夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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主演2人の演技バトル
柳楽さんと黒島さんの演技力に脱帽
漫画が原作とのことだが、未読でも面白い
何故獄中結婚をしたのか?という物語だが、真相は中々凝っていて非常によくできている。
面白い。
ケイゾクとか好きでしたが、
20世紀少年3部作で、ん?ってなってました。
ただ、今回は狂気さが滲み出る演出で、配役の方の演技も相まって終始飽きずに観れました。
最後の演出は蛇足感ありましたが、伏線見逃した人用に許容範囲でした。
細かいこと言えばリアリティーがぁああああみたいな話はあるのも承知ですが。
原作とは違う雰囲気で
楽しめました
真珠良いわぁ!大昔のキョンキョンを゙思い出した
アラタの微妙な眉の動かし方好きだわ
上手くなったなぁ、柳楽くん
二朗さんいい味出していた
どうして実写化したのだろう
原作で起きた出来事をそのままこなしていくけれど、各人物の掘り下げは全然しないので、何も響かない。この映画だけを観ても、アラタの心の動きや真珠の行動原理は何も分からないと思うので、サスペンス要素のある薄いラブストーリーみたいになるのだろうなと。勿体ない…。
個人的に原作を読んで面白みを感じたり、グッと来た部分は悉くカットされていたので、満足度はとても低いものになってしまいました。宮前はただの熱血弁護士だし、所長や桃ちゃんはモブキャラと化し、神波や藤田はもはや空気…。
原作をそのまま映画にする必要はないけど、残念な実写化になってしまったなぁという印象。どうして実写化したんだ…。
主要キャストはよかったけど消化不良気味
柳楽さんはちょっと濃すぎたが安定のよさ。黒島さんは歯も含めて中々の怪演。中川さんはちょっと若すぎたけど、別の意味で真珠に魅せられたキャラをしっかり演じてました。
ただし、セリフで説明されてはいたものの夏目アラタがこの事件にここまで入り込む理由が自分には飲み込めなかったので、ストーリー展開には終始違和感を覚えてました。
原作はそこそこボリュームがあるみたいなのでしょうがないかもですが、「ちゃんと繋がってる?」と思うところや、ご都合主義すぎる展開もチラホラ。
ラストも真珠がアラタに拘る理由は開示されても、その逆は描かれないためやはり弱い。あまりスッキリとした鑑賞後感は得られませんでした。
そんな中、心に残ったシーンは以下の2つ。
映画で見たなかで一番口臭が気になるキスシーンと、ベッドの上ではブーツは脱げ!
原作後では物足りない
どうしても尺が足りない。
主演の二人はいい芝居をしたと思うが、そもそもが原作のイメージとはキャラがあっていないと感じる。
脇を固める役者さんもいいのだが、尺がないので彼らのお話、見せ場は回収されない。
真珠の漫画的な気味の悪い変顔がライティングや表情づくり等で十分に表現できているところはとても良い。
濃密なストーリーがブレない読めない
無駄が一切なく満足感がすごいです。ストーリーはブレないし、随所に伏線が散りばめられていても読めませんでした。まだいくつか気になる所はあるけれど。強いて言えばもっと深く描いてほしかった。2時間の映画に収めるのは厳しくて、ドラマ向きの作品だったかもしれないです。
主役二人の演技力
好きな映画は複数回行くことが多いですが
この映画も2夜続けて行きました。
原作も読みましたが 私は個人的には
この映画のラストの方がずっと好きですね。
この内容をよく1本の映画にまとめたな、と関心します。
とにかく、柳楽優弥さんと黒島結菜さんの
演技力だけで何回も観たくなります。
話の流れは…ツッコミたくなるところもありますが そこは原作も同じ事で( ̄▽ ̄;)
頭のキレる品川真珠が 田中ビネーでは
スコア揃えるだろぉ、とか。。。
とにかく素敵な映画でした。
エンドロールの後に 10年後(13年かも)の
姿をチラっと見せて欲しかったなぁ。
そういう人独特の仕草ってあるよね
とにかくキャストが上手い!
柳楽優弥はタバコを吸う仕草とか児童相談所の職員、弁護士が話しているときの聞き方というか表情があーそれっぽい人だなーって。黒島結菜も圧巻の演技で素晴らしかったのだけど、丸山礼が良すぎた。
本職じゃないのにあれはすごいし、他でも見たい。
多分原作だともう少し細かい葛藤だとか心の機微が表現されてそうだから、見てみようかなー。被害者の子供の件が最後なかったかのようにさらっとしてたのは気になった。まぁでも総じていえばラブストーリーがメインだからいいのか。
夏目アラタの結婚
最初から2時間ずっと惹きつけられました。グロい部分はありますが、所々ふっと笑ってしまう部分もあり、とにかくいろんな要素が盛りだくさんで2時間では足りないかも。黒島結菜さんは色んな表情を見せながら、結局可愛い女優さんですね。最後の最後まで観て下さい。
面白かった
漫画は知らなかったけど、ちょっと不気味でとても面白かった。超寝不足状態でのお昼過ぎの鑑賞だったのに、全くウトウトする事なく、どう進むのかすごく気になった。柳楽優弥さんはやっぱり魅力的な演技するね。最後の空想ワンシーンはB級映画っぽく感じたからない方がいいのにって思った。
淡い純愛だと思っていたら、、、
原作読んでなかったので、妙な先入観なく観ることができました。
最初に登場する真珠の暗闇の中、寂し気に光る眼が印象的で、
闇から助けを求める心の声が聞こえてきそうでしたが、話の流れで真珠が光を取り戻していく姿が圧巻でした。生い立ちや過ちから真珠を受け止めることは非常に重く、現実的には難しいのでしょうけど、アラタの受け止め方の表現が地味だけど自然で観ている側もほっとするというか、救われたような気持で観られました。これは心理映画というか、心の動きの表現が重要なんだろうなと。また、孤独で孤立した子どもという社会の闇も盛り込んでいるので二次元的な役者では「何なんだ!」となりそうなストーリーですが、そこは四次元的というか、深みのある役者さんたちだからこそ、深く共感できる物語になっているなと、しみじみ感じています。ただ、エンディング曲だけはあまり好きではありませんでした。
リビューの高さで鑑賞しましたが自分にはハマりませんでした。大好きな...
リビューの高さで鑑賞しましたが自分にはハマりませんでした。大好きな柳楽優弥も黒島結菜も素晴らしかったですが獄中でこんなに痩せて顔も雰囲気も変わるのか?という素朴な疑問が頭から離れず、、原作読んでないので理解不足かもしれません。時々出てくる立川志らくにうんざりしつつでした。
醜い歯並びに込められた死刑囚の愛
同名の人気コミックを、サスペンスの巨匠・堤幸彦がメガホンを撮って映画化。連続バラバラ殺人事件の現場で、現行犯逮捕された犯人の女性と、突如、獄中結婚を決意した一人の男の物語。獄中の面談室や法廷でのシーンを通しての心理合戦を描いた、究極のサスペンス・ラブストーリー。
コミックの原作ということもあり、獄中の犯人に最初に面談したその瞬間に、「俺と結婚しよう」と呼びかけるくだりは、あまりに唐突過ぎる設定で、冒頭はなかなか入り込めなかった。また、法廷シーン関しては、これだけの事件の裁判にしては、弁護士一人、検事一人という裁判は、ちょっとリアルさに欠けていたように感じた。
しかし、死刑囚・品川真珠を演じる黒島結菜の猟奇的な表情の中に浮かべる、愛らしい表情に、いつしか魅了されていった。朝ドラの国民的女優が、これまでとは全く違う狂気に満ちた死刑囚役として、また一段高い女優の幅を広げたように感じた。
日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人、ピエロの化粧を施した太った醜い女『品川ピエロ』こと品川真珠が現行犯逮捕されるシーンから始まる。それから3年。その事件の被害者の子供から依頼され、死刑囚の真珠の面会に行く児童相談所職員の夏目アラタ。その目の前に現れた死刑囚は、可愛らしく華奢な女。ただ、口を開いた時に見える歯は、虫歯だらけの黄色く黄ばんだ醜い歯並び。その容姿と歯並びのギャップに、彼女の底知れぬ猟奇的な心模様が映し出されていると感じた。
その後、次第にアラタと真珠は打ち解けて、真珠は無罪と信じる弁護士と共に、連続殺人事件の真相を、面談室での会話や法廷で証言によって明らかにしていく。そして、真珠は「自分は誰も殺してない」という衝撃の告白をアラタに告げるのだが…。
アラタ役の柳楽優弥も、真珠の言動に翻弄されながらも、次第に、真珠への愛おしさへと変貌していく、幼少期の闇を引きずる男を見事に演じている。誠実な弁護士役には中川大志が務め、友情出演の佐藤二郎が、いつもの様にコミカルな中にも不気味さを感じさせる演技で、いいアクセントとなっていた。
導入の顔芸はホラーの冗談かと思った
しかしアラタの突破する性格に馴染む頃には、二人の騙し合いに恋心が惹かれていく
年齢詐称の悲惨な展開に赤とんぼと、晴れやかな結婚待ちの違和感はともかく
志らくは辛い
バラしは平気ながら匂いに求めた純情
かたや破滅やも知れぬ愛を貫く心意気が良し
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