夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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原作読みたくなる
夏目アラタが連続殺人の容疑がかかっている女性と結婚するお話。
もっとうすら暗くホラーの方面かなと思ったら、互いの心理の読み合いと、引き込む事と引き込まれる事への曖昧さと危うさ、相手への理解と葛藤、そして最後に幼い記憶と匂い。
序盤から引き込まれてあっという間に終わりました。
原作読みたい。
凄く面白かったです。
「おい、汗臭えぞ」「嫌な臭いじゃない」
ミステリー要素どっぷりではじまって、純愛ラブストーリーで締めくくる。冒頭は、監督堤幸彦を感じるシーン(SPEC的な)。そこでたくさん映し出された✖✖✖✖には当然、訳があった。それがあったからこそ、アラタの求婚を受け入れた理由になるんだなあ。その肝心な理由を、結局真珠はアラタに明かすことはなかった。そこに純愛感が詰まっていた。
ストーリーは、「市子」と似た設定。親の都合に振り回された娘たちの悲劇。だけど、真珠本人は可哀そうとみられるのを極度に嫌っていた。こういう家庭環境に育った子供もそうだし、例えば被災者などの中には、「可哀そう」の言葉に救われる人もいるだろうが、その言葉に傷つく人もいるってことを肝に銘じたい。
エンディングに流れた、オリヴィア・ロドリゴ「バンパイヤ」は映画のイメージ通り。
ただ、映画に入り込めない理由はいくつかあって、例えば真珠は整形をしたわけでもないの顔が変わりすぎている。痩せて可愛くなる設定はわかるが、例えば鼻の形なんかはまるっきり違う。あの娘の顔立ちで、果たしてアラタはあとからしっかりと恋愛感情を抱けたのだろうかと不信感が強い。また、裁判官役の市村正親は、どう見ても定年の年齢(裁判官は70歳らしい)を超えている。そして、志らくの演技が舞台の役者のように大げさでクサすぎる。本人は上手いと思っているんだろうが、べっとりとしてて興ざめしてしまった。
またひとり、追いかけていきたい女優が増えた。
黒島結菜、テレビドラマでかわいい女優さんだとは思ってたけど、こんなすごいとは思わなかった。一瞬も目が離せない。追いかけていきたい女優さんがまたひとり増えました。あの歯はどうやってなのかな。
柳楽優弥と黒島結菜の二人でストレートな恋愛ものが見てみたい。
中川大志、松本穂香に似てる。
丸山礼、なんでこの人? って思ってたらなるほどな、適役。
志らくさん、なんで。
母親役の藤間爽子、最近よく見るけど、この人もそろそろ来そう。
男の子、タ、タ、タクヤだ。
佐藤二朗、まさにハマり役。
そして、今野! 係の人って顔映るだけで全部持っていく。何にもしないのに。でも邪魔にならないし壊す訳でもない。
もう少しで見逃すところでした。予告以外に情報入れずに観たから、展開全く読めず。
エンディングに流れる「ヴァンパイア」もよかったです。
ストーリー展開は面白く観たのですが‥
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
結論から言うと、今作のストーリー展開は面白く観ました。
ただ一方で、映画の根幹に関して重要な部分が欠けているようにも感じました
この映画『夏目アラタの結婚』は、主人公・夏目アラタ(柳楽優弥さん)と偽って、連続バラバラ殺人犯の品川真珠(黒島結菜さん)と文通していた被害者の息子である山下卓斗(越山敬達さん)が、夏目アラタに自分の代わりに品川真珠と面会して欲しい、というところから物語は始まります。
被害者の息子である山下卓斗は、父の見つかっていない首を探すために連続バラバラ殺人犯の品川真珠と夏目アラタの名前を使って文通していたのです。
その後の面会で、連続バラバラ殺人犯・品川真珠は夏目アラタをコントロールしようとし、逆に(山下卓斗の父の首の場所を聞き出すために)彼女の信頼を得ようと夏目アラタは品川真珠に結婚を申し入れて、物語は展開して行きます。
ただ、この品川真珠の夏目アラタに対するコントロールと、夏目アラタの品川真珠への結婚の申し込みは、いわば映画前半での1段目の話でしかありませんでした。
今作の物語の根幹はもう1つ深い、映画後半の2段目の話である、品川真珠と夏目アラタの過去からの関係性にありました。
この映画『夏目アラタの結婚』は、映画前半1段目の奇抜な、品川真珠と夏目アラタのコントロールと結婚申し込みのやり合い(バトル)に重きを置いて描かれていて、映画前半の面白さはありました。
しかし映画前半1段目の奇抜な2人の関係性に重きを置いて描いてしまったために、逆に、映画の根幹にかかわる、映画後半2段目の本当の品川真珠と夏目アラタとの過去からを含めた関係性の方は、逆に説得力を無くしてしまっていたと思われました。
つまり、映画の前半と後半で、品川真珠と夏目アラタそれぞれの心情に、一貫性をそこまで感じられないと思われてしまったのです。
なので、映画後半の品川真珠や彼女の母親・品川環(藤間爽子さん)との過酷な過去に、本来であれば映画を観ているこちらに深い共感や感動が起こってもおかしくないのに、そこまでの感情が映画を観ていて起こっては来ませんでした。
同様に、(単に情報を聞き出す信頼を得る為に、死刑判決を1審で受けている連続バラバラ殺人犯に結婚を申し込んで結婚をするという)主人公・夏目アラタの前半での奇抜な言動によって、後半での夏目アラタの品川真珠への深い感情は、説得力が欠けているように感じました。
この映画『夏目アラタの結婚』は、映画後半2段目に描かれる品川真珠の過酷な状況での心情や、幼少時代の夏目アラタの心情を基盤に(逆算)しながら、映画前半1段目の初めから、品川真珠と夏目アラタにもっと映画を通して一貫性ある複雑な心情を持たせて表現する必要はあったのではと、僭越思われました。
映画前半の奇抜な表現に偏ってしまったために、後半に描かれた今作にとって大切な根幹がそれによって分離され、物語全体の説得力が抜け落ちてしまったように感じました。
ストーリー展開は面白さもあっただけに惜しい作品になっていると、映画鑑賞後に僭越思われました。
予想していたよりも遥かに遥かに
面白かった……けどなんだろ。
素敵な運命めいたラブストーリーのはずなのに拭いきれないうわべだけの薄っぺらい感じ。
一体どこがそう感じさせるポイントだったのか……
当初勝手に想像していたよりもちゃんと練られたストーリーで面白かったのよ♥️柳楽優弥の演技は好きだし、黒島結菜の“ボク”キャラも良し。展開が早かったのかな??だから十分に入り込めないまま次へ次へと進んでいってしまった感じがしたのかな。
中途半端
公開前の番宣で柳楽さんがよくテレビに出られていて、その時に目にした予告に惹かれて鑑賞。
うーん、サスペンスかと思いきやラブストーリーって展開もうーんだし、成功してる3人が殺して欲しいという設定もうーんだし、どういう理由であれ(ってその理由もはっきりしなかったけど)遺体損壊した相手とそう簡単に本気で向き合えるっていうのもうーんという感じで納得いかず。
オープニングから「×」というマークをめっちゃ出してきたけど、匂いに執着してたのであって、模様ではなかったんだからそこまで出す意味はなかったかなとも思うし。
柳楽さんの目力が強くて引き込まれそうになったけど、途中から???の連続の中、無理やり綺麗に終わらせた感強し。
高校生や大学生が観たら素敵な話!ってなるのかな...
あと、そんなにグロくはないにしても遺体損壊シーンがあるのにレーティングがGっていうのもどうかと。せめてPG12くらいに引き上げておいて欲しかった。
柳楽さんはもう少し深いテーマの映画で観たい役者さんだとあらためて思った映画でした。
突然打ち切り決定連載漫画か!広げすぎ!
話をまあ、広げるなーーーーーと逆に感心してしまうほど。ラブロマンス入れちゃうんだ?頭脳戦はどこいった?
おかげで突然打ち切りになった連載漫画のように広げに広げた伏線の回収が忙しない〜
この映画1番の目的、3番目の頭の回収もニュースキャスターのセリフで回収&依頼人の子供の出番さえ無し笑
被害者も死にたがっていた??成功してる人間達が3人も???心許すように寝ちゃってるしそもそもどうやって集めた?笑笑
今、ツナ缶って高いんだよね〜
ご飯とツナ缶ってすごく贅沢品‼️
全然育児放棄感がない〜
作中でも言ってたけど児相ってもっと酷いでしょ、、
狂気的殺人鬼に至る心理が分からなかった、、、
救いのための殺しだとしたら、バラバラにする意味は???一つの肉片を隠す意味は?????
ストーリー破綻しすぎてないか、、、。
漫画原作で多分被害者とのストーリーも描かれてるんだろうけど映画には全く反映されなかったし、未読なのでマジで分からなかった、、、。
そしてやっぱり人間、顔。
4人もバラバラにしちゃう狂気的な人間でも、
歯が醜くても顔が良ければ全てよし。
デブでブサイクだったら結婚してないよね〜
真珠ちゃんの父親は結局わからず、、、笑
殺人犯が弁護士だったら面白かったのにな〜
それか、父親が夏目、とか。期待してしまったけど。
評価良くて時間があったから見てみたけど
全部が中途半端でつまらなかった。
早くおわんないかなーって何度も思っちゃった。
それと!こういう映画に芸人は使っちゃダメ〜!!丸山れい、どうしても秋山のイメージが強くて出るたびお笑いになっちゃってた。お芝居も棒読み。ダメダメ〜大失敗。テキトーな芸人使う風潮本当よくないよ。監査員もだよ。舐めたらアカン!
佐藤二郎は、佐藤二郎役でした。
個人的に。
ギャグ漫画日和という大好きな漫画に、
バトルもので急遽打ち切りになって
伏線を数ページで回収する回があるのですが、、
「ソードマスターヤマト」
それを彷彿とさせてしまい、、、
最終的にギャグにも見えてしまいました。
凄く良く出来たストーリー!!
・ミステリーと思っていたら、ミステリー要素もあり、社会問題、人間の弱さ、強さ、儚さいろいろな要素があり、凄く良く出来たストーリーでした。
・柳楽優弥さん、黒島結菜さんの演技も素晴らしく、投入感が凄いです。
・純愛ストーリーで、いい意味で予告を裏切る良い映画でした。
「罪」も、いろいろ。
原作未読で、予告編に引かれて観に行きました。
主演のお2人は熱演でした!特に黒島さんは新境地といえる役柄なのでは?
少ないキャストでじっくり見せる作劇。本筋に集中することができましたが、だからこそ展開が気になったところもあります。
予告から拘置所の面会室での会話劇が主になるかと想定してましたが、まさかの一時釈放→かけおち!笑
展開は意表を突かれましたが、そこからが長く感じてしまいました。コミック原作のせいもあるでしょうか?丁寧に辿っているように見えましたが…。
堤監督のはちゃめちゃな作風が抑え目だったので、そこは少し残念でした😅
主題について感じたことがあります。
エンドロールにて、アラタと真珠が昔会っていたことが明かされます。その時の真珠は、アラタ曰く「虐待に遭っていた女の子に見えた」。劇中の描写から、真珠が母から受けていたのはネグレクトでしょう。
ここで奇しくも、今夏のドラマ「降り積もれ孤独な死よ」が思い浮かびました。この2作品は、いずれも"虐待と肉親関係"が重要なテーマになっているところが重なります。
育てるのが苦しくなった母から「一緒に死のう」と誘われるも、承諾できなかったことを後悔した真珠。「お母さんを楽にしてやれなかった」という気持ちは、今回の殺人につながります。
他方、様々な虐待を受けて(と思われる)「降り積もれ〜」で灰川十三に見出された子どもたち。
同じように虐待を受けながら違う人生になったこの2作品。親子関係が人格形成に多大な影響を与えるとともに、こうした主題の作品が世間の耳目を集めることに今の社会の病み具合を感じます。
そういえば、鑑賞中に映画館に落雷があったらしく、一時中断→少し前から巻き戻して再開、という珍しい経験をしました笑
突然のトラブルにも迅速に対応してくださったスタッフさん、ありがとうございました!
[匂い]が最後の最後でつながった〜
原作の漫画があったのは知りませんでしたので、ドキドキしながらとても楽しく見れました! 独特な勢いで匂いをクンクン嗅ぐ姿や、かわいいのに歯を治療しない意味などなど、色々なストーリー回収でワクワク、堤監督作品とのことで期待通りでした。中高生の娘たちとは、ギリ見れるかな〜?の内容でした。
予告編の作り方がオカシイ
映画館で予告編を観た時、死刑囚の女の歯と歯茎からして怖そうで、きっとホラー映画だと思って、ホラー苦手な私は絶対見ない!と心に決めていた。
けれど、観る映画が無いなぁと言う事で、レビューを読んでみたら、ホラー映画じゃないと言うか、良い評価だったので行ってみた。
最初のシーンは怖そうだったけれど、段々と怖さは薄れ、何があったのだろう?と思う方が強くなり、最後は「愛」のある映画になっていた。
子供の頃からご縁があったのですね。
柳楽優弥さんの美しい目が印象的でした。
気になったのは、あの子供がこんなに可愛い娘に成長するのかな?繋がらなかった。
それと予告編、あんな感じでは私みたいに怖がりは行かないと思う。レビューみたから良かったけれど。
あの歯でも黒島結菜は可愛い!
なんといってもこの映画は、予告で見ていて、黒島結菜の怪演に期待大だった。
黒島結菜はドラマの「アオイホノオ」で初めて認識。
(偶然にもその時と同じ柳楽優弥との共演ですね)
あの時の津田さんは可愛かったなー。
その後、売れてからはテレビで見る機会も増えて、ちむどんどんで朝ドラ主演女優へ。
と思っていたら、未婚の母に。
もう27歳なんですね。。
今回の怪演で本格女優へ舵を切るんでしようけど。。
映画の方はというと、『スオミの話をしよう』の後に見たんですが、予想外に面白かったと感じた。
少し納得のいかない点はあったけど、思っていたよりは面白かったかな。
実はあまり期待はしていなかった。
黒島結菜の怪演だけしか見どころの無い映画だろうと想像していた。
結局、あの歯でも黒島結菜は可愛いと思った。
あれでブサイクだったらストーリー通りにはならないけどね。
どんな理由があるにしろ、4人を殺した事とバラバラにした彼女の狂気は受け入れられない。
しかも、ピエロの化粧をして。。
狂っているし、絶対に受け入れなれないですよね。
二人が恋愛に発展する要素が分からなかった。
3人の自殺希望者も柳楽優弥演じる主人公も、彼女が可愛いからなの?って思った。
他に理由が見つからない。
そうじゃなければ、展開に納得できない。。
一見、二人が惹かれ合う事がスムーズな流れのように見せているが、無理があると思った。
柳楽優弥のヤンチャな青年は良い感じでした。
予告を見ていた時は弁護士役なのかと思ったけど。。
良い役者になりましたね。
立川志らくが出てました。
大根の演技でしたけど頑張ってる感じは伝わってきた。
実は彼のDVDを持ってます。
おそらく知名度をあげるために役者やってるんだろうけどね。
裏切られた気分(爽!)
アラタの腐った魚の様な目。
真珠の虫歯から漂うかのような口臭。
ぐろい死体からの鼻をつまみたくなる様な死臭。
作品から漂って来る腐臭に今日一日暗い気分で過ごす事になりそうだなと覚悟しました。
それが、後半少しずつ、少しずつ、、、そして最後に向けてパーっと!
梅林の爽やかな香りが広がります。
映画館を出る時には心の中一杯の桜吹雪でした(笑)!
まとまっていた
原作漫画も見ましたが、大枠は同じです。
映画にまとめるためにかなり端折るのは仕方ないですがもう少しアラタの心情変化や背景をうまく出してほしかったなという点は残りますが良かったと思います。
思っていたよりも真珠役と真珠役の子役もいい。
面白い。タイトル通り
見やすさ◎
ストーリー◎
キャラクター◎
没入感◎
個人的好み◎
題材はグロいが見やすいのではないだろうか。
ラストがすごく良く、悲しいけどそれだけじゃないのがなかなかない。
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