劇場公開日 2024年9月6日

ナミビアの砂漠のレビュー・感想・評価

全217件中、161~180件目を表示

5.0カナのこと

2024年9月10日
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鑑賞方法:映画館

冒頭のすっかり肩の力を抜いた無気力に歩く姿と矛盾するようにもみえる、歯を矯正したり自分磨きに努力する感じ、二人の男性と向き合う器用さ?、男性に会いに行く際に飛ぶように走ってみせる様子、手荷物を用意しなかったことを申し訳ないと言う甲斐甲斐しさ。
結局、どれもカナさんなんでしょうね。
一人の女性の暮らし、葛藤を覗き見させてもらったような感じにさせられました。
本人もどこか客観的に自分を観ていたりしたんでしょうか。そして、本人も自分が何ものなのかともがいていたりしたんでしょうか。

そして場面ごとに違った表情をみせていた河合優実さんはやっぱり見事でした。次の作品が楽しみです。

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Eiji

3.0古い言葉だとニヒリズムでしょうか…

2024年9月9日
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鑑賞方法:映画館

難しい

 タイトルのカットイン、脳内再生、キャンプだホイ、最後の砂漠シーンなど、2024年の今を表現する環境音楽の長い長いMusicVideoを観ているようでした…
 当て書きされた主演キャストは秀逸ですが、双極性障害を持ち出して説明して欲しくはなかったです。お隣さんの“唐田えりか”が一番印象的でした。

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DoDoDeDaDaitsu

2.0カンヌが好きそうな作品ではある

2024年9月9日
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鑑賞方法:映画館

河合優実はミスキャスト。最近、人気急上昇中の河合優実で、彼女の女優としての実力は素晴らしく、今後の楽しみな若手ではあるが、本作に関してはミスキャスト。
本作の役どころとしては、幾分、イノセントすぎるし、色気が足りない。茶髪の少しスレた感じのエロい女優の方が良かったと思う。

内容に関しては、これを映画として切り取って見せる意味あるの?といった感じ。
前半は女優の私生活にせまった企画ものAVみたいだった。どこにでもいそうな独身女子の生活どうでもいい。

映像表現や音楽・音響の演出も見るところほぼ無し。

タイトルの「ナミビアの砂漠」の隠喩も良くわからず。彼女に象徴される都会の生活が「砂漠」ということか。

「東京砂漠」 内山田洋とクール・ファイブ
あなたの傍で~、暮らせるならば~、辛くはないわ~、この東京砂漠~

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CR7

3.5かなりびっくり!まさかこんなところで脱ぐなんて

2024年9月9日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

萌える

『河合優実』も現時点で二十三歳か。

既に二十本以上の映画作品に出演し、
主演は〔少女は卒業しない(2023年)〕
〔あんのこと(2024年)〕の二本のみだが(除く本作)、
〔由宇子の天秤(2021年)〕
〔PLAN75(2022年)〕
では印象的な役をこなしている。

なので、なぜこのタイミング?と、首を傾げる。

今を時めく女優さんなら、
『麻生久美子』は、映画四本目の〔カンゾー先生(1998年)〕
『吉高由里子』は、九本目の〔蛇にピアス(2008年)〕
『安藤サクラ』は、十二本目の〔ケンタとジュンとカヨちゃんの国 (2010年)〕
『真木よう子』は、十三本目の〔ベロニカは死ぬことにした (2005年)〕
等が、記憶に残るところ。
何れも強烈なインプレッション。

対して、今回のそれは日常の(あまりに)さりげない一コマで、
必要性さえ疑問に思える。

お話し自体は、二十一歳の『カナ』がひたすら周囲を振り回す。
エキセントリックな挙動は、彼氏、友人、職場にも軋轢を生む。

とりわけ彼氏は、
とことん優しく彼女のことを第一に考える『ホンダ(寛一郎)』と同棲しながら、
『ハヤシ(金子大地)』に平然と二股を掛ける無体な仕打ち。

『カナ』のやり場の無い憤懣の一部は理解可能。

『ハヤシ』の親族が集まったバーベキューパーティの場での疎外感。
自身が務める美容脱毛のサロンに、効果の疑いもなく通う客たち。

己の空虚さは自覚しつつ、
奥底から湧き出す漫然とした怒りが抑えられない。

ナミブ砂漠は世界で最も古い砂漠と考えられていると聞く。

彼女の思いは全ての人の心の奥底に潜む
原始的な感情なのだろう。

終いには今カレへの暴言と暴力の形で発露する、
が、不思議なコトに別れバナシに繋がることはない。

異常性に目を瞑りたくなるほど、魅力的な女性ということか。

まさに『河合優実』に当て書きしたよう。

冒頭のシーンからユニークな語り口は満載。

主人公たちの会話と同じ音量で
周囲の会話も耳に入って来るのは一例。

『カナ』の怒りに火が付く、次のシーンへの導入部の意味合いはあるにしろ
極めて異色な処理。

生活音もBGMのように流れ続け
途切れることなく我々の耳に届く。

鑑賞者はそれらを、どう受け止めればよいか。
つい、目の前のシーンに紐づけ、
何らかの意味合いを見つけ出そうとするのだが・・・・。

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ジュン一

3.0河合優実の頑張り以外は、疑問だね。

2024年9月9日
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悲しい

知的

難しい

ストーリーは在り来たりなので演出に期待したが、環境音の設計に意味が有るのかも知れないが、私には理解出来ませんでした。映像やカッティングも、ハッとさせられる処が私には感じられませんでした。まさか「現代社会の、加えて女性の生きづらさ」みたいな陳腐なテーマが狙いじゃないよね?「心の病」版の谷崎潤一郎「痴人の愛」かと連想しました。金子大地と寛一郎はいい仕事をしたと思う。「あんのこと」もそうですが、河合優実にこんな役ばかりを期待する日本人監督には残念な気持ちです。折角の逸材の浪費にしか思えません。海外の監督にぜひ揉まれて欲しい。

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羅生門

3.0シュールだわ

2024年9月9日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

内容もそうだけど、かける劇場の規模も
スケールあってるか?と突っ込みたくなる作品だった。

個人的には1作目、レイプされドラッグで発作死をする
少女役で知った女優が、2作目薬中で売女な不幸極まりない女子を演じ、3作目は声だけで演じて、4作目は乾き切った心の中にオアシスを求め彷徨う役柄で見事劇中演技もこなしている。と言うなかなかな俳優ぷりを見せてくれたことに感謝であるが

江口のりこ同様ヌードを観ても勃起しなかった自身にも
驚いた。

まぁ、それだけ面白くもあるが迷作だった訳だけどw

ナミビアと言う恐らく大半の日本人には縁もゆかりもない
エリアの砂漠をタイトルにしてどこまで人を惹きつけるかを実験した作品だとしたら評価は上々だ。

が、砂漠にあるオアシスは幻やで◎

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tomokuni0714

4.5【追記しました】河合優実さんの方向性がわかる一本

2024年9月9日
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笑える

この映画、まずわたしが思うのは、「この映画は、ストーリーを追ってはいけない」というものです。
それは、題名に「ナミビアの砂漠」となっている事でわかります。
ナミビアの砂漠の定点カメラを、カナが時々見ていますが、定点カメラで映るものにストーリーはありません。水飲み場にくる動物をただ観察するのみ。この感じで、カナをただ観察する映画だと捉えると、めちゃめちゃ面白いし、笑える映画ですらあります。定点カメラとの違いは、絵の切り取り方、カナを映す絵づくりの斬新さでしょう。
山中瑤子監督も、プレミア上映の舞台挨拶の質問の中で、縦4対横6のスタンダードビジョンの映画である理由として、カナに集中して見てほしいという意図を挙げられていた事からもわかります。カナ自身がいろんな事に気持ちが動く(例えば、冒頭の喫茶店のノーパンしゃぶしゃぶの話が気になる点など)ので、観客にはカナに集中をして欲しいと。
最後の方、ピンクの部屋がワイプインする部分、あれこそが自分で自分を定点カメラで俯瞰した視点で見つめている、冷めた自分を表現していますね。

そして、その後の激しい喧嘩の後に二人でチャンポンを食べるしーんがありますが、その部屋が、その前の部屋とすべてのレイアウトが反転していた事に気づきましたか? 白と黒の太陽の塔から総ての部屋の調度や置物まで、すっかり反転して配置されていますが、文字はちゃんと読めるので、わざわざ反転した間取りの部屋にすべてのモノを反転配置して撮っています。 ここの意味というか表現したかった部分については、山本監督が話されている記事が無いし、ほとんどの人が気づいてないようなのです。

とはいえ、彼女のこころの移り気で、まわりの人が巻き込まれるところに流れはあり、 そして彼女のその場の移り気に翻弄される男二人が、カナをいろいろと理解しようと努力し、真摯かつ誠実に、何とか関係を保とうとしているのに、カナの発する言葉の中には、ひとかけらの真実もない。 にもかかわらず、男の方は、心が通い合っていると信じていて、カナは「こんな女性なのだ」と、自分の信じる「偶像」であるカナとの関係を保とうと努力しているその姿は、まったく笑える以外ない。
はて?ここで男が勝手に女性を自分の「偶像」として捉え、自分の思う関係性を女性に求めている映画が、今上映中であることに思い至る。 そう、「スオミの話をしよう」だ。
あの映画も、従来の三谷幸喜の映画同様、伏線があって最後に伏線の回収がある事を期待し、最後のオチが無かった事に対する批判というか落胆で、評価が最悪の状態だ。 しかし、このスオミの映画も、ナミビアの砂漠同様、ストーリーを追わず、スオミを観察する映画として見ていくと、こんな女性がいる事によって巻き起こされる、男性の愚かさや偶像をあてはめたい気持ちなど、いかに男女の関係のおもしろさが見えてくる。 そもそも、男女の間でお互いを本当に理解できるなどとは思ってはいけないのかもしれない。お互い誤解や偶然を勝手に自分に都合よく解釈して、ズレているにもかかわらず、うまくやっている。。。そういうのが本当の男女関係なのかもしれない。
意外にも、「ナミビアの砂漠」と「スオミの話をしよう」のテーマの共通性を感じてしまった私です。
この映画、河合優実さんは、とってもカッコイイ映画だと言い、おそらく一番好きな映画だと公言して憚りません。 こういうストーリーの妙を見せるのではなく、ただ一人の人間の面白さを見せていくのが、今の映画の流行りのようです。 これからそういう映画がたくさん作られるようになるのだと思います。だからこそ、TOHOシネマのようなメジャーな映画館全部で上映される事になった理由だと思われます。

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HiraHiraHirappa

4.0タイトルが秀逸です

2024年9月9日
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怖い

単純

萌える

 今をときめく河合優実主演の「日常」の映画です。137分にわたって、彼女の恋愛や生活を捉えお話自体はまさに令和の現在の女の子の話なのですが、だんだん壊れていくヒロインに対して嫌悪感しかいだけません。しかし、一時も目が離せないんです(笑)
 確かにあくまでも自然な感じで豊満な胸も拝めます(爆)男優とのエロいシーンではないですし、サービスカットとしか思えません。しかし、その胸も含めて立ち居振る舞いがめちゃ魅力的なんですね。今の御時世に逆らうように喫煙シーンも10回くらいは出てきます。ひょっとしたら彼と二人でキャンプ地で楽しんでいたのは◯麻だったかもしれません(汗)
 監督の山中瑶子はまだ27歳で、この「ナミビアの砂漠」が初めての長編作品ですが、この作品の演出はとても斬新で、面白いカットも理由のわからないシーンもたくさん出てきますが、一番面白かったのは激しい喧嘩を繰り返すヒロインたちの隣に住む唐田えりかとの「キャンプだホイ」でした。あのシーンでヒロインは少しづつ平常心を取り戻したのだと思います。 途中で何度も切れかけた金子大地もなかなかいい感じで、ハッピーエンドを予感させてくれます。
 タイトルの「ナミビアの砂漠」はヒロインがスマホでナビブ砂漠の人工オアシスの定点観測のシーンを2度ほど観ていることと、エンドロールに、その画面が映りますが、彼女の心が砂漠化していくことに対しての彼の優しさがオアシスなのかな?とも思います。

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邦画好き

5.0その先の光をみる

2024年9月8日
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笑える

幸せ

終演10分前までは辛い。

何が辛いのかというと、恥ずかしながらカナに共感してしまう部分があるからだ。
おそらく見ている全員がそう認識したくないと思うが、重ねて見てしまうのも事実だろう。
笑えてくだらない描写でさえ、怖くて共感したくないのだ。
カナの生きざまを見ていると、不幸になっていく道筋が見えてしまう。

ただ終演10分前以降で世界はガラリと変わる。
果てしない未来への希望と、底抜けの幸福感で満たされる。

河合優実の凄まじさに圧倒され、音楽が焦燥感をかきたてる。

こんな映画はみたことない。
明日からまた頑張ろう。

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しゃけぞう

4.5もともと「共感」を軸に映画の良し悪しを判断するタイプではないけど、...

2024年9月8日
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もともと「共感」を軸に映画の良し悪しを判断するタイプではないけど、あまりにも登場人物の生きてる社会に僕が身を置いたことがないし、主人公に感情移入することもないのに、最後まで惹きつけられるということは、自分にとって燦然と輝く傑作なのだろうと思う。ところどころ『そこは揺らさなくて良いのに』と思ったりもしたけど、河合優実演じるカナという生き物を、動物園感覚で見る映画だと示すファーストカットの入り方からがっつりと掴まれた。

別にそういうシーンがあったから良いというわけじゃないけども、これまで女性が己の身体性を解放するシーンってどうしても性交渉の場面が多くなるけど、今回そんな場面では着衣してるのに(トイレでのとんでもない性癖シーンがあるが)着衣しない解放する場面が日常のふとしたところというところに改めて感服した。そりゃそうだよなと。むしろそういう場面のほうが日々重ねてるわけだもんなと。ここを切り取ってカナのずぼらな感じを出すのが良かった。

湿度ある日常をテンポとしては淡々と流しているにも関わらず、印象に残るシーンやセリフが多いのは良い映画でしょ。『映画なんて観て何になる』というセリフからの監督の自己批評や、近しい人には粗暴に見えても相手のコミュニティに踏み入れるキャンプシーンの居心地の悪い中で体裁を保とうと必死になる感じ。医者との砂を触るシーン。白黒はっきりつけたいけどわからないことを認められるようになりたいよなー。

脱毛スタッフが主人公の映画を自分は初めて見たので、そのシーンがシュールだったのと、脱毛になぞらえたメッセージ性が良かった。

中島歩と唐田えりかの使い方。

河合優実は本当にすごい女優だ。

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わたろー

2.5カシューナッツ

2024年9月8日
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単純

難しい

至れり尽くせりな彼氏と同棲しながら他の男と浮気する21歳の女性が、自分をみうしなう話。

もう一人の男に彼氏と別れて欲しいと言われ、すすきのを言い訳にして家を出て、もう一人の男と同棲を始めて巻き起こっていくストーリー。

二股こそ頂けないものの、最初はどこにでもいる普通の女の子という感じだったけれど、結構波がある人だな…からの情緒不安定を超えていく感じで、わかると言えばわかるしというちょっと難しい感じ。
ランニングマシンは全然わからなかったしw

つまらなくはなかったけれど、特に中盤ぐらいまでが非常に長く感じたし、ラストもなんかしらの方向性ぐらいはみせて欲しかったかな。

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Bacchus

3.5ま、目玉焼きも眼球じゃないしな

2024年9月8日
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心余りて詞足らずが突き抜けるとこうなってしまうんだなぁ。余った、というか持て余したココロを解って(拾って)ほしいけどその伝え方のスキルが無さすぎて謝り倒すか暴れるだけっていう精神的砂漠がいかにも今風なんだが、これはこの映画自体の作風にも当てはまるかも。
河合優実は「あんのこと」に続く好演。

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ひろちゃんのカレシ

3.0乾いた瞳

2024年9月8日
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笑える

単純

寝られる

河合優実を見る映画。彼女の底知れぬ表現力にとにかく魅せられる。ただ、ホントそれだけの映画で、引くくらい河合優実頼り。彼女なしでは成立せず、言い換えれば良さが最大限引き出された作品ではあるんだけど、この1本の柱で支えられているような、深みのない不安定な脚本が個人的には刺さらず、決してつまらない物語、というわけでは無いものの、心に訴えかけるような何かがまるで足りない。しかも、あまりにスローペースであるため、140分弱の長尺に対して密度が異常に低く、納得のいく満足感が全然得られなかった。

長尺もフィルム風な影像も、意味があってしているのなら何ら問題は無いんだけど、どれも機能している、意を成しているとは思えず、気をてらっているようにしか見えない。カットが掛かるのがヒジョーに遅いため、ワンシーン事に退屈が来てしまうし、故に無駄も多い。もしかしたら意図したものがあるのかもしれないけど、少なくとも脱ぐ必要はなかった。何でもかんでもやればいいという問題じゃない。むしろ、このテイストであれば無駄を排除した洗練な作りをして欲しかった。

これに関しては個人的な好みだけど、終盤にかけて明かされるカナの真の姿が、あーそっち方向に行っちゃうのねとガッカリしたことが上手く乗れなかった大きな理由だと思う。そこに辿り着かなくても良かったんじゃないかと感じちゃったし、こうなると途端に評価しにくくなる。変にメッセージを込めず、もっとエンタメに振り切った作りの方が面白かったろうし、ここに行き着くのであれば、前述の通り多くを語らない、洗練した作りの方が深みのある作品になっていた気がする。ちょっと見せすぎかな。

だが何度も言うように、河合優実は本当に素晴らしく、彼女のプロモーション映画という側面では一見の価値のある秀作。河合優実の影で活躍する、他のキャストもすごく良かった。情けない寛一郎は意外で笑っちゃった笑笑
どうしようもなくつまらない話とか独りぼっちなキャンプとか、共感する部分は結構あって、ハマる人はめちゃくちゃハマる、そんな映画だと思う。何より、唐田えりかに幸あれ。

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サプライズ

2.0听不懂、聽不懂(ティンプトン×2)

2024年9月8日
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単純

難しい

萌える

日常をダラダラ、山場というところが特にない。

解釈が難解であまりにもわけがわからなかったのでパンフレット購入。

監督は新進気鋭女流監督の山中氏で、当初原作モノの企画だったのを降りてオリジナル脚本で製作したとのこと。
短期間で作品にしたのは彼女たちの才能による所も多いが、いかんせん即席感は否めず、137分もあるのにキャラクターに共感する前に終わってしまう。

河合優実のセクシー姿が見れるだけの映画(笑)

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YOU

3.5消費されるということ

2024年9月8日
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冒頭、町田のカフェに入ったカナの後ろの席で男たちがノーパンしゃぶしゃぶの話をしている。いつの時代だよって思うけど、これはノーパンしゃぶしゃぶくらいの露出度の女の子が、最近では街なかを歩いているという与太話であって、視線にさらされる、見られることによる消費を示している。
カナと最初、一緒に暮らしていたホンダは優しく、そしてホンダのところを飛び出して同居するハヤシは育ちの良い男である。でも彼等がカナをチヤホヤしてくれるのは結局、カナが若く可愛くスタイルが良いから。つまりカナは消費されているのである。ホンダの部屋もハヤシの部屋も無駄に物が多い。カナはそれらもののひとつ、一種のトロフィーなのかもしれない。
レビューでは男社会に全身で不平を示すヒロインなどとカナを持ち上げる向きもあるが、私はどちらかというと流されやすいヒトという印象を受けた。ただ人間関係のなかで一定の役割つまりは商品価値をつけられ、他人から消費されていくことについて不安感というか何か収まりの悪さを感じる人なのだろう。
タイトルの「ナミビアの砂漠」だが、カナが劇中にスマホでみている映像、そしてエンドロールで映し出されるのは、サバンナの水場の光景である。ここにはオリックスやインパラといった草食動物や、チーターのような肉食獣がいて、いわゆる食物連鎖が形成されている。つまり消費関係がある。ところが画面には出ないがサバンナのすぐ隣にはナミビアの国名の由来となったナミブ砂漠が存在しここには見事なほどなにもない。ナミブは現地語では「隠れ家」あるいは「なにもない」ということを指すらしい。カナが希求する状況というのは人を消費せず、人に消費もされないことであって、それを象徴しているのが「ナミビアの砂漠」であるというのはうがちすぎだろうか?
大量消費社会の中で自分が消費されないでいることは尋常の覚悟ではできない。山中瑶子はカナに仮託して現代人の試練を生々しく描く。
そして、消費されるのは映画も同じ。だから、ほかの作品でもそうだが、垂れ流され消費されるプログラムではなく何かを残したいという山中の強い意志は感じる。でも映画がエターナルであるためには何か時代を通貫する価値を示すことが必要である。残念ながらこの映画は脚本も演出も撮影も全て凡庸。おそらく山中がもっとも期待したのは河合優実という女優の持つ突出した現代性であったのだと思う。そこの評価についてはどうだろう、私はやや不支持なのだけど。
【追記】
キノシネマで映画を観るたびさんざんみせられる木下不動産の賃貸マンション「プレールドゥーク」のCMに出演している女の子が河合優実であることに昨日気付いた。かなり野暮ったい感じだったんだけど。いや女優さんってキャリアを積めば積むほどきれいになるんですね。これからCMの世界でも引っ張りだこになるんだろうな。

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あんちゃん

3.5今時の若者はこんな感じなの??

2024年9月8日
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河合優美の無気力な感じ、口をわずかに開けてるのがそれっぽくて良い。そして体当たり演技に拍手。
まじめな彼からチャラい彼にシフトチェンジ。まあ若さ故か分からんくもないが、2人と関係続けてた方が安定してた気がする。
しかし、彼女のあまりの傍若無人さに度肝抜かれる。
なかなかストレスな展開と長々しさでちょっとキツかった。

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いたかわ

3.5結局、男は我慢するしか無いのよ。。

2024年9月8日
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この映画が「男社会に不満を持つ女の子の映画」にはまったく見えなかった。
見に行く前にネットでチラッと見かけた紹介文にそんな文言があった。

見たうえで私なりに説明すると、今どきな自由奔放な若い女の子が彼氏を乗り換える中で少しずつ心を病んでいく話。
たしかに男目線での彼女の描写を見られたけど、河合優実が演じる彼女が逆に男に依存しているように思えた。
男女平等というよりは、何があっても男は女性を守るべきなんだと訴えているように見えたかな。。
結局、男は我慢するしか無いのよ。。
自分の感情を我慢して我慢して生きていくしかない。。
理不尽に感じるけど、これが現実なのよね。
悲しいけど、年を取ると強く感じます。。
男目線で、こんな事を考えながら見た映画でした。

それと、河合優実を見るという点では楽しめた。
いつもの彼女な感じの演技でしたけど。。
『あんのこと』も見に行ったけど、彼女は少し陰のある役が多いですね。

河合優実の映画は結構見ている。
キッカケは『少女は卒業しない』から。。
ただこの映画を見たのは河合優実が理由では無かった。
サブスクで見た『アルプススタンドのはしの方』に出てた小野莉奈ちゃんが出てたから。
小野莉奈を見るために見に行った映画に河合優実が出ていたのである。
調べてみると、この前後に映画館で見ていた『線は、僕を描く』『ある男』『ひとりぼっちじゃない』にも出ていた。
最初の二つはどこに出ていたか分からなかった。。

そしたらあれよあれよという間にテレビにも出始め、不適切にもほどがある!でブレイク。
ふてほどのように明るい役をもっと見てみたいと思う。。
そして今回は『ひとりぼっちじゃない』に続いてすべてをさらけ出しての演技。
この辺は興行を考えて監督が望むんだろうけどね。

他にも気になる女優さんが3人出ていた。
一人目は、『異世界居酒屋のぶ』に出ているエーファちゃん役の新谷ゆづみ。
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を映画館で見てから彼女の存在を認識。
二人目は、『悪は存在しない』に出ていた渋谷采郁。
名前までは憶えていなかったが話し方で気づきました。同じ話し方だった。
三人目は、唐戸えりか。
東出昌大の結婚発表があったけど頑張ってほしい。。

ある程度の本数を映画館で見ていると、いま旬の女優さんが分かってくる。
ブレイク間際の人はたて続けに映画が出てくる事が多い。
そんな見方をしながら日本映画を応援しています。

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はりー・ばーんず

4.0近年の日本映画で最高の成果のひとつ。

2024年9月8日
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これはまあとにかく俳優の動かし方と編集とサウンドスフィアがあざやかにリズムを作りだしていて、それが物語内容から独立した独自の文体を生んでいる。すばらしい才能で、近年あれこれ現れた日本の若手監督を、まったくかすませてしまった名篇。濱口竜介に匹敵する作り手が、こんなにあっさり登場したのは驚きです。

物語自体は、この10年で無数につくられた「東京の片隅に生きる孤独な若い女が人生に衝突する話」を臆面なく踏襲していて、だからこれを見るときは、律儀に物語を追ってはいけないのです。カメラの動き、俳優の視線、そこへフレーム外からしのびこませる音環境の構築、そして何よりもショットからショットへの新しい切りかえの感覚に、注目してください。

主演の河合優美も、たいへん見事。もともと今の日本語は、とくに若い人の間では口先でぼそぼそっと勢いなく話す発声で、そのままでは映画にもドラマにもなりづらい。それを逆手にとって、しっかりとリアリティを与えていることにひどく感心した。

もっとも男優たちは正直大したことがないので、濱口竜介監督のような独自の演技指導メソッドがあったわけではなく、監督と女優のケミストリーによるものかもしれない。

そして終盤にいたって物語を回収しはじめると、やや脚本の弱さが表れてしまう。「登場人物が狂気におちいる」って要するに夢オチの別形態だからね、うまく着地させるのは至難の業なのです。それでも同種の物語上の特徴をもった凡百の作品にくらべて、脚本上のキズをはるかに巧くカバーしているとは言えるかもしれない。カンヌでもここは審査員の間で議論になったはずだけど、やはり作品全体を支配する清新さ・巧みさを見逃すわけにはいかないと結論づけたのだと思う。そしてそれは炯眼だった。

この作品は、「映画が国外で高く評価されるには2つの特徴を持っていなければならない」という教訓にもなっている。つまり「他の誰にも似ていない」と「作り手が生きる地域・社会の現実にしっかり根を張って思考している」のふたつ。日本で映画と映像に仕事でかかわるすべての人はここをよくよく見てほしい。

いずれにしても、これは濱口・三宅の二人と並んで、ここ5年くらいで作られたすべての日本映画の中で最大の成果のひとつであることには疑いありません。ぜひ劇場で目撃して、その成功によってこの監督に次回作を作らせてあげてください。

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milou

3.0全編を通じて漠然とした本作の中で、唯一浮かんできたのが「葛藤感」。山中監督の私小説に長々付き合わされている気分でした。

2024年9月8日
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寝られる

 正直に告白すると、「ぶっきらぼうな女性」を主人公とする映画になぜか惹かれる傾向がある。山中瑶子監督による本格的な長編第1作にして今年のカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞に輝く本作は、まさにそんな系譜に連なる作品です。

●ストーリー
 東京。とある駅前の全景を捉えたカメラは、首元に日焼け止めを塗りながら、デッキを歩く1人の女性にズームインしていきます。抜群のスタイルなのにどこかアンバランスな身体性がまずは目を惹きます。白い長袖シャツに短いスカート姿、帽子をかぶった彼女は、階段を下りて喫煙所へ。スマートフォンをいじりながら笑った後、上品とは言えない歩き方で別の場所へと移動していくのです。

 21歳のカナ(河合優実)は将来についてはっきりした夢や希望はないらしく、考えるのはあまりにも退屈で、自分が人生に何を求めているのかさえわかりません。ただ脱毛サロンで働くカナは、仕事を淡々とこなし、周囲とも無難に付き合う世知はありました。
 でも何に対しても情熱を持てず、恋愛ですらただの暇つぶしに過ぎなかったのです。気まぐれな猫のように、フワフワと生きているカナは、気の向くままに快楽を求めてさまよっていました。
 同棲している恋人ホンダは家賃を払ったり料理を作ったりして彼女を喜ばせようとします。でもカナは自信家のクリエイター、ハヤシ(金子大地)との関係を深めていくうちに、ホンダのことを退屈に感じ始めるようになるのです。
 それでもホンダは、ハヤシと会って泥酔し深夜に帰宅したカナを何も聞かずに介抱してくれるマメで優しい男でしたが、カナはあっさりとハヤシに乗り換えてしまいます。しかしハヤシと意気揚々と同せいを始めるや、かまってちゃんぶりを発揮。カナ最優先ではないハヤシに無理難題をふっかけます。
 もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのでしょうか?

●解説
 河合優実が演じた美容脱毛サロンで働く21歳のカナ。
 世間や人生に退屈し、やり場のない感情を持て余したまま生きています。喫煙所から移動した先のカフェで、親友から2人も知るかつてのクラスメートが自殺したという話を聞いてさすがに顔色を変えるカナでした。でもどこか話に入りこめず、人ごとに思え、近くの男性たちの「ノーパンしゃぶしゃぶ」の話題の方がどうしても耳に入ってくるのです。 真剣に聞くべき言葉とどうでもいい言葉の区別がつかないという、そんな心境を表す演出と、河合の自然体の演技が見事です。続けてホストクラブ、公園、タクシー、自宅。日中から夜、朝にかけて約17分間、カナの生活が垣間見える一連の場面展開で、ただならぬ作品と感じられるはずです。
 但しそんなカナに対して、共感できる人が半分、迷惑なヤツと反発する人が半分ではないでしょうか。自分に素直、気ままたが根はまじめ。いやいや。自分勝手で気まぐれ、チヤホヤされるのをいいことにやりたい放題、しかも無気力。今を生きる若者たちの、心情のリアルがありそうです。
 映画もカナと一緒にたゆたうように進み、生活の断片をつなぎ合わせてカナの肖像を描きだします。友人の死をぼんやりと受け止め、ホストクラブではしゃぎ、ホンダやハヤシに甘えてみる。毛色の違うハヤシの家族や友人たちの間で所在なげにたたずむ。映画の後半、ハヤシとの歯車がかみ合わなくなると、取っ組み合いのケンカをしては仲直りを繰り返します。
 混迷と混乱が深まって、カナがカウンセリングで自分を知ろうと試みると、映画はリアリズムからも浮いてゆく。脳内を映し出したようなシュールな映像や、ファンタジー調の場面まで入り交じるのです。

 ところで本作はもさまざまな表情でたたずみ、感情を出し入れする河合を得て、何にも似ていない映画となりました。
 河合は、意地悪で、平気でウソをつき、いわゆる「かまってちゃん」でもあるカナの輪郭を、生い立ちをきめて浮かび上がらせていきます。口々だるそうに生きながら、時に怒りを爆発させるカナ。その瞬間に河合が見せる、形容しがたい目の表情。子供のように歩き、不意に側転をする彼女の身体が作品を躍動させ、引きで撮っても寄りで撮っても映画的な俳優、河合の魅力が全編にあふれています。これほど、作品ごとに全く異なる顔を見せてくれる俳優はまれでしょう。

●感想
 ただとんでもない女性を描いただけの物語ではありません。何が彼らをそうさせるのか。現代、心のオアシスを求めるのは誰しも同じではないでしょうか。そんな想像力が働いたなら、大切な1本になるはずです。
 映画の後半、カナは別の女性(カウンセラー)と今度は静かな部屋で対面し、「心の中だけなら何を思うのも自由だ」と諭されます。そして親から受けたトラウマについて聞かれたカナは、父親から激しい叱責を受け続けてきたことを告白します。
 全編を通じて漠然とした本作の中で、このカウセリングのシーンが核心ではないかと思います。脚本も担当した山中監督にとって、おそらくカナは自分自身を投映したものであり、山中監督もカナ同様に父親への強いトラウマを抱えていることが、本作のモチベーションになっているのではないでしょうか。結局両親のどちらかにトラウマを抱えている人は、潜在意識に愛情欠乏症を抱えており、ついつい「かまってちゃん」になりやすいのです。そういう人は、自分史を振り返り、自らがいかに多くの人から愛されてきたのか内観してみない限り、「愛されていない」という葛藤から抜け出せません。
 まるで砂漠のなかで水を求めるかのような「葛藤感」が、本作のタイトルに込められた意味なんだろうと思います。そして突如登場するエンドロールのナミビアの砂漠にあるオアシスで、水を美味そうに飲み続けるオリックスのシーンの意味も同じなんだろうと思うのです。どうせなら何かに満たされるカナを描いて欲しかったですね。

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流山の小地蔵

3.0情緒不安定な女の日常

2024年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

萌える

脱毛エステで働く21歳のカナは、将来の夢もなく、何に対しても情熱を持てず、恋愛も暇つぶしだった。同棲している恋人ホンダは家賃を払い、料理を作り、彼女に喜んでもらおうとしてたが、ホンダが風俗へ行った事をきっかけにホンダの家を出て、クリエイターのハヤシとの関係を深めていき・・・さてどうなる、という話。

河合優実目当てで鑑賞した。
ずっと河合優実を追っかけてる作品で、ナミビアは出てこないし、砂漠も出てこない。テレビでナビブ砂漠らしい所の映像が映るだけ。題はどういう意味だったのだろう?
こんな自己中で家事もしない情緒不安定な女と同棲して何が良いのだろう?
セッ○スがすごく良いのだろうか?
カナ役の河合優実は手脚が長くてスタイル抜群で、本作では美しい裸体も見せてくれ、素晴らしかった。
もし、主演が彼女じゃ無かったら観続けられたかどうか。
それくらい、ストーリーもあるのかないのかわからんし、ほとんど彼女ばかり写ってた作品だった。
それと、短かったが、唐田えりかが観れて良かった。

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りあの