劇場公開日 2024年10月4日

シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価

全550件中、501~520件目を表示

4.5根底にある恐怖

2024年10月4日
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鑑賞方法:映画館

日本での公開は一年遅れという記事をみた。アメリカ大統領選を間近に控えた今、公開としてはちょうど良いタイミングだったのかもしれない。余談やけど、日本公開に尽力した関係者の方には毎度感謝しかない。 特に内乱が起きた経緯とかは描かれずいきなりスタート。銃撃の音が足元にも振動として伝わってきて、こちらまで戦地にいるような気持ちになる。ただ、普通ではないのがアメリカの中で起きているということ。あんな光景を間近で見続ける記者もまた気持ちを押し殺して、自分の使命をまっとうするために闘っているんやろう。 人間は自分とは異種のものに恐怖を感じると何かで読んだことがある。その恐怖はやがて嫌悪となり憎しみの元になると。アメリカの歴史もまた差別との戦いであったり、他国と戦争をしたり、根底には恐怖という存在が常にあるのかもしれない。自由の国といいながら、自由を維持するためにルールが多いのもまた然り。 次々と死んでいく人たちを横目に記者たちがみる最後の光景は?それはぜひ劇場で!これは映画館で観るべき映画です🎬

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める

4.0ジャーナリストの成長物語

2024年10月4日
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カリフォルニアなどがUSAから独立することを、ジャーナリストをストーリーテラーとして展開していく映画だと思っていました。 しかしそうではなくて、アメリカ内戦を取材する若手ジャーナリストの成長を描くものでした。 最初のうちは凄惨な現場に嘔吐していたのが、後の方では死を前にしても平然とできるようになりました。 映像は生々しくて戦いの悲惨さを訴えていましたが、どことなくジャーナリストの「偽善」のようなものを感じてしまいました。 ベテランの女性ジャーナリストが終始無表情でしたが、もしも一回でもフンとでも笑ったらそれはある有名な(猛暑日を伝えたディレクターにレポートを続行するよう促した)女性アナウンサーになるのでは?と思ってしまいました。 最後にはベテランの後を継ぐジャーナリストの成長で終わりました。 未見の方は若手ジャーナリストの成長に目を据えて観ることをおすすめします。 迫力は満点以上で、ビーストとハマーの激突はすごかったです。

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クラピカ

3.5残るのは瓦礫と死体の山と勝敗だけ

2024年10月4日
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何故分裂したのかとかお互いにどういう主張があるのかとかは基本的に触れられる事は無く ジャーナリストの視点での内戦と戦争中の人間の狂気が描かれてる 音はド派手だけど物語自体は割と淡白に淡々と進んでいく 正直思ってたより大分地味だったなぁという印象 ラストの銃撃戦の臨場感は抜群 変に正義とかジャーナリズムを語らず 紛争と戦場の事実だけを描写してる感じが良い

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龍神

3.5惜しい、ツメが甘いな

2024年10月4日
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鑑賞方法:映画館

怖い

大統領選真っただ中の今、分断が云われる合衆国で内戦!!ってタイムリーで興味はMAXでした。ジャーナリスト目線で内戦の国内状況を生々しく描いています。 相当なリアリティ路線で、観ていて正直、胸糞が悪くなる(作中の内容に)程でこれはヤバイ映画、凄い作品だと感じましたね。映画「キリング・フィールド」を想起しました。 特に、アメリカ大陸ののどかできれいな自然、街と争いの対比が、現実にあるかも、という切迫感がありました。 ただ、残念なのが終盤。防戦一方の大統領側の展開がお粗末なのと、ジャーナリストの主人公の行動が「それやっちゃう?」的なステレオタイプなのが・・・ とはいえ、重厚で見応えのある作品でした。

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ワビッシー

2.0現代アメリカの内戦が舞台である必然性がないです

2024年10月4日
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鑑賞方法:映画館

一言で言うと、若い戦場カメラマンが、悲惨な戦場の光景や仲間の死を乗り越えて、一人前のカメラマンへと成長する物語です。 現代アメリカの内戦が舞台である必然性はありません。他国の戦争が舞台でも構わない。まあ、政府軍か反政府軍かもわからず、ただ銃を打ちまくっている人とか、どっちにも属さない町が出て来たり、バラバラなところがアメリカらしいのかも知れませんが・・・ でも、カリフォルニア州とテキサス州が一致団結して、ワシントンを襲撃するとか無理ですよね。ママさんバレーの大会なら、州の代表チーム同士で対決とかあるかも知れませんが、同じ州に住んでるからって、政府側か、反政府側のどっちかに、住民全員の意思を統一出来るわけなく、それだけで住民選挙になったり、デモが起こったり、大騒ぎになると思います。 それと、ホワイトハウス襲撃って、いくら混乱の中とはいえ、最後は、数名の兵士だけで突入ってことないでしょう。残りの兵士はどこへ行った? しかも、銃撃戦ですか? 今の時代、大統領の居場所を突き詰めて、ミサイル一発撃って終わりじゃないですかね? 米軍が中立で、州の軍隊だけで戦っているなら、そんな高度な武器はないのかもしれませんが、戦闘機も飛び回っていたはず・・・ そういうところが、気になるので、舞台は、架空でもいいので、どこか小さな国の内戦とかのほうが、戦場カメラマンの成長物語には向いている気がしました。

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GF

5.0歴史的傑作であり渾身の警告

2024年10月4日
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鑑賞方法:映画館

かなり期待してたんだが、その期待をも上回る歴史的傑作来た! 現代に蔓延る分断の行き着く先にあるのがどんな地獄なのか、我々にとっても近しいアメリカを舞台に見せる地獄巡り。我々にとっての「神曲 地獄編」であり「地獄の黙示録」だが、戦場を巡りきっているベテラン3人に同行する観客は若きカメラマン ジェシーに感情移入出来る親切設計でもある。 そして、我々が訪れたことがあったり、ニュースや映画、ドラマなどで慣れ親しんだアメリカの光景のなかで行われる内戦… マンハッタンの街中で星条旗を掲げて行われる自爆テロ、普通の大学らしき建物での銃撃戦、普通の農場に埋められる無数の死体、カレッジフットボール場の難民キャンプ、見知らぬ国で行われていた内戦とはこういうことだったのだな、と気付かされ震えてくる… そしてワシントンD.C.包囲戦の迫力たるや… ドラマで見慣れたホワイトハウスを高く囲うバリケードとそれを撃つ戦車、突入する軍隊、xxと写真を撮る兵士たち。いつかどこかで見た内戦の光景… こんな世界にしてはならない、というアレックス・ガーランドの叫びが聞こえてくるよう。特に、アレの最後の台詞が出色。 音響が特に素晴らしかった。銃声のショッキングさ、無音、ポップミュージック、最大限の効果であり得べき世界を「体験」させられた。 今度の大統領選でトランプが選ばれても、選ばれなくてもこの未来に辿り着きかねないことが本当に恐ろしい。 演者も皆素晴らしい。初めてキルステン・ダンストを良い役者だと思った。また、特に素晴らしかったのはジェシーを演じたケイリー・スピーニーの段々と変わってゆく顔付きと、普通のアメリカ人をやらせたら右に出るもののないジェシー・プレモンスの『What kind of American, are you ?』。 どんな国だって分断が進めばああなる可能性があるんだ、という渾身の警告。

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ぱんちょ

4.0命の躍動を感じる

2024年10月4日
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有名な女性戦場カメラマンに憧れて 戦場カメラマンを志す若い女性 小動物のように怯えていたのに腹を括った瞬間から 危険な目に遭っても、命の躍動を感じるなんて言うようになってしまう リーもきっと最初はこんなだったんだろう 若い頃はなんともなかった恐怖や迷いが生じた時に戦場カメラマンは終わる 恐ろしい映画だった アメリカで大ヒットってどんな人がどんな気持ちで見てるんだろう

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m m

2.5どこかで観たぞと思ったら「宇宙戦争」!

2024年10月4日
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トムクルーズの「宇宙戦争」を人間どうしの戦争に置き換えるとこんな映画になる。「宇宙戦争」もある意味、戦争中にモブの一般市民が車で旅をするロードムービー。旅の途中の行く先々で兵隊さん達が必死に戦っているのを眺めたり巻き込まれたり。ティムロビンズ役みたいなのもしっかり途中で登場する。

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O家の主人@マンU

5.0凄いものを観た…と感じた。音響の良い映画館で観るのが最もオススメで...

2024年10月4日
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凄いものを観た…と感じた。音響の良い映画館で観るのが最もオススメです。 選曲と曲を掛けるタイミングがもう変態。画、音、演出全てにおいて色々変態過ぎる。 なんで内戦状態?何がきっかけ?はイマイチ掴めなかったけど、物語のど真ん中に引きずり込まれる。映画館で観るべきです

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Mk.plass

5.0無駄を省いた109分の素晴らしさ

2024年10月4日
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合衆国の分断は有り得なくは無い。その原因は描かれていないが、映画として問題は無く、観ていて何の支障もなく物語に入りこめた。 「ふたつのもの」 ⚫︎分断と意識と二つ星の旗。 ⚫︎新旧報道カメラマンの視点  扱うカメラの違い  意味と意識の違い。 「蘇るもの」 ⚫︎ベテランの見てきた戦場。 ⚫︎タイムトンネルを抜け  トワイライトゾーンで現れた  失った記憶と知っていた記憶  それもアメリカ合衆国。 「経済・カナダドル・嗅覚」 ⚫︎何故そうなのか予想する楽しさ。 ⚫︎危機を切り抜ける経験と転勤。 最初に書いた通り内戦の説明は無いが、薄らとでも歴史を知っておくべきで、過去と同じじゃ無いと思うが、結局は利益に関するものかと想像する。終盤になって報道カメラマン志望の若手女性の動きと顔つきが変わる。その時のフィルムカメラを達人並みに操作し写す事に違和感は残るが、彼女の向かった「結果と未来」は意味があると感じた。同時にここだけ「感動的に作った」とも感じた。 この映画から … 冒頭に登場した自信無さげな大統領、 決して一枚岩でない自由の国、 狭い世界に生きる人間の姿、 隣人も憎しみの対象になる、 叫びたくなる絶望感、 勝者の達成感、 そんなものが見えた。 音楽と効果も秀逸だった。 ※

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星組

4.0憎しみと高揚と正義の在り処

2024年10月4日
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泣ける

興奮

銃は持たないカメラマンの戦い。 人間の性が非常事態で炸裂する。エンドロールの兵士の笑顔も自然なんだろう。後味の悪い、痛快な映画。分断の背景が出てこないのはハリウッド的エンタメの極意だろうけど、出てくる戦闘員を見ていると正義は何処にという疑問も。”ジャーナリスト”の正義もまあそんなもんか。 床に転がる薬莢の量でアメリカ映画だと思い知らされる。日本物で抱いてた疑問。リアルだよな。 Sonyのカメラは名前を隠しニコンは機種名までセリフに出てくる。制作会社の意地か。 にしてもフィルムカメラは無いでしょ。

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HigeKobo

4.0シナリオは粗い

2024年10月4日
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シナリオは粗い。 登場人物の互いの葛藤や苦しみを、 緻密に編んで進めていく構成は採用しない。 粗さを利用すること、 状況の全体を見せないこと、 を前半に主人公に宣言させる。 キルスティン・ダンストのセリフ、 「私は自問自答しない。 ただ記録するだけ、それが報道」 その報道のスタンスで、 距離を置いて撮り続ける。 反乱軍のプロセスを問う事もしない、 政府側の回答も深くは追わない。 撃つ者と撃たれる者を追うだけ、 撃つ者の葛藤、狂気も、 撃たれる者の無念さ痛み、 軍服、私服の区別、 も細かく描写はしないどころか、 カントリーミュージック、 ミックスされたポップス、 で、流す・・・・、 ヘビーな、 ドアーズも「THE END」も不要だが、 銃弾やプロペラが空気を割く音は 地獄の黙示録よりも過剰、 A24らしい。 大統領も、 トランプには似ていないが、 バイデン、ハリス、オバマ、ブッシュと比較すると、 トランプに近い・・・ ここでも、近づかないし、離れない距離、 最前線を撮らない、向こう側も撮らない、 全体は見せない、 あくまでも、 銃後、最前線の後ろ、 戦場カメラマンの距離、スタンスだ。 意訳すると、 この意味は観客が考えろ・・か。 それで説得力があるのか、 結論から言うと、 ある、 あり過ぎる。 現在の米国の分断の状況と、 2021年のトランプ支持者による議会襲撃事件、 トランプ狙撃事件、 が、 今、そこにある危機、 だからだ。 分断の悲劇や現実に起きている事件を、 単なるニュースとして消費するのではなく、 その根底にある問題について深く思考、 アクションすることを要求しているのかもしれない。 それは、ドキュメンタリーのような説得力と、 フィクションならではの想像力を兼ね備えた、 一種のA24らしい実験的な作品、 あるいは、 いつものA24らしい手法の作品とも言えるだろう。 【蛇足】 上映中、客席で、 かなり大きいイビキで寝てる人がいた、 周辺は軽いシビル・ウォーになっていた。

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蛇足軒妖瀬布

4.5A24がまさかこの作品を制作するとは

2024年10月4日
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悲しい

怖い

難しい

この作品がA24制作とは驚いた。 アメリカの近未来戦争映画だが、近未来だけでなく、現在進行形の出来事なのかもしれない。 色々と考えさせられたし、我々観客に問いかけられた作品。情報化社会の残酷さ、人種差別についても考えさせられる作品である。 見事な作品だった。 惜しむらくは音楽は洋楽を使用したのはどうだったか。

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ナベウーロンティー

3.0思てたのと違う

2024年10月4日
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国家を分断する理由や原因が深掘りされる内容だったり、善と悪が明確でラストは悪が滅びるスッキリした話かと思っていたら、全然違った。 端的に言えば、「戦場カメラマン、ワシントンへ行く」という話。 戦争の発端も明らかじゃないから何で戦っているのかも分からないし、アメリカ全土が二分されているのではなく、戦争に参加してないところもあったり、よく判らない設定だった。 とはいえ、登場人物にドラマがあるし、戦闘シーンは臨場感があるし、戦争の痛みみたいなものも感じられるので、最後まで飽きずに見られるんだけど。 でも、なぜこれが全米で大ヒットしたのかは判らない。 唯一収穫があるとすれば、個人的に大嫌いだったキルスティン・ダンストが、この映画で嫌いじゃなくなったことくらいかな。

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ただの映画好き

5.0圧倒的没入感でホワイトハウス陥落を目の当たりに!

2024年10月4日
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ラストの15分ほど、 余りにも衝撃的なシーンの連続に 鼓動が早くなり呼吸が荒くなった。 エンドロールが始まった時に 我に帰り、息と心を整えるために深呼吸をした。 そんな体験は初めてのことだった。 息を潜め爆音と共に押し寄せる残酷な瞬間に耐えて 全ての瞬間を目撃しなければならない、 まるで自分も戦場カメラマンになったような 感覚を味わった。 要するに現実感を失うほどの作品だった。 物語は年齢や性別の異なる 4人の戦場カメラマンがワシントンを目指す旅。 戦場と化したアメリカを行く前半は 疑似家族のロードムービーを通して 分断されたアメリカの惨状を、 後半は従軍記者となった彼らの目線で ワシントン陥落を それぞれリアリティを突き詰めた映像で描き出す。 アメリカ版地獄の黙示録、 アメリカ版フルメタルジャケット、 と銘打っても足りないほどの衝撃作。 悲壮感を放つキルスティンダンスト 開花していくケイリースピーニー 対の存在となる2人が素晴らしかった。 全てのショット、編集、そして音楽に至るまで 非の打ち所がない完璧な映画。

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辻井宏仁(放送作家)

3.0何が言いたいのか分かりませんでした

2024年10月4日
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戦争の悲惨さなのか 戦場カメラマンの大変さなのか 若手カメラママンの無謀さなのか 大統領の無能さなのか 分からず、ざつくりと「アメリカがもし内戦したらこんな感じだよ」というやんわりした映画だった。 つまり重要なテーマでありながらもメッセージ性に欠けるエンタメ映画だと思いました。 内戦映画としては「ソウルの春」のほうが圧倒的に面白かった。

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チャーリー

3.0ん〜………、何だかなぁ〜……。

2024年10月4日
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悲しい

怖い

難しい

映画【シビル・ウォー アメリカ最後の日】 ちょこっと、タイトルからの勝手な受け取りイメージにより、映画館にて観てまいりました。 "ウォー"の文字があったので、まぁ戦争映画の類であろうと思い、ほんのチョットの興味本位での鑑賞に相成りました。 率直に…、タイトルから等のイメージで観るとするならば…、裏切られる感じが強く出ると思うんで、予告なりの事前知識などはあった方が良いんではないかと思われます。 戦争に関する映画ではあるんですが…、アクション系のシーン🎬などは無いんです。報道系の関係者が実際の戦争が行われている現場において、如何に大変な思いをして、戦争中にカメラを持って撮影するためにどのように奔走しているのかを物語にしたような作品です。 いわゆる戦場カメラマンなどが、どういった仕事をしているかに関心がある方々が観て、戦争を知るのには良いんではないかなぁ〜っといった印象が残る内容の映画でした。 私からは…、以上です。 (…幾度かは、居眠り💤っぽい感じで…いたカモ🦆)

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パタリロ殿下

4.0人間性のリアルな現実

2024年10月4日
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この監督、かなりのリアリストですね。 人間は自分の情動をどれほどコントロールしようと思ってても脳の生化学的な反応には抗えない、ということをよほど経験的に知ってるのだと思います。 だから戦争なんて、所詮はただの殺し合い。 戦場に出れば、崇高な理念も大義もなく、恐怖のタガが外れた者からどんどん残虐になるし、恐怖に負けた者も自分を失い、どんどん残虐になる。 つまり、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなどの脳内伝達物質は一定の状況になれば、程度の差はあるのだとしても、自分の意思とは関わりなく、働いてしまうということ。 たとえ、砲弾飛び交う現場からは遠くても、ドローン兵器を操るだけの者でも、気が付けば人命への呵責などより命中させることへの快感に溺れてしまう(ことだってある)。 戦争は始まってからコントロールすることはできない。そんな当たり前のことが恐ろしいまでにリアルに突きつけられる。

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グレシャムの法則

3.5いやいや、悪くないです

2024年10月4日
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レビュー見ると低評価がチラホラあるので期待してませんでしたが、良かったですよ。映像と音楽が良いので見れます。 この映画は内戦の話かと思いきや、戦争写真家のロードムービーです。 アンジュルムの平山遊季ちゃん似の可愛い新人カメラマンのお姉さんが、危ないところにガツガツいきます。だからヒヤヒヤしますし、銃声も迫力があってリアルなので緊張感があります。 最後のホワイトハウス前の戦闘にめちゃくちゃ予算割いてると思いますが、非常に見応えがあり、これだけでも観て良かったなと思いましたし、映画館で観て良かったです。 ただ、「なんでヘルメットしてへんねん!w」って誰もがツッコんだと思う。最初に言うてたやん!

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山本ゆっきー

4.0What kind of American are you?

2024年10月4日
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今まさにアメリカ大統領選挙が行われていますが、そんな”民主的”な手段ではなく、内戦でアメリカの支配者を決めようという”近未来”を描いた作品でした。何度も観た予告編では、兵隊が民間人に対して「What kind of American are you?」と詰問するシーンが流れてました。ちょっとユーモラスな印象があるシーンでしたが、実際に観てみると主人公たちが殺されるかどうかという本作で一番緊迫したシーンであり、本作の内容を象徴するセリフだったので、あの場面を予告編に選んだ人のセンスに敬意を表したいと思いました。しかも赤いサングラスを掛けた兵隊が、よくよく見たらジェシー・プレモンスで、先日観たばかりの「憐みの3章」とは全然違う雰囲気の役柄で驚きました。今年のカンヌ国際映画祭で男優賞に輝いたジェシー・プレモンスにしてはほんの短い登場シーンでしたが、インパクトは抜群でした。 さて内容ですが、アメリカで実際に内戦が起こるとすれば、赤い州=共和党支持の州vs青い州=民主党支持の州に別れて戦いそうなものですが、本作では赤の代表・テキサス州と、青の代表・カリフォルニア州が手を組んで大統領がいるワシントンD.C.に進軍するというものでした。アメリカの実情を考えれば、この2州が手を組むとは到底思えないため、内戦の大枠にリアリティはありませんでしたが、一方で市街戦と中心とする戦闘シーンは実にリアリティがあり、一般市民が巻き添えに遭い、多数の死傷者が出ている様は、今般のロシア・ウクライナ戦争や、イスラエルによるガザやレバノンへの侵攻の恐ろしさを想起させるものでした。 また、大統領に対する単独インタビューをするために、ニューヨークからワシントンD.C.を目指したジャーナリストとカメラマン達の決死のドライブは迫力満点でした。戦地を取材して我々に伝える彼らの存在は、歴史の証人としても非常に重要であることを再認識したところ。日本ではとかく”マスゴミ”嫌いのネット民から叩かれがちの存在ですが、彼らのような人がいなければ真実を後世に伝えることは出来ない訳で、日本でももっと評価されて然るべきかなと感じたところでした。 ただ、件の「What kind of American are you?」に繋がる原因を作ったカレンが並走する車に乗り移った行動は、イマイチ動機も不明だし物語的にも突飛な流れであり、ちょっと合点は行きませんでした。ジェシー・プレモンスのセリフが良かっただけに、もう少し自然な流れで繋いで欲しかったと思いました。 そんな訳で、本作の評価は★4とします。

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鶏