「空疎で浅薄でした」シビル・ウォー アメリカ最後の日 深夜手帳さんの映画レビュー(感想・評価)
空疎で浅薄でした
ボスニア内戦では
数千人と言われる兵士たちが同国民女性をレイプしました
先週まで同じ大学で学んでいた同級生を凌辱したのです
これが戦争(内戦)のリアリティです
ガソリンスタンドにたむろする男たちは
飛んで火に入る無防備な女二人を
なぜレイプしようとしないのか
赤いメガネの男は
気のきいたセリフをいう前に
なぜレイプしようとしないのか
戦争でもっとも傷つくのは
女性と子ども
そこは1秒も描写されていませんでした
次作こそは緊張感のある戦争映画を観たいと思ういっぽうで
この監督はたぶんもう戦争映画は作らない
これからもまた浅薄でこれ見よがしの作品を
作り続けるのだろうなと想像する
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