夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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映像とずば抜けた演技力で見せる作品。
漫画ならではのオチと展開なのに違和感がなかったのは、俳優陣の巧さ。
背景に虐待というのが多すぎて、この時代の問題の深さに暗澹たる思いはする。
唐突過ぎるストーリーと、不穏さや不明瞭なまま進む展開の匙加減が上手く、飽きることなく鑑賞することができた作品。
ラストの笑顔がやはり不気味というところが、ありきたりだけど妄想を掻き立て、効果的で良かった。
昨今の映像化されている人間模様の背景にある、共通する問題点に、国も、地方行政も、もっと目を向けて欲しい。その為の映像化なのだから、映画会社はエンタメでない働きかけもして欲しい。これらを作る上でそういう意義を持たせないなら、ただの感動ポルノ系ということになって、不快さだけが残ってしまうのではないだろうか?
宣伝に使われてるような、インパクトで引き込む作品ではないと思う。そこは効果的ではなかった。私に限ってはそれで映画館で観なかったので。
えっ、そこカット?
原作は以前に読みました。細かい部分は流石に覚えてないけど、途中までは割と原作に沿ってるかな。
うーん、真珠の年齢で黒島結菜かぁ。アラタの柳楽もなんか違うかなぁ。どちらかと言うとぶっ飛んだ時の岡田将生ってイメージだったけど。でも、どちらも演技は良かったです。
でっ、タイトルにつけた(カット)なんですけど、原作後半で結構大事な部分をカットしてて・・・・・・・・えぇ・・・・・と言う感じ。まぁ、そこが無くっても通じる様には勿論作っては有るけども・・・・多分、原作の乃木坂さん渾身の仕込みだっただろう部分。
まぁ、小学館と日テレの組み合わせだからなぁ。
ドストレートな純愛モノなのね🥰
物語が完結していることが好感触
ジャンルが曖昧
久々に映画鑑賞。
告知詐欺ではなかった。演技がうまかったからこそ
柳楽さんと黒島さんの演技が良すぎたせいで、最後の結婚式の妄想がふわふわ過ぎる感じ、いきなり少女漫画演出感に違和感が出ていた。
内容自体は面白く目が離せなくスピーディな展開で良かった。
そもそも半分日本映画のよくある、告知詐欺と思って観ていたのですごく面白かった。
漫画読んだことありませんが、個人的にはエンドロールちょっと前までは好きな作品でした。
原作知ってると酷い…
キャストさんはいい。演技も素晴らしい。2時間にまとめられてたのはよかった。しかし…、肝心な真相が描かれてないのと、実写化特有のキャラの核心つくような重要なセリフを端折るという…
オチがほんとに残念。
歪だけど純愛。こんなことある?!な展開のテンポ感が良い
とにかく柳楽優弥という人間のお芝居が良い!
御本人がインタビューで「心の声(本音)」と「実際に真珠に対して話している声(作られたキャラ)」を楽しみながら観てほしいと仰っていましたが、そこを重視しながら観ることができてよかったです。
黒島結菜さんは実を言うとデビューされた頃からあまりお芝居がお上手なイメージがなく、演者さん方の中でも特に難しいとされている猟奇的な役は厳しいのではないかと思っていました。
しかしそんなことは杞憂で、とても素晴らしいお芝居をされる方になっていました。
黒島さんの持つ素朴さが、獄中の「品川真珠」というアラタにだけ見せる姿を時に無邪気に、時に儚い女性像として見せる鍵だったのだと思います。
ビジュアル面での苦労もインタビューで目にしていたので、そこも注目して鑑賞しました。
そして佐藤二朗さん。この作品において佐藤二朗さんが吉と出るか凶と出るか気になっていました。
個人的には吉でした。作風を邪魔せず二朗さんの存在が良いスパイスになっていたと思います。
「真珠は最初から全て知っていた」
この一言に尽きますね。
ここ最近の中で一番見応えのある作品でした!
話の流れについていくのが精一杯
エンドロールで…
偽り、興味本位、哀れみから最後は、純愛風だったけど、どこまでいってもマインドコントロールされてしまっているんじゃないか、13年後殺されるか殺すしか無い…ハッピーエンドでは終われないなと思った。
ストーリー上、重要なのかもしれないけど歯の強調とそんなに太らせなくても良かったんじゃないかな思った。
でも、思ったよりハードなシーン無くてテンポも良くて見やすい作品でした。
佐藤二郎のチョイ役は絶妙だし、やっぱり柳楽優弥最高にカッコ良い。
最後にエンドロール見て検索したけど、ずっと出てるのに今野浩喜だとは気づかなかった…笑
裁判シーンが面白い
めちゃめちゃ面白い 少し大人向けだけど最高 裁判傍聴が好きな人なら是非!!
監督のことや主演者の過去作のことはあまり詳しくないのですが、控えめに言って最高に面白いです。期待以上でした。テンポもよく無駄なシーンがないので退屈もしません。
内容は頭が良くないとわからない点があるかもしれないのと、テンポが良いので、しっかり睡眠を取って脳を活性化させていくのがおすすめ。私は不運にも睡眠不足でしたが、それでも面白さは伝わってきて、頭がもっと冴えてたらなお良かっったって思いました。
グロ要素や怖さを心配してる方へ、「安心してください!控えめですよ!」年齢制限がそもそもないので、怖さやグロテスクさ、過激度は低めでした。予告の感じよりも怖くなく、どちらかといえば、明るい雰囲気が印象的でした。
楽しかったですよ。
あと、友情出演の佐藤二郎さん、さすがの怪演!!出演シーンではずっと笑ってました。
インパクト一本槍ではない良作
あらすじとヒロイン(と見なしてもよいかは難しいところだが)のインパクトが印象に残る作品ではあるが、細部もしっかりと作りこまれている。
裁判の度にヒロインに印象が強い服装をさせることでライダースーツを着せることの違和感を軽減する演出や、死刑囚との交流を趣味としている男性のそれっぽすぎるキャラクター性などは本当に上手いと思う。
ストーリーの展開上、多少はやむを得ないものの、序盤のインパクトと比べて後半はやや尻すぼみとなってしまった点は少しもったいなさを感じた。
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