劇場公開日 2024年8月30日

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ボストン1947のレビュー・感想・評価

全75件中、41~60件目を表示

3.5市井の人々のパワーが「国」を動かした

2024年9月3日
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興奮

幸せ

韓国の映画と言うと、銃撃戦や裏社会での抗争、国を牛耳る者達の権力争いをメインストーリーにしている作品が多いが、本作は全く違う観点だ。
日本の支配から解放されても自由を掴むことはできず、先進国から「難民国」と見なされている韓国での人々の生き方を垣間見たような感じだった。
実話だから結末は判っているのに、ぐ〜っと力んでしまった。いい作品だったなあ。

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ちゃ坊主

4.0祖国のプライド

2024年9月3日
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泣ける

興奮

これ実話なんですね
ベルリンオリンピックの話も知らなければ、
ボストンマラソンの話も初めて知りました
ベルリンで金銅を獲ったソン選手ナム選手の気持ちは
本人じゃないとわからないけど相当悔しい思いをしたでしょう
過去の歴史って知らないことまだまだたくさんあるんだなあ
前半のボストンに行くまでの過程はそんなにって感じでしたが
ボストンについてからのプライドを賭けた戦いや
途中の犬とかも実話なんですよね
後半は盛り上がって観れましたね
ストーリーは想定通りかもしれませんが
結構熱く盛り上がれますよ
本当にスゴイ実話!

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かちかち

3.5以下で書ききれませんでしたが、イム・シワンも言わずもがなグッドです。

2024年9月3日
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本日は会員サービスデイ。雨が降ったり止んだりの不安定な天気ですが、ヒューマントラストシネマ有楽町の午前回はほどほどの客入りです。
さて、本作は実話を基にしたストーリーでスポーツ(マラソン)物ということで、感動が約束された王道な作品。勿論、裏切らず終盤の涙腺崩壊は必至なのですが、感心するのは流石のカン・ジェギュ監督、映画が巧い。実話と乖離しすぎないバランスの取れた設定や演出は、けしてお涙頂戴だけの陳腐な作品になっていません。端折ってもいい情報はトントン拍子で進め、感動につながる導線となるシーンこそ丁寧に語ることで、109分という短めな上映時間で上手にまとまっていて感情移入しやすい作りになっています。
主演のハ・ジョンウは相変わらず素晴らしい。時代は日本の統治下から独立し大韓民国が成立したばかり。そのため国際的な立場が弱く認知度すら低い状況で、本当にボストンマラソンに出場できるのか中盤まで紆余曲折が続きます。指導者として、また国の顔として出場実現と勝利のために尽力するソン・ギジョン(ハ・ジョンウ)。自身が背負う過去「自分たちのアイデンティティを歪められたくない」一心で語る大会前の演説は、もはや説得力しかありません。
さらに本作の肝は名脇役ペ・ソンウ。彼が演じるナム・スンニョンは「国民の英雄」であるソン・ギジョンの先輩であり、ともにベルリンで戦った同志。若きエース、ソ・ユンボク(イム・シワン)に目をつけ、やさぐれ気味のソンを表舞台に引っ張り出してボストンを目指すきっかけとなる人物ですが、人懐っこい笑顔で難しい状況を巧く取り成したり引き受けたりが尊すぎ。それも相まって、終盤は何ならこの人に一番泣かされた気がします。多くの作品に出演し、ドジだったり正体不明だったり、割とコメディリリーフ的な役割が多い印象がありますが、本作の存在感はとても印象的です。あっぱれ。

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TWDera

3.5真面目だった

2024年9月3日
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吉泉知彦

4.0感動しました。

2024年9月3日
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感動しました。

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マックス

5.0この歴史、心揺さぶられる

2024年9月3日
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泣ける

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Qoo

5.0感動して目がウルウル( ;∀;)

2024年9月2日
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雨雲模様

3.5走りは謙虚に!

2024年9月2日
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SAKURAI

5.0すっごく面白かった 隅から隅まできちんとできてるし、 エンターテイ...

2024年9月2日
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すっごく面白かった

隅から隅まできちんとできてるし、

エンターテイメントとして、秀逸

しかも実話って驚き

独立後に独立国として認められないって、

こんなことがあったなんて知らなかった

韓国の昔の時代設定の作品って、なんかしみじみする

イムシワン、
よくたくさん走りましたね、お疲れ様でした

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jung

3.0日本は倒されてませんよ

2024年9月1日
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単純

幸せ

1936年ベルリン五輪のマラソンで、日本代表として金銅メダルだった半島出身の元選手が、1947年のボストンマラソンにKOREA代表として選手を送り込むために奮闘する話。

1948年のロンドン五輪を目指すも国際大会での記録がないことから、ボストンマラソンに出ようとなって巻き起こっていくストーリー。

ベルリン五輪でのマラソンの結果とかその時の国旗に纏わることなんかは知っている状態で観賞したけれど、この話しは知らずに観賞。
独立したとと言っているけれど、当時は独立はまだ却下され米陸軍の軍政下ですね。

どこまでが事実かは知らないけれど、確かに個々人の頑張りは大したものだし、そして成し遂げられた結果はすばらしかったしで、映画として面白かった。

政治的なことへの言及はしないでうまいこと作られているけれど、ある意味この国らしいなという思想やゴネ得感は流石だった。

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Bacchus

4.0こっちも実話か❗️

2024年9月1日
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泣ける

興奮

「ソウルの春」で、
全斗煥のクーデターの裏側がこうも私欲に満ちてたのかと打ちひしがれたが、どうやらこっちも実話ベースだと聞き、またWIKIでちょい予習で鑑賞。

話は分かりやすいスポ根映画で、
結果も分かっていたのだが、
ナン先輩を抜いてからのソのラストスパートからはこっちも手に汗握り、
ナン先輩がゴールした所で泣いてしまった😭
ソンももっと泣けよ❗️

ペソンウを久しぶりに観たが、
益々ピエール瀧みたいになってた🤣
ハジョンウも良かったが、
やはり彼は半グレが似合う😜

偶にはこういうスッキリする映画も必要ですね❗️
でないと、桃子みたいにチェーンソー振り回してしまう😱

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クリストフ

4.5素晴らしかった!忘れたらいけないこのストーリー

2024年9月1日
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泣ける

興奮

難しい

予想以上に素晴らしかった。ハ・ジョンウ、イム・シワンら出演俳優の演技も素晴らしかったし、時代背景から太極旗でボストンマラソンにしたいソンユンボク、ソンギジュンらの熱意、執念がスクリーンから伝わった。
特に、ソンギジュンの名前は韓国に関心がある方は忘れてはいけない。終盤のマラソンシーンは観ごたえあり。歴史背景、アメリカでのアジア差別もこの作品から学べる良作。テーマからして忘れてはいけない出来事でもあり、現在進行形である。
2024年公開の韓国映画ではこの作品がベスト。

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ナベウーロンティー

4.0マラソンって熱いやん

2024年9月1日
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泣ける

興奮

幸せ

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コンブ

3.5アッサリとした雑な印象のコリアン・ドリーム映画‼️

2024年9月1日
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泣ける

悲しい

幸せ

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活動写真愛好家

4.0映画として面白かった

2024年9月1日
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スポーツ嫌いの私なのですが、マラソンに関する実話が題材の作品なのに、面白いと楽しみ、また感動しました。

第二次世界大戦(太平洋戦争)終戦が1945年。
南北がアメリカとソ連に分割統治され、南側は独立宣言したものの「難民国」扱いでアメリカの属国化が3年続き、1948年には「大韓民国」「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」が建国されつつ南北対立が激しさを増し、1950年には朝鮮戦争が勃発……
そのはざまの「1945~1947年」が舞台。
戦争に人生を翻弄された、ソン・ギジョン(孫基禎)監督、ナム・スンニョン(南昇竜)選手兼コーチ、若手選手ソ・ユンボク(徐潤福)3人の絆と、世界に朝鮮(=コリア=のちの大韓民国)が独立したこと、強いマラソン選手がいることを示すために、1947年ボストンマラソンに挑む姿を描いたのが本作。

ソン・ギジョンが、当然というレベルの母国への愛と誇り(ナショナリズム)をもった人物として描かれ、自らが引退を強制された過去の出来事を若い世代には繰り返させたくないという熱く優しい気遣いの人という、キャラのバランスの良さに感心した。
そして、「病気がちな母のために、子供のころから寺のある山頂までの峠を走っていた」新人選手ソ・ユンボクが、登り坂で驚異のごぼう抜きをするというドラマチックな脚本は、観ていて血が滾る展開でした。

ソ・ユンボクのボストンマラソンでの活躍で、翌年に建国した大韓民国をIOCが正式な加盟国と認めた歴史的事実をベースにしていて、嫌味がなかった。
どこまでが事実なのかは、正直私には判断がつかないです。
ユンボクの家族のエピソードについて、日本ではあまり文献が見当たらないし。
ボストンマラソンで走ったユニフォームについても、映画には朝鮮太極旗だけのデザインが使われていたが、韓国の言説には「実際はアメリカ星条旗と朝鮮太極旗の2つがあったのに、新聞社が太極旗だけに写真を加工して、それしか記録が残っていない」というものも(翻訳検索で)見つけたが、どちらが真実かも私にはわからない。

ただ、少し前までの韓国等のアジア作品によくあった、反日思想、侵略されたことへの恨み、国家間の分断を煽る形に強調されていなかったのがよかった。
昨今の「南北統一」を呼びかけるような異様な民族意識という風潮もなかった。

夢を追う若者が、自国の国旗を掲げてスポーツ競技に出る、その喜びを純粋に描いていた…
その「映画として」の単純さや演出が面白さを生んでいたように思いました。

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コージィ日本犬

1.0韓国の自分勝手な主張と執念深さを知れる

2024年9月1日
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1936年、ベルリンオリンピックのマラソンで日本は世界新記録を樹立し、金と銅のメダルを獲得した。しかしその記録を出した選手は、日本名・孫基禎と南昇竜として参加した朝鮮人のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。そしてその世界記録も日本人の記録となり、第二次世界大戦後、朝鮮が北朝鮮と大韓民国となった後も日本の記録として残っていた。10年経ったある日、ギジョンのもとにスンニョンが現れ、2人は若手有望選手ソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させ、祖国の記録を取り戻そうと行動した史実に基づく話。

韓国からアメリカのボストンまで飛行機で行くのに、ソウルから日本(羽田?)、グアム、ハワイ、サンフランシスコ、ボストンと行くだけで大変な旅だったんだなぁ、と思った。
大韓民国として独立したのは1948年8月であり、韓国はそれまではアメリカの軍事政権下に管理されてた状態であり、正式に国として認められていなかったのだから、アメリカの星条旗での参加は当たり前だと思うが、この辺りを曖昧にしてる様な気がした。
さすが自国に都合よく歴史を作る韓国の作品だと思った。
さらに言えば、ベルリンオリンピックで各国最大3人までがマラソン選手として参加出来、その日本代表としてのオリンピックへの派遣だったのだから、日本の国旗で表彰されるのは当たり前であり、文句を言うのなら、オリンピックの日本代表としての参加を辞退すれば良いだけ。
他の日本人は落とされたのだから、あんな態度は許せない。
何とも勝手な言い分の様に感じた。
政治的な部分が無ければ良い作品だと思うが、あまりに韓国の自己主張ばかりの史実紹介で、こんな偏った作品に普通の星は付けにくい。

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りあの

3.5「祖国」「国民」の尊厳

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かばこ

5.0タイトルなし

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ナショナリズムというより、人間の尊厳の問題だと感じた。朝鮮と朝鮮人に対する差別への。日本も敗戦後苦労したけど、朝鮮はもっと大変だったと知る。もちろん日本の占領のせいである。史実である点で胸を打つ。

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えみり

3.5「シュリ」の監督さんの作品です

2024年9月1日
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日本でも大ヒットした「シュリ」の監督さんの作品です。
自分が初めて見た韓国映画が「シュリ」で、スケールの大きさに驚いた記憶があります。

本作は日本の降伏後間もない朝鮮を舞台にした作品で、日本が悪役の映画を見るのは躊躇したのですが、お気に入り作品の監督さんの作品なので映画館にて鑑賞。
反日の描写はあるのですが滅茶苦茶酷いというほどではなかったです。

ストーリー的に韓国人にウケる話だと思います(苦闘の末の勝利)。
でも日本人の自分にはそれほど響かず、「韓国の人、おめでと、良かったね」という感想。

ただ、本作の韓国内の興行成績は良くなかったそうです。なんでだろ?
北がほとんど出てこない and アメリカ軍政に否定的だったから?
歴史的には主人公が望んだようにアメリカ占領下の朝鮮(大韓)から独立国になりますが、その直後に起きた朝鮮戦争で国土が灰燼に帰します。うーん。

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お抹茶

3.5とても勉強になりました

2024年8月31日
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知的

幸せ

韓国映画を観始めたのはここ数年なのですが、見応えのあるものばかりで、最近はすっかりハマってます。ということで、本作も鑑賞予定に入れ、公開初日に行ってきました。

ストーリーは、1936年のベルリンオリンピックのマラソン競技に日本選手として参加し、金メダルと銅メダルに輝いたソン・ギジョンとナム・スンニョンが、祖国のヒーローとなったものの、その記録は終戦後も日本のものであったことから、祖国の名誉を取り戻すべく、“第2のソン・ギジョン”としてソ・ユンボクを育て上げ、ボストンマラソンに挑戦する姿を描くというもの。

韓国のマラソン史にこんな事実があったとは全く知らず、とても勉強になりました。そして、その名誉回復のためにボストンマラソンにかける選手たちの思いが、とにかく熱いです。そんな熱い思いに突き動かされるように、韓国の人々が一致団結して選手を送り出そうとする姿が沁みます。また、渡米後も韓国がアメリカ統治下であることを理由に、星条旗をつけて走ることを強いられるのですが、そのルールに対して韓国人としての尊厳を強く訴えるギジョンの姿にも心を揺さぶられます。

肝心のレースも、マラソンという地味な競技ながらも、臨場感あふれる実況とカメラワークで、その迫力をしっかり感じさせているのも好印象です。また、レース中にアクシデントに見舞われながらも、最後まであきらめることなく走り続けるユンボクの姿に、熱いものが込み上げてきます。そんな幾多の困難を乗り越えて栄光をつかむ姿に、韓国国民ならずとも高揚するのを覚えます。

ただ、一方で日本人としては、やや複雑な思いも残ります。日帝だなんだと日本を敵視する描写の数々は、日本人として申し訳なく思いますが、やはり気持ちのいいものではありません。スポーツに政治を持ち込まないように、必要以上に日本を貶めるような描写は避け、アスリートとしての意地とプライドと純粋な思いだけで描いたなら、もっと爽やかな物語になったように思います。とはいえ、反日感情を煽ったほうが韓国ではウケがいいのなら、こういう仕上がりになるのも自然なことだと感じます。

あと、これは自分が悪いのですが、本日5本目の鑑賞で集中力が落ちていたせいか、思ったほど泣けませんでした。配信が始まったら、しっかり覚醒している時に改めて鑑賞したいと思います。

主演はハ・ジョンウで、韓国人のアイデンティティを取り戻そうとする熱い演技が光ります。脇を固めるのは、イム・シワン、ペ・ソンウ、キム・サンホら。中でもイム・シワンの走る姿は、本物のアスリートのようですばらしかったです。

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おじゃる
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