夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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これが本当の真珠夫人
2024年映画館鑑賞83作品目
9月7日(土)イオンシネマ石巻
ACチケット1400円
監督は『イニシエーション・ラブ』『人魚の眠る家』『十二人の死にたい子どもたち』『望み』『ファーストラヴ』の堤幸彦
脚本は『翔んで埼玉』『劇場版 ルパンの娘』『KAPPEI カッペイ』『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の徳永友一
粗筋
3人?の男性を殺害した死刑囚品川真珠と児童相談所職員の夏目アラタが結婚する話
3人目の被害者の息子山下卓斗はアラタの名前を使い真珠と文通を始めた
父親のまだ見つかっていない頭部の居場所を聞き出すため
それもすぐにバレて夏目は卓斗の代わりに真珠と接見室で会うことに
意外と頭がキレる真珠に翻弄され別人だということがバレてしまいそれを食い止めるために流れでプロポーズ
事件の真相が次々と判明するサスペンス
黒島結菜の新境地
彼女の芝居が光る
それがほぼ全てと言っても過言ではない
涙が乾くところまで再現する細かい演出は心憎い
子供のときにデブになるわけだがそれって本当に必要か?
時間的都合もあるだろうが3人の被害者や環の元恋人のそこまでの経緯があまりにも気薄かな
そのくらい想像しろってことだろう
連続テレビドラマにみたいに端役の1人1人まで掘り下げるわけにはいかないからな
匂いを嗅ぐ変態ぶりも過去に2人は会っていたエピソード好き
あと法廷で証言台から傍聴席に駆け上がりアラタに抱きつくシーンも好き
あと佐藤二朗さん気持ち悪い
あの独特の粘っこい芝居
アドリブでふざけたことを言うのも良いがこれもまた佐藤二朗さんの味
傑作の部類だけど些細な不満点も多く星5は抵抗があるので星4
配役
死刑囚と結婚する児童相談所の職員の夏目アラタに柳楽優弥
死刑判決を受けた殺人犯の品川真珠に黒島結菜
真珠の幼少期に木村心
真珠の弁護士の宮前光一に中川大志
アラタの先輩職員の桃山香に丸山礼
アラタが勤める大高利郎児童相談所所長の大高利郎に立川志らく
事件の担当検察官の桜井健に福士誠治
拘置所の刑務官の井出茂雄に今野浩喜
控訴審の裁判長の神波昌治に市村正親
真珠の母の品川環に藤間爽子
環の元恋人の三島正吾に平岡祐太
死刑囚アイテムコレクター兼裁判傍聴マニアの藤田信吾に佐藤二朗
真珠の3人目の被害者の息子の山下卓斗に越山敬達
3番目の被害者の山下良介に皆川暢二
卓斗の母に佐藤めぐみ
児童施設「くらなみ園」の施設長に松金よね子
予告編
から非常に期待していた。
久しぶりに日本映画で見応えのあるヒューマンサスペンスになるのではないかと。
そして、主演の柳楽優弥はそれにうってつけで、
予告編で見せてくれた黒島結菜の一皮むけた快演にもわくわくした。
結果、悪くはなかったが、期待しすぎてしまった物足りなさは否めない。
サスペンス要素や猟奇殺人犯との心理戦は大したことはなく、
エモーショナルなラブストーリーに重点が置かれたように感じた。
予告編から想起されたものに比して大幅に浅くて薄かった。
予告編のできが良すぎたのか?
また、全編通して容姿を揶揄するような表現に満ちており不快だった。
大人は納得ずくのことなのだろうし、黒島は実際かわいい。
しかし、子役の子は?
これを観てどう感じるのだろうと余計な思いが終始消えず、胸が痛んだ。
さらに、職場の2人。
存在意義がほぼほぼなく演技も稚拙。
大いに興が削がれた。
観賞前は原作を大人買いとも考えたが、その意欲も削がれた。
黒島結菜の怪演が素晴らしい
連続バラバラ殺人事件の犯人として逮捕、起訴され、一審で死刑判決が出た品川ピエロこと品川真珠の上告審から始まる。
児童相談所の夏目アラタは事件の被害者の子どもに頼まれ、まだ発見されていない被害者の頭部を探すため真珠に接触した。アラタは真珠から情報を引き出すため、彼女に結婚を申し込んだ。やがて真珠はアラタに対し、自分は誰も殺していないと衝撃の告白を行い、父親が殺したのだと言った。真実は如何に、という話。
終始ドキドキして、何が真実なのだろう、って楽しめた。
なぜ急に結婚に同意?とか、あんなデブからそこまで痩せれるの?とかもちゃんとわかったし、真珠の賢さが徐々にわかってくるストーリーも良かった。
観終わってみると、アラタに惹かれた幼少期のシーンも有り、誰でも良かった訳じゃないんだとわかる伏線回収もちゃんとしてあって、抜け目なかった。
夏目アラタ役の柳楽優弥は相変わらず素晴らしいし、死刑囚・品川真珠役の黒島結菜はボロボロの歯以外は可愛いし、秘めた演技は怪演と言っても良いのかも。彼女は特に素晴らしかった。
中川大志の良い人弁護士もそこそこ、丸山礼の面会時の怒りも良かった。
エンディング曲・オリビア・ロドリゴのヴァンパイヤも合ってた。
こんな黒島結菜がみたかった
黒島結菜。
プライベートでは事実婚と出産。
えー、宮沢氷魚が。
意外でした。
インテリジェンスなカップルなんでしょうね。
コミックが原作のせいか、新鮮な展開に豊富な要素。
眼力の強い二人の主役が魅せてくれました。
腹のさぐりあいがメインだし、
デートに向いている映画かどうかは甚だ疑問ですが、男女のカップルで観に来ているひとが多かった。
結婚は勢いだから、これで冷めるようじゃ駄目かもね😎
小菅刑務所がペンタゴンみたいにあんなにおしゃれになっていたのは知らなかったよ。最近は入れてもらってないから😎
惜しいけど面白い
原作未読です。
漫画原作にありがちですが描写・説明不足が少し多くそこが残念でした。
まぁ2時間という時間制限がある以上仕方ありませんが…。
ただ話の流れなどは魅力的で面白く、映画の1作品としても楽しめました。
多分細かい所が描写された原作はもっと面白いんだろうなと思わせる映画でした。
上記にも書きましたが重要な要素であろう部分の描写不足が気になって少しだけモヤモヤがありましたがEDの流れとそれに続く主題歌が良くて全部許せました。
気になる点もありましたが映画全体としての出来は良く、演者についても詳しくありませんが演技も全体を通してとても良かったです。
あと当然といえば当然ですが漫画チックな言い回しが多かったのでそういった点が気にならない方にはおすすめ出来る作品でした。私はむしろ好きですが笑
なかなかユニーク
実は映画館入ったら五分くらい始まっていた。
バラバラ殺人というのが怖い。
そういう映像見せないでほしい。
それはまず思う。
世の中刺激の強いシーンが多すぎる。それは警鐘を鳴らしたい。
殺人犯と結婚する、ストーリーはユニーク。
よくできたストーリー、それなりの説得力はある。
柳楽優弥好き。ヤンキーっぽい役が合うんだよな。まじ適役だった。
アラタが彼女と向き合っていく過程が良かった。
殺したのか?殺してないのか?
そういうオチだったか〜。もう一回、よく考えながら見たいと思う作品です。
タイトルがピッタリはまった
原作漫画は知らないのですが…なかなか面白かったです。
ロマンチックな男性の妄想ラブ&ミステリーという印象。
だから、タイトルもピッタリかと、
夏目アラタの結婚感の構築みたいな。
そこに、品川真珠のミステリーが上手く絡んで、
ドキドキとキュンが同時に味わえて、
大人も楽しめる、というような感じでした。
まさか泣けるとは
ちょっとグロテスクなサスペンスかと思ったら、途中泣けてしまった。とても良かった。
真珠が怖いしグロいけど、可愛いらしい。魅力的で絶妙です。どちらなのか、、最後まで分からなかったし、どうやって話が終わるのか最後まで楽しめた。とても、良作。
柳楽優弥と黒島結菜はふたりともさすがです。
特に黒島結菜は怪演すぎて怖くて可愛らしい。
1人だけ、お笑い?YouTuber?の大根演技が全体をおしさげる。お笑い芸人は意外と演技が上手い人が多いですが、なんでだろう。大げさな演技。
ラジオで「柳楽優弥さんとの映画で、黒島結菜さんとか中川大志さんとかも出てる」ってPRしてたけど。
もっと魅力的な役者さんを使えば完璧でしたね。
最後にいろいろ繋がって気持ちよくもあり、なるほど、切ないな。
思ってたのと違った!
もっと怖くてホラー・サスペンスかと思いきや
生い立ちや親子関係や児相問題が盛り込まれた
思ってたのと違うストーリーでした。
知識無しで鑑賞したのが良かったです。
暑気払いになる娯楽映画。
こういうラブロマンスあるんですね。
最後はやっぱりゾクッとしました。
暗闇‼️❓微かな光‼️❓運命‼️❓絆‼️❓
類い稀なきミステリー。
運命的な出逢いと運命的なラブストーリー。
一場面すら無駄なく回収する、凄い名作。
悲惨、凄惨の限りが散りばめらているのも関わらず、最後の結末に感動して、鳥肌で、涙した。
夏目の心の襞が手にとるようにわかる、その演技の凄さ。
被告人の彼女の悲惨な運命と生き方が痛いほど伝わる、捨て身の演技。
あゝ、なんと言う、展開は、ミステリーとして最高作。
それでいて、それぞれの生き様が魂を揺さぶる。
予告編で偏見を感じていたが、最高の名作でした😀
歴史に残る名作を、是非。
×
え?いきなりプロポーズかい!って感じだったけれどそこからが面白かった
真珠のコトバに裏や裏の裏を考え翻弄されるけれど、本人はただただまんまで話していただけ。アノ時救われた匂いを求めていただけなんだよね。
堤作品
<追記>
原作未読の方が意外と多いようなのですが、ちょっと未消化な感じがしてる方は原作読んでみることをおすすめします!
でも全然違う話になってるんですけどね。原作は設定とか説明とかしっかりしてます。
<追記ここまで>
原作を利用しつつ、全く違うプロットですね。端折ったというには設定が違うところが多過ぎるし、改変っていうと悪そうだけど悪くはない。
冒頭から、「あ、堤監督の作品だな」って感じだったので、前半は割と忠実にやってて意外だった。全体的に見ればオリジナルと言ってもいいのかと。
いやー、また事前に原作全巻借りて読んじゃったもんだから、やはり違いが気になっちゃいますね。原作ものは原作読んで行かない方がいいのかも、自分的には。
でも夏目アラタの柳楽くんも品川真珠の黒島さんもばっちりハマってたと思います。他のキャストもすごくて、このキャスティングに救われてるところもあるかも。
レビューの下に書く顔文字の印象は、3つじゃ足りないですね。
<追記>
一つ残念なのは公判時の真珠の衣装でしょうか。原作通りにやるならドレスも学生服もライダースも一つ小さいサイズでピチッとすべきだったと思います。ここでエロ要素を付け加えるのをわざとやめたのか、詰めが甘いのか、黒島さん側のNGなのか…
二朗系
原作漫画を連載で読んでいたので、実写化は不安もありましたが、、、視聴後感としてはとても良かったです。
「親ガチャ失敗」ですが、柳楽優弥といえば「誰も知らない」以来、そういう境遇の役がハマり役だった時期がありますね。夏目アラタの難役も好演していました。
それより?、も難役だったのが真珠役の黒島結菜さん。朝ドラやってた?くらいの印象でしたが、、、彼女より真珠役がハマる女優さんはいないんじゃないか、とさえ思いました。
ただ、本作の肝は、佐藤二朗ですよ。
福田雄一作品における佐藤二朗とムロツヨシがどうしてもダメで、福田作品自体を敬遠しているワタシなんですが、堤幸彦監督でも、二朗は二朗でした。
なんというか、いい人なんだけど気持ち悪い役をやらせたら、悔しいですが当代随一かもされません。他の人ではどうにも自然にできない。もしかしたら、二朗を観るためだけでも、本作の価値があり、、、というのは過言ですね(笑)
アラタと真珠はハマり役
先が読めないストーリー展開で十分に楽しめる作品でした。唐突なプロポーズには驚きでしたがその後の怒涛の展開でバランスした感じ。想像の域のそのはるか上を観せてもらった気がします。
黒島結菜ちゃんの演技力が光る秀作。十字模様の映像が何なのか気になりましたが見事に回収!
103
原作通りではないけれど…
auの携帯を使い初めて17年と半年
もちろんスマートパス会員。
映画の幕間に必ず宣伝がありますね
色々な特典がありますが
こちらの作品はいつでも1100円(対象劇場)でした。
そして雑誌も読み放題なので、この作品も
読み放題で最終回まで読んでいました。
今年に入り最終回を迎えました
だいぶ内容忘れています。
126席のキャパ、本日2回目の上映。
7割ほど埋まっていました。
漫画、確か12巻ほどあったと思いますが
それを2時間で納めるのは
到底無理。
よくまとめたなぁと言う印象
漫画とは別物で考えれば
とても面白かった。
市村正親さんと佐藤二朗さんが光っていましたね
市村正親さんの落ち着いた押さえた演技と佐藤二朗さんのオタクそのものが良かった。
エンドロールで立つ人がいなかったはびっくりでした。
映画とは関係ないですが、
映画とランチがワンセットで私の楽しみなのですが
今回のランチのお店が、上野のABABにお店があったのですが、今年の6月に耐震の都合でABABが閉館となりました
なのでそのお店がある、ららぽーとTOKYO-BAYに来ました
こちらもオープン時、10代で良く遊びにきていました
わりと映画で良く行く越谷レイクタウンも日本一広いですが、こちらもかなり広く迷いました。
あの歯はどうかな?無い方が良いかも?
あの歯は無くても十分 演技で魅了出来たんじゃないかな?凄く2人の演技が良かった!
丸山礼はともかく佐藤二郎の演技がまた邪魔をしてる!
そろそろ佐藤二郎が出て来る映画を観たく無くなって来たかな!
まさか最初の印象とは打って変わって感動するとは思わんかった!
単純なサスペンス映画ってよりかは強いメッセージ性も含まれていて何度かこちらに問いを投げかけてくる演出はかなり引き込まれた😊
個人的に、夏目アラタの職業に少し疑問を感じてたけど最終的には合点がいったw
匂いの記憶
原作未読。
ミステリーや謎解きやスリラーを勝手に期待したが少し変わった純粋なラブストーリーって感じだった。
決して色白で女性的とは言えない黒島さんの少年の様な身体つき(一人称も僕だし)が同情は誘うもののリアルな恋愛をイメージできず、逆に求婚に対して裏を感じさせるような効果があって良いと思った。
どうしても口元に目が行ってしまうが、入れ歯が顔つきや喋り方に少なからず影響してしまっており気の毒に感じた。
面会終了を回避するための「結婚してくれないか」のセリフが唐突かつ不自然過ぎて最初から話に乗れず、そのまま最後まで行ってしまった感じ。
面白そうなシチュエーションありきでストーリーを後から肉付けして行ったタイプの小説をそのまま映像化したという印象。
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