夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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主要キャストはよかったけど消化不良気味
柳楽さんはちょっと濃すぎたが安定のよさ。黒島さんは歯も含めて中々の怪演。中川さんはちょっと若すぎたけど、別の意味で真珠に魅せられたキャラをしっかり演じてました。
ただし、セリフで説明されてはいたものの夏目アラタがこの事件にここまで入り込む理由が自分には飲み込めなかったので、ストーリー展開には終始違和感を覚えてました。
原作はそこそこボリュームがあるみたいなのでしょうがないかもですが、「ちゃんと繋がってる?」と思うところや、ご都合主義すぎる展開もチラホラ。
ラストも真珠がアラタに拘る理由は開示されても、その逆は描かれないためやはり弱い。あまりスッキリとした鑑賞後感は得られませんでした。
そんな中、心に残ったシーンは以下の2つ。
映画で見たなかで一番口臭が気になるキスシーンと、ベッドの上ではブーツは脱げ!
原作後では物足りない
原作は絵柄が生理的に無理だったので見ていない。
漫画は12巻も続いていたのを2時間にまとめたのは凄い。柳楽優弥が黒島結菜に結婚を申し込んだのは唐突すぎて、開始から10分も経っていないのに、見逃したシーンがあったか不安になりました。
木嶋佳苗と結婚した週刊新潮の記者がいましたね。家族になれば面談に制限がないから最初は木嶋佳苗の手記目当てかと思っていたら、一向に手記は出版されなくて純愛なのかどうかわからなくなってまいりました。
黒島結菜は初めて見る役者さんで、邦画はかなり見るようになったけど見事なくらいすれ違いばかりで今回初めて演技を見たけど、レクター博士を彷彿させる演技で、あぁ、こんな気持ち悪い奴見た事があると思いました。
普段はどういう演技なのでしょうか。土屋太鳳が女子高生演じる時のような演技だったらぶったまげだぁ。
ショートカットでスレンダーで僕っ子でメンヘラで犯罪者という役満揃いで、手を出したら絶対に火傷するのによく結婚を申し込む気になったもんだな。これは原作を読めばその動機がわかるのでしょうか。
ナイススタイルの黒島結菜( しかし覚えにくいな、この名前 ) が法廷審問の度に衣装替えをしていて佐藤二郎に突っ込まれていたけど、ライダースーツを着ていたのは何故かと思っていたら、バイクで脱走する時に必要だったのね。
でも、看守が目を光らせているのにどうやって打ち合わせしたんだろ?また、見逃していたのか?
柳楽優弥はどんな役でも出来るから何も言う事ないや。
問題は佐藤二郎で、どんなに黒島結菜と柳楽優弥が熱演しても、いつもの何の役作りもしていない、小島よしおがネタをやるかの如く、ぶつぶつ喋っているだけのいつもの演技。その下手くそ以下の演技はノイズでしかなかった。
主役二人が熱演してるんだからさぁ、俺も負けてはいられないと思わないのかなぁ?向上心無いの?
ゲッツのダンディだって、ちょくちょくネタかえているよ?今はまだ面白いと思われてるけど、皆が飽き出したらどうするの?
何故、黒島結菜が柳楽優弥のプロポーズをあっさり受けたのかが謎だったんだけどラストシーン近くでその謎が判明します。
終始、あらゆる所の匂いを嗅ぎ回っていたのが伏線だったとは気づきませんでした。よく考えて作ってあるなぁ、原作読んだらもっと面白いのでしょうか。
人体切断のシーンがかなり生々しくて、慣れていない人にはちと刺激が強いかもしれませんが、こんな愛の形もあるんだなと思える純愛映画でした。
原作者自ら訳詞したED曲も良いので、EDロールが終わるまでは席を立たないように。グロいのに耐性があるなら、料金の元は充分取れる映画で見て損はしません。女優黒島結菜の名演技をお楽しみください。
濃密なストーリーがブレない読めない
主役二人の演技力
そういう人独特の仕草ってあるよね
ピュアすぎる。
観たあと、この映画は全体的にストレートなのかひねってあるのか、いまいちわからなかった。
でもどうやら鑑賞済みの他の人に聞いてみたら、「ひねってある」が正解らしい。
しかも全員の思惑が交錯している、と。
交錯…⁇うーん。
単にアラタが終始ピュアピュアだっただけじゃない?と思ってしまった。
あと、弁護士が意外とサイコパス。
いろいろむず痒い場面もあったなぁ。
あの、たまに流れる妄想とロマンチックな挿入歌、なんだろう。
伏線がちりばめられているのか、逆に全然伏線なんかじゃないのかもはっきりわからないこともいくつかあった。
おいてけぼりの疑問がそのまま消化されずに終わってしまって、あそことここの点が結ばれたらすっきりしたのに!と思うことがいくつか。
ただ全体的に、そういう違和感たちも含めて、すごく気持ち悪く終わったのは事実、いい意味で。
それが意図された終わりかただったような気がする。
でもなぁ、それはそれで難しくて、なにを見出せばよかったのかな。
まだ答えが出ません。
夏目アラタの結婚
面白かった
淡い純愛だと思っていたら、、、
原作読んでなかったので、妙な先入観なく観ることができました。
最初に登場する真珠の暗闇の中、寂し気に光る眼が印象的で、
闇から助けを求める心の声が聞こえてきそうでしたが、話の流れで真珠が光を取り戻していく姿が圧巻でした。生い立ちや過ちから真珠を受け止めることは非常に重く、現実的には難しいのでしょうけど、アラタの受け止め方の表現が地味だけど自然で観ている側もほっとするというか、救われたような気持で観られました。これは心理映画というか、心の動きの表現が重要なんだろうなと。また、孤独で孤立した子どもという社会の闇も盛り込んでいるので二次元的な役者では「何なんだ!」となりそうなストーリーですが、そこは四次元的というか、深みのある役者さんたちだからこそ、深く共感できる物語になっているなと、しみじみ感じています。ただ、エンディング曲だけはあまり好きではありませんでした。
原作未読です。
原作未読が良かったのかもしれないけど話しがよめないお話し、映画館で観れて良かった。
観ていて真珠の目的がずっと知りたかった。なんのために周りを操るのか。どこまでが真実でどこまでがコントロールなのか。終盤までわからなかった。真珠が怪物のように思えた。
これは全員操られているだけなのかなと思って見ていた。いつか本性を現して高笑いするんじゃないかなと思って見ていた。
今考えてみると一番正直だったのは真珠だったのかもしれない。
上質のサスペンスかと思いきやファンタジーでありラブロマンス、泣いた。
今度は違った目でもう一度観てみたい良作。個人的には2024年暫定1位
リビューの高さで鑑賞しましたが自分にはハマりませんでした。大好きな...
醜い歯並びに込められた死刑囚の愛
同名の人気コミックを、サスペンスの巨匠・堤幸彦がメガホンを撮って映画化。連続バラバラ殺人事件の現場で、現行犯逮捕された犯人の女性と、突如、獄中結婚を決意した一人の男の物語。獄中の面談室や法廷でのシーンを通しての心理合戦を描いた、究極のサスペンス・ラブストーリー。
コミックの原作ということもあり、獄中の犯人に最初に面談したその瞬間に、「俺と結婚しよう」と呼びかけるくだりは、あまりに唐突過ぎる設定で、冒頭はなかなか入り込めなかった。また、法廷シーン関しては、これだけの事件の裁判にしては、弁護士一人、検事一人という裁判は、ちょっとリアルさに欠けていたように感じた。
しかし、死刑囚・品川真珠を演じる黒島結菜の猟奇的な表情の中に浮かべる、愛らしい表情に、いつしか魅了されていった。朝ドラの国民的女優が、これまでとは全く違う狂気に満ちた死刑囚役として、また一段高い女優の幅を広げたように感じた。
日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人、ピエロの化粧を施した太った醜い女『品川ピエロ』こと品川真珠が現行犯逮捕されるシーンから始まる。それから3年。その事件の被害者の子供から依頼され、死刑囚の真珠の面会に行く児童相談所職員の夏目アラタ。その目の前に現れた死刑囚は、可愛らしく華奢な女。ただ、口を開いた時に見える歯は、虫歯だらけの黄色く黄ばんだ醜い歯並び。その容姿と歯並びのギャップに、彼女の底知れぬ猟奇的な心模様が映し出されていると感じた。
その後、次第にアラタと真珠は打ち解けて、真珠は無罪と信じる弁護士と共に、連続殺人事件の真相を、面談室での会話や法廷で証言によって明らかにしていく。そして、真珠は「自分は誰も殺してない」という衝撃の告白をアラタに告げるのだが…。
アラタ役の柳楽優弥も、真珠の言動に翻弄されながらも、次第に、真珠への愛おしさへと変貌していく、幼少期の闇を引きずる男を見事に演じている。誠実な弁護士役には中川大志が務め、友情出演の佐藤二郎が、いつもの様にコミカルな中にも不気味さを感じさせる演技で、いいアクセントとなっていた。
うーん 踊るのキョンキョンとだぶってしまった。
最後の匂いの記憶 という感じはなんかよかったのだが
途中 連続猟奇殺人 美少女 歯並び からずっとずっと踊る大捜査線のキョンキョンとだぶってしまってなんか頭に入ってこなかったです。
もう一回観るかなぁf(^_^;
しかし殺すところまでは理由わかりますがそれをバラバラにして埋める所をきちんと説明してほしかったな。
導入の顔芸はホラーの冗談かと思った
キモカワイイ(原作未読)
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