劇場公開日 2025年4月4日

「想像を超えるスマート脳筋アクションだった」アンジェントルメン somebukiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5想像を超えるスマート脳筋アクションだった

2025年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

オンライン試写会で視聴。

監督は「シャーロックホームズ」「アラジン」のガイ・リッチー監督。

話は・・・
1942年第二次世界大戦の最中、イギリスのチャーチル首相によって結成された非公開の特殊部隊の話。勢いに乗るナチスに対抗するため、めちゃ強い潜水艦のUボートを無効化するために挑む物語。

さらにこの物語の主役であるガス・マーチフィリップス は007のモデルとなっているらしい。

まず、見終わって感じたことは
スパイアクションって聞いていたけど、想像を超えるスマート脳筋アクションだった。
スマートなのか?もはやゴリ押しなのか?

ゲームでもなかなかこんな脳筋プレーはできひんぞってくらいゴリ押し。
そして、こんな簡単でいいの?ってくらい強い。

とにかくスマートに敵を倒して過ぎるシーンが脳から離れないので、もっと熱量を見せてくれ!!って思わずいいたくなるくらい(褒めてます)

全体としては、映画にするのが最適だったのかな?って正直感じた。

話の内容は非常に興味深く、個性なメンバーを揃えた潜入アクションなので、オーシャンズ11好きな自分にとって期待値が高かった。

ただ個性的なメンバーの要素も浅い。
さらに潜入にもっとも大切な要素「緊張感」を微かにしか感じられなかったのが残念。
おそらく結構長尺の物語を120分に収めるとなった際にスマートアクションに絞った結果と思った。
もう少しスパイ要素、緊張感が欲しかったので、表現するにはドラマシリーズくらいが丁度いいのかなって思った。

ただ、この内容を何も考えず、スカッと見える作品に仕上げたのはさすが。

あと、冒頭の映画タイトルの表示され方に笑った。
どんなタイミングで表示させてんねんって思わず笑ってしまった。

somebuki