夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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レクター博士ほど怖くない!!
簡単なストーリー説明だけで見ました。
重いテーマなのに伏線を上手くはって最後に種明かしをする。法律の盲点をつくこの作品は、品川真珠の演技がすべてです。真珠と言う人物を理解して溶け込まして演技する。難しい役を大変だったと思います!夏目アラタのタメ口が上手く思いを伝えてると思いました。
裁判映画はヒットします!!
そうか…こういう映画だったのか…
そうか…こういう映画だったのか…
それが観終わった時の感想。
黒島さん頑張ってたけど、もうちょっと気味悪さを終盤まで引っ張ってもらっても良かったかな。
あと堤監督という事で、勝手に期待しすぎた感じもある。
原作漫画を読みたくなった。
品川真珠の居場所
予告を見た時からずっと気になっていた本作。公開初日に、仕事帰りに先に「エイリアン:ロムルス」を観てからの最終上映回での鑑賞となりましたが、睡魔に襲われることなく、最後まで引き込まれる内容でした。
ストーリーは、逮捕時にピエロのメイクをしていたことから「品川ピエロ」呼ばれた、連続バラバラ殺人事件の犯人で死刑囚となった品川真珠から、まだ発見されていない被害者の首の隠し場所を聞き出そうと面会に訪れた児童相談所職員・夏目アラタは、真珠の警戒心を解くために咄嗟に結婚を申し込み、その後も面会を続けて交流を続けていく中で、真珠は少しずつ事件のことを語り始め、意外な事実が明らかになっていくというもの。
バラバラ殺人事件の真相をめぐるサスペンスとして、最後まで予断を許さない展開がとにかくおもしろいです。加えて、殺人容疑のかかる品川真珠の哀しき生い立ちをめぐる物語としても、考えさせるものがあります。また、夏目アラタと品川真珠の二人の関係を描くラブストーリーとも見ることができますし、夏目アラタが自身を見つめ直す成長譚としても見応えがあります。こんな感じで、殺人事件の真相を追う中に、さまざまな要素を盛り込んでいるところに魅力を感じます。
そんな重層的なドラマを描く演出として、拘置所の面会シーンが効果的に描かれています。アラタの内言によって、観客は彼の視点と同化するように没入できます。品川真珠の漆黒の闇のような瞳が印象的ですが、真珠の狙いは何なのか、事件の真相はどうだったのか、その瞳からはなかなか読み取れません。逆に、気を抜けば彼女の深淵に飲み込まれそうな恐怖を覚えます。
当初は真珠をうまくそそのかして情報を得るつもりだったアラタ。死刑囚マニアの藤田の忠告を受け、自身も警戒していたはずなのに、気づけば真珠に翻弄され、いつのまにか取り込まれてしまいます。その過程こそが、本作最大の見どころではないでしょうか。果たしてこれは緻密に計算された罠にはめられたのか、真珠の境遇への同情がそうさせたのか、それとも彼女への純粋な思いからの行動だったのか。いずれにせよ、その根底には自身の居場所を探し続けた真珠への無償の愛があったように思います。アラタの心に去来するものを思うと、なんだか温かいものがこみあげてきます。
主演は柳楽優弥さんと黒島結菜さんで、この二人だからこそ作り上げることのできた世界観に圧倒されます。特に黒島結菜さんの一皮むけた怪演は、観る者に強烈なインパクトを与えます。これを受ける柳楽優弥さんの柔軟な演技が、それをさらに引き立てます。脇を固めるのは、中川大志さん、佐藤二朗さん、丸山礼さん、立川志らくさん、市村正親さんら。
狩野英孝に見える(笑)
今週見たいのが一斉に上映されたから見れた内の一つです☺️。
原作は未読ってかあるの知らんかった😅。
殺人罪で捕まった真珠、2年の黙秘を続け獄中にて文通のやり取りをしていた被害者の子供。
身分を偽り身近にあった児童相談員名刺、夏目アラタの名前を使いやり取りをする内に真珠から会いたいとの申し入れがあり事情を知ったアラタ本人が獄中の真珠に合う事で物語が始まる。
だいたいこんな感じのスタートやったけど、面白かったです😊、最初のほうはアラタの心の声もあり会話のやり取りも心理戦みたいな感じもあり引き込まれました(実際はアラタが深読みしすぎてただけだが)。
真珠の黙秘の理由、やたら臭いをかぐ動作、真実がわかってくる事に伏線回収みたいな流れもあって良かったです😁。
役者さんはタイトルにも記載しましたが柳楽さんがどうしても狩野英孝さんに見えてしまって仕方なかったが物語を鑑賞する上では気にならなくなりました。
真珠役の黒島さんの歯はCG的なものでの加工かな〜❓えらいリアルだったけど凄かったな💦。
メインで良かったのは中川大志さんカッコよかったのと、丸山礼さんも可愛いかった☺️コントやったりしてるから女優もいけますね👍。
「あんのこと」以来におみかけした佐藤二郎さんもちょい役ながら存在感ありましたよ、立川志らくさんばりに(笑)
今日早起きしてしまったから、かるい中だるみのときに一瞬落ちた(笑)から配信されたらまた観ようと思います(笑)
究極の恋愛映画?
コミックスの原作は読んだことが無く、予告編だけの知識しかなかった私です。なので「夏目アラタ」って、ヒロインの名前だとばかり思っていました(笑)
お話の進み方は拘置所の面会での会話がメインです。、ヒロインとアラタの探り合い、騙し合いが観ているものの緊張を呼び、プチ「羊たちの沈黙」のようでした。阿部サダヲの「死刑にいたる病」もそうですが、犯人が出す「謎解き」をクリアしていき物語が進むというパターンが増えましたね。
この作品の最大のトリックには驚かされたのも事実ですし、彼女の提示する一つ一つの課題をクリアしていくことで成り立つ
究極の恋愛映画であり、ハッピーエンドだと思います。
クソつまらない!!!
原作は読んでおりません
だから純粋に映画だけの感想ですが、真相が分かるにつれて?が増えていき、最後まで荒唐無稽なクソつまらない映画でした
原作どおりでないなら脚本家の責任で、この作品についていえば役者に罪はありません
目ヂカラに引き込まれるスリリングな心理戦
『夏目アラタの結婚』の予告編を見たときは、正直それほど興味をそそられるストーリーではありませんでしたが、夏目アラタ役の柳楽優弥さんの演技が気になり、劇場へ足を運びました。観てみると、品川真珠役の黒島結菜さんの演技も素晴らしく、特に印象に残りました。
映画全体を通じて感じたのは、登場人物たち全員がどこかしらに異常性を持っているということ。しかし、その異常性は私たちが生きる現実社会にも通じる部分があり、全くの非現実とは言い切れないところが怖くもあり、面白くもありました。実際、誰しもが多かれ少なかれ異常性を内に秘めているのではないかと考えさせられました。
物語の展開は、アラタと真珠が面会室で顔を突き合わせるシーンが中心。1回の面会は20分で、その時間の中で2人が繰り広げる駆け引きや心理戦がスリリングでした。アクリル板越しに交わされる会話が、単なるやり取り以上の深みを持ち、次第に2人の関係がどのように変わっていくのかに引き込まれていきます。
ストーリー自体は重い内容ですが、テンポが良く、飽きることなく最後まで楽しめました。特に柳楽優弥さんの目ヂカラに引き込まれますね。生まれ持った目ヂカラも才能だと感じます。
唯一残念だったのは、品川真珠の子役と成長後の黒島結菜さんの顔立ちがあまりにも違いすぎた点です。もう少し似た雰囲気の子役がキャスティングされていたら、物語への没入感がさらに増したかもしれません。
全体として、予想を超えるスリルと緊張感に満ちた作品でした。柳楽優弥さんと黒島結菜さんの圧巻の演技が光り、物語に対する興味が薄かった当初の印象を覆すこととなりました。
若い女性向けのスィーツ作品といえるけど、あの歯茎では女性客は多分呼べない・・
男性漫画誌掲載作品とのことだけど、ある意味若い女性向けのスィーツ作品だと思う。
でも、ヒロインの歯茎は対象となる客を遠ざけるのでは・・
ヒロインの主張がコロコロ変わるが最後のものが真実ならつじつま合わないところ出てくるなあ。
あと、上訴権の放棄についてイマイチわからなかったけど、適応法体系が変るっていうこと?だとすると演出うまくない(ネタバレ避けて書くのはムズイなあ)
良くわからないところを確認するため観客にもう一度劇場に足を運ぼうと思わせる作品は良い作品だと思います。
(ただ、冒頭の「X」の伏線が最後に回収されるあたりはちょっと苦しい・・)
予告編からは想像できなかった奇跡の作品
「死刑囚と結婚」という設定に加え、予告編映像もかなりインパクトがあった。一方で、リアリティーに疑問符が付くので、「どうなのかなあ・・」と思いつつも、柳楽優弥と黒島結菜はいずれも割と好きな役者なので、「まあ、観てみよう」とあまり期待を持たずに観賞。
【物語】
児童相談所職員・夏目アラタ(柳楽優弥)は、世間を騒がせた連続殺人事件の遺族から相談を受ける。 事件の犠牲者の男の息子である小学生の少年が、一審で死刑判決を受けて控訴中の容疑者品川真珠(黒島結菜)と文通していたと言うのだ。 文通の目的は殺された父親の首が見つかっていないため、その隠し場所の情報を得るためだったが、被害者の息子であることを隠すためにアラタの名前を騙って手紙を出し続け、しかも最後の返信には「アラタに会いたい」と書かれていたため相談されたのだった。
アラタは当惑したが、少年に「お父さんの首の在りかは俺が突き止める」と約束して、拘置所を訪れる。いよいよ面会に臨むが、現れた真珠に驚く。報道されていた品川真珠は醜く太った容姿であり、世間では逮捕時の異様な化粧から「品川ピエロ」と呼ばれていた。しかし、目の前の真珠は美少女だった。不揃いの歯を除けば。一方、真珠もアラタを前に、「思ってたのと違う」とだけ言い捨てて面会室から出て行こうとする。少年との約束を果たせなくなると焦ったアラタは、咄嗟に獄中結婚を持ち掛ける。
数日後真珠の弁護士宮前(中川大志)がアラタの前に現れ、真珠の記入・捺印が済んでいる婚姻届けを見せる。咄嗟の思いつきで言ったことでもちろん本気ではなかったアラタだが、後に退けなくなる。 アラタは拘置所に通いながら宮前と共に事件の真実、真珠の本心を知ろうとする。
【感想】
これは、想像していたよりずっと面白かった。
まず、観賞前の不安要素“死刑囚と結婚”について、「こんなのあるわけないだろ!」にならなかったことが大きい(ちなみに真珠は一審で死刑判決を受けたが、控訴中で刑が確定していなかったので正確には“死刑囚”じゃないですよね?)。 実際には主人公アラタの置かれた立場に立ってもまず誰も結婚はしないとは思うものの、「この展開なら、もしかしたらあるかも」と思わせる。SFの設定と同じで、現実にはあり得なくても「もしかしたら・・・」と少しでも思えることは俺的にはとても重要。
次に柳楽の演技が良かった。上述とも絡むのだけど「こいつだったら、結婚するかも」と思わせるアラタのキャラを作り上げている。俺が柳楽に惹かれるのはこういう演技力だが、ナイス・キャスティング!
ヒロイン黒島結菜も頑張っていたと思う。“醜い歯”が作品のビジュアル・インパクト的にもストーリー上でも重要なので絶対省けない部分だが、結果としてはヒロインとしては今ひとつ可愛くないのだが、まあ仕方ない。事務所的には出演することを躊躇する面もあったかと思われるが、作品の仕上がりを見れば女優キャリア的にも出演して良かったと思う。
さらに何より褒めたいのは、本作が純愛に仕上がっていること。
この基本設定で、純愛作品にするのは奇跡とも思える。中盤まではおどろおどろしい事件描写、異様な真珠のキャラ、ミステリー的展開で引っ張りつつ、最後にああ仕上げるのは、脚本・演出・役者の演技、さらには編集も加えた力で絶妙のバランス保った結果だと思う。
現実には絶対あり得ないのだけど、「もしかしたら・・・」を思わせる奇跡のラブ・ファンタジー。俺が観た堤幸彦作品の中では最高傑作と思える。
安定の柳楽優弥と黒島結菜
主役の2人の演技が上手いと作品が締まりますね☺️
ところで、中川大志君🫢
途中で福士誠治が出てきた事もあって、検事と弁護士で福福コンビだって、エンドロールが出てくるまで、ずっと福士蒼汰と勘違いしていました🤣
確かに福士蒼汰にしては何か違和感あるんだよなと思ってはいたんですが(^^ゞ
期待は超えないが
予告編をみて興味をもち映画に観に行きました
予告編の期待はやや超えないが、それなりに楽しめる
女優の黒島さんの怪演はみていて印象に残る
他の方も言ってましたが、最後には
「あれ、いい話しかも」
と思える
最後まで飽きさせない映画
ブラックな内容でありつつも、テンポ良く物語が進んでいくので、飽きずに最後まで観れます
原作より内容が削られているかもしれないけど、一本の映画として、収まりが良かったイメージ
柳楽優弥も黒島結菜もお気に入りの俳優になりました✌️
ガッテム ヴァンパイア!
原作未読。思いの外 惹き込まれ、楽しめました。が、今一つ説得力が足りない。2時間の枠で表現しきれなかったか? 原作はどうなんだろう? 読んでみます。
エンドロールで流れたオリヴィア・ロドリゴの「ヴァンパイア」…訳詞を含め最高!
後日、原作コミック(1.2巻だけですが)読んでみたところ、足りなかった部分がしっかり描かれていました。概ね原作どおりに映画化されていますが、全12巻を2時間に収めるには、気持ちの変化など伝えきるのは難しいでしょう。映画だけ観る場合は “行間” を想像するしかないですね。
人に寄り添うとは
人は人に共感することができる素晴らしい生き物です。しかし、自分と相手を対比しながらの共感は、相手を認めるものではなく、自分を確認するためのものなんですね。人と人との心の対話は、自分と相手との生身のぶつかり合いということを考えさせられました。鑑賞を迷っている人は、ぜひ観て下さい。心に残る映画だと私は思います。
獄中結婚って現実にする人いるの?
柳楽優弥演じるアラタが被害者の息子の要望で未発見の父親の頭を見つける為、黒島結菜演じる死刑囚の品川真珠に会いに行った。予告編から、死刑囚の女に惚れるには、かなりコミニュケーションが必要なんだろうなと思っていたら、初対面で突然プロポーズ!こりゃ嘘だよな。されてる本人だって絶対分かるわ。それから何度も会いに行って会話を積み重ねる。一回20分づつだけど、ちょっとづつ惚れてきたのかな?それとも嘘をついてるのかな?実際に真珠が犯人なのか共犯者なのか謎だったけど、伏線回収だらけ。最後はまさかの犯人確定。生きづらい人を助ける為に殺すって人助けといえるの?それ、間違ってると思うよ。
ずっと2人のやり取りが楽しかった。中川大志演じる弁護士の宮前も、楽しかった。それプラス佐藤二朗のキャラも良かった。
最後はハッピーエンドの様だったけど、ちょっと泣けた。裁判中の黒島ちゃんのメイクやファッションや表情、めっちゃ良かった。最初から最後まで、飽きる事なく楽しめました。
顔と声の演技合戦に見入り、その関係式の進展を見届ける
原作未読。獄中結婚と云う極端な設定から来る会話劇などを期待して視聴。
柳楽優弥と黒島結菜の顔と声の演技合戦、心の内の読み合い、徐々に深まる互いの理解と信頼関係の深まり、中川大志の献身的なサポートなど、適度な緊張感とテンポ良い物語の進展、エンタメの王道のつくりでなかなかに楽しめた。
物語上逃れられない猟奇的なシーンも控えめで(私はこのくらいが良い)、いくつもの謎とヒントとその解明や二人の心情の変化のスピードこそ、映画の尺的に無理があったものとは思うが、よくまとまっていた。
法的根拠の間隙からの外出シーンもまた、見せ場の一つで、つかの間だが良かった…という気持ちにさせられた。多少未消化の部分が残るも、エンディングも悪くなかった。
ちょいワルやらせたら安定の主役俳優と、役者のレベルが高いヒロイン俳優、演出もあるが特に後者には今後俄然注目をしていきたいと思わせるものを感じた。
アラタに真珠
原作未読。
漫画が原作なのでストーリーに現実味は薄いが、伏線がいっぱい効いていてよくできた面白いシナリオに引き込まれました。
歯が汚なくても黒島結菜さんは魅力的でした。
【この映画の要素】
・サスペンス(心理戦・駆引き) 60%
・ラブストーリー 30%
・法廷ファッションショー(黒島結菜のコスプレ) 9%
・佐藤二朗の悪趣味 1%
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