「新海誠の映画のように」チャーリー taketakekiさんの映画レビュー(感想・評価)
新海誠の映画のように
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登場人物の思っている事をいちいち歌にしてバックに曲が流れまくる!
この映画の凄いところはチャーリーがドッグショーでやらかしてしまった時に、飼い主のダルマさんに謝る歌まで流れる所が凄かった。
畜生にそんな感情があるかどうか分からない( おい ) けど、少女の声で歌っていたからチャーリーの心情を歌っていたのは間違いない。
チャーリーの演技が日光猿軍団なみで、雪が大好きだと分かる氷の上ではしゃぐシーンや、ダルマさんが落ち込んでる時にそっと手を添えるタイミングとか、どうやって調教したのかが分からない名演技!中に人入ってないよね?インド人だったらやりかねないぞ。
近所の犬好きの女の子が可愛いけど、山岸涼子の漫画「 わたしの人形は良い人形 」 の人形にちょっと似てて怖かった。
とにかく、チャーリーをこれ以上ないくらい魅力的に撮るカメラワークはお見事で、犬なのに顔が笑っているように見えたのは自分だけではない筈。
一番感動したのは、映画の最後に流れるクレジットで「 保護犬を飼いましょう」 というメッセージを流したところは本当に動物好きなスタッフが製作したのが分かります。
保護犬って、飼い主がいなかったら殺処分されるんですよね?
保護犬は無料で貰えるんだし、ペットショップで車が買えるくらいの金払わなくて済むし、本当に動物好きなら殺される犬を救いたいと思わないのかな?
その辺どうなんでしょうか?愛犬家の皆さん?
動物好きな全ての人達にお勧めの映画です!
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