「初代エイリアンのリメイクっぽい」エイリアン ロムルス ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)
初代エイリアンのリメイクっぽい
正確に言うと初代エイリアンを骨子にしてエイリアン2〜4,プロメテウス、コヴェナントのネタをふんだんに盛り込んだ一作になっています。
まあエイリアンシリーズを何も知らなくでも楽しめるホラー映画になっているのは初代をベースにしているからかも知れません。
IMAXで見たのもありますが、何と無く先の展開や驚かせ方がわかる中でも結構肝が冷えてホラーとしても面白かったです。
時はノストロモ号爆発から20年後(エイリアン2の前の話。リプリーはまだ宇宙を彷徨っている)、ノストロモ号を調査に来たウェイランド社の調査船は例の物を見つけるとトンボ帰り。
場所は変わってウェイランド社が開拓した鉱山の移民惑星で働いている女レイン。彼女の弟アンディ(父親がゴミ捨て場から拾ってきて修理したアンドロイド)の2人で奴隷の様な過酷な生活をしていた。太陽も見えない真っ暗な雲に覆われ、鉱山では毎日死人、劣悪環境で鉱山病や伝染病が蔓延。
別の星に移民申請するも会社の難癖でできない。
絶望的な状況の中、友人の小型貨物船乗りが貨物船をパクって友人達だけで他の星に行こうと誘った。小型貨物船はノストロモ号の様な巨大な宇宙船に鉱石を運ぶ為の物だが恒星間航行も可能。
だがコールドスリープ装置が無いので誰も脱出に使おうとは考えない。
所が仕事中に漂流している宇宙船を発見し、船の脱出カプセルのコールドスリープ装置を使えば大丈夫と言う。かくして脱出計画は発動し漂流宇宙船に向かうがそれは宇宙船では無く巨大な放棄された宇宙ステーションだった。脱出カプセルを奪う事には代わりないので侵入したら謎の溶けた穴と溶けて壊れたアンドロイドが…これ以上は言わなくても分かるよね?そう言う事だから。ここまでが導入部。
果たして彼らは別の移民惑星に向かえるのか?エイリアンの餌食になるのか?