夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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原作ファンです
柳楽優弥の色気、反則級にかっこよすぎる。
黒島結菜演じる品川真珠も、不気味さと可愛さが絶妙に共存していて圧巻。ただ、あえて言わせてもらうなら、もう少し幼さがあれば原作の危うさがさらに際立ったはず。真珠に漂うロリータ感は、物語の核として欠かせない要素だ。個人的にももちゃん役の丸山怜がぴったりとはまっていて良かったな。丸みのある可愛らしい女性のももちゃんでイメージ通りだった。
物語は原作の長大なストーリーをひとまとめにしているため、端折られる部分も多く、それゆえ「こんな上手くいくかよ」「そんなバカな」と突っ込みたくなる瞬間もある。迫力やテンポ、スリルの面ではやや物足りなさも感じたが、それでもミステリーとラブストーリーの融合がどう映像化されるかをワクワクしながら見守れるのは、原作ファンだからこそ味わえる醍醐味だ。
映画から入る人には、ぜひコミックスにも手を伸ばしてほしい。繊細で美しい作画、二人の細やかな心の動き等。映画では描ききれなかったディテールの数々が、原作には息づいているから。
原作漫画を読めば補完できる?
スペリオールは流石ですね。
柳楽優弥がやはり良い
採点3.7
原作が好きだったので観たかったのですが都合が合わず、ようやっとになりました。
まず掴みが良いですね。
陰影をうまく使ったカメラも良いです。
そして柳楽優弥がやはり良い。
「」もそうですが、基本似ていないのに顔立ちなのに雰囲気や芝居ですっごい寄せてくるんですよね。
黒島結菜はガチャ歯の為マウスピース入れてるんですかね?口がもっこりしてるのが少し気になりました。
でも一番そっくりなのは桃ちゃんでしたね、完璧でした!
あと奪還の気持ちよさったら無かった。あそこは原作よりドラマティックでした。
オリジナルのエンドも中々よいですね。
そして、そこから流れるオリヴィアロドリゴ「ヴァンパイア」。これは最高の繋ぎでしたね。
原作を知っているので展開に驚きはないものの、中々楽しめた作品でした。
ミス・キャスト、特に真珠が
怪物
主人公の真珠を演じる黒島結菜が大怪演。トップクレジットの柳楽優弥も相当な演技派だが、この作品では立ち位置上、完全に受け役に回っているし、脇を固める中川大志らもあくまで主人公の真珠=黒島結菜を中心に動いている。真珠の不気味な印象を与える特徴的な不揃いな歯はマウスピースによるもので、接見室の独特なライティングなども駆使されているが、やはり何よりも底知れぬ恐怖を感じさせる一方で接する人々を抗いがたい引力で引き寄せて魅了していく複雑な魅力を持つ人物像を演じ上げた黒島結菜の演技力の賜物だろう。同世代女優の中ではピカ一と言っていいんではあるまいか。実際、映画を完全に真珠=黒島結菜が支配しており、彼女がいなかったらこの映画は成り立たなかったんじゃないだろうか。
ストーリーはスプラッタホラーっぽく始まり、サスペンス・ミステリー的に展開し、最後には異形のラブストーリーになってしまう。映画では妙に凝りまくって外す印象のある堤幸彦監督だが、本作はもともとのストーリーがぶっ飛んでいるためかそのような印象はなく、なかなかに面白い映画でした。そもそも黒島結菜の怪演だけで観る価値がある映画だ。いやはや黒島結菜は怪物です。
心理劇
獄中結婚!しかも、恋人とかではない単なる児童相談所職員である金目アタラ(柳楽優弥)が「くび」の在りかを聞き出す口実として思わず口走ってしまった、という設定が面白いですね。ただ、一歩間違えれば単に突飛なだけで陳腐な話にもなりかねないところを、柳楽優弥と品川真珠役・黒島結菜の演技、そして堤幸彦監督の演出が冴えていたお陰でぐいぐい引き込まれました。堤幸彦監督は、「くちづけ」(13)を筆頭に、「イニシエーション・ラブ」(15)、「ファーストラブ」(21)など好みの演出です。人と人とが心を通わせるデリケートさも巧く表現されていて、見応えがありました。「可哀相」という言葉が両刃の剣になるという法廷でのシーンも心に刺さりました。エンディングロールでオリヴィア・ロドリゴの「ヴァンパイア」が流れたのも驚きでした。物語とは違う内容の歌詞ですが、しかしながら、たった今観た映画と同じ匂いを感じました。しかも、ここで初めて登場する過去シーンが染みました。脚本なのか編集なのかわかりませんが、本編だけでなくエンドロールの出来が素晴らしく、おぞましい連続殺人犯の話でありながら、心温まる余韻が残りました。
アラタの心
予告のミスリードに完全にやられた!
やっぱり目を覆うシーンがあった
黒島結奈の殺人鬼役、なかなか不気味でよかった。 太ったピエロなどは...
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