ブルーエンジェルズのレビュー・感想・評価
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空撮の迫力満点
アメリカ海軍のアクロバット飛行隊ブルーエンジェルズの訓練の様子や航空ショーを綴ったドキュメンタリー、海軍協力の実写だからリアリティは凄い。
ブルーエンジェルズは1946年にチェスター元帥が海軍にも飛行隊があることを示すために創設、以後プロペラ機から最新ジェットまで長い歴史、本作に登場したのはF/A-18ホーネット、アクロバットの航空ショーは毎年4月から11月まで全米34箇所で70回以上行われるらしい。映画は主に 2022年のデモンストレーションチームのメンバーを紹介、演出やCGなしでパイロットの技能の壮絶さを見せてくれます。
アクロバット飛行と言えば日本でもブルーインパルスが有名、特に東京オリンピックでカラースモークで描いた五輪は今でも記憶に残ります。本作ではカラースモークは出てきませんでしたから日本独自のお家芸なのでしょうかね。
時速650kmで編隊飛行での機体の近接距離は45cmと言うから無謀でしょう、いくら全米から募った優秀な超ベテランパイロットたちと言えど事故も少しはあるようで映画でも2016年のジェフワース大佐の墜落事故を紹介していましたが基本、海軍のPR映画なのでマイナス面は控えめです。飛行中にかかる重力は7.5G、遠心加速器での訓練ではブルーエンジェルズ初の女性パイロット、アマンダ大尉も気絶していましたね。見どころは編隊飛行もさることながらコックピットから見える空撮の迫力でした。
本物のIMAXのための映像作品
タイトルなし(ネタバレ)
亡父に駄々をこねて、自衛隊の展示や靖国神社の展示には、連れて行って貰った。しかし、最後まで、ブルーエンジェルの曲芸は見る事が無かった。
サンダーバードの熱烈なファンとしては、ブルーエンジェルのアクロバット飛行が見たくてたまらなかった。
親父は「良く考えろ。人を威圧する殺戮の道具だぞ」と言っていた。
今は理解出来る。
ブルーエンジェルス。ブルーが背後の青空と一体になって美しい。味方の合衆国国民にとっては天使かもしれないが、敵にとっては、青い堕天使ダネッ。まぁ、敵に回したくない人達ダネッ。
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