シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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まさに今!という感じの作品
想像していた以上にリアルで凄く怖かったけれど、少しも目が離せなかった。見終わるまであっという間なのに、凄く凄く密度の濃い時間。戦場でのジャーナリストはこういう風に戦っているのだな、と思うとすごすぎる、、。
様々な分断を感じる現代で、こんな今すぎる映画をつくったガーランド監督、凄すぎます。
音の迫力が凄いので、絶対に映画館で見た方がいい映画です!
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リアルに戦争を感じる
「撃つ」と「撮る」は同じ
アメリカでは大統領選が行われる年に、現職大統領もしくは次期大統領候補をリンクさせる作品が必ずと言っていいほど作られる。ドナルド・トランプの半生を描いた『ジ・アプレンティス』なんかはモロにそうで、本作もその系譜なのは明らかだが、ちょっと違うのは混沌や無秩序、人種対立といった今のアメリカが内包する要素をディストピアとして描いている点。そこにはハト派もタカ派も関係ないカオスが渦巻いている。
カメラマンは、目の前で死にそうになっている人物や、危ない目に遭っている人物を救えない。それをしてしまうと職務放棄になってしまうからだ。「目の前に起こった事を撮影する」のが生業だと、ベテランカメラマンのリーは若きカメラマンのジェシーに説く。それを踏まえたラストの顛末がシニカルすぎる。
「銃を撃つ」と「写真を撮る」は英語では「shoot」、つまり同じ単語。銃は人を殺められるがカメラにはその効果はない。が、時としてカメラには命以上のものを捉えるのだ。
臨場感のある銃撃戦
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