「なるほどね。」シビル・ウォー アメリカ最後の日 eiga_beginner.comさんの映画レビュー(感想・評価)
なるほどね。
劇場予告で流れていて少し気になっていたので鑑賞。
そもそもどういうキッカケで内戦になったのだろう?説明見逃してたかな?
ともかく後半になるまでこれといった激しい戦闘シーンはほぼなく退屈。
主要な登場人物も最小限。でもそこはいい。
途中から女性主人公と男性の二人組の記者のグループに別会社に所属しているというふくよかなベテラン記者?が合流。
さらにそのすぐ後に戦場カメラマンを目指しているという20台前半の女性も後から合流。
こうしてこの4人が中心となって首都ワシントンDCヘ向かい車で移動することになるのだが、途中で爆音で音楽を鳴らしながら後ろからやって来る荒い運転の車が。
一瞬車内に緊張が走るも、その車に乗る二人の男性はどうやら男性記者と知り合いのようで、お酒でも飲んでいるかのようなテンション。そしてアジア人。あっ・・・。
ここで何をおもったのか並走しながら向こうの車から男性が乗り込むという痛々しい大学生かよというレベルの度胸試しなのか意味不明な危険な行動をとる。
が、これに何故かテンションの上がった戦場カメラマンを目指しているという20台前半の女性が反対の車の方に同じ方法で移動。ダメだこりゃ・・・。そのままスピードを出して走り去っていく。
そして女性主人公らが走り去っていった車を追うも見失い、そのまま走り続けると乗り捨てられたスピードを出して走り去っていったあの車を発見する。
ゆっくりとその敷地内へと入っていくとダンプカーに積まれた複数の〇体を、大きく掘られたすぐ下にある穴(その中にも大量の〇体)へと落とすところがあり、銃を持った兵士なのか一般人なのか人が数名見えた。
そのすぐ側でテンション爆上がりでスピードを出し走り去っていった車を運転していたアジア人の男性と、戦場カメラマンを目指しているという20台前半の女性の姿が。
このままではあの連中に〇されてしまうということで、女性主人公等が助けに行かないと!きっと話せばわかってくれる的なことを言う。わかりやすいフラグである。
だがふくよかなベテラン記者は絶対やめておけ!と止めるも結局銃を持った連中の元に、何の武器も持たず丸腰で歩み寄り声をかける。バカなのかと。
そして捕まっていたアジア人が撃たれ〇亡。ですよね。
その後も一人一人出身地がどこなのかとかちょっとした質問があり、もう一人の車に移ってきたアジア人にも同じ質問をする。
アジア人はガクブル状態でなんとか答えるももちろん射〇される。安定のアジア人早めの退場の流れである。
ここで全員〇されるとおもいきやふくよかなベテラン記者が車に乗って突撃。銃を持った兵士なのか一般人なのかをひく。ナイス。
急いで生きていた3人を車に乗せる走り去る。
その車内でホースから出している感のある勢いのゲロをはく戦場カメラマンを目指しているという20台前半の女性。自業自得だね。
なんとか逃げ切ることはできたが、ふくよかなベテラン記者は走り去るときに後ろから撃たれたのか弾が命中し致命傷を負う。そして出血多量で〇亡。
だから止めたのに・・・。
その後何だかんだあって終盤となるワシントンDCでの戦いがあるのだが、この映画の見どころはおそらくここからではないだろうか。
これまでの大したことのない映像から一遍してドンパチが激しさを増す。
とくにホワイトハウスに進入してからのドンパチは良かった。
でもここでもチラチラと若さなのか我を出してカメラで撮影したときに銃で撃たれてしまう。戦場カメラマンを目指しているという20台前半の女性をかばった女性主人公の方が。
女性主人公が撃たれて倒れる瞬間を冷静にカメラで撮影。
またこの娘が原因を作って一人が〇亡することになった。(大量の血が出ていないように見えたので〇亡はしていなかった?)
まさに疫病神的なキャラクターに見えてくるが、これが戦場カメラマンということであるともいえるのかな?
一方、戦場カメラマンを目指しているという20台前半の女性はこのあと立ち上がるのだが、そのときの表情は良かった。これまでとはどこから別人になった感じで、撃たれて側で倒れた女性主人公に対して悲しむような素振りもなかった。
この演出はこれで良いとおもった。
そしてホワイトハウスの奥の大統領室でもドンパチ。シークレットサービスを片付け兵士に囲まれる大領領に同行していた男性記者が質問をする。
そして撃たれ〇される大統領からのニッコリの記念撮影。
で、映画は終わり。
えっ・・・終わり!? これで終わり!?
エンドロール後にもとくに何もなく終わった・・・なんだったんだこの映画は状態。
というかそもそもなぜ大統領を〇すことになったの?
内戦を引き起こす原因を作った張本人だから?
ともかく期待は下回った。
あとエンドロール最後の方で「DJI」の名前が出ていた。
てことはアクションカムも使っていてその映像も映画として採用していたということなのかな?
そういやそれらしきカットはチラホラ出ていたようにもおもったけど。