アビゲイルのレビュー・感想・評価
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“白鳥の湖”のなかで。
富豪の娘バレリーナの少女アビゲイルを誘拐した面識のない男女6人の犯罪グループに起こる話。
郊外の屋敷でアビゲイルを一晩監視、待てば多額の報酬が入るはずだったが、…アビゲイルから話を聞けば父は組織のボスで政界をも動かす実力者、…怯む犯罪グループのなか独りの男の死を機に焦り動き出す犯罪グループとアビゲイルの容姿に変化が…。
過去に息子の事で訳ありなグループ内の呼び名ジョーイと、子供であろうといざとなったらな他のメンバーと見せるなか、手錠の拘束を外してバレリーナの振りを入れてからの変身、逆に閉じ込められてるのは私達だったと気づいていくけれど。
変身して吸血鬼になってもバレリーナというキャラを崩さずターンや振りを入れながら人を追う姿がブレないキャラって感じで良かったし、少女アビゲイルの可愛さと怖さ、作品観てのハラハラもありで飽きずに楽しめた。
設定のおもしろさをもっと生かしてほしかった
予告に興味をひかれて公開初日に鑑賞してきました。鑑賞直前に見たレビュー評価がメッチャ低くて心配しましたが、思いのほか楽しめました。
ストーリーは、互いの素性を隠して集められたフランク、ジョーイ、ディーン、リックルズ、サミー、ピーター、サミーの6人が、指示役ランパートの計画のもと富豪の娘アビゲイルを誘拐して、郊外の館で翌朝まで監視すれば報酬を得られるはずだったが、アビゲイルが実はヴァンパイアだったため、誘拐犯たちの恐怖の一夜が幕を開けるというもの。
本作の紹介文ではアクションスリラーということでしたが、これはもう完全にホラーですね。ただでさえホラーは苦手なのに、さらに本作では何度も派手に血が飛び散りまくり、けっこうグロいです。でも、誘拐犯VSヴァンパイアの息詰まる攻防がおもしろく、おかげで最後まで興味深く鑑賞できます。
アビゲイルの正体、誘拐のために集められた6人の素性や共通点、指示役ランパートとアビゲイルの父親の正体、誘拐の目的、誘拐犯が閉じ込められた館の役割など、さまざまな謎をめぐる二転三転の展開がおもしろいです。これにジョーイと息子、アビゲイルと父親という二つの親子関係を絡める展開が、ちょっとだけ心に響きます。なんなら、こっちに力点を置いて、親子の深い愛を描くような物語に仕上げれば、もっと深みのある作品に仕上がったのではないかと思うと、ちょっともったいない気もします。
ただ、あまりにも血みどろのグロ描写が多くて、ちょっと気分が悪くなります。フランクの大量吐血マーライオン、ヴァンパイアの最期のスプラッター爆裂などは眼を覆いたくなり、鑑賞後は軽く疲労感を覚えます。あと、終盤で収束に向かって一気に話をたたみ始めるので、ちょっと感情が追いつかなくなってしまったのも残念です。ここは設定のおもしろさと結びつく重要なファクターだったと思うので、もう少し丁寧に描いてほしかったです。
それにしても、アビゲイル役のアリーシャ・ウィアーの演技が秀逸です。いたいけな少女と凶暴なヴァンパイアを見事に演じ分けて、血みどろの狂気を体現しています。中でも、首なし死体とのダンスシーンは、シュールすぎて笑えません。こんな演技と演出をさせて、この子の将来が心配になるほどです。
主演はメリッサ・バレラで、過去に傷をもつジョーイを好演しています。脇を固めるのは、アリーシャ・ウィアー、ダン・スティーブンス、キャスリン・ニュートン、ウィル・キャトレット、ケビン・デュランド、アンガス・クラウド、シャンカルロ・エスポジート、マシュー・グードら。
ストーリーが面白かった
互いに面識は無い、元刑事フランク、用心棒ピーター、ハッカーのサミー、元狙撃兵リックルズ、逃走車のドライバー・ディーン、医師ジョーイという仮名の6人が、指示役ランバートによって集められ、富豪の娘でバレリーナの少女アビゲイルを誘拐した。郊外の屋敷で少女をひと晩監視すれば5000万ドルの報酬が手に入るとの事だった。しかしその少女の正体は吸血鬼で、屋敷に閉じ込められてしまった6人は、吸血鬼に襲われ、次々と殺されていった。生きて脱出出来るのか、という話。
ストーリーが珍しくて面白かった。
たかが少女を誘拐するのに大人6人も必要か?なんて思ってたけど、少ないと殺される人も少なくなり盛り上がらないからあの人数になったんだな、と納得。
少し暗いが、大量の血が飛び散るからなかなかの迫力だった。
フランク役のダン・スティーブンスとジョーイ役のメリッサ・バレラが頑張ってた。
アビゲイル役のアリーシャ・ウィアーはバレエも上手かったし、ワイヤーアクションも良かった。ほんとは可愛いと思うので、これからに期待。
無敵すぎるヴァンパイア
血まみれは想定内だったけど
食べ物は大切に
指示役の男に雇われた互いの経歴も名前も知らない6人組が身元も知らないTiny girlを誘拐して巻き起こる話。
劇場で踊りリムジンで帰宅する少女をつけ、自宅の豪邸から拉致して指示役のいる屋敷に連れて行った6人が、身代金入手までの24時間少女を監視しつつ過ごすことになっていく。
少女の正体もわからない中始まって、なんだかヤバ〜い大物の名前が出てきてという流れがあるから、特報やフライヤーで吸血鬼であることを明かしてしまっているのはどうなんだろうとも思ったけれど、犯罪サスペンスだと思って観に行って吸血鬼の流れだと、確かにガッカリなんだろうなぁとも思うし難しいところ。
ちょっとクドいなと思うところもあったけれど、ニンニク&十字架の行とかとても良かったし、父娘の関係性とかもある意味リアルだし、ゴアっぷりもなかなかで面白かった。
「予告が素晴らしかった」
今週は混戦状況だがおすすめ枠
今年329本目(合計1,421本目/今月(2024年9月度)15本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
※ 時間調整のために「聖王国~」を見てからになりますが(戸松遥さん(ヴァイオレット~で、アイリスさんの声をあてていた方)のファン)、憲法論が絡まないアニメ作品は見てもレビュー対象外です。
少女を誘拐したのはいいけど、少女には秘密があって、誘拐した人みんなが発狂したり○されたりするストーリーです。R15なので注意です。
ストーリーが「いい意味で」単純であれこれ考えなくてもよいこと、またR15指定されている通りホラー映画であるという事情からストーリーについて深く考えることなく単純に娯楽として見ることができる点がとても良かったです。また、舞台の大半が「家の中」だけで進むので「ここはどこ?」というような迷いが少ないのもおすすめポイントです。
しいて言えば光の点滅シーンがやや厳しいかなといったところで(自信のない方は後方座席推奨)、それもまぁある程度の配慮はあります。R15指定ですが、一つ違い(=R18ではないのか)といったところはなかったかなといったところです。
R15という事情もあるので、「誰にでも」おすすめはできませんが、R15指定という事情から「極端に」厳しいわけではないので、迷ったらおすすめといったところです。
採点上特に気になる点までないのでフルスコアにしています。
ツボだった
予告見た雰囲気で説明ほぼ読まずに行きました B級作品として秀逸 ホ...
予告見た雰囲気で説明ほぼ読まずに行きました
B級作品として秀逸
ホラーとかより、
嘘と真実と裏切りと信頼の物語
え?そこ仲間なの?
え?そこ信じるの?
とか、そんなシーンが少なくなく、
あ、そこ信頼でいいのね?も、あり
設定もB級として悪くない
バレリーナにして踊らせるとか、
アホらしくて好き
70点ぐらい。何も知らない方が面白い。
期待してたんだけどなぁ
盛大な血祭り騒ぎ🩸
バレリーナの女の子がヴァンパイア🧛♀️で、誘拐犯にさらわれるという
設定がまずもって面白いと思いましたし、
チラシのビジュアルも秀逸、予告も面白そうに見れたことが鑑賞動機です。
私個人としてもヴァンパイアのミステリアスさが好きなので、楽しみに鑑賞しました。
前半の溜めが長いな・・・という印象ですが、
後半ジェットコースターのように、アビゲイルによる血祭りが凄まじく展開するので
ハラハラドキドキしましたね。
アビゲイルの子どもらしい可愛さと、ヴァンパイア全開時の恐ろしさのギャップが
すごく面白くてビジュアル的にも飽きませんでした。
アビゲイルを演じたアリーシャ・ウィアーもバレエ始めアクションも身体の柔軟さを活かした
見せ方が素晴らしかったです。
それから、ジョーイ役のメリッサ・バレラの主人公然とした佇まいも
かっこよかったです。
ヴァンパイア設定だけあって、噛まれちゃうとヴァンパイアになるんだなというのは、
サミー(キャスリン・ニュートン)が噛まれた後の見せ方でピンとはきていたものの
ほぼ全員ヴァンパイアになるとは思っておらず、途中で
「これ、全員ヴァンパイアになるんじゃね?ヴァンパイア戦争になるんじゃね?」と思いましたが、
噛んだ奴が死ぬと、噛まれたヤツはヴァンパイアにならないという設定も効いていましたね。
ヴァンパイアの苦手なものも、昔ながらの設定が踏襲されていて、それが希望にもなっているのですが、
太陽光を浴びたときのヴァンパイアの死に方が「ドッパーンっ」と弾け散り、周囲が血まみれになるのが
しつこいくらいで、最後半はもう笑いがでるくらいでした。私、頭の中で「ドッパーン」って言っていましたから(笑)
ヴァンパイアが悪いやつとして描かれているものの、アビゲイルがそうかと言われると、微妙なんですよね。
ヴァンパイアにはヴァンパイアの生きる世界があって、食物連鎖的な考え方をすると、
まあ、人間が弱いので食べられちゃうんだなと何故か冷静に受け止めていました。
締め方も嫌いじゃないですし、鑑賞後感もよかったので、私としては◯です。
ちょっぴり残念だったのは、キャスリン・ニュートンが少し『スイッチ』のときと印象が違ったことです。
『スイッチ』のときの彼女が好きだったなぁ。
もっと欲しかったかも
バレリーナでチュチュを着たまま誘拐した少女が実は吸血鬼だったという面白くならないはずがない最高のシチュエーション。
クルクル回ったり跳ねたりしながらのバトル!考えた人は天才か。
どんな斬新な◯され方をするのかドキドキしながら観てたが、なんと最初の被害者2人の直接的な◯戮シーンは見せずで本当にガッカリだった。
※これは後に述べる理由も影響しているとか?
意味ありげな佇まいの古い洋館も、もっと色々なカラクリがあっても良かったのではないかと思うほど捻りがない。
サバイバーフラグが早い段階で立っており、結果その通りだったのも素直すぎ。
あの人(ジョーイだっけ?)なんであんな完璧なプロファイルができるんだっけ。
サミーはゆうちゃみそっくりだった。
唯一最初から自分の好みで注目してたディーンはヤク中感がえげつなく、セリフを喋るだけでも笑いそうになったのだが、調べてみたらこのアンガス・クラウドという役者さんは昨年の7月に25歳で亡くなったそう。
しかも薬物の過剰摂取の可能性があるとのこと。
マジもんだったんですね。
ご冥福をお祈りします。
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