劇場公開日 2024年10月4日

  • 予告編を見る

シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価

全839件中、161~180件目を表示

4.5何が正しいか、ではなく

2024年11月19日
iPhoneアプリから投稿

何が正しいか、とかではなく戦争は良くない。
戦争は良くないが、対立、分断は避けられない。
対立、分断に際し、不正義がなされたら戦うしかない。
何が正義で、何が不正義なのか誰が決めるのか。
だから、何が正義なのか、とかでもない。
非暴力不服従も圧倒的な暴力や無関心の前では無力。
そんな袋小路の中でジャーナリズムって、、、
ジャーナリズムのONとOFFの対比は分かるけど、、、
最後のテイストも、世の中がこんな感じなので、納得できない感も含めて、だって現実こうでしょ?と突き付けられた感じがする、

コメントする (0件)
共感した! 6件)
そうたん

4.0現実問題を風刺で描くことには大成功

2024年11月18日
iPhoneアプリから投稿

でも、それを作ったアナタはどう思ってるの?と聞きたくなる映画だった。風刺のような世界観をドライな目線で切り取る主人公達。彼女達にも葛藤はあるが、それすらもドライな距離感で描くため、心に迫ることが無いままラストを迎えてしまった。A24に一般的なエンタメを求めるわけではないが何か欲しかった。モヤモヤが残る。それが作り手の狙いですと言われたら、そっすかと返すしかないんだけど。正直、ダンストがラストで取る行動はそうすると分かっていたし、それを受けた新人がああすることも分かってた。だからなんか物足りねえって思っちゃった。あまりにも前半が良過ぎたから。ケレン味のある入り口の割には出口はフツーなんだって感じ。全部、欲を言えばってことなんですけどね。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
jirou

4.0ラストが惜しい

2024年11月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

第二幕までは文句なく面白かった。ただ、ラストでビビってた主人公が急に元気になる理由がわからなかった。突然「戦場ジャンキー」の血が騒いだってこと? いくらなんでもそれは唐突すぎる。
もっと前段階でビビってて、なにかきっかけがあって立ち直るとしてくれないと。そこが減点材料。

話の構成としてもピークが第二幕終盤の「あいつ」の「あのセリフ」なのもどうだったか。ていうかあのシーンしか覚えてないでしょ、みなさん。5年後もあの名台詞は語り継がれると思う。
それだけインパクトのあるシーン、セリフが第二幕にきてしまって、その後激しい戦闘シーンがあったとしても「事後処理」に感じてしまったのは私だけだろうか。

監督は「ジャーナリズムの価値」をテーマとして挙げていたが、もしほんとにそれを描こうとしてるんであれば計算は狂ってる。見終わって一番心に残るのは「戦場ジャンキーになる記者たち」だ。主人公の相棒も、弟子も撃たれた主人公を一顧だにせず進んでいく。
あ、テーマがずれてるのは別に映画の評価とは関係はないが。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
水原秀策

4.5救いなどない冷徹な反戦映画

2024年11月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アメリカは昔も今も豊かな国である。特にこの20年位の間に起こったIT及びAI の技術革新とそのビジネスの進化は圧倒的であり結果、国のGDPを押し上げ、1人あたり賃金も大幅に高め多くの人々が更に豊かになった。しかし全ての人に富は行き渡る訳ではなく凋落する産業も多々あり、こぼれ落ちる人々も増えている。
そのような中、ラストベルト地帯の伝統的産業に従事している人々や移民に仕事を奪われた人々を味方につけ、白人至上主義を声高にアピールし復活を目論むトランプ元大統領。
この映画は、まさに今、もしトラが実現しこの先、彼が憲法修正第22条を違反し3期目に就任し更にFBIまで解体しファシズム政権を作ったら、内戦は起きアメリカは悲惨な国に成り下がってしまう。という話である。
誰もが激しい戦闘シーンがどんどん出てくると映画と思っていただろうが、従軍カメラマンたちが大統領のインタビューをとる為にワシントンを目指すロードムービーだった。ガソリンスタンドを占拠する輩、JCペニーの駐車場に落下しているヘリコプター、見えない敵と睨み合いを続ける狙撃兵、戦争に背を向け日常を守っている街もあった。虐殺を続け死体を穴に埋めるアナーキーな赤いサングラス野郎とのギリギリの神経戦を経て、反政府軍はホワイトハウスを襲撃し大統領を追い詰め殺害する。そしてそれらをニコンの古いカメラで撮る。ラストはその白黒フィルムが現像されていく画像であった。そこに救いは何もない。憎しみは憎しみを生み、果てなき戦闘が続いていくのだろう。

このレビューを書いている(2024年10月12日レビュー記入)最中「日本被団協」がノーベル平和賞を受賞した。核兵器廃絶を70年近く訴え続けた功績が世界に認められた瞬間である。この映画は内戦なので核に関する話はないが、内戦の先に他国との戦争があれば核の脅威(核保有国は核の抑止力なる詭弁を論じる)が主題となるだろう。核兵器廃絶は全く見えてこない世界であるがこのノーベル賞受賞が世界平和へ近づく一歩であってもらいたい。

コメントする 2件)
共感した! 13件)
アベちゃん

5.0おもしろかった! そして、つまらなかった!

2024年11月14日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
Piroshi

4.0もしかしたら起こり得る現実の1つ

2024年11月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

きっと、いざ戦争となると、ほとんどの人が無関心かつ傍観者になるものの、気がつけば日常は消え去り、緊張の合間に狂気が潜み、終わりの見えない混沌が続いていく。それを更に傍観するような映画だった。
また、ジャーナリズムの業の深さを描いていたようにも思う。
あと個人的には演者も選曲も好みであった。
昨今の世情を踏まえると味わい深い作品だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
cue

3.0結構深く考えれる映画

2024年11月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

久しぶりにキルステンさんをみたような気がしました。
僕の知ってるこの人はスパイダーマンの時から進んでないので、時が経ったなぁ。と感じられました。

また、本作はアメリカでの内戦をテーマに、現地に赴くジャーナリストたちを主軸として物語が進んでいきます。

途中、色々と思うところもありましたが総じて楽しめたと思います。

登場人物がそこまで多くなく、わかりやすいのも良かったです。

しかし、FW?WF?が私は知らなかったので、そこだけ知識のない自分を恨みました。

銃撃シーンなどもあり、迫力もあったので楽しめました。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
しんじ

3.5怖い、現実の様だった

2024年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アメリカの党が良く分かっていないので、不安になりながら観たが、そんなの分からなくても理解できた。
実際に現実にも戦争は起きている、アメリカだってどうなるのかわからない。
ジェシー・プレモンスが怖かった。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
hanataro2

4.0伝えたいその先

2024年11月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

耳に優しい音楽が流れる
自然の緑は生き生きとして小鳥が囀っている
この素晴らしき世界
人々は泣き叫び銃声と爆破の音が止まらない
兵士は叫び続け多くの血が流れ命が何人も何十人も何百人も何千人も散ってゆく
シャッターを切る音が無数にする
リアルタイムで世界に流れる
何千年も前から変わらぬ風景が目の前で起きている

何がほしい、どうしたいの?
恐怖が戦意になり興奮し喜びになり精神を食い荒らす

何を守る、人を殺してまで

この素晴らしき世界はどこまでも続き終わりなどないのだろう

欲望の中に「戦争」も入っているならそれも受け入れなければならないのか

とても恐ろしいものを見てしまった

コメントする (0件)
共感した! 15件)
カルヴェロ

2.5アメリカにはすみたくねー

2024年11月11日
スマートフォンから投稿

怖い

難しい

一貫した消化不良感はなんだったのかと思ったが
たぶん
内戦がどんな背景で起こったのかまるでわからなかったこと

監督はアメリカが嫌いなのかな?
戦闘シーンはリアリティあふれていたけどそのぶんぐろい

日本人でよかったあ
と思わせてくれてありがとう

アメリカにはすみたくねーです

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ひゃくあり

3.0馬鹿には難しい映画でした。

2024年11月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
たらこ

4.5タイトルなし

2024年11月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「シビル・ウォー」は、戦場のリアルさと報道の意義を深く掘り下げた作品です。観ている間、スクリーンから伝わる圧倒的な緊張感に釘付けになり、音響や映像の美しさに圧倒されました。特に、音楽の使い方が印象的で、A24らしい独特の雰囲気が作品全体を包んでいます。

戦場での報道カメラマンという異質な存在が描かれる中で、戦争の残酷さと報道の意義が強く問いかけられます。武器を持たずに前線に立つ報道者たちの姿には、無力感と同時に崇高な使命感が漂い、観る者にその矛盾と葛藤を強く訴えかけます。

「シビル・ウォー」は、戦争をただ描くだけでなく、伝えることの難しさや意義を問い直し、観る者に深い余韻を残す作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
世帯主

3.5地獄の黙示録 ver.A24?

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
Duchamp

2.5アメリカ人には面白いのかもしれないけど

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

正直、で?、という映画でした。
政治的な分断が進むと、アメリカですら(トランプならありえなくもない?)内戦が起こるかもしれない、という映画。
私はアメリカ人でも無いし、二党政治の分断も実感ないし、そもそも3つのエリア?に分かれて内戦になって大統領が殺されるという映画のリアリティが全然なく、内戦になった背景は全く説明無いし、なんで2党制なのに3つに分かれた?くらいの、実感はない内容でした。
身近な国民同士が殺し合うことに若い女性ジャーナリストとして慣れていき、恩人の死を見捨てて目の前の撮影を優先するシーンは、人間の恐ろしさを表現してるのかもしれないけど、その手の表現は他作で数多とあるし、ウォーキングデッドを見た方が非常時の人間の恐怖を感じるかもしれません。
アメリカ大統領選に合わせて興収を狙った?
銃もなければデモも投票もあまりしない日本人には関係ない映画なのに、なぜ話題になっているのでしょう。

「おまえは、どんなアメリカ人なんだ?」
「香港出身の記者です。」
バキューン
中国へのアンチテーゼなのかもしれないけど、設定がわからないだけに全非白人を想起させるし、設定の軸がないのでシーンごとの意味があるのか無いのかわからずに、ただ人が簡単に殺されることの本能的な不快感だけが揺さぶられる映画でした。

わざわざ映画館で観なくても、テレビドラマな感じで観ればよい程度に感じました。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
suupaamann

5.0アメリカってやっぱスゴイ

2024年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

観たほうが良いと言われて映画館の上映最終日に滑り込み鑑賞。

緊張感の上に作品が乗っかってるような映画。
緊張感、ハンパない。
最近では一番集中して見たと思う。
全く隙のない映画だと思いました。
この映画は自動的に集中を強いるような映画なので、私は2時間以上は観てられないなと思いました。

映像がカッコ良い、美しい。『決めの画です』って言ってる画って、中途半端だと嫌な感じになることがあるけれど、この映画は全くそれがない。
画の美しさが、現実ではない世界の、狂った世界のリアリティーを底上げしている感じがしました。
特に気に入ったのが正面アングルをとても効果的に使ってる所で、ホントやるなって感じでした。

音の演出が素晴らし過ぎる。
映像と音で「これでもか!」って感じで,、緩急をつけて来ます。

役者は当然のごとくうまく、細かい演出も効いていて、ある意味ベタな展開なとこも多いの
ですが、それを上手に入れてきてくれます。
言葉でなく画で色々と説明をしてくれるので、とてもテンポが良く、映画らしい映画やなと思って観てました。

アメリカの新しい大統領が決まった日にこの映画を見てたことが何か感慨深いです。
この映画の制作が決まったと頃の一番近いアメリカにとっての戦争は内乱だったのでしょうか。
この映画で描かれてる世界は私にとって身近な現実ではありませんが、この現実は世界の何処かにある現実なんだと思わさせてくれる説得力の塊のような作品です。

観てる途中に思い出した映画は、エイリアン、トレスポッティング、プラトーン、イージー・ライダー、ユージュアルサスペクツなどで、全くジャンル違いなものもありますが、作りのテイストみたいなものがこれらの作品に似てる感じがしました。

観始めた時は「お腹すいたな~」なんて思ってましたが、途中から完全にお腹すいたの忘れて魅入ってました。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
93q2q2

4.0何かがあったMJ

2024年11月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「ザ・ビーチ」も「28日後…」も「MEN」も好き。何よりも「エクス・マキナ」が大好き。だったら飛び付けよ!ってな話ですがズルズル引っ張ってようやく鑑賞。で、やっぱり好きだなぁこの人の語り口。若手が勢いで「見えなく」なっていく様との対比で「見える」様に戻っていく主人公に、自分の中の"何か"を掻きむしられて終始ザワザワしておりました。「パージ」寄りの感じを想像していたので暫くは「ん?」て感じでしたが、穏やかじゃないのにどこか穏やかに映るロードムービーな作りは流石だなぁなんて思ったりもして。まぁ、個人的に好きだから甘々なだけかもしれませんけども苦笑
是非とも「マリウポリの20日間」と合わせてご鑑賞くださいませ。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
lynx09b

3.5ゾンビの出ないゾンビ映画(?)

2024年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

旅をしながら、いつゾンビが出てくるかわからないドキドキを楽しむゾンビ映画。その“ゾンビ”が“弾丸”になった「ゾンビの出ないゾンビ映画」な印象。

ってゆーか、基本はロードムービーですね。主人公は報道カメラマンなので、カメラマン目線。主人公が兵士とかなら戦争映画になってたかもしれないけど…
その辺が思ってたのと違ったところ。てっきり戦争映画だと思ってた(^_^;)

それにしても、キルスティン・ダンストは、久々に見たらもうオバサンだな。
人の事言えないけど…(^_^;)
逆に(?)、ジェシー役のケイリー・スピーニーが可愛かったので、今後に期待ですね(^^)b

とりあえず、トランプが大統領になったら、こんな事にならないとは言えないので、アメリカ国民には、しっかり考えて投票して欲しいところです(^_^;)

コメントする (0件)
共感した! 8件)
n.yamada

4.0世界の縮図なの。

2024年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

もう600以上レビュー上がってるからね、自分用に忘れないように書いておくだけ。
話の軸は有名戦場カメラマンと彼女に憧れる若い子の成長の話で割と普通ですが、アメリカの崩壊の様子がえげつない。映画自体内戦の経緯とか原因とか説明ないけどまああんまり政治のこと興味ないから勝手にやってくれって感じの田舎の人達が不気味に怖い。
そして戦争の混乱に乗じて大義のない人間の凶暴性が私怨や私欲と言う形で爆発してる人達も怖い。
そういう部分をジャーナリストの目を通して客観的に捉えている、、そんな映画です。だから戦争アクションって感じではないよ。アメリカ広いから場所による温度差が極端で、まあそれをもって現在の世界の縮図的に見せるのが本作のテーマって事だな。
選挙の投票率異常に低い日本だとどんな感じになるんだろう?

昔仕事で何度か車でアメリカあちこち回った事あるけど異常に広くて途方にくれたの思い出した。まあ日本の25倍の面積だから無理もないけど。カルフォルニア州が日本とちょうど同じらしい。
本当に殺人一家がいたり、戦争?知らない、、って人がいてもおかしくないと思うよ。
目が届かない広さってホラーだね。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
masayasama

1.5予告に騙された

2024年11月8日
スマートフォンから投稿

予告をみて、戦争に特化した映画なのかと思いワクワクして観に行ったら期待を裏切られた。
戦争じゃなくて、ジャーナリスト映画です

コメントする (0件)
共感した! 4件)
あにき

3.0大統領選挙の日に

2024年11月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

鑑賞。
なぜ内戦になったか、わからなかった。
世界最強の兵器を持っているアメリカなのに兵器が貧弱。
FBIを解散させたと劇中に出てくるが、軍はあるだろう。

最後にホワイトハウスで白人の大統領を撃つのが、黒人女性だというのはなにかあるのか。
殺された大統領は憲法で許されなくなった三選をした大統領。

まあ、アメリカ人には刺激的な映画でしょう。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
myzkk
PR U-NEXTで本編を観る