アビゲイルのレビュー・感想・評価
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ホラーはやっぱり怖い
ホラーが苦手なので怖かった~
でも結構なドタバタ劇で、シリアスではなくアビゲイルのゲームとして物語が進行している。
それはそれで絶望的ではあるが、エイリアンのような雰囲気が幾分緩和される。
さて、
ヴァンパイアというジャンルは、やっぱり面白い。
フランシスココッポラ監督の描いたドラキュラは愛の裏返しだったことが素晴らしかった。
この作品のアビゲイルは人間だったことで、愛というものが残っている。
ジョーイが息子を想う気持ちに寄り添うことができる。
ジョーイはフランクに噛まれたにもかかわらずヴァンパイアにならなかったのは、嚙んだ本人が死ぬことでリセットされるのだろうか?
それともアビゲイルが何かしたのだろうか?
この解釈を視聴者に委ねているのが面白いポイントでもある。
そもそもニンニクも十字架も効かない。
しかし木の杭と太陽光は弱点だ。
アビゲイルが言ったように、本当のヴァンパイアになるには時間や経験が必要になるのだろう。
急に変身した者は弱点の攻撃によって爆発するように砕け散ってしまう。
脆い。
しかし怖い。
アビゲイルのゲーム 「食べ物で遊ぶ」こと。
600年も生きているとそうなってしまうのだろうか?
そして、
ヴァンパイアを乗っ取ってしまう計画
この作品の伏線 「計画」
最初からずっと何らかの計画によって物語が進む。
ボスと名乗るランバードの計画がヴァンパイアを倒して自分が頂点に立つことだった。
「父」のラザールは人間の考えなど疾うに知っているのだろう。
だからヴァンパイアを量産しないのだろう。
しかし娘のアビゲイルをヴァンパイアにしたのは、やはり一人では寂しいからだろうか?
アビゲイルの遊びを擁護しながらも端然と自分の管理できる範囲の中で遊ばせている。
まさに悪魔の頂点的存在。
今まで見たことのなかったアビゲイルの行為に、迷いながらもジョーイをリリーズした。
その際した手の甲へのキスという紳士的な行為が、ジョーイが人間だったからかもしれない。
あの瞬間ラザールはジョーイの匂いを嗅いでいた。
ラザールは登場したときに牙を出していたが、あれこそヴァンパイアの攻撃的になる時の変身。
そして、アビゲイルとジョーイが共同でフランツを倒した瞬間、すでにアビゲイルには攻撃的な牙はなかった。
フランツに傷つけられたジョーイの肩もそのままだった。
フランツは単に嚙めばヴァンパイアになると思っていたのかもしれない。
実際にはもう一つしなければならないことがあるのだろう。
ラザールはジョーイがまだ人間だったことに驚いたのかもしれない。
変化しないはずのアビゲイルの変化にも少し驚いたのだろうか?
「帰ることだ。そろそろ時間だからな、ディナーの」
人間の女性の匂いが、ラザールの空腹感を呼び起こしたのだろう。
最後にジョーイが「何なの、これ」と言いながら去るシーンは、視聴者の声の代弁だろう。
もう一つ何か起きそうな外の雰囲気
なくなったと思っていたキャンディがもう一本あったのは何故だろう?
非常に意図的で意味深だが、答えが描かれていない。
薬物依存症だったジョーイの慰めが飴であることが描かれている。
でも途中でなくなってしまったにも拘らず、もう一本あった。
ジョーイに残したミステリーは、次回作を匂わせているのかもしれない。
また、
アビゲイルはまた新しい遊びという「計画」を立てるかもしれないし、ラザールの秘密にも興味が尽きない。
ヴァンパイア作品はかなりの数があると思われるが、これもまた面白かった。
個人的にはコッポラ監督の「ドラキュラ」がNo,1
「インタヴューウィズヴァンパイア」がNo,2
以下甲乙は付け難いが、この「アビゲイル」「トワイライトシリーズ」もよかったし、「ヴァンヘルシング」もいい。
とにかくヴァンパイアと聞けば見てしまう。
隠れた佳作
闇バイトには気をつけよう
吸血鬼を描いた話は大好きなので、楽しみに見たんだけど、私の好きな吸血鬼はもう少し綺麗でいて欲しかったです(笑)
お食事シーンは汚いし、吸血鬼になった時の顔ももうちょいキュートでいて欲しかったです。
歯が汚くなってしまうのが特に残念でした。
ストーリー展開は、前半は女の子が正体をどんな風に表すのか、ドキドキ感があって良かったですが、ダンスしながらは笑ってしまいました。
おもしろいんだけど、私はいらないかなぁと思ってしまいましたね。
ラストの展開は意外だったので、そこはなかなか考えられてて良かったです。
吸血鬼が滅びるときは、大爆発で派手すぎてびっくりです。
太陽光を浴びても燃えなくて、爆発です💥
部屋と身体が血みどろで汚れすぎ(笑)
ツッコミどころがあるB級ホラーだけど、まあおもしろく観られました😊
「闇バイトには気をつけよう」ですね。
まあー犯罪やけど(笑)
踊るバンパイア
誘拐した少女がバンパイアだった!
面白い発想で、暴れっぷりも爽快だった。
アビゲイルを主人公として観たら愉快で面白かったけど、
人間たちが愚かすぎた。
あんな恐ろしい屋敷で別々に行動するなんて
どうかしてるぜ!言わんこっちゃない!!
自分から死にに行ってるみたいな展開は
リアリティーがなく、そうはならんだろう!と
思わず突っ込んでしまいました。
同情を誘う過去を喋らせても、アビゲイルを主人公として
観たら、死のフラグが立ったな、笑っちゃうぜ!と
言う感じでした。
陽を浴びたら爆破したり、
バンパイア化する時に大量に血を吐いたり
迫力がありました。
ラスト付近の展開は続編を意識したのでしょうか?
突然のキャラ変や新キャラ当時で驚きました。
誘拐した少女は、ヴァンパイアだった…
原題
Abigail
感想
誘拐犯の大誤算。
5000万ドルの人質となった少女は、恐ろしい吸血モンスターだった!
『M3GAN/ミーガン』のユニバーサル・ピクチャーズ×『スクリーム』のレディオ・サイレンスが放つ脱出不能のサバイバル・アクションホラー!
テンポもよくなかなか面白かったです!
グロいシーンや血飛沫は大好物でしたし、クスッと笑えるところもあって良かったです!
BGMが白鳥の湖でアビゲイルとのバトルは印象的でした!
アビゲイル役のアリーシャ・ウィアー最高でした!
女性陣のビジュアルよかったです。
大きいお屋敷、人体爆発、血まみれヒロインはどっかで見たことあるなと思ってたらレディ・オア・ノットの監督でした。設定は違いますが似ているものを感じました笑
ディーン役アンガス・クラウドの遺作になりました
アンガス・クラウドを追悼して
※踊る吸血鬼
※「そして誰もいなくなった」
アビゲイルに阿鼻叫喚の嵐
劇場鑑賞をスルーした作品。予告編を見て私のアンテナが反応した、劇場鑑賞は見送るのが無難だと。今回配信にて鑑賞し見事的中。
そもそもキャサリン・ニュートンが出てる映画にはハズレが多い。ご本人はとてもかわいらしくて好きな女優さんなんだけど、いかんせん出る映画出る映画つまらない、特に最近の作品ほど。
なぜ劇場鑑賞スルーしたかというと誘拐した少女がバンパイアだったという出落ち映画であり、それを予告編でネタバレしていたというのもあるが、その出落ちから物語は広がらないだろうという予想したから。今回鑑賞してほんとその通りだった。
バンパイア映画もゾンビ映画、サメ映画同様やりつくされていて様々な工夫をして何とか面白くしようというのもわかるけど、今回の意外性あるアプローチは「フロムダスクティルドーン」ですでにやっちゃってるしねえ。
物語も先が容易に読めてしまうし、というか結末がどうなろうと興味も失うほどもう一つ物語に興味もわかない。
何百年も生きてきたアビゲイルが父親に愛されておらず寂しくてこのようなゲームをしていたんだという設定で、最後にはジョーイに心を開いたような結末を迎えるけど、アビゲイルが彼女をそこまで慕うような場面はそもそも描かれていないし、なんか無理やり最後はいい話にまとめたような。
実はキャサリン・ニュートンが出てるとは途中まで気づかなかった。ずいぶんかわいい子だなと思ってたら彼女だときづいて、これは失敗かなと思った。ダン・スティーブンスもこういうB級映画はすっかり常連の相変わらず線の細い男前。
クライマックスにかけてどんどんつまらなくなる作品はほんとどうしようもない。まだ前半は面白く見れたんだけど後半はとにかくグズグズだった。
もうバンパイア物のアクション映画はやりつくされていて何を見せられても面白いとも思えない。よほど斬新な設定にするか、シリアスな人間ドラマにするかしないとだめだと思う。
本作は杭を打たれたり、陽の光を浴びると体が爆発するとか、なんとか差別化を図ろうとしてるみたいだけどそれも斬新とまでは言えないし。
バレエを踊りながら人を攻撃してくるアビゲイルのキャラクターも悪くはないけど、これもミーガンの二番煎じみたいだったし。せめてミーガンくらいキャラに魅力あればよかったんだけどアビゲイル役の女優さんが魅力なかったのも大きい。
ちなみに作品最後にアンガス・クラウドに追悼という字幕が出るけど、誰?と思ってキャスト調べたら最初に殺されたソシオパス役の俳優だった。なんと25歳で亡くなったとのこと。お悔やみ申し上げます。
バレーを踊るバンパイア
凄いの見ちゃったぞ!
生き残るのは誰だっ!
かわいい女の子が実は〜〜っていう映画。 予告でわかってたから驚きは...
久しぶりに面白い吸血鬼映画
何度か鑑賞してはガッカリする事の多いヴァンパイア映画だが、久しぶりにクスッと笑えて楽しめる作品に出会えた。アビゲイルはヴァンパイアというのは分かった上での鑑賞になるが、それでもしっかりとヴァンパイアとしての能力を発揮してくれる為、見飽きる事なく最後まで楽しめた。アビゲイルの容姿が子どもという所がやはり大きく、怖くて可愛いという最強ギャップに心を撃ち抜かれる事必須である。人間とヴァンパイアどちらを応援するべきか悩むところだが、どちらも憎めないキャラの為あの手この手で繰り広げられる攻防戦をただひたすら楽しめば良いのだろう。それでも人間側はいわば犯罪者であり、ホラー版「ホームアローン」としてスカッとする描写もあるのも事実であるが。コミカルな演出もある為、ホラーを観るというハードルは下がるが、グロい所は全力の為、R-15+の所は忘れてはいけない。
登場人物らが抱える物語も現代風の作品らしいものだが、ヴァンパイアの描き方は古くからあるヴァンパイアそのものであり、弱点を付いたバトルシーンは見応えがある。ここら辺は現代のテイストと古の存在が上手く合わさって良い味付けになっており、どちらかに傾倒する事なくバランスが良かった。早速続編の計画がある様だが、このテイストがまた味わえると思うと楽しみである。
ストーリーの発想はいいが
ホームアローンのホラーバージョン🤣
夢が遂に叶いました👼
ホームアローンは悪いオッサンに痛い事とかをするのをギャグにしてるけどあんなん演出次第でホラーやんけ
とずーっと思っていて悪い大人をボコボコにする子供が出てくるホラーを待ち望んでいたら遂にアビゲイルが登場ですよ🔥⤴️(ザ・チャイルドとかあるんだけどね)
マジでイチイチ笑わせて貰ったし🤣😂
念願て叶うんですね👌
偏差値低めの内容だけど完全にどうでもいい系のやつは逆に気持ちいいです😘
ホラーってこういうのでいいんですよマジで🥰
あとパツキン目ん玉クリクリ姉ちゃんどこかで見た事あると思ったらホラー版転校生(スイッチ)に出てた主人公の人ですやん‼️
小さい女の子にビビりまくって全力でイカついオッサンが逃げてフルボッコでザックザクとか最高に面白いです😂
マジで演出のセンスあり過ぎで終始爆笑でした🫡
ここまで爆笑し続けたホラーはヴァチカンのエクソシスト以来です✝️🩸
アビゲイルちゃんが顔演技めちゃくちゃ凄くて良い演技してましたねえ!それと意外にセットとか美術も凝っているしセピア調の色彩の映像とか中々雰囲気もあるしそこは真面目に作っているのも好感度高いですしドントブリーズのオッサンの娘がアビゲイルだったら二人で一夜で600人くらい殺せますね🪦👻
シリーズ化して40年くらい毎年公開してよね🥰
意外としっかりとした良作
踊る吸血鬼
謎の指示役に集められた面識も素性も本名も知らない6人の男女。仮名として、フランク、サミー、ディーン、ピーター、ジョーイ、リックルズ。
知ってる人ならピンと来る“悪ガキ集団”で、ある犯罪計画を…。
昨今日本中を騒がしている“アレ”のような。
ならばそんな許し難い犯罪とグループに天誅!
一人のバレリーナ少女を誘拐。
少女の父親は“大富豪”。身代金は5000万ドル。
誘拐は成功。後は隠れ家に監禁し、身代金が支払われるまで一晩監視し、それを山分け。
楽勝な仕事…の筈だった。
医学の心得があるようなジョーイが少女のケア役。
少女の名前“アビゲイル”を聞き出すなど怯える彼女を気遣うが、アビゲイルの口から意味深な…。“お気の毒に”。
不審に感じたフランクがアビゲイルの父親の正体を聞き出す。
アビゲイルの父親は、政界にも通じる巨大犯罪組織のボス。
その配下に謎の殺し屋がおり、人間離れした残虐な殺し方を…。
途端にヤバい事態に陥った事を知る。ヤベー奴に手を出してしまった…。
すでに遅かった。一人(ディーン)が惨殺される。
娘を誘拐されたボスと殺し屋の魔の手が…。
否。本当の“恐怖”はそれではなかった。
アビゲイルの正体は…
って言うか、もうポスターでネタバレしちゃってる。
伏せて知らないで見たら驚きの展開だったろうが、人目を向かせるのは難しかっただろう。
敢えてネタバレする事によって、人目を引くインパクト。
分かった上で見てもちゃんと面白い作り。B級風味が乙。
アビゲイルの正体は、吸血鬼だった…!
誘拐し、怯える少女。
しかし、少女の正体は吸血鬼で、次々と血祭りに上げられていく…。
怯えた顔で“獲物”を品定めしていたかと思うと、怖っ…。
バレリーナでもあり、襲い掛かる時は優雅に踊って。吸血鬼映画の歴史も長いが、まだまだ“新種”現る。“踊る吸血鬼”!
見た目は少女だが、1000年以上生きている。頭も良く、か弱い少女のフリをしたり、言葉巧みに仲間割れを誘発させようとしたり。
弄ぶかのように、ジョーイらの本名や素性や各々抱える苦悩を暴露し、揺さぶる。
優雅に踊り、狂暴な顔付きになって、鋭い牙を剥き出しにし、ガブリ!
血で塗れた顔でニヤリと笑うアビゲイル役のアリーシャ・ウィアーの凄み。
(『マチルダ・ザ・ミュージカル』の女の子だったのか…!)
“獲物”6人もそれぞれキャラ立ち。
冷静そうであったり、不敵そうであったり、小生意気そうであったり、頭の鈍そうなでくの坊であったり。早々の殺され役や頼れそうな人物も呆気なく…。
次第に各々の素性も分かっていく。その中にも油断ならぬキャラを配置。その傲慢さがラストの思わぬ展開に繋がる。
犯罪に加担してしまったが、ヒロイックな存在も居ないと話は盛り上がらない。
メリッサ・バレラの美貌と格好良さ。『イン・ザ・ハイツ』『スクリーム』では露出のある格好だが、今回それを隠しても、抜群のスタイルと魅力は隠し切れない。
やり取りはチクチクピリピリギスギスで、ブラックユーモアも孕む。
テンポ良く、スリルあり、分かり易さも良し。
まさに“出血”大サービス! グロや血の量はたっぷりと。
『スクリーム』のマット・ベティネリ=オルビンとタイラー・ジレットの監督コンビのツボを抑えた作り。エンタメホラー・クリエイターとして暫く安泰だろう。
そもそもがネタバレ映画なので、ラストの展開もちょっとネタバレ。
フランクが吸血鬼化。傲慢と欲望爆発し、アビゲイルやボスを殺して、俺が全てを手に入れる。
阻止する為に、ジョーイとアビゲイルが組む。
あ、アビゲイルの脅威から生き延びるサバイバルじゃないんだ…。意外性はあったが、アビゲイルがずっと脅威のままの方が良かったかな…。“踊る少女吸血鬼”はやはりインパクトあるし。
最後はちょっとエモーショナルに。
ジョーイは長らく会えていない息子への愛。
アビゲイルも実は父親への愛を欲していた。
最後にその父親が登場。犯罪組織のボス…いや、父親も吸血鬼。
アビゲイルを吸血鬼にした張本人。それぞれの時代で様々な呼び名が。“ド◯◯◯ラ”とか…?
古くから暇を持て余した吸血鬼父娘の遊びの場になった生け贄の館。
唯一アビゲイルと通じ、生き延びたのはジョーイくらいか…?
次は誰が吸血鬼少女の流血ダンスに誘われるのか…?
B級類いでスマッシュヒットし、批評も上々だったから、続編も作られるだろう。
と言うか、続編求ム!
だって、予想以上に面白かった~。
全141件中、21~40件目を表示













