シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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特ダネ合戦。
西部勢力と政府軍の間で内戦が起こるなか、14ヶ月取材を受けたことのない大統領にインタビューをとニューヨークからワシントンD.C.にあるホワイトハウスを目指す報道カメラマン達の話。
車で移動しながらも取材先では西部勢力側に動向しスクープを狙う報道カメラマン達だったが…。
内戦で荒れた町中にポツンとあるスタンドで給油なんて思ったが…、なかなか思った様に事はいかず…、銃を構えた連中に拘束され吊るされる2人を見て恐怖する若い女性報道カメラマンのジェシー、場数踏んで肝が座ってく姿が勇敢にも見えたけれど。
ちょっとハメ外して別の四駆に飛びうつちゃって…、助けに来てくれたサミーの死、…ホワイトハウスでのリーの死と、彼女の身勝手な行動で亡くなってしまった仲間達を犠牲にしてまで!?と思ってしまった。
ジェシーと香港の彼が跪いてるシーンはドキドキした。
アメリカ的な能天気さにイライラさせられる
字幕版を鑑賞。原作はなく、監督が執筆した脚本に基づいたストーリーで、アメリカで 19 の州が連邦を離脱して独立しようとして内戦となり、その戦闘を報道しようとするジャーナリストと戦場カメラマンの話である。独立運動を始めた州はカリフォルニアとテキサスが中心で「西軍」と呼ばれており、政府軍は相対的に東軍となる。西軍が独立しようとしている動機などは触れられておらず、映画はアメリカが内戦状態に陥った状態から始まり、いきなり自爆テロが起こって、観客は否応なく戦場の真っ只中に置かれる。
時期的に大統領選が発端かとも思ったが、カリフォルニアは民主党支持でテキサスは共和党支持なので、大統領選が原因ならばこの2州が連合するとは考えにくい。また、民主支持は西海岸のみならず東海岸のバージニア以北の州もそうなので、西軍という分け方にはならず、海岸軍と内陸軍という括りになると思われる。
主人公らは内戦状態にある国土を西軍に従ってニューヨークからワシントン DC に向かって移動し、大統領にインタビューするという無謀な目的を持っている。政府軍ではジャーナリストを大統領の暗殺を目論む危険人物と断じていて、大統領に接近しようとするジャーナリストは無条件で射殺されるというので、無茶にも程がある。一行はベテランのジャーナリストとカメラマンなのだが、そこに若い女性カメラマンが加わる。
その若い女性カメラマンは、今時フィルムカメラを使っていて、現像してフィルムスキャナでスマホに取り込むという手間のかかることをやっている。速報性を求められる戦場カメラマンがフィルムカメラを使うことなど何のメリットも感じられず、一体何のための設定なのかと非常に困惑させられた。
この若い女性カメラマンは、典型的な現代的なアメリカ女性で、緊張感のなさと未熟さが許し難いほどである。仮にも内戦状態にある市街地で簡単に単独行動を行ったり、ふざけて別の車両に乗り込んだりと、到底付き合いきれない。車内が血まみれになってしまったのを他人が綺麗に拭き掃除しているのを目にしながら、全く手伝おうとしないなど、未熟にも程がある。しかもその血は、自分を助けてくれようと体を張ってくれた人の血だろうに。流れ弾にでも当たって早々に消えるのではと思ったが、予想は大きく裏切られた。やがて未熟な行動の代償を支払うことになるが、その相手が戦争犯罪者というのはあまり釈然としなかった。
戦時下であっても、意図的に戦闘員以外を殺害するのは殺人であって、重大な犯罪である。軍服を着た者が、敵か味方かわからないまま民間人を大量に殺害しているというのは、アメリカの民度が問われる表現だと思うのだが、これで問題にはならないのだろうか?この犯人がアメリカ人とそれ以外に対して明確に違う態度を見せるのは、トランプ批判のように感じられた。このシーンで赤いサングラスをかけた兵士役は、当初別の俳優が当てられていたが、トラブルで降板したため、急遽リー役のキルステンの実の夫が代役を務めたらしい。代役とは思えない迫力ある演技だった。
この映画のタイトルは「シヴィル・ウォー」ではなくて、「戦場カメラマン」だろうと思ったが、いくら何でも突入部隊の先頭集団と一緒に行動するというのはやりすぎだと思った。ヘルメットも身に付けずに銃弾の交錯する中に身を晒してシャッターを押すなどというのは、時代遅れのヒロイズムにしか感じられなかった。この時代なのだから、ドローンを飛ばして遠隔で撮影すれば十分ではないか。ベテランの男性ジャーナリストも、戦場の真っ只中で飲酒して寝落ちするなど、正気かと言いたいほどの能天気さが神経に障った。
戦時下であるのに水道や電気などのライフラインがほぼ正常というのは緊張感を欠いていたし、副題の「アメリカ最後の日」とは何を指すのか意味不明だった。虚偽広告と言われても反論できないレベルである。そもそも兵士でなくてジャーナリストが主役というのには鼻白むものがあった。戦場の事実を報じるとかご立派なことを言いながら、所詮は他人を出し抜いてスクープをものにすることしか考えておらず、報道の自由とか綺麗事を言いながら、自分に都合の悪いニュースは報道しない自由を行使する連中である。この映画の主人公が新聞記者だと知っていたら観に来なかった。音楽もまた緊張感を欠くばかりで、何の役にも立っていなかった。もっといくらでも面白くできた話だろうにと、残念な思いを持て余した。
(映像5+脚本3+役者3+音楽1+演出3)×4= 60 点。
戦争映画だが戦争映画ではなかった
恐ろしいものを観た。
傲慢なマスメディアの方々は
どう見たのだろう。
アメリカの大統領選を控えて
タイムリーなストーリーかと思いきや
そこではなかった。
(そもそもカリフォルニアとテキサスが
組むわけがない。)
戦争映画を装った傑作ホラーだった。
もう一度観たいと思う。
庶民の夢
エンディングで「永遠に夢を見続けろ」という歌詞の曲が流れた。
ああ、これは多くのアメリカ人(庶民)が望む夢の話なんだと思った。
主人公の女性報道カメラマンに憧れる少女の成長物語でもあった。
ガソリンスタンドで宙吊りにされて暴行で血だらけで片目がふさがった男。それを見てショックでクルマの中で震え、遺体を埋めるお濠に落ちて這い上がり車内で嘔吐する。
そんな少女がいつしか銃撃戦が行われてる現場で活き活きとし始める。
女性カメラマンと相棒の男性、他社の新聞記者の高齢男性と少女の4人は疑似家族のようだ。
高齢の記者が「ここは危険だ。死を感じる」というのも聞かずに少女を助けようとする主人公。そして死の危険を救ったのは…
中半までは抒情的なシーンが挟まれて若干退屈だったがそれ以降はスリリングで面白かった。ショッピングモールの駐車場に落ちてるヘリや落書きだらけのアメフト競技場、生々しい遺体などリアルだ。
西部軍の集結地にヘリが飛び交うシーンの重低音の迫力は劇場ならでは。
政府軍が簡単に敗れるのは疑問だが、それが多くのアメリカ庶民の夢なんだろう。
STAY OUT
ひとりでも多くの方に鑑賞していただき、深く考えていただきたい作品
現在、日本にも数多くいる差別主義者
彼らはこの映画の「ふたりの間に立つ男」や「赤いサングラスの男」のように知性もなく、自分たちの言動がどれだけ恥ずべきことなのかに気付いていない
こんな現状を見事に描いていた
ただ、ファーゴのあのふたりが、こんな形で共演、、、
What kind of American are you?
地獄の黙示録+ キルステン・ダンスト
近現代に内戦を経験した国なんてのは結構あるが、これを現代のアメリカに当てはめると背筋がゾッとするものがある。アメリカで分断を促すことをやっている人にはこれを見てほしい。あなたたちは、こうなってみたいのかと。
観始めるとパーソナルな映画だと気づく。内戦の行方を描くポリティカル・スリラーな盛り上がりを期待したら全然違った。登場人物の心象描写を切り取った内省的なロードムービー。予告編とは全く違う。「アメリカ最後の日」というサブタイトルは完全なミスリードだ。
そして、映画をある程度観ている人ならおそらく途中で気づく。これは「地獄の黙示録」(=コンラッドの闇の奥=ダンテの地獄巡り)の焼き直しじゃないかと。
4人の記者が車に乗りワシントンでの大統領のインタビューを目指す。これがベトナムの川を遡りカーツ大佐を目指す旅に重なる。70年代風のロックが流れ、プレイボーイショーや民間船の殺戮、フランス人植民地、それぞれをモチーフにしたかのようなシーンがあり…本作とは無関係だが、キャメロン・クロウが「地獄の黙示録」を撮り直したらこんな感じになるのでは。そんな作風を感じる。
キルステン・ダンストは有名な戦場カメラマンという役柄(カメラの”SONY”ロゴを消しているのは何故だう?”NIKON”はそのまま)。
散文的なシーンが多くて脚本は薄めである。キルステン・ダンストの無言しかめ面カットも多い。もう少し彼女が何かを語るシーンがあっても良さそうだが。因みに、赤サングラスの兵士を演じたのはキルステンの夫、ジェシー・プレモンスだそうで。
地獄巡りの終着。反政府軍に同行した彼らはワシントンの凄惨な銃撃戦に飛び込む。ホワイトハウスを攻撃するというシチュエーションもあってかなりの緊張感。ゲートに戦車砲を撃ち込み、抵抗するシークレットサービスをなぎ倒し、強大なアメリカの力の象徴が崩れる現場を目の当たりにする。
地獄の黙示録的ロードムービー
ミリタリーアクションを期待して観に行くとあれっ?ってなると思う。
何の説明も詳細も省かれいきなり戦争状態になってる。
カメラマン目線で描かれていく。
カメラマンとしての拘りが随所に見え隠れしてる。
途中で現像してるシーンとかで振り方とか見ると写真家から見ると完璧ってなるしストーリーがどんどん進み少女が成長していく過程をカメラのストラップの捌き方がプロになってくところとかでさりげなく表現している。
確かにツッコミどころはあるが総じて良いロードムービーだったなと感じた。
途中でインサートされるカントリーミュージックも効果的でしたね!
僕はネイティブなアメリカ人じゃないのでその土地や出身者が何処とかのちょっとしたところのニュアンスが肌感でわからないのでそこはアメリカに住んでる人から聞いてみたい。
エンドールで現れる写真が広角で撮られてるのに劇中では広角使ってなかったなぁ
でもあの写真を見せたかったんだろうなぁ笑
Apocalypse Nowなう
戦場の不条理を目撃しながらの地獄めぐり。
エモい音楽使いとスローモーション。
さながら、2時間以内の「現代の地獄の黙示録」といった印象。
後半の最新兵器が使われるワシントンDC市街地戦が90〜00年台に量産されたの近未来SFアクション映画の様で、人類はあのディストピアの目前まで来ているのかとゾッとさせられた。
色々とアメリカの地理に詳しいともっと楽しめたのであろうと思われるシーンがいくつか。
兵隊たちがフリーのカメラマンが戦場(作戦)の最前線についていくことに寛容すぎたり物凄いリアリティとは言えないが、映画のキャラクターみたいな人が大統領になったりする時代だから、これくらいが本当にリアルなのかもしれん。
“ありえるかもしれない未来”
この映画の設定としては、レッドステート(共和党支持者が多い州)のテキサスとブルーステート(民主党支持者が多い州)のカリフォルニアが手を組んで、大統領に反旗をひるがえすという驚くべき設定となっている。
保守派、リベラル派、右とか左とかでは無く、第三の敵として民衆が権威主義的な大統領・政府に立ち向かう(この設定は共和対民主、それとどちらかに支持されている大統領と言う現実的なイメージを外す仕組み)。
陥落寸前のワシントンD.Cだが、そんな中で長きに渡って意見を述べていない大統領にジャーナリスト・チームがインタビューにいくと言うロード・ムービー。
分断は世界中に広がっている。
我々は驚くべき情報空間の中で生きていて、そんな中で我々は一体誰と戦っているのか?
分断で注意しなければならないのは、黒か白かの二項対立では無い。
大切なのは中間のグラデーションの部分だ。
今迄以上に、お互いをより良く知ろうとする努力が大切だと思う。
昨今ジャーナリズム環境が大きく変化していて、アメリカでも70年代の様な肌骨溢れるジャーナリズムが(機関・大資本に)去勢されてしまった様に感じるが、「人間にとって医者が必要であるのと同じように、政治を暴走させないためにもジャーナリストは必要だ」
とガーランドも言っている。
心臓に毛が生えている人には 良いかも。(-_-;)
残虐なシーンの連続です。
戦争とは こういったものなのでしょうね。
アメリカは 分断されたら 南北戦争に逆戻り
そんな感じの 戦場カメラマン物語。
リアルは知りませんが リアル感有。( >_< )/
ソニーのカメラの ネームが塗りつぶされているのに
違和感ございました。
リアリティー強い戦いシーンは戦慄!
内戦下のアメリカが舞台だが、何故?この様な事になってしまったのか?最後まで何も説明のないままに進行して行くので理解出来ないシーン(人殺しが続く!)の連続。
誰が味方で誰が敵なのか?そんな事はどうでも良い?
非常にリアリティある銃撃戦は迫力があるし、目を覆いたくなる様な悲惨で過激な本物の戦場らしいシーンも多く、ドキュメンタリータッチ感があるが!
だが?危険を承知で大統領に会いに行くカメラウーマンの動機に疑問が残る。
ラストの5人の兵士の笑顔は何を意味しているのか?
理解出来ないので不完全燃焼となる。
リアル版『翔んで埼玉』か(知らんけど)
フィクションとは言えシークレットサービスをはじめ大統領まで殺しちゃう事を映画にしちゃうアメリカって凄い。
疫病神にちょっとムカついてしまう作品。
トレーラーでF35?が飛び交うシーンに空中戦も期待したんだけど…
実際には劣勢になって市街戦に突入する前に降伏するんだろうなと思いながら観てました。
あそこまで街中ボロボロになったら両軍の指導者だって立て直すの大変だとわかるよね(笑)
最後まで抵抗って帝国軍人かよ⁈って。
血がドバドバ飛び散るので苦手な人は避けた方が吉。
結局は人なのよ。って思い知らされます。
今現在日本は平和なんだけど(遠い目)
飛び切りの胸糞悪さを貴方にも😈
目を覆いたくなる人が人を容易く殺す凄惨な殺戮場面の連続だ
戦争や分断に大義や正義が無い事を人間は過去の歴史から学んでいても争いをやめられない止まらない
監督が描きたかったことなんかオレの知ったこっちゃないけど、鑑賞後のベットリと血糊のように残った胸糞悪さはトラウマの如く当分の間、残り続けるな
もしそれが狙いなら見事に達成した、その点は賞賛出来るとんでもない映画だ👏
タイトルを変えた方が良いのでは?
「war photographer」戦場カメラマン、の話だよw
「Civil War」は設定の添え物で意味がないw
A24制作の「war photographer」という映画です。
このタイトルで観たなら評価は変わる。
最後の言葉。。
なるほど、ロードムービーだったんだ。ニューヨークからワシントンDCまで千数百キロ。西部連合軍が、ホワイトハウスに突入するまでの内戦を追う戦場記者たちの物語。世代交代や、オールドメディアの死や、何と戦っているかわからない内戦の実相や、ナチ的なるものを連想させるシーンもあり、さまざまな視点を持つ作品。
おそらく前回の大統領選挙のあとに、事件となった議事堂乱入などからインスパイアされているのかもしれない。
語られるのは、『分断』が細分化して、正義が空中霧散してしまっている中で、当事者は誰もその在処を見失っている。そして、目の前の敵らしき相手を抹殺して、生き延びることだけが目的となってしまっている悲劇。
全米で大ヒット中?との触れ込みがあったので、見てきました。❔❓(・_・?)って感じです。
近未来の米国で内戦が起きて、西軍がワシントンD.C.まで進攻して最後には大統領がホワイトハウスで射殺されます。それを従軍カメラマンが最期まで撮り続けると言うストーリーですが、なぜ内線が起きたのか、なぜ戦場カメラマン目線なのか理解できないまま終わりました。
今年は大統領選があるので、このような映画が作られたのかも知れませんが、荒唐無稽な設定とストーリーで個人的にはイマイチな感想でした。
命よりも大事な権力、主義、矜持、そして承認欲求の物語
2024.10.4 字幕 イオンシネマ京都桂川
2024年のアメリカ映画(109分、PG12)
内戦状態のアメリカにて、ジャーナリストの視点で戦争を追う様子を描いたロードムービー
監督&脚本はアレックス・ガーランド
物語の舞台は、近未来のアメリカ・ニューヨーク
戦争写真家として活躍しているリー・スミス(キルスティン・ダンスト)とロイター通信の記者ジョエル(ヴィグネル・モウラ)は、14ヶ月間報道の前に姿を現さない大統領(ニック・オファーマン)にインタビューをしたいと考えていた
二人の師匠的存在のサミー(スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン)は「死にに行くようなものだ」と反対するものの、そんな言葉で彼らが思いとどまるはずもなかった
結局のところ、サミーが折れて一緒に向かうことになったのだが、そこにリーに憧れているジェシー(ケイリー・スピーニー)が同乗することになった
リーは戦場を知らない素人カメラマンを連れていくことに反対だったが、とりあえずワシントンの手前までの同行を許可することになった
サミーの助言にて、ピッツバーグからウエストバージニア経由でワシントンに向かうことになった彼らだったが、国内は大統領率いる「正規軍」、テキサスとカリフォルニア主導の「西部勢力(WF)」、独立政府を企てる「分離派」、フロリダを中心とした「フロリダ同盟」などが入り乱れている状況だった
誰がどこの所属かわからず、州によって分断されていて、かつ差別主義者が好き放題したり、部外者を排除する集落などもある
また、内戦とは距離を置く田舎などもあって、彼らの道中は、かつてのアメリカの面影が消えたものになっていた
映画は、ジャーナリストが内戦の実情を見ていくというもので、リーが人間に戻り、ジェシーが戦争写真家になっていく様子を描いていく
これまでに何度も死線を潜ってきたリーが、サミーの死によって生き方を変える様子が描かれ、一線を超えたジェシーは自らの命よりもファインダーの中の世界にのめり込んでいってしまう
かつてのリーはジェシー同様に怖いもの無し状態だったが、近しい人の死によって現実に引き戻されていて、それが最前線で起こっている、という内容になっていた
主要キャストはそこまで多くないが、どこの所属かわからない兵士がたくさん登場する
彼らも「相手が撃ってくるから迎撃している」という感じで、同じ軍服同士の戦いになってしまうと、距離を置く以外に生き残る術はないように感じる
彼らはジャーナリストだから最前線に赴くものの、その場所に向かう格好とは思えない姿で突入したりするので、後半はほぼファンタジーに近い
ラストでは「サブ邦題で完全ネタバレシーン」を観ることになるが、あの邦題を考えた人はバカなんじゃないかと心底思ってしまった
いずれにせよ、いつものアメリカマンセー戦争映画を期待しているとダメな内容で、重機はほとんど登場しない
銃撃戦の迫力はあるが、それ以上に差別主義者(ジェシー・プレモンス)の「本当のアメリカゲーム」の方が緊張感が凄いので、その辺りを楽しむ映画なのかなと思った
トランプ政権が誕生しそうなところで、このようなネタをぶち込んでくるところに、アメリカの映画に対する姿勢が見えてくるのだが、このような映画は日本では作られるはずもないので、その懐の深さには感嘆する次第である
今のところ映画ですよね?
政府軍VS西部同盟みたいなところなんだろうけど、DC以外は誰が何のためにどの位置で戦っているのか???戦争なんてそんなもんなんだろう。
ラストのカメラマンのシーンは新旧交代を分かりやすく表してるように感じました。
ホワイトハウス襲撃シーンは米議事堂侵入を思い起こし、映画だけど本当にそうなりそう。
全253件中、221~240件目を表示