「伏線回収が見事 ただ・・・」かなさんどー ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
伏線回収が見事 ただ・・・
2025年劇場鑑賞63本目。
エンドロール後映像無し。
本日ご当地映画連続2作目。
さっきは石川県でしたが今度は沖縄です。ガレッジセールのゴリでおなじみの照屋年之監督作品ですが、そこはあまり意識しないで観ました。
最初、それこそ財産目当てのような派手な格好(でも古臭い。そこに意味があるのですが)をした若い奥さんが車椅子に乗った浅野忠信演じる社長のところに来て外を連れ回すのですが、奥さんはちょっと大げさなくらいはしゃいでいて、社長は何も言わずニコニコ笑っているだけで、正直エロ親父にしか見えないのですが、そこから急に場面が代わり、さっき奥さんと名乗っていた女性である松田るかが登場し、辻褄があわなくなります。
まぁこの松田るか演じる女性が口の悪いこと、そのうち冒頭の事を忘れるのですが、後からちゃんと答え合わせがあって、そこが泣き所になってはいます。
ちょっと学のなさそうなお父さんを演じたら浅野忠信の右に出る者はいないので、総じていい映画だったと思いますが、ほんと最後欲を言えば他にも大事な想い出なかったのかな、とある人物が不憫になりました。
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uzさんのコメント
2025年2月25日
コメントありがとうございます。
確かに回想でも、父→娘の愛情描写はなかったですね。
自分は冒頭の時点で“再現”については読めてしまったので、歌うまで泣きにはならなかったです。
「ありがとう」もいいですが、個人的には正気に戻って「何やってんだ、ミーカー」オチを期待しました。笑
そこで昔みたいにわちゃわちゃやってから亡くなるのもアリかな、と。