サブスタンスのレビュー・感想・評価
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サイコーよ。
サウンドトラックがビート音でドクドクいうので盛り上がるけど、やっぱりどんどん悪い方向に。いっちゃうよね、そうだよね。
バイオハザードが起きてる、わたくしにはギリギリのキモさ。人面疽じゃん!菊地秀行じゃん!うん大丈夫。
フォントがかっちょ良いのと、女性監督だからかレオタード姿を舐めるようなカメラワークもよい。レオタードの胸の谷間やお尻とか見てて良いのかドキッとするが、カメラ目線がキモくないので見てて清々しい。
ラスト血をぶちまけて終わるけど、あのくらいできたらウケるよね。一生分?のあれ、かもしれないよね。
キラキラした世界にいたい、美しくいたい、愛されたいっていうのはさ、自分でなるんじゃなくて、自分で見つけられたらベストなんだけど。
引退を告げるのも笑顔がいいって褒めるのも、手をあらわない下品に食べるおじさんなんだよ。下卑た男の目線が自分の価値を決めちゃうんだ…
でもいいの。
そんな男たちにさせられたモンスターでもさ、見上げたヤシの木の合間に見える夜空、星の美しさと降ってくるスパークル。
ゴーゴンみたいに醜い生き物になった居場所はエリザベススパークルの記念のタイルのうえ。
彼女だけの栄光を、しかと見届けさせてもらった。素敵だし幸せ。
終盤までのグロさと息苦しさ、そしてラスト10分の馬鹿馬鹿しさ
終盤まではかなりしんどい、美と若さに取り憑かれた執着と思い出したようにグロいシーンが出てくる。
観るのが嫌になるくらいこちらの感情を揺さぶってくるあたりは話題作にふさわしい。
ただ、プロデューサーの男性を筆頭とした男性性の嫌らしさはあったとはいえ主人公がそこまで美と若さと名声にこだわる理由がわからなかった。
もっと言うと話自体はかなり序盤で読めているのでもっとさくさく進めてほしかった。
使用上の注意をよく読み容量用法を守って…
ジャンル「ホラー」とあったけど、サイコスリラー寄りだよね?と勝手に思ってたら、かなりスプラッタなホラーでした。後ろで見ておられた方が帰りに「思ってたのと全然違った〜」と話されてましたが、同感です。
Substance(代用)なので、若返った方の意識もデミ・ムーアでないと意味ないじゃん!と思ったのですが、その辺も確認しないまま、超絶怪しげな注射に手を出しちゃう位に追い詰められてる様子は良く描けてます。そして、入れ替わった後の母体を風呂場の床に放置してるあたりから、これはやばいなと感じさせます。スーは、うまく制御しないと自分も破綻すると分かっていながらできないのは、名誉欲というモンスターに取り憑かれているという人間の欲望も分からないことはない。
ただ、終盤のスプラッタホラーは頂けない。あの帰結に至るとしても、もう少し心理的な二人の駆け引きとか、葛藤があっても良かったのでは? エリザベス(ムーア)が、化粧をうわーっとなって拭うところなんかは、彼女の悲しみや怒りの感情が吹き出た凄まじい恐ろしさがあり、凄く良かったのに。「危険な情事」が最後謎にホラーになってしまったのと同じく、後半のバイオレンス&スプラッタのこれじゃない感がすごい。スプラッタがダメなので、もう細目で見るしかなかったというのも個人的マイナス評価の要因です。
あと、エンドロールで、クセ強プロデューサーが、デニス・クエイドと気付き、それもびっくり。しかし、男は歳取っても渋いとかなんとかポジティブだが、女はダメというのは、いつになったら変わるのかな。
2回目がよりよかった
珍しく公開中2回目の鑑賞。1回目は演出がエグい分ストーリーに集中しづらかったが、2回目は余裕持って鑑賞できたのでより堪能できた。2回目だからオチが分かってつまらないとなるほど薄い映画ではない。クライマックスの演出は馬鹿げていると言えばそれまでだが、類を見ないほどの突き抜け方で、素晴らしいと思いました。細かい矛盾を振り切る力強い演出も確信犯的でエナジーを感じました。この監督はすごいと思います。まだまだ傑作を作ると思いますので追っかけます。既存の大作シリーズの監督に抜擢されそうな予感もあります。
期待しすぎてる…と一抹の不安がありつつ観ると大傑作じゃん!!
えー、ネタバレになります。
でもネタバレ要素をネタバレしてもこれ観ないとわかんねぇよな!?重要なところは回避します。
まず序盤の哀しさ、そしてこれでもかと言うほどの生まれ変わったあとの変化、画面の色、カットはバキバキに決まってキマってどうしようもない興奮が押し寄せる。それに飽きる間もなく規約を破り出てくるおぞましい肉体的変化。そうするともちろん精神にも異常は来すしてんやわんやとなる。一つ一つのストーリーの流れは予想できるものなのに映像の見せ方が過剰なようで過不足なく驚きを提供してくれてありがたいのなんのって。そして中盤からは喜怒哀楽の濃度が濃くなる濃くなる!終盤、やっぱりしちゃう2度打ちからの大変化、そしてラストカットへの流れが素晴らしい。映画序盤、なんなら予告やメインビジュアルからのテイストの変わり様には戸惑いと隠せなかったし、多くの人も同様だったと思うが作中の精神的葛藤と文字通り肉弾戦にクギヅケだった人であれば一定の理解はできるし拍手してしまうと思う。監督欲張り過ぎだろと。
とにかく、カッコよくて可愛くて美しい。そして哀しさと切なさが最高にエンタメしてる良い作品でした。映画館で観てよかったなぁ。
グロではあるけどゴアではないので不老不死でもない限り全人類におすすめです!
ひたすら露悪的
若さ、美、過去の栄光に囚われる醜さを描いた作品。20世紀の化石のような俗物番組プロデューサーのハーヴェイ、これでもかと若さを見せつけるスー、残りの生命を吸い取られているにも関わらず若い分身を捨てきれないエリザベスと、ルッキズム・若さに囚われた醜さをこれでもかと言うほどに描く。グロテスクで本当に目を背けたくなるシーンも多かった。この映画が表現したいことは分かった。しかし「ではどうすれば?」が描かれてないので、最後まで露悪的なシーンを見続けるはめになる。僕はもう見たくない。
最後の血しぶきのシーン、顔だけでうごめくシーンは笑えた。周りはあんまり笑ってなかったけど。
とんでもないものを観た!
まったく手加減なし。容赦ゼロ。
みようか迷っていたんですが、評価が高かったので観に行きました。
でも一つだけ後悔したことがあります。
それはポップコーンを買ったことです。
ポップコーンを食べながら観る映画ではありませんでしたねw
ただポップコーン食べたいなと思っただけなんですけどねw
映画はめちゃくちゃ面白かったです。
だけどこんな映画見たことないw
イカれすぎてもうニヤけちゃってた。
もうそろ終わりかなーって思うところが何回もあるけど、それだけじゃ終わらないっていうシーンが続く。
ここまでガツンとやってくれる映画はないんじゃないでしょうか。
話自体めちゃくちゃ面白いし、絶対映画館で見た方がいいからまだ見に行ってなくてグロがある程度大丈夫な人は絶対見に行って!
ちょっと長いけど楽しい
ルッキズムを扱った作品ということで期待して見に行って、予想以上にエンタメだった。主人公は美しいと思われることに執着してて、それが愚かだとか浅はかだとかいうのではなくて、実によくあることだよなと感じた(笑)。美容「医療」だとか若見えメイクだとか、自分のことが好きで自分を飾ったり祝ったりしたくてやるならいいけど、自分を嫌ってて「ここさえ変えれば大丈夫」みたいな感じでやるのは、この映画の主人公と同じではないかと思ってしまった。
映画自体の見た目は結構殺伐としてるというか室内とか蛍光灯的な照らし方とかが多くて映画館で見なくてもいいかなとは思った(笑)。見た目も音もキモいので、そういうのが好きなら映画館もいいけど。まあおおよその展開は予測つくから、全体を通して時間をたっぷり取りすぎてる感じはするけど、最後の方になると「そこまでやるか」と思うくらいにしつこいのでそれは楽しい。デ・パルマのキャリーみたいだし、永遠に美しくみたいだし、多分他にも何かリファレンスありそうな気がする。社会的圧力に直面してブチ切れてメチャメチャになる、というのはまあスカッとした(キモいけど)
映画館で見てモヤモヤしたのは観客でおしゃべりしてた人たちがいたからかもしれない(笑)。後半でビックリしたのか飽きてきたのか、50代以上と思われる人達が笑いながら何か言っており、本編中は映画の音も大きいので無視できたけど、エンドロールで帰らずにずーっと普通の音量でしゃべってて、二度と映画館に来るなと思ってしまった。静かにしてくださいくらい言ってやればよかった。TOHOシネマズ六本木ヒルズの2025年6月7日17:20からの回でした。4人組のいい歳した男女で、帰りにどこで何を食べようか、などと言ってました。裕福なんですかね。マジムカつく!!!
REMEMBER YOU ARE ONE
最後はもうスプラッター映画でした。
ちょっとそこが残念。
食べ方の汚い、脂多めのプロデューサーからは
“かつての”大スター、という扱いだったけど
一緒にエクササイズしてる女性たちにも
負けず劣らずなスタイル&動きしてて
何年もずっと番組も続けていて
廊下にはずらっとポスターが並んでて
すれ違うスタッフみんなに誕生日おめでとうって
声をかけられるような偉大な人なのに
「若さ」という天秤にかけられると、
こんなにも自尊心を削られてしまうんだなと。
観る前は、ずっとスーで在りたい「エリザベス」が
暴走するのかなと思っていたけど、
母体と分身の争いになっていて面白かった。
母体あっての分身、でもどんなに貪られても
母体も分身を捨てられない。
なんだかんだあって、もう一回
サブスタンスを打つとこまで本当に良かった。
好きな展開だったのにな…
分身が母体になれるはずもなく、
モンストロが生まれるとこまでは理解。
そのあとはスプラッタで強制終了って感じがした。
まぁ不満も鬱憤も悲しみもぜーんぶ
色々ぶち撒けて散った、ということなのかな。
愛されたくて舞台まで登ったのに。
愛されるはずだったのに。
あのあたりからほぼ主観で描かれているので
どこまでが本当なのかな〜。
顔だけなら(隠してたし)ともかく、
あそこまでバキバキの身体で戻ってきたら
舞台まで通さんやろ普通、と思ってしまった。
「1回だけ」じゃなくて、
分身からまた分身が生まれ、って一生
ループしていく展開も面白そうかな?と思ったけど
それはもうSFか。
スーも結局はエリザベスから生まれたもので
ただ“若返ることができた”ことによって
より注目されること、愛されることへの
執着が強くて露骨だし、
母体を栄養としか思ってない。
あの液はなんなん?脊髄液?
エリザベスは母体である自分の
肯定感を高めようとしても
どうしてもスーがちらついてしまう。
ずっと「若くて綺麗なスー」もしくは
「老いて醜いエリザベス」にずっと見られている。
醜くなんかないのにな。つらい。
あの207?は、病院で働きながら
被検体を探して斡旋してるのかな。
開発者かと思ったけど、開発者だったら
受取ポストいらないよね。
最低限の説明しかされてないから
「被験者がどう使い、どういう末路になるのか」
という実験と観察でもありそう。
あと、それぞれが開発者?に電話して
「何なのあいつ!なんとかして!?」って
相談したりブチ切れたりしても
「“彼女”はいない。」って一蹴するの好き。
「忘れるな。あなたはひとりである。」
ルッキズム、エイジズムの呪い
だいぶ時間が経ってしまったけど、忘れる前に。
グロとかホラー系はあまり観ないので、映像表現とかのところは詳しい方のレビューを読んでなるほどな〜と満足したので、
私は作品のテーマについて自分が感じたことを記録。
私が感じたのは、女性というフィルターを通してしか見てもらえないことの悔しさや、若さ・美しさにしか存在価値がないように扱われ続けることのしんどさ、
それを苦々しく思っているはずの自分自身がその価値観に染まりきってしまっているという悲哀で、
他の方のレビューとか見てると「尽きない欲望、浅はかさへの嘲笑」みたいな捉え方をしてる人が意外と多くて、そこが少し引っかかったというか自分の感想とは違うな〜と思った。
女性なら多かれ少なかれこの評価軸の目に晒されて嫌な気持ちになったことがあると思うし、エンタメ業界に生きてる人は男女関係なくより根深い問題だと思う。
あと、少し逸れるかもしれないけど、前に女性小説家の方が、「女性ならではの視点で」というよく言われがちな表現に対して苦言を呈していた話も思い出した。
女性だからじゃなくてその人の感性が光っていると言えばいいのに。
言っている本人は褒めているつもりでも、それが毒、呪いの言葉になっていることがあるし、自分も無意識にそういう発言してしまってるかもしれないとちょっと怖くなった…
女性としても、アイドルを推す身としても、身につまされる映画だった。
以下、ネタバレありで残しておきたいことを記録。
あの同級生について。
この人に対して「良い人」のように感じてるレビューを結構見かけたけれど、私は全くそうは思わなかったので、私の感想。
この同級生、エリザベスに対して言葉では「今でも世界一かわいい女の子だ」みたいに言ってたけど、
そのあと紙切れの端っこをちぎって連絡先を書いて、そのメモを泥水の水溜まりに落としても、気にすることなくそのままはいって渡すというのが、すごくモヤモヤする絶妙なシーンで、
本当に大切に思ってる人には絶対そんな渡し方しないであろうに、今のエリザベスはそんなこと気にとめる必要ない程度の存在と言われてるような、すごくぞんざいに扱われてるような感じがして、ダメージを受けるし、
それも分かった上で、唯一今の自分に「かわいい女の子」と言ってくれたあの同級生の言葉に縋ることしかできない虚しさと、
鏡の前で「こんな自分じゃダメだ…」と何度も何度もメイクを直して、一番認めてあげるべき自分自身が、自分を否定して貶めていくような様が本当にすごく苦しくてぶっ刺さってしまった。
「かわいい、美しい、(だから)みんな君のことが大好き」(うろ覚えなのでニュアンス)みたいな言葉が終盤に印象的に出てきたけど、一見褒め言葉のようだけど、そこにしか自分の価値はないように何十年も扱われ続けたエリザベスには、呪いの言葉だったし、
あのモンスターを生み出したのはエリザベス自身でもあり、観客である私たちでもあるっていうことだなと思った。
だからこそあのラストのぶっしゃーーーってシーンだよなって。
終盤はさすがに少し笑ってしまったけど、言いたいことはそういうことかなと私は思ったし、すごく喰らってしまった。
洋画オタをニヤらせる場面も多い
冒頭、卵の黄身に何やら注射すると2個に分裂する、と。なるほど細胞分裂を強制的に促進するお得な薬なのね。ていうか質量保存の法則は完無視。で、人間に打つともう一人増えるってココも質量保存の(以下略)。
ストーリーに既視感があったのは楳図かずお「洗礼」っぽいのだなと気づく。
ラストはAKIRAの鉄男くんとかエレファントマンとかキャリーとか物体Xとか。ツァラトゥストラをBGMにしてるところでもうこの監督笑かしに来てるなと。
あと、白一色や赤一色の部屋ビジュアル(2001年)、執拗な暴力シーン(時計仕掛け)はキューブリックオマージュなのかな。
万人にお勧めできないけど、たまにはグロいホラーでも観てみるかってノリであれば
良いのでは。
痛みの追体験
女性なら誰でも、加齢による身体的な劣化に程度の差こそあれ沈むもの。
ハリウッドで生きる女優となれば言わずもがな、むしろそれが全てなのは分かる。
時代設定は何とも言えない不思議な雰囲気で80年代を想像。キレッキレのレオタードやらme too運動の欠片も無さそうな男が支配するショービジネス界。エリザベスがトイレの個室で自分の左遷を知るというベタな展開までは完全に油断してた。若くてベストな分身を造ることに手を出してからはもう、「痛い」映像ばかりでテーマなんかぶっ飛ぶ。視覚で認知してるのに痛い。エリザベスの背中から出てきたスーが、背中を縫うシーン。なんで一針ずつ結ぶの?連続してかがれよ、と思ったのは私だけではないはず、執拗。やがて二人は加齢の恐怖と存在をかけて戦いだすのだが、凄まじいダメージを食らっても死なないエリザベス。いやもう死ぬよね、見るのキツイわと思っても死なない。
結局2体とも(というか母体は1つ)誰をも魅了する存在でいたいわけだから、肉体のダメージを超えて魂で生きてしまうのだ。どんなにグロテスクでも…。
余りにグロいとポップになることも発見だった…メンタルが回避してるのかも?
これはホラーでしょうね。
笑もういいよ、負けたよ、1番でいいよ笑
いやあ、しかし、デミムーア、よく出演決めたよなあ。裸まで曝け出して。まあ、裸はマーガレットクアリーも惜しみなく出してくれたけど。
主演助演の2人のキャスティングがいいし、作品の題材も面白いよね。
でも、面白いからこそ、お決まりの
ラストどうまとめる?
って不安がね、、、途中出てきたエリザベスの同級生が救い人になるのかと思いきや完全なるモブ。
そもそも、「7日縛り」が結構キツくてさ。エリザベスは女優として成功したのに、スーはそこにはコミットできないというね。結局朝のフィットネス番組でしか成功できないっていうのはどうなんだろね?
しかーし!そこを、なんと、あの、ラストですよ!
ねえ、『ブレインデッド』意識したでしょ?したよね?あそこまで見事な血のシャワーは、思わず笑みがこぼれてしまったよ。そっちにいくんかい!そして、顔だけムーアのあのラスト、、、
うん、負けたよ。あそこまで振り切れたのなら、俺の負けだよ、今年1番でいいよ。
ってなっちゃうよなあ。何かが一回転して★5で。あとで伝説になりそうなんでパンフも購入!
スー役のマーガレットクアリーは、「ワンスアポンアタイムインハリウッド」とかでも観てて好きな感じだし。
今年1番の「怪作」といえるかも、ね?!
ちょっと真面目に語ると、アメリカってあれだけ多様性だのLGBTQとか言っても、ルッキズムなんだよなあって思った。まあ、皮肉ってるのかもだけど。それに、「老い」が「悪」って考えに固執してる主人公もステレオタイプだしね。もっと「綺麗に老いる」ってのを目指してもいいのになあ、とは思った、なんてね笑
2025年度劇場鑑賞25作品目(26回鑑賞)
グロ注意映画
ドラマの手術シーンとか苦手なので、こんなにグロめだと思ってなくて時々目をそらしてました。にしても、後半のB級ホラー感なんなの笑 もっとシリアスな映画だと思ってた。モンストロ、ドレスの間から乳首が出てますよ…
プリプリのケツが若さと幸福の象徴ってのは伝わりました。海外は胸派より尻派が多いって聞いたことあるけど、アジア人よりいいケツだから納得。
間延びしない、飽きさせない怒涛の展開とビジュアルも良かったです。ストーリーは、まぁそうなるよね、からのそうなるよね、で意外性は無し。最後はエリザベスが何しかの境地に達するのかなと思いきやそうでも無し。
凄い映画だわ
ただただ凄い映画
若がえりするだけだと思って見始めたが
クローンが誕生するシーンから凄い映像が
続いて引き込まれた。
まあ同じ人格が二人になったらそうなるよね。
老化するCGとか特殊メイクとか凄すぎて
自らの老いに恐怖すら覚えた。
最後のスプラッター場面については?
と思ったが、最後まで画面から目が離せなかったの
は☆4つの評価。
タイトルなし(ネタバレ)
朝のボディシェイプアップ番組に出演している女優エリザベス・スパークス(デミ・ムーア)。
かつては人気女優で、ウォーク・オブ・フェイムに名を刻んだこともある。
さて、50歳の誕生日間近のある日、番組からの降板をプロデューサー(デニス・クエイド)から言い渡される。
その帰り、気もそぞろの彼女は交通事故に遭い、ほぼ無傷で退院するが、その帰り際に「人生を変える品」のことをインターン医師から告げられる。
その名は「サブスタンス」・・・
といったところからはじまる物語で、怪しげな薬品「サブスタンス」を接種したエリザベスから、若い分身スー(マーガレット・クアリー)が現れる。
エリザベスとスーは一体。
ライフフォースを共有しているが、意識は共有していない。
7日ごとの交代が原則・・・
『ジキルとハイド』の変型みたいな話。
とにかく、演出がポップで、おもしろいねぇ。
意識は共有していないので、どちらも相手のやることが気に入らない。
そのうち、若いスーは、7日で交代するのがイヤになり・・・
と、このあたりまでは大体想定内の物語。
ポップな演出や、スーが登場するまでのシークエンスを台詞なしで描いたりのスリラー描写は目を見張るものはあるが・・・
さて、美に執着すると・・・
まぁ、肉体崩壊になるんだろうなぁ、と予想を付けていたが、うへぇ、斜め上の展開だった。
斜め上いく「阿鼻叫喚」は、やり過ぎかなぁ。
終盤は、スチュアート・ゴードン、ブライアン・ユズナ、フランク・ヘネンロッター。
よい子のみなさんが観ない類の映画だよ!
「これにておしまい」のレビューにしようとしたのだけれど、「サブスタンス」の意味を調べて、継続。
「サブスタンス」とは「実体」の意。
なるほど。
分身が現れて・・・は、まだ本物・実体・本質ではない。
最後に統合されて・・・実体が現れる。
どのような姿であっても、「自身は美しい」と肯定する強さのようなもの。
それが、必要とされる本質。
奥が深いなぁ。
観る方としては、深いところに到達する前に、不快になるかもしれないけれど。
旧作『エンティティー/霊体』に倣って、『サブスタンス/実体』というタイトルでもよかったかも。
タイトルなし(ネタバレ)
老いた自分をあんな足蹴にできるってのはもう本当に全然自分のこと好きじゃないし結局老いても若くても自分を少しも肯定できないってのが伝わってきて痛々しかったですね。ハッピーエンドで良かったよ。
ホラー映画ではないという人もいますが立派なホラー映画だと思います。
余り評判になっていなかったので見向きもしませんでしたが評価をたまたま見てみたら結構良いので見てみました。
映画の内容ですがエリザベスさん50歳でも十分すぎるほど美しいのに薬に手を出してしまうとは、しかし実際のデミ・ムーアさんは62歳なのでそれを思うとかなり若く見えましたし知らない人が見れば30~40代でも通用しそうです。
確かにスー役のマーガレット・クアリーさんの若さには叶いませんでしたが。
最後は薬の決まりを守らなかったために化け物になってしまい悲惨な最後を遂げてしまいましたが薬に手を出していなければ普通に10~20年くらいは現時点での若さは保つことも出来たように思いますし私だったら得体のしれない薬だという時点でやめていますが美しさを求める女性だとこうも前が見えなくなるものなのか?まあ映画でフィクションですからw
まあ実際に整形美容で整形してちゃんとした医者でなかったために顔が化け物みたいになってしまった気の毒な女性も実際にいるようです、整形前の顔は結構美しかったのに。
なかなか面白い映画だと思いました。
ホラー映画ではないという人もいますが立派なホラー映画だと思います。
現代的、科学的なホラー映画というべきでしょうか。
科学的と言っても昆虫が殻を破って成虫になるように本体の背中がパックリ割れて分身が生まれていましたがあれは流石にないかなと思いましたが将来人間が人のDNAを弄り回せばあのような悲劇も生まれる可能性もあるように思います。
もうチャンジャ食べられないよ
グロかった。
今日健康診断だったので、注射がずっと痛そうに感じた。
アメリカは注射渡されたら自分で打つの?
事態がずっと悪い方向にいっていて、
あと演出とかもあってとても露悪的だったと思う。
最後まで膨れ上がった嫌悪感をあんな形で破裂させてシュワっと綺麗になって終わるのは見事だった。スッキリ感があったと思う。
噴水のシーン、あんなの笑っちゃうよ。真面目に観てたのに。
あとデミタコが可愛かった。やっぱり笑顔が大事でした。
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