夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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結婚という軸をぶらさないミステリー×ラブストーリー
原作未読です。
夏目アラタと殺人容疑者真珠のラブストーリーというのは
みなさんもおっしゃっている鑑賞後の感想ですが、
予告だけで完全にミスリードされました。
ちょっとホラー風味のミステリーを期待していたら
全然違っていましたね。
アラタも真珠も結構なエッジの効いたキャラとなっていて
普通ならそんなこと言わないよね、とか、
そんな行動しないよね、ということを
割と平気でやっちゃう人たちなんですよね。
だから気が合うのかな〜とは思いました。
前半から伏線が張られまくりまして、
後半に回収されていくのですが、
もはやミステリーではなくなっているためか、
雑な感じもしてしまい、そこも残念ではありました。
真珠による裁判での供述で種明かしされていくところ等が
特にそう感じてしまいましたね。
社会問題にも中途半端に触れられていて
物語がぼやけた気がしてしまいましたね。
もっとfeatureしてラブストーリー軸でなくても
ヘビー級邦画として成立したんじゃないかと思いました。
残念なのは佐藤二朗のキャラもです。
もっと重要性を持たせて良かったと思うのですが
特に大事ではなく、このキャラ必要?と疑問でした。
もうひとつ残念なのは、
黒島結菜演じる真珠の歯です。
あそこまで強調する必要があったのか甚だ疑問です。
どうしても真珠の葉に目がいっちゃうんですよねー。
柳楽優弥もTHE柳楽優弥であり、
もうちょっといつもと違う柳楽優弥を見たかったです。
とは言え、鑑賞後感はまずまず良くて、
そこそこ満足しました。
狩野英孝に見える(笑)
今週見たいのが一斉に上映されたから見れた内の一つです☺️。
原作は未読ってかあるの知らんかった😅。
殺人罪で捕まった真珠、2年の黙秘を続け獄中にて文通のやり取りをしていた被害者の子供。
身分を偽り身近にあった児童相談員名刺、夏目アラタの名前を使いやり取りをする内に真珠から会いたいとの申し入れがあり事情を知ったアラタ本人が獄中の真珠に合う事で物語が始まる。
だいたいこんな感じのスタートやったけど、面白かったです😊、最初のほうはアラタの心の声もあり会話のやり取りも心理戦みたいな感じもあり引き込まれました(実際はアラタが深読みしすぎてただけだが)。
真珠の黙秘の理由、やたら臭いをかぐ動作、真実がわかってくる事に伏線回収みたいな流れもあって良かったです😁。
役者さんはタイトルにも記載しましたが柳楽さんがどうしても狩野英孝さんに見えてしまって仕方なかったが物語を鑑賞する上では気にならなくなりました。
真珠役の黒島さんの歯はCG的なものでの加工かな〜❓えらいリアルだったけど凄かったな💦。
メインで良かったのは中川大志さんカッコよかったのと、丸山礼さんも可愛いかった☺️コントやったりしてるから女優もいけますね👍。
「あんのこと」以来におみかけした佐藤二郎さんもちょい役ながら存在感ありましたよ、立川志らくさんばりに(笑)
今日早起きしてしまったから、かるい中だるみのときに一瞬落ちた(笑)から配信されたらまた観ようと思います(笑)
うーん
3時間ほど時間が空いたため映画を見ようと思い探したところ、かなり好評なレビューが多かったのでこちらを拝見しました。
とりあえず私にはこの映画の良さが全く分からなかった。柳楽くんも黒島結菜ちゃんも好きだけど、この映画で2人の良さが生きているとも思えなかったです。
原作未読ですが、漫画だと面白いのかもしれません。
どんでん返しがあるのかと思いきや、え?という終わり方。
オリヴィアロドリゴのエンディング曲だけは良かったです。
私にはこの映画の良さが全く分からなかった。
ただそれだけです。
原作未読で映画が面白いと思った方はぜひ原作を
この映画を見て、原作未見の方は幸いです。ぜひ原作を読みましょう。この事件の真相、真珠の親、登場人物のその後など重要な部分はまだネタバレされていません。
乃木坂先生の原作が大好きで、この映画を見るにあたって、自分ならどう構成するかを考えていきました。その結果、結論としては自分には不可能となりました。どのシーンも重要で深い意味があり、絶対に2時間に収まりそうになかったので、これをプロならどう料理するのかと興味深く見させてもらいました。
結果、原作・映画両方を見た人ならお分かりのように、原作の超重要なある部分とある部分をばっさりとカットしています。思い切り。恐らく、原作ファンからはあまり良い評価を得られないでしょうが、私は非難しません。だって、自分にはとても無理だったから。映画を見て興味を持った人を原作に誘導するための手段として評価します。
それにしても、どこを残し、どこを削るか、プロの判断というのは面白いですね。おそらく読んだ人が多い原作序盤を中心に、ビジュアルインパクト重視で猟奇的なシーンを残し、Dパートの頭を使うシーンは削る。特に、桃ちゃん先輩との面会シーンなんて削っても流れに影響しないのに、エド・ゲーシーが少年を篭絡した事件のような超人心掌握術を示すために残したのでしょう。
さて、映画ならでは改変要素として、エンドロールの途中でインサートされた印象的なシーンがあります。私としては、これはいらなかったなぁ。全く関係ない二人が出会って、奇妙な縁で結ばれるのが結婚だと思います。(え?そうじゃない人もいる?そういう羨ましい人は置いといて。)
究極の恋愛映画?
コミックスの原作は読んだことが無く、予告編だけの知識しかなかった私です。なので「夏目アラタ」って、ヒロインの名前だとばかり思っていました(笑)
お話の進み方は拘置所の面会での会話がメインです。、ヒロインとアラタの探り合い、騙し合いが観ているものの緊張を呼び、プチ「羊たちの沈黙」のようでした。阿部サダヲの「死刑にいたる病」もそうですが、犯人が出す「謎解き」をクリアしていき物語が進むというパターンが増えましたね。
この作品の最大のトリックには驚かされたのも事実ですし、彼女の提示する一つ一つの課題をクリアしていくことで成り立つ
究極の恋愛映画であり、ハッピーエンドだと思います。
異色のサスペンス
最近のつまらない米国映画より断然面白い!
これはまさしく異色のサスペンスだ
原作未読
想像もつかない、ある意味どんでん返しのサスペンス
ちゃんと伏線回収もあるし
やっぱり最後の彼女の笑顔が… 凄く怖いのは私だけなのであろうか?それともその様な偏見が全ての罪の源なのであろうか?
色々と突っ込み所はあるけど、それにしても黒島さんの怪演は素晴らしい
これを観るだけでも価値がある
しかしあの真珠のすきっ歯はCG⁇ それとも入れ歯⁇ マウスピース⁇
どうしても気になった(よく出来すぎ)
クソつまらない!!!
原作は読んでおりません
だから純粋に映画だけの感想ですが、真相が分かるにつれて?が増えていき、最後まで荒唐無稽なクソつまらない映画でした
原作どおりでないなら脚本家の責任で、この作品についていえば役者に罪はありません
目ヂカラに引き込まれるスリリングな心理戦
『夏目アラタの結婚』の予告編を見たときは、正直それほど興味をそそられるストーリーではありませんでしたが、夏目アラタ役の柳楽優弥さんの演技が気になり、劇場へ足を運びました。観てみると、品川真珠役の黒島結菜さんの演技も素晴らしく、特に印象に残りました。
映画全体を通じて感じたのは、登場人物たち全員がどこかしらに異常性を持っているということ。しかし、その異常性は私たちが生きる現実社会にも通じる部分があり、全くの非現実とは言い切れないところが怖くもあり、面白くもありました。実際、誰しもが多かれ少なかれ異常性を内に秘めているのではないかと考えさせられました。
物語の展開は、アラタと真珠が面会室で顔を突き合わせるシーンが中心。1回の面会は20分で、その時間の中で2人が繰り広げる駆け引きや心理戦がスリリングでした。アクリル板越しに交わされる会話が、単なるやり取り以上の深みを持ち、次第に2人の関係がどのように変わっていくのかに引き込まれていきます。
ストーリー自体は重い内容ですが、テンポが良く、飽きることなく最後まで楽しめました。特に柳楽優弥さんの目ヂカラに引き込まれますね。生まれ持った目ヂカラも才能だと感じます。
唯一残念だったのは、品川真珠の子役と成長後の黒島結菜さんの顔立ちがあまりにも違いすぎた点です。もう少し似た雰囲気の子役がキャスティングされていたら、物語への没入感がさらに増したかもしれません。
全体として、予想を超えるスリルと緊張感に満ちた作品でした。柳楽優弥さんと黒島結菜さんの圧巻の演技が光り、物語に対する興味が薄かった当初の印象を覆すこととなりました。
マンガチックな
展開でした
原作も含めて完全初見で、映画館のCM見て鑑賞
もっと猟奇的な死刑囚かと思いきや、全然そんな事なく….…
いくら被害者の子供から頼まれてというか、自分の興味からだとしても、児童相談所職員があそこまでするのかと….…
死刑囚役の俳優さん、すきっ歯どうやったのか
そこが凄かった
若い女性向けのスィーツ作品といえるけど、あの歯茎では女性客は多分呼べない・・
男性漫画誌掲載作品とのことだけど、ある意味若い女性向けのスィーツ作品だと思う。
でも、ヒロインの歯茎は対象となる客を遠ざけるのでは・・
ヒロインの主張がコロコロ変わるが最後のものが真実ならつじつま合わないところ出てくるなあ。
あと、上訴権の放棄についてイマイチわからなかったけど、適応法体系が変るっていうこと?だとすると演出うまくない(ネタバレ避けて書くのはムズイなあ)
良くわからないところを確認するため観客にもう一度劇場に足を運ぼうと思わせる作品は良い作品だと思います。
(ただ、冒頭の「X」の伏線が最後に回収されるあたりはちょっと苦しい・・)
予告編からは想像できなかった奇跡の作品
「死刑囚と結婚」という設定に加え、予告編映像もかなりインパクトがあった。一方で、リアリティーに疑問符が付くので、「どうなのかなあ・・」と思いつつも、柳楽優弥と黒島結菜はいずれも割と好きな役者なので、「まあ、観てみよう」とあまり期待を持たずに観賞。
【物語】
児童相談所職員・夏目アラタ(柳楽優弥)は、世間を騒がせた連続殺人事件の遺族から相談を受ける。 事件の犠牲者の男の息子である小学生の少年が、一審で死刑判決を受けて控訴中の容疑者品川真珠(黒島結菜)と文通していたと言うのだ。 文通の目的は殺された父親の首が見つかっていないため、その隠し場所の情報を得るためだったが、被害者の息子であることを隠すためにアラタの名前を騙って手紙を出し続け、しかも最後の返信には「アラタに会いたい」と書かれていたため相談されたのだった。
アラタは当惑したが、少年に「お父さんの首の在りかは俺が突き止める」と約束して、拘置所を訪れる。いよいよ面会に臨むが、現れた真珠に驚く。報道されていた品川真珠は醜く太った容姿であり、世間では逮捕時の異様な化粧から「品川ピエロ」と呼ばれていた。しかし、目の前の真珠は美少女だった。不揃いの歯を除けば。一方、真珠もアラタを前に、「思ってたのと違う」とだけ言い捨てて面会室から出て行こうとする。少年との約束を果たせなくなると焦ったアラタは、咄嗟に獄中結婚を持ち掛ける。
数日後真珠の弁護士宮前(中川大志)がアラタの前に現れ、真珠の記入・捺印が済んでいる婚姻届けを見せる。咄嗟の思いつきで言ったことでもちろん本気ではなかったアラタだが、後に退けなくなる。 アラタは拘置所に通いながら宮前と共に事件の真実、真珠の本心を知ろうとする。
【感想】
これは、想像していたよりずっと面白かった。
まず、観賞前の不安要素“死刑囚と結婚”について、「こんなのあるわけないだろ!」にならなかったことが大きい(ちなみに真珠は一審で死刑判決を受けたが、控訴中で刑が確定していなかったので正確には“死刑囚”じゃないですよね?)。 実際には主人公アラタの置かれた立場に立ってもまず誰も結婚はしないとは思うものの、「この展開なら、もしかしたらあるかも」と思わせる。SFの設定と同じで、現実にはあり得なくても「もしかしたら・・・」と少しでも思えることは俺的にはとても重要。
次に柳楽の演技が良かった。上述とも絡むのだけど「こいつだったら、結婚するかも」と思わせるアラタのキャラを作り上げている。俺が柳楽に惹かれるのはこういう演技力だが、ナイス・キャスティング!
ヒロイン黒島結菜も頑張っていたと思う。“醜い歯”が作品のビジュアル・インパクト的にもストーリー上でも重要なので絶対省けない部分だが、結果としてはヒロインとしては今ひとつ可愛くないのだが、まあ仕方ない。事務所的には出演することを躊躇する面もあったかと思われるが、作品の仕上がりを見れば女優キャリア的にも出演して良かったと思う。
さらに何より褒めたいのは、本作が純愛に仕上がっていること。
この基本設定で、純愛作品にするのは奇跡とも思える。中盤まではおどろおどろしい事件描写、異様な真珠のキャラ、ミステリー的展開で引っ張りつつ、最後にああ仕上げるのは、脚本・演出・役者の演技、さらには編集も加えた力で絶妙のバランス保った結果だと思う。
現実には絶対あり得ないのだけど、「もしかしたら・・・」を思わせる奇跡のラブ・ファンタジー。俺が観た堤幸彦作品の中では最高傑作と思える。
Xはバツではなく、2つの線の運命のような出逢い
最初はXという背景の重なるシーンがあって、視覚効果があるけど、伝えたい物は何かわからない。最後まで考えるとそれは二人の出逢いだと考える。
ミステリーだと思ったが、結局ラブストーリーじゃない笑。ちょっと残念だった。
普通の日本のラブラブ恋愛映画で満足出来ない方は刺さると思う。 佐藤...
普通の日本のラブラブ恋愛映画で満足出来ない方は刺さると思う。
佐藤二朗さん、久しぶりに映画で見たが
相変わらず演技ウザいなぁw(←誉め言葉です)
原作コミック読破、原作者さんのファンなのでお布施で見に行った。
配役さんはコスプレ感は無く演技も悪く無いですが
無理やり2時間に収める為か?もう少し真珠との逃亡時間欲しかった(あっさりすぎん?)
映像は本当に監督は堤幸彦?原作者さんか脚本の人の口出しきたんか?
映像でトリックとか金田一少年の事件簿的な先はどうなんの?どうなんの?みたいなワクワクが無くって残念だった。(←これを期待して観に行った)
全く原作しらない人は☆4ですが原作ファンはどうなん?って感じ
佐藤二朗さんが出なかったら☆2かな?
安定の柳楽優弥と黒島結菜
主役の2人の演技が上手いと作品が締まりますね☺️
ところで、中川大志君🫢
途中で福士誠治が出てきた事もあって、検事と弁護士で福福コンビだって、エンドロールが出てくるまで、ずっと福士蒼汰と勘違いしていました🤣
確かに福士蒼汰にしては何か違和感あるんだよなと思ってはいたんですが(^^ゞ
期待は超えないが
予告編をみて興味をもち映画に観に行きました
予告編の期待はやや超えないが、それなりに楽しめる
女優の黒島さんの怪演はみていて印象に残る
他の方も言ってましたが、最後には
「あれ、いい話しかも」
と思える
黒島結菜を好きになる
『真珠、俺を見ろ』から真珠が柵を飛び越えてアラタの胸に飛び込むよね。
ここの黒島結菜がカッコよくて、綺麗で、可愛いの。
こんな風に飛び込まれたら、もう、その後にどんな酷いことが起きるとしても、放さないって気分になるね。
このシーンだけで、この映画を観る意味あったよ。
話としては少し無理ある感じはするんだよね。
でも柳楽優弥の演技でもってっちゃう。さすが。
中川大志も当たり前にうまい。
黒島結菜は演技がうまいのもあるけど、演出がいいね。
堤監督が本気で仕事した感じ。
「堤さん、普通の映画も撮れるんだ」と思ったもん。
木村ひさしに譲って引退してたのかなと思ったけど、また色々撮って欲しいね。
心理戦の会話劇中心になるから、ただ意表を突くことを言わせていれば話しになるところもあるけど、ラストに向けて、それだけじゃないまとめ方がいいね。
物語が進むにつれ黒島結菜が好きになるから、ラストも納得でした。
最後まで飽きさせない映画
ブラックな内容でありつつも、テンポ良く物語が進んでいくので、飽きずに最後まで観れます
原作より内容が削られているかもしれないけど、一本の映画として、収まりが良かったイメージ
柳楽優弥も黒島結菜もお気に入りの俳優になりました✌️
ヴァンパイア
原作は未読です。予告の感じは面白そうでしたが、堤監督がどう料理するのかという点に注目しての鑑賞。
悪くはないですし、全編通してしっかり観れたんですが、インパクトがありそうで不発なところが多く、原作はきっと面白いんだろうなと思うところが多かったせいかちょくちょく首を傾げながら観ていました。
児相に通っている少年が死刑囚と文通を交わしていたがために、実際に面会するとなって差出人名義にされていた児相の職員・夏目アラタが死刑囚・品川ピエロこと品川真珠に結婚を申し込むというトリッキーな始まりからスタートし、不穏な雰囲気込みで駆け引きありのミステリーだなぁと思っていました。
基本的には面会室での1対1の会話劇がメインで進行していくんですが、このやりとりが意外や意外に結構面白く、言葉巧みに情報を聞き出そうとするアラタに対して真相を見抜いたように覗き込み接近してくる真珠とハラハラさせられる展開は良かったです。
真珠がなぜ殺人に手を染めたのかだったりがアラタと会うごとに解明されていき、殺人事件のバラバラパーツが見つかるごとに真珠の謎がより分かっていく作りは前のめりになるくらい面白かったです。
IQが伸びに伸びた理由だったり、歯並びの問題だったり、幼少期に転々としていた理由だったり、両親との関係性だったりと一つ一つ明かされていく真相は事件の顛末よりも興味深いものがありました。
まぁいくつか無理があるだろうと設定はありましたが、それもまたご愛嬌という事で流さないと今作は楽しめないですね笑
真っ直ぐに純愛に向かっていくラストはビターな恋愛ものとして楽しめる違う一面を見せてくれて幅が感じられました。
序盤からは飛躍したなぁと思いつつも、オチは悪くなかったです。
役者陣はクセのある役を乗りこなしていてお見事でした。
柳楽くんのワルな感じはとっても好みでしたし、黒島さんは普段の役柄とはまた違う狂気を感じさせるものになっていて一皮も二皮も剥けたなぁと感心させられました。
佐藤二郎さんは今回はノイズになっていた気がしました。原作のキャラそのままだったらこの文句も野暮ってもんなんですが、福田監督作品のソレなので今作ではちとミスキャストだなぁと思いました。
原作を詰め込みまくっていたせいで展開の速さには目がつきましたが、ラブストーリーとしては意外と楽しめる一本だと思います。柳楽くん&黒島さんファンなら観に行くべしべし。
鑑賞日 9/6
鑑賞時間 12:10〜14:25
座席 K-6
結局最後まで夏目アラタに感情移入できなかった。
最初は殺されたお父さんの頭を探すのが目的でずーっと行くのかと思ったけど、それはあっという間に消えて純愛ストーリーに変化して最後の白無垢は何?と言う気分でエンドロールを迎えました。サプライズを作るための仕掛けもわかってしまうし、どう決着をつけるのかはてなマークが消えませんでした。でもなんといってもあの歯はやめて。映画は気持ち良くなる、もしくは気持ちよく終わるものだと思います。やるなら最後の白無垢では普通の歯でやってほしかった。吐き気がするくらい気持ち悪さが最後まで残りました。残念ですが、キャストには罪はないと思いますが次回作は見ません。
全311件中、221~240件目を表示