夏目アラタの結婚のレビュー・感想・評価
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何とも変わった映画です
連続殺人犯と獄中結婚!?って事くらいしか知らずに見に行って来ました。
真珠は本当に殺人犯なのか?
真珠は何を企んでいるのか?
真珠は何を隠しているのか?
物語は複雑に進行していきます。
心の声を言葉にする演出とか、佐藤二郎さんの喋り方とか嫌いな要素が有るものの、最後まで楽しませて貰いました。
最初の5分で大まかなストーリーをまとめるとこは良かったです。
まぁ、ギリギリの
着地点じゃないスか? 序盤の堤幸彦映像とか、黒島さんのきゅるん演技で、どうなる事かと思いました。
柳楽優弥さんの起用は大きかったんじゃないスかね、志らく論外。後、刑法上の解釈は大した意味がないと思いました。
(追記)TBSのシェアードなんちゃらと、面白い位差別化が図られてる印象。漫画原作、激しくリアル外し、エンディングが英語曲、日テレはこれだ!
バツに救われ、バツを求める映画
人によって評価が分かれそうですが、ミステリ好きの自分には見応え漫天でした。原作未読なので、ミステリ要素を純粋に堪能出来たのかも。「アンナチュラル」「ラストマイル」が好きな人なら、高い確率で楽しめる気がします。
ただ漫画原作だけあり、主要人物のリアリズムのない行動が、生理的に受付難い人もいそう。自分も同様の気分でしたが、ラストの回収と主題歌で涙腺が崩壊しました。この映画で泣いていいんか?という理性は、脳内のカナシミ(sadness)が吹き飛ばしました。恋愛映画としては不格好かもしれないけど、「エターナル・サンシャイン」や「(500)日のサマー」のような遠回り過ぎる恋愛描写が好きな人は、泣けるかもしれません。
🤡
1. ミステリ映画として
中盤の種明かしまでの展開は見事です。序盤で振られた謎が、思わぬ形で氷解します。原作未読で気付ける人は居ないでしょう。ただ後半ミステリ度が減り、恋愛サスペンスっぽく展開するのが残念という感想も散見しました。ただ、その感想は如何にもミステリ初心者。何故って、ラストにもう1つの大きな種が明かし待っているらです。正直、その真実は中盤の台詞で部分的には気付けるのですが、最初のシーンから貼られまくっている伏線の意味は、やはりラストじゃないと分かりません。自分はその回収で想いが溢れ、絶妙なタイミングで Olivia Rodrigo "Vampire" が輪をかけたので、涙が溢れてしまいました。
🤡
2. 堤幸彦作品として
「金田一」「ケイゾク」「TRICK」「SPEC」激ハマり世代としては、堤幸彦への期待感は大きめ。ただ「20世紀少年」の裏切りはトラウマで、一時期映画館から足が遠のきました。と言いつつ「イニシエーション・ラブ」「人魚の眠る家」「十二人の死にたい子どもたち」「ファーストラヴ」は観てるので、お得意さんな方でしょう。
話の趣は大分違いますが、法廷ミステリである本作は「ファーストラヴ」と若干似ています。「ファーストラヴ」も、被告の本音を引き出そうとする接見がシーン多い映画。ただ恋愛要素は、北川景子演じる臨床心理士が一手に引き受け、被告には皆無なのはかなり違う点です。被告を演じた芳根京子の接見・法廷シーンで魅せる圧巻の演技が見処でしたが、ミステリ的には肩を透かされるので、尻すぼみ感がある作品でした。
本作「夏目アラタ...」の黒島結菜の配役はピッタリ。「アシガール」を代表に、一途で一本気な少女を演じさせたら、右に出る者がない女優。本作での華奢さも、猟奇的な演技も見事。自分がラストで涙したのも「アシガール」のヒロインの一途さが延長線上にあったおかげかもしれません。
これが本当の真珠夫人
2024年映画館鑑賞83作品目
9月7日(土)イオンシネマ石巻
ACチケット1400円
監督は『イニシエーション・ラブ』『人魚の眠る家』『十二人の死にたい子どもたち』『望み』『ファーストラヴ』の堤幸彦
脚本は『翔んで埼玉』『劇場版 ルパンの娘』『KAPPEI カッペイ』『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の徳永友一
粗筋
3人?の男性を殺害した死刑囚品川真珠と児童相談所職員の夏目アラタが結婚する話
3人目の被害者の息子山下卓斗はアラタの名前を使い真珠と文通を始めた
父親のまだ見つかっていない頭部の居場所を聞き出すため
それもすぐにバレて夏目は卓斗の代わりに真珠と接見室で会うことに
意外と頭がキレる真珠に翻弄され別人だということがバレてしまいそれを食い止めるために流れでプロポーズ
事件の真相が次々と判明するサスペンス
黒島結菜の新境地
彼女の芝居が光る
それがほぼ全てと言っても過言ではない
涙が乾くところまで再現する細かい演出は心憎い
子供のときにデブになるわけだがそれって本当に必要か?
時間的都合もあるだろうが3人の被害者や環の元恋人のそこまでの経緯があまりにも気薄かな
そのくらい想像しろってことだろう
連続テレビドラマにみたいに端役の1人1人まで掘り下げるわけにはいかないからな
匂いを嗅ぐ変態ぶりも過去に2人は会っていたエピソード好き
あと法廷で証言台から傍聴席に駆け上がりアラタに抱きつくシーンも好き
あと佐藤二朗さん気持ち悪い
あの独特の粘っこい芝居
アドリブでふざけたことを言うのも良いがこれもまた佐藤二朗さんの味
傑作の部類だけど些細な不満点も多く星5は抵抗があるので星4
配役
死刑囚と結婚する児童相談所の職員の夏目アラタに柳楽優弥
死刑判決を受けた殺人犯の品川真珠に黒島結菜
真珠の幼少期に木村心
真珠の弁護士の宮前光一に中川大志
アラタの先輩職員の桃山香に丸山礼
アラタが勤める大高利郎児童相談所所長の大高利郎に立川志らく
事件の担当検察官の桜井健に福士誠治
拘置所の刑務官の井出茂雄に今野浩喜
控訴審の裁判長の神波昌治に市村正親
真珠の母の品川環に藤間爽子
環の元恋人の三島正吾に平岡祐太
死刑囚アイテムコレクター兼裁判傍聴マニアの藤田信吾に佐藤二朗
真珠の3人目の被害者の息子の山下卓斗に越山敬達
3番目の被害者の山下良介に皆川暢二
卓斗の母に佐藤めぐみ
児童施設「くらなみ園」の施設長に松金よね子
予告編
から非常に期待していた。
久しぶりに日本映画で見応えのあるヒューマンサスペンスになるのではないかと。
そして、主演の柳楽優弥はそれにうってつけで、
予告編で見せてくれた黒島結菜の一皮むけた快演にもわくわくした。
結果、悪くはなかったが、期待しすぎてしまった物足りなさは否めない。
サスペンス要素や猟奇殺人犯との心理戦は大したことはなく、
エモーショナルなラブストーリーに重点が置かれたように感じた。
予告編から想起されたものに比して大幅に浅くて薄かった。
予告編のできが良すぎたのか?
また、全編通して容姿を揶揄するような表現に満ちており不快だった。
大人は納得ずくのことなのだろうし、黒島は実際かわいい。
しかし、子役の子は?
これを観てどう感じるのだろうと余計な思いが終始消えず、胸が痛んだ。
さらに、職場の2人。
存在意義がほぼほぼなく演技も稚拙。
大いに興が削がれた。
観賞前は原作を大人買いとも考えたが、その意欲も削がれた。
黒島結菜の怪演が素晴らしい
連続バラバラ殺人事件の犯人として逮捕、起訴され、一審で死刑判決が出た品川ピエロこと品川真珠の上告審から始まる。
児童相談所の夏目アラタは事件の被害者の子どもに頼まれ、まだ発見されていない被害者の頭部を探すため真珠に接触した。アラタは真珠から情報を引き出すため、彼女に結婚を申し込んだ。やがて真珠はアラタに対し、自分は誰も殺していないと衝撃の告白を行い、父親が殺したのだと言った。真実は如何に、という話。
終始ドキドキして、何が真実なのだろう、って楽しめた。
なぜ急に結婚に同意?とか、あんなデブからそこまで痩せれるの?とかもちゃんとわかったし、真珠の賢さが徐々にわかってくるストーリーも良かった。
観終わってみると、アラタに惹かれた幼少期のシーンも有り、誰でも良かった訳じゃないんだとわかる伏線回収もちゃんとしてあって、抜け目なかった。
夏目アラタ役の柳楽優弥は相変わらず素晴らしいし、死刑囚・品川真珠役の黒島結菜はボロボロの歯以外は可愛いし、秘めた演技は怪演と言っても良いのかも。彼女は特に素晴らしかった。
中川大志の良い人弁護士もそこそこ、丸山礼の面会時の怒りも良かった。
エンディング曲・オリビア・ロドリゴのヴァンパイヤも合ってた。
こんな黒島結菜がみたかった
黒島結菜。
プライベートでは事実婚と出産。
えー、宮沢氷魚が。
意外でした。
インテリジェンスなカップルなんでしょうね。
コミックが原作のせいか、新鮮な展開に豊富な要素。
眼力の強い二人の主役が魅せてくれました。
腹のさぐりあいがメインだし、
デートに向いている映画かどうかは甚だ疑問ですが、男女のカップルで観に来ているひとが多かった。
結婚は勢いだから、これで冷めるようじゃ駄目かもね😎
小菅刑務所がペンタゴンみたいにあんなにおしゃれになっていたのは知らなかったよ。最近は入れてもらってないから😎
涙で滲んだ届出の文字に彼女の本心を読み解く!コレは罠か?それとも愛か。
今日は、ちょいと噂の「夏目アラタの結婚」を観に行きました。
もうね、事前に思ってた内容と違い、想定以上にコレは良かったですね。
久しぶりの堤監督節でしたが、最後の最後まで十分に楽しめる作品を味わう事が出来ました。これは感謝の言葉ですね。有り難うございました。
この作品の展開流れは、適当なサイコパス的猟奇殺人犯の話では決して無く、
緻密でかつ念入りに仕組まれた思惑と罠、彼女自身の壮絶な過去、そしてアラタがなぜ結婚に至ったのか。
それは偶然だったのか、必然だったのか。
本編終盤まで見えてこない 本心。彼女と彼の運命的愛とは何か。そこが最大の魅せ場になってますね。
”結婚” それは最初は何かを引き出す為の罠だった。彼女も何かをさせる為の罠でもあった。でも やがてお互いがお互いを知る。
面会室のガラス越しの 息もつかせぬ心理戦が観ている側の緊張感を最大限まで上げさせて来ます。
ラストに二人が見上げる青空の下、その想いがお互いの本心が繋がる場面に
静かなる安堵と これから向かえる希望とを 感じる事が出来るでしょう。
オリヴィア・ロドリゴの主題歌:「ヴァンパイア」が
彼等の未来を歌っています。
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原作:乃木坂太郎氏
監督:堤幸彦氏
脚本:徳永友一氏
上映時間:120分
----MC
夏目アラタ(児童相談所職員):柳楽優弥さん
品川真珠(3人殺害遺棄犯 容疑者):黒島結菜さん
宮前光一(真珠の弁護士):中川大志さん
まず、流石の柳楽さん主役ぶりでしょうか。
心理戦の顔の表情と心の読み。今までに全く無い役作りで挑んでいるのが分かります。
そして同時に黒島さんの品川ピエロですね。
二人とも面会室のガラス越しの顔の表情が とっても凄い。
時には宇宙人顔、時にはサイコキラ-顔、そして地獄の使者的な目をした顔。
貞子も真っ青な呪われた悪霊そのものにも感じたり。
この辺り さすが堤監督ですね。そのパワ-を感じます。
”三度目の殺人”や”死刑にいたる病”等でも 面会室際の攻防戦が繰り広げられましたが それをも凌ぐ名場面の数々だったと思います。
---------展開流れ
とあるアパ-トの一室で、3人を惨殺し遺棄した品川ピエロこと 品川真珠。
彼女は太った醜い犯人と思われていたが、3人の被害者の内の息子 山下卓斗の 見つかってない父の首を見つける依頼で犯人品川と面会する羽目になったアラタ。
その姿が予想外に美人であった事に驚く。彼女は本当に、本当に殺人犯なのかと。
彼女の見事なまでの心理戦にハマる弁護士宮前とアラタの 真珠の狙いと本心を引出し何とか山下の首の在りかを訊きだしていく~展開流れ。
やがて 少しずつ見えてくる彼女の本心と狙いが・・・・
最後に 結婚・・・その意味をお互いに知る事になって行く~。
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(疑問に思う事)
・アラタが森で真珠の母(環)が埋めたトラベルケ-スを探し出すのだが
あれは多分不可能と思う。普通は数人がかりでも何日もかかるだろう。
また ケ-スが完全な形で見つかるのは極希と感じる。
・”市子”みたいな話だが、姉の2歳下の生まれ変わりで学校に行くが成長不良でそんなに虐められるのか。特殊学級扱いもあるだろうし。先生も放置だったのか。学校側の記録等は調査しないのかな。
歯医者に連れて行かなかった母の狙いも分からないでも無いが、それだけが生き代わりの条件では無い様に思う。
・20歳超えたら死刑、18歳以下セ-フって。確か18歳以下でも死刑に成る事はあったはず。そんなに17歳と言う的に焦点を当てなくてもと思う。
・殆ど小学校、中学校に行けてなかったと思ったが 介護の仕事などへは就けるんだね。母が亡くなった後の身元保証人とかは どうしていたのだろうか。
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最後に思うことは、この世の中で彼女の様に
親達から虐げられて、そして已むなく 若くして犯罪者になってしまって。
ムショを出て人生やり直し~そんな彼や彼女らは幸せになる権利は無いのかな?
素直にそれを感じた作品だった。
彼女真珠に対して 彼アラタは必然の出会いで在った事が
何より二人の運命的だったと思う。
二人共 前を向いて歩んで、そして顔を上に向けている
そんな二人へ心からエールを贈りたいな。
ちょっと怖いイメ-ジ作品かもですが
是非劇場でご覧下さい!!
惜しいけど面白い
原作未読です。
漫画原作にありがちですが描写・説明不足が少し多くそこが残念でした。
まぁ2時間という時間制限がある以上仕方ありませんが…。
ただ話の流れなどは魅力的で面白く、映画の1作品としても楽しめました。
多分細かい所が描写された原作はもっと面白いんだろうなと思わせる映画でした。
上記にも書きましたが重要な要素であろう部分の描写不足が気になって少しだけモヤモヤがありましたがEDの流れとそれに続く主題歌が良くて全部許せました。
気になる点もありましたが映画全体としての出来は良く、演者についても詳しくありませんが演技も全体を通してとても良かったです。
あと当然といえば当然ですが漫画チックな言い回しが多かったのでそういった点が気にならない方にはおすすめ出来る作品でした。私はむしろ好きですが笑
ミステリーだと思っていたら、XXの様相を呈してきて、最後はXXにXXした。ナンノコッチャ
ミステリーだと思っていたら、ラブストーリーの様相を呈してきて、最後は純愛に感動した。
最初の面会のあと夏目アラタは、真珠が鎌をを掛けてアラタが手紙を書いた本人かどうかを試したことを知る。手紙はいつも拝啓で始まっていたから、もう既に手紙の主がアラタでないことが真珠にバレてしまっている。アラタと観客は、真珠が頭が切れる事を知る
アラタはアラタで、面会のとき心にもないことを、表情1つ変えることなく口に出す。真珠と会話してる時のあらたの心の中のモノローグが面白い。
夏目アラタになんかヤバイ感じを抱いたとき、ふとジョジョの岸辺露伴が頭に浮かんだ。いま考えると全然違うキャラクターだが、”ヤバイ” という言葉から露伴先生を連想しただけである。
さて、物語はこの後、アラタと真珠がお互いの腹を探りあい裏を読み合う心理戦、頭脳戦となり、丁々発止のバトルが繰り広げられて行くのかなと僕は思ったのだが。
モチロンそんな風になるわけがない。ミステリーの犯人を当てたことがない僕の想像なんか軽々と飛び越えていく。
そして、真珠の「誰も殺してない」発言にアラタも僕も度肝を抜かれる。
そしてぞして、アラタと死刑囚フェチ(?)の藤田(佐藤二朗さん)との出会いがアラタを変える。
アラタは藤田に死刑囚のことを聞くなかで、真珠と対峙して真実を突き止めるには上っ面の駆け引きではどうしようもないという考えに至る。
覚悟を決めたアラタは婚姻届を真珠に見せる。
おおー、新たな展開か? ♪ヽ(´▽`)/
まあ、なんだかんだで裁判が始まる。裁判での真珠の発言や振る舞いから、僕にはこの裁判が全て真珠の思惑どおりの筋書きで物事が運んでいるように見えた。
もしかしたら真珠はホントは殺人犯なのに、無罪を勝ち取るために周到な計画を練ってきたのではないかと思えてくる。
真珠が裁判の観客(^^)の方へ垣根を超えて飛び込み、アラタに抱きつく場面には驚いた。面会時のガラス越しでは近付いても直接相手に触れることは出来なかったが、真珠のルール無用の荒業に裁判所中が度肝を抜かれる。もちろんアラタも僕もビックリ。いやホント、驚いたあ ( ゚Д゚)
2審の判決の後、法の網の目の隙を突き、再逮捕しようとしていた警察の包囲網をくぐり抜けて2人は逃げ出す。
このとき裁判長(われらが市村正親さん)の渋すぎるセリフが飛び出す。
「その先に何があるというんだ」
くわーカッケー、ビシッと決まったぜい ( ≧∀≦)ノ
さてこういう時、バイクで逃走する2人が向かう先はどこか? もちろん海に決まっとる。ラブストーリーの定番じゃ。
渚に座って海を見つめる2人が微笑ましい。
しかしこの時点では未だミステリーの部分で気になることも残ったままだ。殺人の真相は? 犯人は結局誰なのか? 4人目の犠牲者は誰か? 等々、イチャイチャしてる場合っじゃないぞと思いつつ僕はもうすっかりラブストーリー鑑賞モードに完全に切り替わってしまっていた。バラバラ殺人の謎なんかより2人の愛のゆくえの方が気になってきた。
真珠がアラタに投げかけた「僕は哀れみでなく真実の自分を愛してほしかった」みたいなセリフが真珠の口から飛び出た時には、おおー、ラブストーリーの定番フレーズじゃないかなどと大いに盛り上がっていた。
そのあとミステリーの謎も究明されて、これで映画ももう終わりだな、或いはミステリーだから最後に実は真相は違うんじゃないかみたいな事を匂わせる映像でも出るのかななんて思ってボンヤリと終わりを待っていた。
そしたらミステリーPARTにではなく、ラブストーリーPARTに続きが残っていた。ナント真珠の純愛が描かれたではないか。最後の最後にちょっと感動してしまったヨ。
いま思ったのだが、あんなに昔の幼い頃の微かな匂いを覚えていて、しかも、それを今も嗅ぎわけられるなんて、真珠、オマエは犬か? などとツッコンでみる。 ワン (^ω^U)
なかなかユニーク
実は映画館入ったら五分くらい始まっていた。
バラバラ殺人というのが怖い。
そういう映像見せないでほしい。
それはまず思う。
世の中刺激の強いシーンが多すぎる。それは警鐘を鳴らしたい。
殺人犯と結婚する、ストーリーはユニーク。
よくできたストーリー、それなりの説得力はある。
柳楽優弥好き。ヤンキーっぽい役が合うんだよな。まじ適役だった。
アラタが彼女と向き合っていく過程が良かった。
殺したのか?殺してないのか?
そういうオチだったか〜。もう一回、よく考えながら見たいと思う作品です。
タイトルがピッタリはまった
原作漫画は知らないのですが…なかなか面白かったです。
ロマンチックな男性の妄想ラブ&ミステリーという印象。
だから、タイトルもピッタリかと、
夏目アラタの結婚感の構築みたいな。
そこに、品川真珠のミステリーが上手く絡んで、
ドキドキとキュンが同時に味わえて、
大人も楽しめる、というような感じでした。
主役適役力演。前半楽しめたけど後半失速。残念。
タイトルバックの格子柄から、主人公真珠の母親が隠していた、以外な秘密が暴かれるまでの中盤までの展開は大いに楽しめました。さすが漫画映画の巨匠堤幸彦監督。
主役お二人も正に適役、力演。特に黒島結菜さんは華奢で童顔、原作真珠のイメージにピッタリ。
でも、後半ストーリーのはしょり具合は、一体何なのでしょうか? 犯罪動機や、ミステリーの謎解きなど丁寧な説明が必要な箇所をはしょってるが意味不明です。
原作未完の内に制作開始したから?配給元のワーナー・ブラザースから制作費と上映時間の制約が入ったからか?(多分これか?)
これなら同じ主演と監督で数作に分作し、Netfilxで制作したのを観たかった。
まさか泣けるとは
ちょっとグロテスクなサスペンスかと思ったら、途中泣けてしまった。とても良かった。
真珠が怖いしグロいけど、可愛いらしい。魅力的で絶妙です。どちらなのか、、最後まで分からなかったし、どうやって話が終わるのか最後まで楽しめた。とても、良作。
柳楽優弥と黒島結菜はふたりともさすがです。
特に黒島結菜は怪演すぎて怖くて可愛らしい。
1人だけ、お笑い?YouTuber?の大根演技が全体をおしさげる。お笑い芸人は意外と演技が上手い人が多いですが、なんでだろう。大げさな演技。
ラジオで「柳楽優弥さんとの映画で、黒島結菜さんとか中川大志さんとかも出てる」ってPRしてたけど。
もっと魅力的な役者さんを使えば完璧でしたね。
最後にいろいろ繋がって気持ちよくもあり、なるほど、切ないな。
思ってたのと違った!
もっと怖くてホラー・サスペンスかと思いきや
生い立ちや親子関係や児相問題が盛り込まれた
思ってたのと違うストーリーでした。
知識無しで鑑賞したのが良かったです。
暑気払いになる娯楽映画。
こういうラブロマンスあるんですね。
最後はやっぱりゾクッとしました。
暗闇‼️❓微かな光‼️❓運命‼️❓絆‼️❓
類い稀なきミステリー。
運命的な出逢いと運命的なラブストーリー。
一場面すら無駄なく回収する、凄い名作。
悲惨、凄惨の限りが散りばめらているのも関わらず、最後の結末に感動して、鳥肌で、涙した。
夏目の心の襞が手にとるようにわかる、その演技の凄さ。
被告人の彼女の悲惨な運命と生き方が痛いほど伝わる、捨て身の演技。
あゝ、なんと言う、展開は、ミステリーとして最高作。
それでいて、それぞれの生き様が魂を揺さぶる。
予告編で偏見を感じていたが、最高の名作でした😀
歴史に残る名作を、是非。
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