劇場公開日 2024年8月30日

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ボストン1947のレビュー・感想・評価

全69件中、41~60件目を表示

5.0感動して目がウルウル( ;∀;)

2024年9月2日
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雨雲模様

3.5走りは謙虚に!

2024年9月2日
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SAKURAI

5.0すっごく面白かった 隅から隅まできちんとできてるし、 エンターテイ...

2024年9月2日
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すっごく面白かった

隅から隅まできちんとできてるし、

エンターテイメントとして、秀逸

しかも実話って驚き

独立後に独立国として認められないって、

こんなことがあったなんて知らなかった

韓国の昔の時代設定の作品って、なんかしみじみする

イムシワン、
よくたくさん走りましたね、お疲れ様でした

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jung

3.0日本は倒されてませんよ

2024年9月1日
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単純

幸せ

1936年ベルリン五輪のマラソンで、日本代表として金銅メダルだった半島出身の元選手が、1947年のボストンマラソンにKOREA代表として選手を送り込むために奮闘する話。

1948年のロンドン五輪を目指すも国際大会での記録がないことから、ボストンマラソンに出ようとなって巻き起こっていくストーリー。

ベルリン五輪でのマラソンの結果とかその時の国旗に纏わることなんかは知っている状態で観賞したけれど、この話しは知らずに観賞。
独立したとと言っているけれど、当時は独立はまだ却下され米陸軍の軍政下ですね。

どこまでが事実かは知らないけれど、確かに個々人の頑張りは大したものだし、そして成し遂げられた結果はすばらしかったしで、映画として面白かった。

政治的なことへの言及はしないでうまいこと作られているけれど、ある意味この国らしいなという思想やゴネ得感は流石だった。

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Bacchus

4.0こっちも実話か❗️

2024年9月1日
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泣ける

興奮

萌える

「ソウルの春」で、
全斗煥のクーデターの裏側がこうも私欲に満ちてたのかと打ちひしがれたが、どうやらこっちも実話ベースだと聞き、またWIKIでちょい予習で鑑賞。

話は分かりやすいスポ根映画で、
結果も分かっていたのだが、
ナン先輩を抜いてからのソのラストスパートからはこっちも手に汗握り、
ナン先輩がゴールした所で泣いてしまった😭
ソンももっと泣けよ❗️

ペソンウを久しぶりに観たが、
益々ピエール瀧みたいになってた🤣
ハジョンウも良かったが、
やはり彼は半グレが似合う😜

偶にはこういうスッキリする映画も必要ですね❗️
でないと、桃子みたいにチェーンソー振り回してしまう😱

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クリストフ

4.5素晴らしかった!忘れたらいけないこのストーリー

2024年9月1日
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泣ける

興奮

難しい

予想以上に素晴らしかった。ハ・ジョンウ、イム・シワンら出演俳優の演技も素晴らしかったし、時代背景から太極旗でボストンマラソンにしたいソンユンボク、ソンギジュンらの熱意、執念がスクリーンから伝わった。
特に、ソンギジュンの名前は韓国に関心がある方は忘れてはいけない。終盤のマラソンシーンは観ごたえあり。歴史背景、アメリカでのアジア差別もこの作品から学べる良作。テーマからして忘れてはいけない出来事でもあり、現在進行形である。
2024年公開の韓国映画ではこの作品がベスト。

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ナベウーロンティー

4.0マラソンって熱いやん

2024年9月1日
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泣ける

興奮

幸せ

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コンブ

3.5アッサリとした雑な印象のコリアン・ドリーム映画‼️

2024年9月1日
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悲しい

幸せ

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活動写真愛好家

4.0映画として面白かった

2024年9月1日
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スポーツ嫌いの私なのですが、マラソンに関する実話が題材の作品なのに、面白いと楽しみ、また感動しました。

第二次世界大戦(太平洋戦争)終戦が1945年。
南北がアメリカとソ連に分割統治され、南側は独立宣言したものの「難民国」扱いでアメリカの属国化が3年続き、1948年には「大韓民国」「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」が建国されつつ南北対立が激しさを増し、1950年には朝鮮戦争が勃発……
そのはざまの「1945~1947年」が舞台。
戦争に人生を翻弄された、ソン・ギジョン(孫基禎)監督、ナム・スンニョン(南昇竜)選手兼コーチ、若手選手ソ・ユンボク(徐潤福)3人の絆と、世界に朝鮮(=コリア=のちの大韓民国)が独立したこと、強いマラソン選手がいることを示すために、1947年ボストンマラソンに挑む姿を描いたのが本作。

ソン・ギジョンが、当然というレベルの母国への愛と誇り(ナショナリズム)をもった人物として描かれ、自らが引退を強制された過去の出来事を若い世代には繰り返させたくないという熱く優しい気遣いの人という、キャラのバランスの良さに感心した。
そして、「病気がちな母のために、子供のころから寺のある山頂までの峠を走っていた」新人選手ソ・ユンボクが、登り坂で驚異のごぼう抜きをするというドラマチックな脚本は、観ていて血が滾る展開でした。

ソ・ユンボクのボストンマラソンでの活躍で、翌年に建国した大韓民国をIOCが正式な加盟国と認めた歴史的事実をベースにしていて、嫌味がなかった。
どこまでが事実なのかは、正直私には判断がつかないです。
ユンボクの家族のエピソードについて、日本ではあまり文献が見当たらないし。
ボストンマラソンで走ったユニフォームについても、映画には朝鮮太極旗だけのデザインが使われていたが、韓国の言説には「実際はアメリカ星条旗と朝鮮太極旗の2つがあったのに、新聞社が太極旗だけに写真を加工して、それしか記録が残っていない」というものも(翻訳検索で)見つけたが、どちらが真実かも私にはわからない。

ただ、少し前までの韓国等のアジア作品によくあった、反日思想、侵略されたことへの恨み、国家間の分断を煽る形に強調されていなかったのがよかった。
昨今の「南北統一」を呼びかけるような異様な民族意識という風潮もなかった。

夢を追う若者が、自国の国旗を掲げてスポーツ競技に出る、その喜びを純粋に描いていた…
その「映画として」の単純さや演出が面白さを生んでいたように思いました。

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コージィ日本犬

1.0韓国の自分勝手な主張と執念深さを知れる

2024年9月1日
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興奮

1936年、ベルリンオリンピックのマラソンで日本は世界新記録を樹立し、金と銅のメダルを獲得した。しかしその記録を出した選手は、日本名・孫基禎と南昇竜として参加した朝鮮人のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。そしてその世界記録も日本人の記録となり、第二次世界大戦後、朝鮮が北朝鮮と大韓民国となった後も日本の記録として残っていた。10年経ったある日、ギジョンのもとにスンニョンが現れ、2人は若手有望選手ソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させ、祖国の記録を取り戻そうと行動した史実に基づく話。

韓国からアメリカのボストンまで飛行機で行くのに、ソウルから日本(羽田?)、グアム、ハワイ、サンフランシスコ、ボストンと行くだけで大変な旅だったんだなぁ、と思った。
大韓民国として独立したのは1948年8月であり、韓国はそれまではアメリカの軍事政権下に管理されてた状態であり、正式に国として認められていなかったのだから、アメリカの星条旗での参加は当たり前だと思うが、この辺りを曖昧にしてる様な気がした。
さすが自国に都合よく歴史を作る韓国の作品だと思った。
さらに言えば、ベルリンオリンピックで各国最大3人までがマラソン選手として参加出来、その日本代表としてのオリンピックへの派遣だったのだから、日本の国旗で表彰されるのは当たり前であり、文句を言うのなら、オリンピックの日本代表としての参加を辞退すれば良いだけ。
他の日本人は落とされたのだから、あんな態度は許せない。
何とも勝手な言い分の様に感じた。
政治的な部分が無ければ良い作品だと思うが、あまりに韓国の自己主張ばかりの史実紹介で、こんな偏った作品に普通の星は付けにくい。

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りあの

3.5「祖国」「国民」の尊厳

2024年9月1日
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かばこ

5.0タイトルなし

2024年9月1日
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ナショナリズムというより、人間の尊厳の問題だと感じた。朝鮮と朝鮮人に対する差別への。日本も敗戦後苦労したけど、朝鮮はもっと大変だったと知る。もちろん日本の占領のせいである。史実である点で胸を打つ。

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えみり

3.5「シュリ」の監督さんの作品です

2024年9月1日
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日本でも大ヒットした「シュリ」の監督さんの作品です。
自分が初めて見た韓国映画が「シュリ」で、スケールの大きさに驚いた記憶があります。

本作は日本の降伏後間もない朝鮮を舞台にした作品で、日本が悪役の映画を見るのは躊躇したのですが、お気に入り作品の監督さんの作品なので映画館にて鑑賞。
反日の描写はあるのですが滅茶苦茶酷いというほどではなかったです。

ストーリー的に韓国人にウケる話だと思います(苦闘の末の勝利)。
でも日本人の自分にはそれほど響かず、「韓国の人、おめでと、良かったね」という感想。

ただ、本作の韓国内の興行成績は良くなかったそうです。なんでだろ?
北がほとんど出てこない and アメリカ軍政に否定的だったから?
歴史的には主人公が望んだようにアメリカ占領下の朝鮮(大韓)から独立国になりますが、その直後に起きた朝鮮戦争で国土が灰燼に帰します。うーん。

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お抹茶

3.5とても勉強になりました

2024年8月31日
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知的

幸せ

韓国映画を観始めたのはここ数年なのですが、見応えのあるものばかりで、最近はすっかりハマってます。ということで、本作も鑑賞予定に入れ、公開初日に行ってきました。

ストーリーは、1936年のベルリンオリンピックのマラソン競技に日本選手として参加し、金メダルと銅メダルに輝いたソン・ギジョンとナム・スンニョンが、祖国のヒーローとなったものの、その記録は終戦後も日本のものであったことから、祖国の名誉を取り戻すべく、“第2のソン・ギジョン”としてソ・ユンボクを育て上げ、ボストンマラソンに挑戦する姿を描くというもの。

韓国のマラソン史にこんな事実があったとは全く知らず、とても勉強になりました。そして、その名誉回復のためにボストンマラソンにかける選手たちの思いが、とにかく熱いです。そんな熱い思いに突き動かされるように、韓国の人々が一致団結して選手を送り出そうとする姿が沁みます。また、渡米後も韓国がアメリカ統治下であることを理由に、星条旗をつけて走ることを強いられるのですが、そのルールに対して韓国人としての尊厳を強く訴えるギジョンの姿にも心を揺さぶられます。

肝心のレースも、マラソンという地味な競技ながらも、臨場感あふれる実況とカメラワークで、その迫力をしっかり感じさせているのも好印象です。また、レース中にアクシデントに見舞われながらも、最後まであきらめることなく走り続けるユンボクの姿に、熱いものが込み上げてきます。そんな幾多の困難を乗り越えて栄光をつかむ姿に、韓国国民ならずとも高揚するのを覚えます。

ただ、一方で日本人としては、やや複雑な思いも残ります。日帝だなんだと日本を敵視する描写の数々は、日本人として申し訳なく思いますが、やはり気持ちのいいものではありません。スポーツに政治を持ち込まないように、必要以上に日本を貶めるような描写は避け、アスリートとしての意地とプライドと純粋な思いだけで描いたなら、もっと爽やかな物語になったように思います。とはいえ、反日感情を煽ったほうが韓国ではウケがいいのなら、こういう仕上がりになるのも自然なことだと感じます。

あと、これは自分が悪いのですが、本日5本目の鑑賞で集中力が落ちていたせいか、思ったほど泣けませんでした。配信が始まったら、しっかり覚醒している時に改めて鑑賞したいと思います。

主演はハ・ジョンウで、韓国人のアイデンティティを取り戻そうとする熱い演技が光ります。脇を固めるのは、イム・シワン、ペ・ソンウ、キム・サンホら。中でもイム・シワンの走る姿は、本物のアスリートのようですばらしかったです。

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おじゃる

4.5お勧め出来る内容でした

2024年8月31日
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実話という事だが戦前の昔の事だし、聞いた事もない知らない話だが評価も高いようなので鑑賞してみる事に。
結果はとても感動的で久しぶりに目に熱い物が2度も込み上げてくる内容でした。
ボストンへ行くまでの苦難での一度目、そしてボストンマラソン大会での感動的なラストで2度目!

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デコ山

3.5韓国国内でさえ批判される作品は確かに見ても厳しい…。

2024年8月31日
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今年312本目(合計1,404本目/今月(2024年8月度)37本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。

 実はこの映画は韓国国内ではものすごく否定的に取り上げられていて、政治的思想等とは別に近現代韓国史については相当な資料が残っているものの、それに真っ向から矛盾する内容であることで、いわゆる「告発サイト」(この映画がいかにダメか、みたいなものを証拠を出して指摘するサイト)も国内だけにとどまらず英語でも書かれているし、何ならそれを個々出して指摘する動画(youtube)もあり、確かにそれらを突き合わてみるとかなりの問題点があるんじゃないか…と思います。もちろん、日本から見て、「日帝」の表現がどうだの「東海」の表現がどうだのといったことではなく(それは韓国の映画としてそういった表現は十分理解できる)、そもそも論として「なんでここまでこうしたの?」というような解釈が多く、しかも根本から否定するような部分の改変になっているのが厳しいところです。

 それらを否定するともはや作品から色々消されて「無」しか残らないために「無」をみていることになってしまうところ、確かに近現代の韓国史については、例えば朝鮮戦争や「北の存在」、あるいは1990年頃まで民主化がされなかったことによる色々な政治思想にかかわる事件の扱い(「南山の部長たち」など。一つの説と断ってはいるが、ご遺族の配慮か何もかも登場人物が架空)や、あるいは済州島事件、麗水順天事件他確かに「配慮が必要だろう」という映画は近現代韓国史にはあります。もちろん日本でも、つい最近の最高裁判例が示した強制不妊手術の歴史やあるいはハンセン病への施策など一般的に「眼をつぶりたくなる」ことがないわけではないので、そこはまぁ「お互いそう」とは言えますが、この映画は「どうでもいい部分で改変していて無茶苦茶」という部分になります。

 個々気になる点は以下の通りです。
なお、評価にあたっては、上記の「告発サイト」ほか、KBS(韓国の国営放送。NHKにおよそ相当)の映画解説、海外の評価サイトなども加味した上でネット上で読める範囲で論文等で整合性を確かめたもの、大阪市立中央図書館等で確認が取れたものになります。

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 (減点0.5/太極旗をつけてマラソンを走ることについての論争は実際にあったか)

 まずこの問題です。確かに当時のアメリカ軍は韓国を事実上支配していたため、「純粋な意味で」韓国を象徴する太極旗「だけ」を着用することにはひと悶着ありました。ただ、政治思想とスポーツ参加は別というのが当時のアメリカの考えで、アメリカ国旗と太極旗を組み合わせたデザインで最初から用意していたほか(このことは当時の写真が複数存在し、「告発サイト」でも確認が取れる)、アメリカもこれを許容していたのです(アメリカは日本のとった方法に対して、アメリカが支配していた中でも「日本とは違って民族の象徴となるものを着用することは禁止しない」という立場であったし、またその後の朝鮮戦争に備えてあえて着用を許すことでソ連・中国(当時)をけん制する狙いがあった)。

 (減点0.5/保証金は誰が出したのか)

 映画内ではアメリカ政府の協力が得られず、やむを得ず国内から募金が集まりという展開になっています。確かに国内(韓国の成立は1948年ですが、便宜的に使用。以下同じ)での協力はありましたが、アメリカの統制下にあった当時でも「国内の募金他では無理だろう」ということは軍幹部は知っており、また、「韓国が(条件つきとはいえ)参加するなら保証金くらい安いもの」ということで統治下にあった当時も韓国に友好的だったアメリカ軍の人たちが大半を支給しており、それを利用した形になっています(こちらは公文書が現在でも残っていることが告発サイトから示されている)。

 (減点0.3/ギリシャ国旗について)

 マラソンの参加国は多数にわたりますが、映画内で重要なファクターとなるギリシャ籍の当時の国旗の扱いも変だったという検証があります。具体的には当時、ギリシャ国旗は民間が使えるものと軍隊等が専ら使用できるものと2つ分かれていた(1980年代ごろまで。現在は統一されている)ところ、映画内で登場する国旗が後者(軍隊のもの)であることがこれもまた有志による「告発サイト」で示されていて、この点調べると確かにそうであることがわかります。

 (減点0.2/「順天(スンチョン)でマラソン大会を開き…」)

 エンディングロール直前のいわゆる「後日談」にあたる部分ですね。
この部分は事実なのですが(順天で毎年、功績者をたたえるマラソンはコロナ下等を除けば開催されています)、日本国内で見る場合、ソウルしか実質出ない状態で「のちに順天で…」といってもわかる方は少ないのではといったところです。

 ※ この点は、翌年(1948年)に麗水順天事件で順天はその抗争の真っ只中にあり、実際にマラソン大会が開けるような状態だったのかという疑問点はある程度韓国史を知っていればわく疑問ですが、実際に毎年開催されている(コロナ事情のみ中止されている)ようです。
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 以上のようなことまで考えると、とても「史実通り」とはいえず(実際、韓国国内でさえ「やりすぎ」という反対運動(上映撤回の反対運動)が起きているのは事実で、この点は「史実に基づきますが細部はフィクションです」だけでは済まないので(アメリカを巻き込むなど、国際協調という観点で疑問が残る)、ちょっとどうだったか…といったところです。

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yukispica

3.5後味爽快で最高に清々しい気分になる、熱量たっぷりの快作!!

2024年8月31日
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これが実話というのに驚くのと、また1つ昔の日本政府の愚行を知り呆れました

主役の若きランナー ソ・ヨンボクを演じるイム・シワンさんが本物のマラソンランナーの様で素晴らしかった、相当に脂肪を落としたらしく無駄のないアスリート体型を作り上げていることと、何より走り方が凄い、上半身が全くブレず疾走する姿がメチャクチャかっこよかった

伝説の金メダル選手ソン・ギジョンを演じるハ・ジョンウさんがイイ男ですごくカッコよかった、自身マラソン選手として屈辱を経験し、その屈辱を晴らすためにソ選手を導く熱き指導者を存在感いっぱいに演じ、とても印象的でした

1940年代の韓国やボストンの素晴らしい映像美をバックに展開する熱いストーリー、そしてローポジションで捉えたマラソンランナー達と並走する迫力の映像と特にラスト15分ぐらいのボストンマラソンのシーンは圧巻!音楽もすごく良くてエキサイティングな演出が素晴らしかったです

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Jett

3.5祖国

2024年8月31日
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への思いは誰でもどんな時でもありますよね。それが国を代表する事なら尚更です。ボストンマラソンにこんな出来事があった事は知りませんでした。こう言ったヒーローが誕生する時って感動的ですよね。

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ごっとん

4.0三人が素晴らしい

2024年8月30日
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Eric

4.0人々の力が結集した大きな奇跡の物語

2024年8月30日
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興奮

敗戦国となった日本の植民地から解放された朝鮮半島ですが、今度は米ソの手によって南北に分断されます。その分断前の1947年のボストンマラソンに挑んだ人たちのお話。これも実話を元にしているということで、歴史というのは本当に様々な事を教えてくれますね。当時韓国が国として認められていなかったなど驚きましたが、実に感動的な素敵な映画でした。
日本の支配の元に日本名で出場したベルリンオリンピック。優勝した表彰式で胸の日の丸を隠したのは祖国への思いから。もう二度とあんな思いはしたくない。
日本代表として走ったソン・ギジョンとナム・スンニョンが今度は祖国のために置いてきた物を取り戻しに立ち上がります。
若きランナーソ・ユンボクと共に目指すはボストンの地。マラソンを走るのに必要なのは怒りではなく謙虚だと言う言葉が響きました。
様々な困難や苦悩が次々襲い掛かりますが、彼らを支えたのは仲間たちだけでなく、ボストンへ行かせようとお金を出し合ってくれた人など多くの民衆の力でした。
その思いはただ一つ。祖国の誇りを取り戻したい。その思いがこの偉大なる奇跡を起こしたのでしょう。いや、現地ボストンでの人々の後押しも忘れてはいけないですね。
日章旗でも星条旗でもなく太極旗を胸にしたレースシーン胸が熱くなります。
覚悟を持って挑む人の思いがもたらす力は無限の可能性を秘めているのだと教えてもらいました。
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たつのこ