人は?」とか「この監督のやりたい放題だったら?」とか色々と考えちゃいましたので参考程度ですし、気になったら映画館で(IMAXで)観るのが"吉"です。
令和のカバームービー
独自のストーリーラインはあるっちゃあるものの、新鮮味はほぼゼロ。過去のエイリアンシリーズのエッセンスと、令和ならではのあからさまなポリコレを取り入れた、恐怖の追体験。
このシリーズはやはり1作目が偉大すぎましたね。もういいでしょう。良かった点としては、終盤まで映像に質感が感じられたところ(ラストあたりはCG感ありあり)。劇場で観たため、緊張感が持続されたことでした。テレビや配信だったら暗闇の中に広がる静寂と恐怖が半減すると思うので、もっと点数は自分の中では低いと思います。
エイリアン入門編って感じ
エイリアンシリーズは全視聴済み。1~コヴェナントの円盤を所持し、数年に1回見直す程度のエイリアン好き。エイリアンの新作ということで、「どうやら1と2の間の話らしい」程度の事前知識のみで映画館へ。
簡単なストーリーとしては、地球以外の星にも移住しているのが当たり前の近未来。過酷な環境・労働下で働く若者たちが、他の星に移住するため惑星間航行に耐え得る「コールドスリープ」の設備を求めて、漂流した宇宙ステーション的なものに乗り込む。そこには異形の化け物が存在し・・・みたいな感じ。
なんだけども、まぁぶっちゃけてしまえば、所謂パニックホラーもの。宇宙ステーションやら惑星やらでエイリアンに襲われ、一人また一人とエイリアンに嬲り殺されていくっていうのが1~4通してのお約束のストーリー。そのため、冒頭の登場人物紹介みたいなシーンは「こいつが最初に殺されるのかなぁ」みたいな、ある種生贄品評会的な感じで見ちゃってOK。
本作の感想はレビュータイトル通り「エイリアン入門編」っていうのが正直なところ。「原点回帰」というほどの怖さは無く、「新作」という目新しさもない。というのも、(ここからはシリーズを視聴済みの方にしか通じないかもしれないが)ノストロモ号、アンドロイド、フェイスハガー、チェストバスター、ゼノモーフ、パルスライフル、最後は宇宙にポイ捨て・・・と、要素は散りばめられており、確かに「エイリアン」なんだが、1のような気味悪さや2のような銃撃戦、3のような成す術の無い絶望感や、4のような・・・う~ん4は何だろうな(AVPと前日譚2作は割愛)、とにかく、前述のような「良さ」があまり感じられなかったかなぁと思う。最後の人型もぶっちゃけ「妊娠してる」って時点で想像がついたし、4の焼き増し感がぬぐえなかった。
個人的に良かった点は、登場人物を若者にして、硫酸対策で無重力感の射撃のシーン。正直それぐらいかな。「つまらない」とまでは思わなかった。が、表現に困るが「エイリアンってこうだよね?」っていう、何というか「無難感」みたいなのが残念だったかな。
もし本作が初めての「エイリアン」で、興味を持った方がいらっしゃるなら、古い作品ではあるが是非過去作をご覧になっていただきたい。
定番のパニックホラー
展開が予測できてしまうところがあるくらいお馴染みの展開。昔から続いているエイリアンシリーズなのでそれは仕方ない。登場人物のケイが最後にあっさりと死んでしまうのが残念。
バターじゃなくてマーガリン
エイリアンを置いてけぼりにした、人間ありきの物語。
全てが薄味で、ガツンとくるシーンがまるでなかった…。
エイリアン観て欠伸がでるとはなぁ…。
まさかのモンスター登場!
『エイリアン』の続編ということで、期待感ありありで鑑賞!これまでシリーズは全部観ております!
いやー、面白かった!まさに古き良き一作目の良さと、現代の映像技術が良い方に融合した作品でした。これまでのエイリアンシリーズの中では、1番好きかな。
物語の設定や宇宙船までの展開はちと無理矢理感はあります。そこはまぁしょうがない。ただ宇宙船に入り込んでからは面白かった。
ちゃんと一作目を意識して作られているのも好感持てます。そして、エイリアンの特徴もかなり活かしている。あと芸術とも言えるおぞましい造形もしっかり忠実に再現。血液が酸と言うところも、餌にするため人間を集めるところもちゃんと活かしている!
が、この映画とんでもないモンスターも登場させてしまう。まさかの人間✖️エイリアンとは。。。かなりのインパクトですね。
迫力もあり、緊張感もありでかなり面白かったです。
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