「日本公開サブタイトルに違和感」シビル・ウォー アメリカ最後の日 すかちんさんの映画レビュー(感想・評価)
日本公開サブタイトルに違和感
何かと尖った作品で話題になるA24制作。
しかも今までで一番のバジェットの作品。
監督もエクス・マキナと28週後が大好きなので
公開を心待ちしていました。
早速鑑賞。
戦場の緊迫感が報道の視線から描かれていて
ドキュメンタリータッチの画作りはとてもいいですね。
役者もとてもいい。
ロムルスに出ていたケイリー・スピーニーもとてもいい
どんどん良い役がまわってきそうです。
ただ、ほとんどの観客の一番の関心事、
アメリカでの内戦感が弱いと思いました。
他の国の内戦に置き換えて撮っても、ほぼ同じ映画が作れます。
世界トップクラスの軍事力を持つアメリカで起きた内戦。
どうしても目新しい戦闘を期待するし
911テロを超えるような想像を絶する光景が見られると思ってしまいます。
この映画にそういう新しさはありませんでした。
内線に至る理由も語られない。
また、そういう要素がないのに
配給会社は大袈裟なサブタイトルをつけて煽っています。
いいところも多いのにもったいない。
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