「民意の先」シビル・ウォー アメリカ最後の日 ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
民意の先
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アメリカの歴史と地理を知ってることが前提となるが、大統領の選択する未来が国民と乖離した時の行動は民意なのか?
民意とは何か?その疑問と選ばれた人物の選択が国の方向性を決める難しさを如実に表している。
圧倒的な民意から選ばれた人物の居なくなった現代社会において、映画の世界がより現実的に感じられその選択により選ばれなかった民意をどう扱うのか?
大統領となった人物の難しさを浮き彫りにしている。
どの国でも同じなのかもしれないが、手綱のない暴馬のごとく、暴走したものの行き着く先には何も残らないのかもしれない。
そして荒れ果てた大地に残されたものは、その力に抗えない者たちの悲しみと虚しさが広がる世界と様に感じられた。
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