夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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予想外の快作(怪作?)
黒島結菜が圧巻。例の朝ドラでぼーっとした腑抜けた演技をしていた人と同一人物かと思うほど。
柳楽優弥も死刑囚と結婚という難しい役どころを上手く演じていた。
P. S. 志らくの演技にあやうく星を減らしそうになったが、かろうじて堪えた😅 おかえり寅さんに次いで二度目か。三度目はないと思え。
黒島結菜を見直しました。
ちむどんどんの黒歴史で、演技も涙ひとつ流せない大根役者なのかと思っていて、あまり期待せずに見に行きました。結果、、、表情のアップの多いカットでも目を離せないくらいの演技を見せつけられて圧倒されました。
法廷で柵を乗り越えて抱きついてきた仕草、惚れますね(*^^*)アラタ〜て呼ぶ声も耳にこびりついてます。
泥ドロな話しかと思いきや…ラストの爽やかさ、伏線の見事さ、久々にいい映画を観たと幸福な気分になったので、初めてレビューを書きたくなりました。
サスペンス映画と思いきやメッチャ素敵なラブストーリーだった作品。 本年度ベスト級。
黒島結菜さんも柳楽優弥さんも思い入れはあまり無いけど2人の演技が素晴らしかった!
序盤はあまり面白く無いけど徐々に面白くなって行った感じ。
エンドロール後の伏線回収のシーンがとても上手く思わず涙が出る始末(笑)
真珠は○いフェチだったのね(笑)
ひょんな事から死刑因の品川真珠に結婚を申し込んだ児童相談所の夏目アラタ。
この2人を軸に進むストーリー。
出だしからあり得ない展開なんだけど、終わってみれば真珠とアラタは赤い糸で結ばれていた感じ。
この2人の心理戦みたいな会話が見所だった。
本音なのか?偽りなのか?
そんな会話に引き込まれた。
法律の抜け穴を使ったシーンも良い。
真珠とアラタの思いが一致した感じで、逃げ出すシーンが印象に残る。
黒島結菜さん演じる真珠が少しづつ美しく見えて行く感じは、恋する女性を表現していたと勝手に解釈(笑)
裁判官役に市村正親が登場(笑)
意表を突く登場だったけど安定の演技。
ラストの伏線回収で満足度はかなり上がった感じの作品だった。
劇場が明るくなるまで席を立たない事を強く推奨。
学生時代の彼女が自分の事を「ボク」って言っていた事を思い出す(笑)
品川ピエロは誰が演じていたのか?
かなり気になりました( ´∀`)
黒島結菜さん♡
#夏目アラタの結婚
猟奇的な殺人鬼と獄中結婚という、なかなかトリッキーな設定なのでそんなに期待せずに見に行ったらなかなか面白かった。中盤以降のある展開も意外だったし最後まで飽きずにそして結末も納得。細かいところをとやかく言わなければ文句なく面白い☺️
柳楽優弥さんが素晴らしいのは言うまでもないが、黒島結菜さんが素晴らしすぎる。
不気味な感じで登場したのに、気がつけば段々彼女の事な気になって逢いたくなってしまってる自分がいる。そう、まるで、劇中の夏目アラタのように…
素晴らしいエンタメ映画でした👀🍿*゜
映画館で観るのをオススメします。
#柳楽優弥
#黒島結菜
純愛・・・
正直、予想とちょっと違ったし、映像もそれほどでもなかったし、めっちゃ面白いわけでもなく─不自然な感も否めず・・・少し的外れな印象を受けましたが、最後まで興味深く観賞できました。
もう少し、ギャップというものを、自然な感じに表現してくれたならばと思ったりもしたのですが・・・
黒島結菜熱演
原作未読。柳楽優弥も良かったが、それ以上に黒島結菜の熱演が光った作品。「こんなに演技うまかったけ?」という感じがした。原作未読の為、原作と映画の違いは、解らなかったが、最後までスクリーンに引き寄せられた。ただ佐藤二朗をあの役どころで出させる必要はどうか?と思う。個人的には、佐藤さんは「さがす」(2022年)とか「あんのこと」(2024年)などシリアスな役どころの方が、ベターだと思うのだが…
その人の匂いは初恋の香り
原作は全12巻が既刊。
うち、自分は3巻までを読了。
既にして120分尺に収まるボリュームではなく、
また原作ありモノの悪しき轍を踏むかと思っていたら、
意外なほど映像化の出来は良い。
原作との合致度はどれくらいかは分からぬが
ミステリー×サスペンスの映画作品として
(あ、プラスしてラブロマンスも)十分に成立している。
三件の連続殺人の犯人として
一審では死刑判決が出された『品川ピエロ/品川真珠(黒島結菜)』。
が、法廷でも黙秘を貫いたため、
三人の遺体の欠損部分の行方は分かっていない。
まだ見つかっていない父親の首の隠し場所を聞き出すため
名前を偽り『真珠』と文通を始めた遺児のため
児相の職員『夏目アラタ(柳楽優弥)』は拘置所に面会に向かい
成り行きから「俺と、結婚しよーぜ」と言い放つ。
そこから始まる心理戦。
『アラタ』は一挙手一投足や言葉から
彼女の心情を読もうとする。
一方の『真珠』は弁護士の『宮前(中川大志)』、
『アラタ』の先輩の『桃山香(丸山礼)』をも篭絡し
何かを企んでいるよう。
幾つかの謎は提示される。
遺体の一部を意図的に隠し、その場所を黙秘する理由。
子供の頃に低かったIQが、長ずるにつれ跳ね上がった理由。
初対面の時から『アラタ』に固執する理由。
一審では黙秘を貫いたのに、控訴審では突如として饒舌になった理由。
一方、『アラタ』の心情も次第に変化する。
勿論、最初の目的は行方の分からぬ首の在りかを突き止めるため。
やがて『真珠』の薄幸な子供時代に憐憫を感じ、
「可哀想だ、たあ、惚れたってことよ」を地で行く愛情に。
最初は「殺人者」との見立ても、彼女の言動により
次第にその確信は
揺らいで行く。
謎を解く鍵となるパズルのピースは
緻密に配置されている。
とりわけ、ネグレクトかと思われた
幼少期の母親からの扱いさえ
理由があってのことと判った時の衝撃。
冒頭から幾度となく提示される幾何学模様が意味するところには
呆気に取られたけど。
もともと『黒島結菜』は良い女優さんで、
〔明け方の若者たち(2021年1)〕
〔鋼の錬金術師 完結編(2022年)〕
での、特に前者の演技は特筆モノ。
撮影時は役柄とほぼ同年齢と思われるが、
心の揺らぎを過不足なく演じて見せた。
「NHK」の朝ドラ〔ちむどんどん(2022年)〕では叩かれたけど、
彼女の責にはあらず、メタメタな脚本のせいだろう
(ホントに〔パッチギ!(2005年〕〔フラガール(2006年)〕の共同脚本かと、
疑ってしまったほど)。
本作でも、その技量は遺憾なく発揮。
殺人鬼で被害者で、
人を操る狡猾さと
純愛に夢見る無垢な心を併せ持つ複雑な女性の表現は終盤まで秀逸。
「ヴァンパイア」という曲、いいですね!
設楽さんも黒島さんも苦手な俳優さんだったが、なかなかよい映画だった。
特に、最初、理解し難かったアラタの言動が、見ているうちになんとなくわかってきたような気がした。この「わかったような気がする」ことは映画においてはとても大切なことだと思う。
堤演出が散りばめられたいろんな涙が出る映画
冒頭からなんとなくケイゾクやスペックを彷彿とする映像演出。
内容はその2作ほど大袈裟な演出は無いけれど、ネグレクトや虐待などの重いテーマに向き合いながらも、ミステリーの要素をうまく絡めつつ目が離せないカット割りや演出を良いバランスで盛り込んでくれるので目が離せないです。
切なさや喜び、感動、とかもういろんな感情が湧き上がって涙が流れます。
主役二人の演技も素晴らしく、ハマっていたと思います。
映画は時間の制約あるから…
仕方ないて思うことも大事だとは思うんだけど原作読んだ勢からすると物足りなかったし、人物の魅力が薄れてたかなって…
後半~結末にかけてが更に面白くなる展開だったり大事なシーンがあったのにがっつり割愛されてて…( ´・ω・`)
感動的なシーン入りかけるとこで毎回流れる壮大な音楽は個人的に冷めるからいらないかな…て
でもとても引き込まれる演技でした!
裁判もの大好き💕にはたまらん
退職したら、佐藤二朗みたいな生活も…と余計なことを考えながら、裁判の行く末を 生きることの辛さと警察 検察のバカさを改めて知らされた(税金の無駄遣いメ)悲しい😢😢😢話だが、信じることで救われたレアケース 出所後幸せになることを願うばかり
軽やかな着地
アラタの心の声に導かれて、彼視点でこの物語を見せられた。
彼に感情移入するから、真珠に翻弄されてると思い込まされた。
殺人、死体損壊、育児放棄
重苦しいストーリーを、彼女のストーリーにする為だったのか。
やられたなぁ…
おもしろかった 原作は知らないけど、 漫画が原作と言われたら、 あ...
おもしろかった
原作は知らないけど、
漫画が原作と言われたら、
あ、やっぱり、と思う節は多々あった
(悪い意味じゃないです)
キャスティングも良いし、
ストーリーも引き込まれたけど、
このご時世に、
太った人に対する評価を下げるような内容なのは、
大丈夫なの?
柳楽優弥そこそこ好きですが、
直虎の中での龍雲丸の役に次ぐ、
柳楽優弥ファンのための作品に感じました
(これも悪い意味じゃないです)
面白いのは中盤まで
最終的に、何を見せられてるんだろ?って虚無感に駆られます。
ピエロに扮していた意味すら明かされず、
ミステリーを雑に片付けた上でのチープな恋愛劇に却って驚かされました。
邦画にありがちな『大どんでん返し!』なのかなーと待ち侘びていたらエンドロールが流れ出しますので、
ある意味展開の読めない作品だと思います。
何とも変わった映画です
連続殺人犯と獄中結婚!?って事くらいしか知らずに見に行って来ました。
真珠は本当に殺人犯なのか?
真珠は何を企んでいるのか?
真珠は何を隠しているのか?
物語は複雑に進行していきます。
心の声を言葉にする演出とか、佐藤二郎さんの喋り方とか嫌いな要素が有るものの、最後まで楽しませて貰いました。
最初の5分で大まかなストーリーをまとめるとこは良かったです。
まぁ、ギリギリの
着地点じゃないスか? 序盤の堤幸彦映像とか、黒島さんのきゅるん演技で、どうなる事かと思いました。
柳楽優弥さんの起用は大きかったんじゃないスかね、志らく論外。後、刑法上の解釈は大した意味がないと思いました。
(追記)TBSのシェアードなんちゃらと、面白い位差別化が図られてる印象。漫画原作、激しくリアル外し、エンディングが英語曲、日テレはこれだ!
バツに救われ、バツを求める映画
人によって評価が分かれそうですが、ミステリ好きの自分には見応え漫天でした。原作未読なので、ミステリ要素を純粋に堪能出来たのかも。「アンナチュラル」「ラストマイル」が好きな人なら、高い確率で楽しめる気がします。
ただ漫画原作だけあり、主要人物のリアリズムのない行動が、生理的に受付難い人もいそう。自分も同様の気分でしたが、ラストの回収と主題歌で涙腺が崩壊しました。この映画で泣いていいんか?という理性は、脳内のカナシミ(sadness)が吹き飛ばしました。恋愛映画としては不格好かもしれないけど、「エターナル・サンシャイン」や「(500)日のサマー」のような遠回り過ぎる恋愛描写が好きな人は、泣けるかもしれません。
🤡
1. ミステリ映画として
中盤の種明かしまでの展開は見事です。序盤で振られた謎が、思わぬ形で氷解します。原作未読で気付ける人は居ないでしょう。ただ後半ミステリ度が減り、恋愛サスペンスっぽく展開するのが残念という感想も散見しました。ただ、その感想は如何にもミステリ初心者。何故って、ラストにもう1つの大きな種が明かし待っているらです。正直、その真実は中盤の台詞で部分的には気付けるのですが、最初のシーンから貼られまくっている伏線の意味は、やはりラストじゃないと分かりません。自分はその回収で想いが溢れ、絶妙なタイミングで Olivia Rodrigo "Vampire" が輪をかけたので、涙が溢れてしまいました。
🤡
2. 堤幸彦作品として
「金田一」「ケイゾク」「TRICK」「SPEC」激ハマり世代としては、堤幸彦への期待感は大きめ。ただ「20世紀少年」の裏切りはトラウマで、一時期映画館から足が遠のきました。と言いつつ「イニシエーション・ラブ」「人魚の眠る家」「十二人の死にたい子どもたち」「ファーストラヴ」は観てるので、お得意さんな方でしょう。
話の趣は大分違いますが、法廷ミステリである本作は「ファーストラヴ」と若干似ています。「ファーストラヴ」も、被告の本音を引き出そうとする接見がシーン多い映画。ただ恋愛要素は、北川景子演じる臨床心理士が一手に引き受け、被告には皆無なのはかなり違う点です。被告を演じた芳根京子の接見・法廷シーンで魅せる圧巻の演技が見処でしたが、ミステリ的には肩を透かされるので、尻すぼみ感がある作品でした。
本作「夏目アラタ...」の黒島結菜の配役はピッタリ。「アシガール」を代表に、一途で一本気な少女を演じさせたら、右に出る者がない女優。本作での華奢さも、猟奇的な演技も見事。自分がラストで涙したのも「アシガール」のヒロインの一途さが延長線上にあったおかげかもしれません。
全209件中、101~120件目を表示