「ホラーより怖い「アメリカ合衆国」の最期」シビル・ウォー アメリカ最後の日 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラーより怖い「アメリカ合衆国」の最期
2024年公開、アメリカ・イギリス合作映画。
【監督・脚本】:アレックス・ガーランド
主な配役
【リー・スミス】:キルスティン・ダンスト
【ジョエル】:ヴァグネル・モウラ
【ジェシー・カレン】:ケイリー・スピーニー
【サミー】:スティーヴン・ヘンダーソン
1.あまりに生々しい終末のアプローチ
◆他国から奇襲攻撃を受ける
◆隕石が地球に衝突する
◆異星人が侵略を試みる
◆核戦争が始まる
過去には、さまざまな空想(科学)のアプローチで、
アメリカの危機や終末が描かれてきたが、
「内戦」によるアメリカの自壊は、いまを反映していて生々しい。
本当に生々しすぎて、映画を観てまったく笑えない。
2.アメリカ人と日本人の違い
アメリカ人はこんな人たちだろう、と想像している通りの人物たちが次々と登場してくる。
ナチュラルに怖い。
日本人とは決定的に異なることが分かる。
アメリカ人=敵対勢力は、原則として、殺す
デフォルトプログラムが「殺す」なので、
やりとりの緊迫感はハンパない。
3.まとめ
記録映画のようなリアリティ。
本当に怖い映画。
ホラーより怖かった。
素晴らしい作品とは思うが、
怖い映画は苦手なので、☆3.0
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