夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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アラタと真珠はハマり役
先が読めないストーリー展開で十分に楽しめる作品でした。唐突なプロポーズには驚きでしたがその後の怒涛の展開でバランスした感じ。想像の域のそのはるか上を観せてもらった気がします。
黒島結菜ちゃんの演技力が光る秀作。十字模様の映像が何なのか気になりましたが見事に回収!
103
原作通りではないけれど…
auの携帯を使い初めて17年と半年
もちろんスマートパス会員。
映画の幕間に必ず宣伝がありますね
色々な特典がありますが
こちらの作品はいつでも1100円(対象劇場)でした。
そして雑誌も読み放題なので、この作品も
読み放題で最終回まで読んでいました。
今年に入り最終回を迎えました
だいぶ内容忘れています。
126席のキャパ、本日2回目の上映。
7割ほど埋まっていました。
漫画、確か12巻ほどあったと思いますが
それを2時間で納めるのは
到底無理。
よくまとめたなぁと言う印象
漫画とは別物で考えれば
とても面白かった。
市村正親さんと佐藤二朗さんが光っていましたね
市村正親さんの落ち着いた押さえた演技と佐藤二朗さんのオタクそのものが良かった。
エンドロールで立つ人がいなかったはびっくりでした。
映画とは関係ないですが、
映画とランチがワンセットで私の楽しみなのですが
今回のランチのお店が、上野のABABにお店があったのですが、今年の6月に耐震の都合でABABが閉館となりました
なのでそのお店がある、ららぽーとTOKYO-BAYに来ました
こちらもオープン時、10代で良く遊びにきていました
わりと映画で良く行く越谷レイクタウンも日本一広いですが、こちらもかなり広く迷いました。
重要なところの改変がしっくりいった
マンガ三分の一予習、荒唐無稽な設定で出落ち感満載のマンガは意外とそうでもなく、面会の駆け引きとどんな展開に転ぶか面白い作品です。映像化にあたり、マンガではどうしてもわからない部分である、なぜ真珠はアラタに心を許したのかということ。作者の便はあると思うが、はっきり語られないマンガでは推測にしか過ぎない。そこをうまく補足したのが、今回の脚色だと思います。マンガでは、幼少の真珠に出会ったのは弁護士の方で、アラタはその話を聞いたに過ぎません。これを本当に出会わせていたことにして、ニオイを共通の記憶にしたことが、辻褄も合い説得力が増しました。
マンガチックな展開の中にも、リアルさが加わり、救いがあったのは私は好みです。マンガだったら必要ないことでしょうけど。
そんなことはなくても原作のアラタは魅力的で、柳楽さんのアラタもしっかり再現された魅力がありました。
ミステリーとしても面白いです。
深刻な素材をカラッと明るく仕上げたエンタメ作品
柳楽優弥扮する主人公・夏目アラタが、連続バラバラ殺人の真相に迫るミステリーであると当時に、容疑者である”品川ピエロ”こと”品川真珠”(黒島結菜)と結婚するというラブストーリーでもありました。
容疑者の真珠は、最終的に生い立ちからして無戸籍であることが分かり、また充分な育児も受けずに育ち、継父からのDVや学校での苛めも経験するという極めて悲惨な状況で生まれ育ったことが明らかになります。そうした”素材”からすると、「市子」同様の重苦しい社会派ミステリーにもなり得るお話でしたが、本作は「市子」と違い、奔放で陽キャな夏目アラタを主人公にしたことで、全く異なる味付けの仕上がりになっていました。
また、真珠の汚いというか不気味な歯並びも見所のひとつ。黒島結菜の美しいお顔とは対照的に、ニヤッと笑うと見える汚くて隙間だらけの歯は、予告編から印象的でした。これが一見ホラー的な怖さも醸し出しており、本作のエンタメ性を一層引き立てていたと思います。そしてストーリー的にもこの歯がポイントであることが明かされ、この辺の創りも非常に良く出来ていたと感じられました。しかしあの歯はどうやって作ったんでしょう?
ストーリーの面白さ、秀逸なキャラクター設定、柳楽優弥と黒島結菜のダブル主演の役になり切った熱演と、思っていた以上に面白い作品でした。個人的にちょっと残念だったのは、エンディングテーマであるオリヴィア・ロドリゴ の「ヴァンパイア」。真珠の感情を代弁する曲ということで選ばれたそうですが、曲自体は良いと思うものの、日本語の曲にして欲しかったと思わざるを得ませんでした。
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
匂いの記憶
原作未読。
ミステリーや謎解きやスリラーを勝手に期待したが少し変わった純粋なラブストーリーって感じだった。
決して色白で女性的とは言えない黒島さんの少年の様な身体つき(一人称も僕だし)が同情は誘うもののリアルな恋愛をイメージできず、逆に求婚に対して裏を感じさせるような効果があって良いと思った。
どうしても口元に目が行ってしまうが、入れ歯が顔つきや喋り方に少なからず影響してしまっており気の毒に感じた。
面会終了を回避するための「結婚してくれないか」のセリフが唐突かつ不自然過ぎて最初から話に乗れず、そのまま最後まで行ってしまった感じ。
面白そうなシチュエーションありきでストーリーを後から肉付けして行ったタイプの小説をそのまま映像化したという印象。
レクター博士ほど怖くない!!
品川真珠は歯が命
たいへんおもしろかったです
1番の好評価は柳楽優弥、黒島結菜、2人の演技力だと思う。見せ方も相まって品川真珠の不気味さがよく表現されていました。その不気味な真珠に負けずおとらず夏目アラタの元ワルの色気みたいな存在感もよく表現されていました。
でも作品としては思ってたのとは違いましたね。観たあと2~3日は気分が重くなるような重度のサイコサスペンス的なものかと思ったけどかなり軽めだったと思います。そういう意味では肩透かしくらった気もします。
ハードなサイコホラーを求める方にはお勧めにはならないかもです。
あと、腑に落ちないのが真珠が法廷に着て行った服装3パターン。あの服はどこで入手するの?自前?だとしたら真珠の太っていた時期、やせた時期の時系列がよくわからない。
それとバイクで逃走シーンもいまいちしっくり来ない。二人ともそこそこバイクに乗りなれていなけりゃあれだけの警官の囲みを突破して逃げられないと思うが、バイクもメットも全然使用感が無かった。
というか日本のバイク、カーアクションって海外に比べれてわざとらしさがあるよね。演出、撮り方の問題だよね。
品川真珠の狂気の表現の1つに歯が印象的だけど、刑務所内でも歯の治療はできるんかな?
映画最後にハッピーエンド風になるんだけど、出所したら真珠にはちゃんと歯医者に行ってほしい。
そうか…こういう映画だったのか…
品川真珠の居場所
予告を見た時からずっと気になっていた本作。公開初日に、仕事帰りに先に「エイリアン:ロムルス」を観てからの最終上映回での鑑賞となりましたが、睡魔に襲われることなく、最後まで引き込まれる内容でした。
ストーリーは、逮捕時にピエロのメイクをしていたことから「品川ピエロ」呼ばれた、連続バラバラ殺人事件の犯人で死刑囚となった品川真珠から、まだ発見されていない被害者の首の隠し場所を聞き出そうと面会に訪れた児童相談所職員・夏目アラタは、真珠の警戒心を解くために咄嗟に結婚を申し込み、その後も面会を続けて交流を続けていく中で、真珠は少しずつ事件のことを語り始め、意外な事実が明らかになっていくというもの。
バラバラ殺人事件の真相をめぐるサスペンスとして、最後まで予断を許さない展開がとにかくおもしろいです。加えて、殺人容疑のかかる品川真珠の哀しき生い立ちをめぐる物語としても、考えさせるものがあります。また、夏目アラタと品川真珠の二人の関係を描くラブストーリーとも見ることができますし、夏目アラタが自身を見つめ直す成長譚としても見応えがあります。こんな感じで、殺人事件の真相を追う中に、さまざまな要素を盛り込んでいるところに魅力を感じます。
そんな重層的なドラマを描く演出として、拘置所の面会シーンが効果的に描かれています。アラタの内言によって、観客は彼の視点と同化するように没入できます。品川真珠の漆黒の闇のような瞳が印象的ですが、真珠の狙いは何なのか、事件の真相はどうだったのか、その瞳からはなかなか読み取れません。逆に、気を抜けば彼女の深淵に飲み込まれそうな恐怖を覚えます。
当初は真珠をうまくそそのかして情報を得るつもりだったアラタ。死刑囚マニアの藤田の忠告を受け、自身も警戒していたはずなのに、気づけば真珠に翻弄され、いつのまにか取り込まれてしまいます。その過程こそが、本作最大の見どころではないでしょうか。果たしてこれは緻密に計算された罠にはめられたのか、真珠の境遇への同情がそうさせたのか、それとも彼女への純粋な思いからの行動だったのか。いずれにせよ、その根底には自身の居場所を探し続けた真珠への無償の愛があったように思います。アラタの心に去来するものを思うと、なんだか温かいものがこみあげてきます。
主演は柳楽優弥さんと黒島結菜さんで、この二人だからこそ作り上げることのできた世界観に圧倒されます。特に黒島結菜さんの一皮むけた怪演は、観る者に強烈なインパクトを与えます。これを受ける柳楽優弥さんの柔軟な演技が、それをさらに引き立てます。脇を固めるのは、中川大志さん、佐藤二朗さん、丸山礼さん、立川志らくさん、市村正親さんら。
結婚という軸をぶらさないミステリー×ラブストーリー
原作未読です。
夏目アラタと殺人容疑者真珠のラブストーリーというのは
みなさんもおっしゃっている鑑賞後の感想ですが、
予告だけで完全にミスリードされました。
ちょっとホラー風味のミステリーを期待していたら
全然違っていましたね。
アラタも真珠も結構なエッジの効いたキャラとなっていて
普通ならそんなこと言わないよね、とか、
そんな行動しないよね、ということを
割と平気でやっちゃう人たちなんですよね。
だから気が合うのかな〜とは思いました。
前半から伏線が張られまくりまして、
後半に回収されていくのですが、
もはやミステリーではなくなっているためか、
雑な感じもしてしまい、そこも残念ではありました。
真珠による裁判での供述で種明かしされていくところ等が
特にそう感じてしまいましたね。
社会問題にも中途半端に触れられていて
物語がぼやけた気がしてしまいましたね。
もっとfeatureしてラブストーリー軸でなくても
ヘビー級邦画として成立したんじゃないかと思いました。
残念なのは佐藤二朗のキャラもです。
もっと重要性を持たせて良かったと思うのですが
特に大事ではなく、このキャラ必要?と疑問でした。
もうひとつ残念なのは、
黒島結菜演じる真珠の歯です。
あそこまで強調する必要があったのか甚だ疑問です。
どうしても真珠の葉に目がいっちゃうんですよねー。
柳楽優弥もTHE柳楽優弥であり、
もうちょっといつもと違う柳楽優弥を見たかったです。
とは言え、鑑賞後感はまずまず良くて、
そこそこ満足しました。
狩野英孝に見える(笑)
今週見たいのが一斉に上映されたから見れた内の一つです☺️。
原作は未読ってかあるの知らんかった😅。
殺人罪で捕まった真珠、2年の黙秘を続け獄中にて文通のやり取りをしていた被害者の子供。
身分を偽り身近にあった児童相談員名刺、夏目アラタの名前を使いやり取りをする内に真珠から会いたいとの申し入れがあり事情を知ったアラタ本人が獄中の真珠に合う事で物語が始まる。
だいたいこんな感じのスタートやったけど、面白かったです😊、最初のほうはアラタの心の声もあり会話のやり取りも心理戦みたいな感じもあり引き込まれました(実際はアラタが深読みしすぎてただけだが)。
真珠の黙秘の理由、やたら臭いをかぐ動作、真実がわかってくる事に伏線回収みたいな流れもあって良かったです😁。
役者さんはタイトルにも記載しましたが柳楽さんがどうしても狩野英孝さんに見えてしまって仕方なかったが物語を鑑賞する上では気にならなくなりました。
真珠役の黒島さんの歯はCG的なものでの加工かな〜❓えらいリアルだったけど凄かったな💦。
メインで良かったのは中川大志さんカッコよかったのと、丸山礼さんも可愛いかった☺️コントやったりしてるから女優もいけますね👍。
「あんのこと」以来におみかけした佐藤二郎さんもちょい役ながら存在感ありましたよ、立川志らくさんばりに(笑)
今日早起きしてしまったから、かるい中だるみのときに一瞬落ちた(笑)から配信されたらまた観ようと思います(笑)
うーん
3時間ほど時間が空いたため映画を見ようと思い探したところ、かなり好評なレビューが多かったのでこちらを拝見しました。
とりあえず私にはこの映画の良さが全く分からなかった。柳楽くんも黒島結菜ちゃんも好きだけど、この映画で2人の良さが生きているとも思えなかったです。
原作未読ですが、漫画だと面白いのかもしれません。
どんでん返しがあるのかと思いきや、え?という終わり方。
オリヴィアロドリゴのエンディング曲だけは良かったです。
私にはこの映画の良さが全く分からなかった。
ただそれだけです。
原作未読で映画が面白いと思った方はぜひ原作を
この映画を見て、原作未見の方は幸いです。ぜひ原作を読みましょう。この事件の真相、真珠の親、登場人物のその後など重要な部分はまだネタバレされていません。
乃木坂先生の原作が大好きで、この映画を見るにあたって、自分ならどう構成するかを考えていきました。その結果、結論としては自分には不可能となりました。どのシーンも重要で深い意味があり、絶対に2時間に収まりそうになかったので、これをプロならどう料理するのかと興味深く見させてもらいました。
結果、原作・映画両方を見た人ならお分かりのように、原作の超重要なある部分とある部分をばっさりとカットしています。思い切り。恐らく、原作ファンからはあまり良い評価を得られないでしょうが、私は非難しません。だって、自分にはとても無理だったから。映画を見て興味を持った人を原作に誘導するための手段として評価します。
それにしても、どこを残し、どこを削るか、プロの判断というのは面白いですね。おそらく読んだ人が多い原作序盤を中心に、ビジュアルインパクト重視で猟奇的なシーンを残し、Dパートの頭を使うシーンは削る。特に、桃ちゃん先輩との面会シーンなんて削っても流れに影響しないのに、エド・ゲーシーが少年を篭絡した事件のような超人心掌握術を示すために残したのでしょう。
さて、映画ならでは改変要素として、エンドロールの途中でインサートされた印象的なシーンがあります。私としては、これはいらなかったなぁ。全く関係ない二人が出会って、奇妙な縁で結ばれるのが結婚だと思います。(え?そうじゃない人もいる?そういう羨ましい人は置いといて。)
究極の恋愛映画?
異色のサスペンス
最近のつまらない米国映画より断然面白い!
これはまさしく異色のサスペンスだ
原作未読
想像もつかない、ある意味どんでん返しのサスペンス
ちゃんと伏線回収もあるし
やっぱり最後の彼女の笑顔が… 凄く怖いのは私だけなのであろうか?それともその様な偏見が全ての罪の源なのであろうか?
色々と突っ込み所はあるけど、それにしても黒島さんの怪演は素晴らしい
これを観るだけでも価値がある
しかしあの真珠のすきっ歯はCG⁇ それとも入れ歯⁇ マウスピース⁇
どうしても気になった(よく出来すぎ)
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