サブスタンスのレビュー・感想・評価
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苦手だな~
SAVE STANCE
“変身”かと思ってたら“分身”でした。
そして個人的にはコレ、ホラーではなく完全にブラックコメディだと思う。
サブスタンス打つまではまだしも、“分裂”する場面やそれに纏わる工程の描写が長い。
反面スーがルールを破るまでは早い。(「次第に」って書いてあったのに2周目からじゃねーか)
この辺のバランスで不安を感じたが、中盤はなかなか。
なのに終盤やたらとしつこくて、自分の中で評価がグングン下がっていくのを感じた。
キャットファイトも“モンスター誕生”も一つ一つが冗長だし、その後の展開は見せすぎ。
グロを重ねれば面白くなるわけじゃないし、『モンストル・エリザス』(だっけ?)の文字で終わればまだよかった。
物理的におかしいとか身分証どうしたとかはスルーして観てられたんだけど、他も諸々不自然。
女優なのに、エリザベスどころかスーまでエアロビ番組で満足なの?
あんなの観て喜ぶのは亀仙人くらいだよ。
でも廊下一面を特大ポスターで埋め尽くすくらいだから、あの世界では大人気番組なのだろうか。
互いにメモを残すなどしてコミュニケーション取ろうとしないのは何故?
歩行すら覚束なくなったエリザベスが、直後に階段駆け下りたりとか一体どうなってるのか。
スーは“母体”を疎かにしたらどうなるか理解したハズなのに、あそこまでやるのは阿呆でしょ。
スタジオと自宅が近いのはいいけど、それでも最後あの状態で見咎められずに往復はムリよ。
おまけにステージまで上がれるとか有り得ない。
美に憑かれてスーを消せないエリザベスの悲哀は見事。
でも本当にダラダラやり過ぎで、個々のやりたい事が理解できるだけに製作者が見えて物語に没入出来ず…
頭に残ったのは、作品の主題より「過ぎたるは及ばざるが如し」ってことでした。
PUMP IT OUT
50歳になった元人気女優がサブスタンスという薬品で若い分身を生み出し再起する話。
TVの朝のエアロビクスぐらいしか仕事が無い主人公が、その仕事さえ降ろされるピンチを知る中で交通事故を起こし、秘密の手紙とUSBを受け取り巻き起こっていく。
YOU ARE ONEに7日間例外なしにと何だかわかりやすい笑うセールスマン展開が想像がつく中、さてどうみせてくれるのかというところだけれど、まるで別人格になって行く様はお見事。
TV局の関係者のセンスがイチイチ古臭かったり、同じ映像毎回収録してるのは謎だけどw
個人的には最後のキットは無しでそこで終わっても良いのに…というところからそれを使って、あれ?YOU ARE ONEは肉体だけ?とちょっと設定がブレた様な…。
さらにそこからそこまでやるかという彼岸島的な終盤も、嫌いじゃないけれど、ちょっとやり過ぎで物悲しさが少々薄くなってしまったのは残念だったかな。
最低で最強
最後はやり過ぎ
デミムーアさんなぜオファーを受けましたの?!
ルッキズムへ物申す、な話だと思ったのですが
だんだんとおかしな方向へ・・・
後半はちょっと笑えるくらい。
グロいのが苦手じゃなければ、話のタネに観てもいいと思います。
以下ネタバレ。
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1人が薬の影響で若くなったり
薬が切れて老いたりするのだと思っていたら
まさかの背中が割れて分身登場。
そして、本体と分身が大ゲンカ。
スーはエリザベスのゴラムよりもはるかにモンスターな姿になり
その姿でステージに登場。
(なぜ誰も止めない?!)
しまいにはエリザベスの顔だけがズルズルと動く。
最初は、デミムーアくらいの大御所がやるからこその意味があると思ってたけど
後半は「デミムーア、なぜ受けた?!」と思いながら見守ってました。
覚悟‼︎ かなりグロいです‼︎
【血が苦手な方は要注意‼︎】
グロさでいうと"キャリー"と"遊星からの物体X"を掛け合わせた感じです…… てっ、言うか、、、確信犯的に上記の映画をかなりパロってます‼︎ 特に最後の血を撒き散らすシーンは!
そもそも、デニスクエイドとパトリックスエイジは年齢的にも容姿的にも似ている。スエイジとデミムーアと言えば誰でも知っているあの名作"ゴースト"になるが、それすらもパロっている感がこの作品にはある。。全ての撮影ショットが常にアップで独特のグロさを演出している。
驚いたのは、あの魔女の様になった主人公が怒り狂ったがそれが原動力となり、かなり元気であった事。そして不思議であったのは、最後あの様な醜い姿になっても何故ショーに出たかったのか⁈普通であれば自死するのではないのか⁉︎(そこは映画だからなのか⁇)それに繋がる理由付けがもっと欲しかった!そこがちょっと薄かった…。。他が全て濃いだけに…
よくわからんけど、考えてみると深い
老いることの切なさとか不可逆性とか、性の商品化とか、世代間の確執とか、さまざまに考えながら見ていたけれど。
グロいモンスターが登場して観客に血の雨を降らせたりすると、なんだかよくわからなくなった。
それにしても血の量がかなり多いしグロい。デミ・ムーアがよく出たなと。
あと、マーガレット・クアリーがASICSのスニーカーをはいていた。
観ない後悔より観て後悔。。して!w
マーガレット・クアリーちゃんは直近だと
「憐れみの3章」「哀れなるものたち」で、唯一無二の存在感を見せつけてくれた女優さんですね。
演じたキャラクターが独特過ぎたのもありますが、とても印象的で記憶に残っています。
デミ・ムーア先輩は、言わずもがなの代表作「ゴースト」の大ヒットにより、90年代を代表する女優さんという認識です。
日本でも人気がありますよね。
だけど、個人的には出演作はあまり観た事がなく、ムキムキ坊主姿に驚いた「G.I.ジェーン」と、
好きなのは「チャーリーズエンジェル」
の何作目?
かのあの役良かったって位うろ覚え(°▽°)
スタイル抜群過ぎてぶったまげたんですが、
実は色々おやりになったとの噂。。
数千万円?!
話題になっていましたね。
まぁ、我々一般ピーポーとはレベチな存在なのでね。
個人的に "工事"については、色々なさっても、心と身体に無理ない範囲ならば良いのでは。というスタンスです。
で、本作のエリザベスが!!
実際のデミ・ムーアと重なる所があって、、、
すごいのなんの!!もう。。
オエーーーー_:(´ཀ`)
スーちゃんマーガレットもすごいのよ!!
オエーーーー_:(´ཀ`)
エロもグロもイケるくち、むしろ大好きなのですが、、、
久々に喰らった〜('◉⌓◉’)
終始口が開きっぱなしでしたw
蛍光緑の液体"ACTIVATOR"
怪しく光る美しさ。
文字に起こすのが難しい、だけどインパクト大のあのゾクッとするBGM。
耳から離れない〜(°▽°)
圧倒的な怪演で魅せるデミ・ムーアの迫力に押しつぶされ、マーガレットちゃんの美しさに魅了され、そのあまりにも狂った世界の中毒性がやばい。
一生忘れられないデス。。
好みが分かれる作品だと思います。
でも。。劇場でかかっているうちに絶対に観た方がいい!
老いとは?!美しさとは?!
どこまで追求してもゴールがない沼。
暴走する狂気!!想像以上デス!
ワタクシはシミを取りたいデス。
あとは観客のご想像にお任せ……しない!
5回ほど「もうここで終わるよね?」と思いましたが、しつこく続いてびっくり。結末はこちらの想像に任せず、最後まできっちり描ききっていました。
この設定ならば着地点は想像がつきますが、このくどさは想定外でした。エリザベスへの暴行からしてやり過ぎなのに、その後はもう…唖然。
予告ではあまり綺麗に見えなかったスーが、実際にはとても魅力的でした。プロポーション完璧。途中から、ロシア人フィギュアスケーターのザギトワに見えてきました。
エリザベス役のデミムーアはスタイルも良いしまさに美魔女。だからこそ若さに執着してしまう説得力がありました。
ハリウッドの星形プレートの演出、良かったです。冒頭の「栄光からの衰退」だけでなく、また最後にも拝めるなんて。音楽も「ザ・ハリウッド映画!」でした。
なんだかんだ、面白く鑑賞しました。
意外に哲学的で予想外にグロテスクなブラックコメディ
五十路に差し掛かったかつての人気女優エリザベス(デミ・ムーア)が、その年齢ゆえにテレビ番組を下されてしまい、逆襲するために”禁断の薬”に手を出してしまうというお話でした。彼女は病院で出会った謎の男性看護師から若返れるという”禁断の薬”を紹介され、怪しげな場所でGET。注射をすると若返った分身が生まれるものの、本体であるエリザベスと、分身のスー(マーガレット・クアリ―)は、1週間ごとに入れ替わらないと駄目という設定に全ての鍵がありました。
念願のピッチピチの肉体を得たエリザベスでしたが、どうやら分身とは表裏一体だけれども別人格を有しているようで、テレビにデビューしていっぺんに人気者になったスーに強烈な嫉妬心を抱くことに。一方スーも、1週間限定でしか脚光を浴びることが出来ないことに不満を抱き、さらには老いに対する嫌悪感も加わって、コインの裏と表で対立する驚愕のブラックコメディに仕上がっていました。
ただエリザベスとスーの喜劇的かつ悲劇的な対立の元を辿ると、エリザベスをクビにしてスーを抜擢したテレビのプロデューサーであるハーヴェイ(デニス・クエイド)に代表される、”クソ男”のミソジニーに原因があり、彼女ら(と言っても本当は同一人物なんだけど)は2人とも被害者だったようにも受け取れました。勿論彼女ら自身も欲望の塊であり、決して聖人君子には描かれていませんでしたが、”クソ男”の存在がそういう人間を作り上げてしまったように思えました。そういう意味では、出来ればハーヴェイを2人で成敗してエンディングを迎えて欲しかったのですが、残念ながらそうはならず、2人は憤激の末に自壊してしまうところがまたブラックコメディ。この辺も中々憎い展開でした。
それにしても、本作では50歳という設定だったエリザベスでしたが、デミ・ムーアの実年齢は62歳。劇中のフィットネス番組で見せたエアロビクスの動きと言い、その身体つきと言い、還暦超えても健在ぶりを示した一作でした。また、そのままで充分に美しいエリザベスとスーのルックが、その内なる怪物に侵されて文字通りグロテスクな怪物に変容してしまう表現も、中々秀逸な人間心理の具象化だったかなと感じました。
そんな訳で、本作の評価は★4.4とします。
グロホラー で放血
最後の20分要らなかった
予告編からしてインパクトが有った。バックの音楽も強烈で、作品に興味が湧いた。
【物語】
エリザベス(デミ・ムーア)は映画女優として若くして大スターとなったが、時の流れとともにスターの輝きは徐々に失われつつあった。50歳を過ぎた現在、長年続いている朝のエアロビックダンス番組のメインダンサーが唯一残された仕事になっていた。しかし、容姿の衰えは隠せず、番組プロデューサーは若いダンサーに切り替えようとしていることを知ってしまう。
危機感を募らせる中、怪しげな“新しい再生医療”のダイレクトメールが家に届く。 一度はごみ箱に放り込んだが、自分の容姿を改めて鏡で見つめたエリザベスは思わず得体の知れない勧誘にすがることになる。その再生医療は想像を超えて画期的な結果をもたらすがが、守るべき重要な注意書きが示されていた。しかし、彼女の美と若さに対する執着から、やがてその忠告を無視し始める。その結果・・・
【感想】
“新しい再生医療”というSF的設定が本作の軸だが、それに付いてきた“注意書き”が本作の肝だろう。“注意書き”を含めたこの設定はなかなか秀逸だと思う。
また、オープニング映像のハリウッドの歩道に埋め込まれているタイルを想定していると思われるエリザべスの名が刻まれたタイルが風雨に晒されて劣化していく様子で年月の流れを表したところなど「上手いな」と感心。
そんな序盤から中盤までは良くできた作品だと思って観ていた。若さへの執着という人の普遍的欲求も共感し易い。容姿が商売道具となる芸能人は死活問題として一般人よりも強い執着を見せることも理解できる。実際、SF的再生医療などなくても若き日美形だったスターが年老いて行く中で整形を繰り返した結果と思われる変わり果てた不自然な容姿にがっかりすることを我々は度々経験する。そんな罠にハマってしまう人の心理を少々誇張して描いた作品だと思う。つまり、老いへの焦り、若々しい容姿への執着の哀れさと馬鹿々々しさ。それを分かっていても逃れられない人の悲しさが描かれている。
しかし、最後の20分が・・・
最後の約20分(くらいだと思う)は、“刺激的”シーンがどんどんエスカレートし続けて結末を迎える。それが面白いという人も居るかもしれないが、ドン引きする人も少なくないはず。俺は後者だった。 そこまではいい人間の悲哀に加えてエンタメ性も十分に有って良い作品だと思っていたのに。
それを最後の20分がぶち壊したとしか思えない。
音楽アルバムで言えば名盤になるような仕上がり
久しぶりに圧倒される洋画を見た
中盤まではボディホラー(身体の変容を描く恐怖作品)として
終始ハラハラドキドキ。
しかしこの作品は1つのジャンルに留まらない。
収まらないというべきか。
とにかくオチが全くと言っていいほどの予測不能。
「あぁこういう終わり方するのか」
↓
「なんだこの展開!?ここで終わらないの?」
↓
「じゃあどうやって終わらせるの?」
↓
「そうきたかぁ・・・」
後半はこの感情の繰り返し。
上映時間が140分以上あるのも納得。
こういった長時間映画は大抵
「ここ縮められたと思うけどなぁ」
と考えてしまうことが多いのですが
これだけ詰め込んでるなら仕方ないなと感じました。
デミ・ムーアの醜い演技に脱帽。
比較的娯楽感の強い映画を好むせいかもしれませんが
今年見た洋画の中で最も度肝を抜かれました。
ホラージャンルですが恐怖は薄いです。
ただその分グロいです。
しかし面白いのでオススメです。
第75回アカデミー作品賞候補は、全部くせ者でした
ありのままで〜🎶
若さ礼賛は、日本の専売特許だと思っていたら、アメリカでもそうだった⁉️
エリザベスは、今のままでも、十分に美しいのに。女優だからこそ、美への執着が一般の人より強いのだろう。
スーがエリザベスに激しい暴力を振るうところが、切なかった。
自分自身なのに…。
モンスター化したのは、周りの声や視線を吸ったからだろうか。
もういい加減、美=若さ、みたいな固定観念、価値観は、やめないと。
これだけ多様性多様性とうるさい世の中で、この意識だけ改革が進んでいない。
食前食後を避け、食感に鑑賞することをおすすめします。
用法用量は正しく守ってお使いください
ねぇ~、なかなか守れないよねぇ~。
誰だって良い方の体で長く居たいもんねぇ~。
でも既にご老体のワシにも言えることだが、薬でも医者でも「まっ・・いいかっ!」って瞬間が有るのよね。体の事はちゃんとやらないと大変な結果を招くよ。
あ~やだやだ、ちょっと医者行くの躊躇しただけでデミさんのラストみたいになるかもね。
と、そういう訳で、老体の私にはキツ~イ警報でした。
あ!映画?ストーリーは100点、進行は0点。いい加減にしろよ!と怒りが湧いてくるような後半の展開はアメリカの駄作映画を見せられているようなガッカリ状態。車いすの方とワシしか最後まで上映室にいなかったよ。本は秀逸なのにね。
アラフォーには過激でした!(´ー`A;)
カメラワークの臨場感が素晴らしかったです、映画館の小さめスクリーンでしたが迫力が凄かったです。
これをグロホラーと知らずに観た若いカップルは、、可哀想(笑)
ラストのラストは、まさかの懐かしの遊星よりの物体withデミ・ムーアでした
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