サブスタンスのレビュー・感想・評価
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グロ注意映画
ドラマの手術シーンとか苦手なので、こんなにグロめだと思ってなくて時々目をそらしてました。にしても、後半のB級ホラー感なんなの笑 もっとシリアスな映画だと思ってた。モンストロ、ドレスの間から乳首が出てますよ…
プリプリのケツが若さと幸福の象徴ってのは伝わりました。海外は胸派より尻派が多いって聞いたことあるけど、アジア人よりいいケツだから納得。
間延びしない、飽きさせない怒涛の展開とビジュアルも良かったです。ストーリーは、まぁそうなるよね、からのそうなるよね、で意外性は無し。最後はエリザベスが何しかの境地に達するのかなと思いきやそうでも無し。
まさかのB級ホラーコメディ
面白かった!
斬新
つらかったです
面白かった事は大前提に、大変観ていて辛かった。
30〜50代の女性には辛いのではないか。
これは「ジャンル映画の程を成したフェミニズム映画」ではなく、「フェミニズム映画の程を成したジャンル映画」だと思う。
これを観ても男性に何かを考えさせる事はできないと思う。「俺女じゃなくてよかった〜」と思うだけだろう。
ifの話をしてもしょうがないのだが、これが男性監督だったら大炎上だったろう。でもなぜ女性なら許される(絶賛される)のか?と考えてしまった。「私もうババアだから〜」とかいう女性の自虐は同じ属性の女性を傷つけるのでやめた方がいいと常々思っているのだが、この映画でも同じ事を感じた。
ただし、大変面白かったのは間違いない。
凄い映画だわ
ただただ凄い映画
若がえりするだけだと思って見始めたが
クローンが誕生するシーンから凄い映像が
続いて引き込まれた。
まあ同じ人格が二人になったらそうなるよね。
老化するCGとか特殊メイクとか凄すぎて
自らの老いに恐怖すら覚えた。
最後のスプラッター場面については?
と思ったが、最後まで画面から目が離せなかったの
は☆4つの評価。
タイトルなし(ネタバレ)
朝のボディシェイプアップ番組に出演している女優エリザベス・スパークス(デミ・ムーア)。
かつては人気女優で、ウォーク・オブ・フェイムに名を刻んだこともある。
さて、50歳の誕生日間近のある日、番組からの降板をプロデューサー(デニス・クエイド)から言い渡される。
その帰り、気もそぞろの彼女は交通事故に遭い、ほぼ無傷で退院するが、その帰り際に「人生を変える品」のことをインターン医師から告げられる。
その名は「サブスタンス」・・・
といったところからはじまる物語で、怪しげな薬品「サブスタンス」を接種したエリザベスから、若い分身スー(マーガレット・クアリー)が現れる。
エリザベスとスーは一体。
ライフフォースを共有しているが、意識は共有していない。
7日ごとの交代が原則・・・
『ジキルとハイド』の変型みたいな話。
とにかく、演出がポップで、おもしろいねぇ。
意識は共有していないので、どちらも相手のやることが気に入らない。
そのうち、若いスーは、7日で交代するのがイヤになり・・・
と、このあたりまでは大体想定内の物語。
ポップな演出や、スーが登場するまでのシークエンスを台詞なしで描いたりのスリラー描写は目を見張るものはあるが・・・
さて、美に執着すると・・・
まぁ、肉体崩壊になるんだろうなぁ、と予想を付けていたが、うへぇ、斜め上の展開だった。
斜め上いく「阿鼻叫喚」は、やり過ぎかなぁ。
終盤は、スチュアート・ゴードン、ブライアン・ユズナ、フランク・ヘネンロッター。
よい子のみなさんが観ない類の映画だよ!
「これにておしまい」のレビューにしようとしたのだけれど、「サブスタンス」の意味を調べて、継続。
「サブスタンス」とは「実体」の意。
なるほど。
分身が現れて・・・は、まだ本物・実体・本質ではない。
最後に統合されて・・・実体が現れる。
どのような姿であっても、「自身は美しい」と肯定する強さのようなもの。
それが、必要とされる本質。
奥が深いなぁ。
観る方としては、深いところに到達する前に、不快になるかもしれないけれど。
旧作『エンティティー/霊体』に倣って、『サブスタンス/実体』というタイトルでもよかったかも。
タイトルなし(ネタバレ)
老いた自分をあんな足蹴にできるってのはもう本当に全然自分のこと好きじゃないし結局老いても若くても自分を少しも肯定できないってのが伝わってきて痛々しかったですね。ハッピーエンドで良かったよ。
シンプルかつ強い意思表示
あのデミ・ムーアが62歳にして捨て身の怪演。顔の皺にヌード、特殊メイクによるグロテスクな姿、そこまで曝け出してでもこの作品に出演した意味、メッセージは強く伝わった。
万人受けはしない紛れもない衝撃作。
エリザベス・スパークル(デミ・ムーア)はかつて一世を風靡した女優だが今や賞味期限切れと言われて等しい。50歳の誕生日、プロデューサーのハーヴェイ(デニス・クエイド)から、自身のエアロビクス番組の降板を言い渡される。そんな中「サブスタンス」という謎めいた再生医療を知り試してみることにする。それはなんと自分の背中を割り中から若い完璧な美女(マーガレット・クアリー)の自分が現れるというものだった。
彼女はスーと名乗り、スターダムを駆け上がっていく。
スパークルと対比するように若く美しい肢体をなめるように接写するカメラアングルは暴力的なほどいやらしい男の視線だ。この映画に登場する男は極限的に汚らしい。
サブスタンスのルールは1週間ごとに元の体と入れ替わらなければ不具合が起きるというものだが、老いた体に戻る屈辱に耐えられるわけもなく、もちろん破ってしまう。
そこからの展開は阿鼻叫喚、見るも恐ろしい姿に変容し肉や血が飛び散るスプラッタームービーと化す。
そこまでやる必要はあるのか、コラリー・ファルジャ監督はこのメッセージを今の時代に伝えるには徹底的に描く必要があったと語っている。
ストレートで強烈なルッキズム(外見至上主義)やエイジズム(年齢差別)に対しての反対表明をボディホラーのスタイルで描いたファルジャ監督のアイデアがあっぱれ。
最終章はそこまでやらなくてもという、とどめを刺す展開であるが、監督が言うように曖昧な時代に徹底的にやる必要があるのかも。
代表作になるであろうデミ・ムーアは自身初のゴールデングローブ賞を獲得。
「遊星からの物体X」「エレファントマン」「シャイニング」「ザ・フライ」など名作へのリスペクトを感じる。
ただ、スプラッタームービーが苦手な人は観ない方がいいかもしれない。
ホラー映画ではないという人もいますが立派なホラー映画だと思います。
余り評判になっていなかったので見向きもしませんでしたが評価をたまたま見てみたら結構良いので見てみました。
映画の内容ですがエリザベスさん50歳でも十分すぎるほど美しいのに薬に手を出してしまうとは、しかし実際のデミ・ムーアさんは62歳なのでそれを思うとかなり若く見えましたし知らない人が見れば30~40代でも通用しそうです。
確かにスー役のマーガレット・クアリーさんの若さには叶いませんでしたが。
最後は薬の決まりを守らなかったために化け物になってしまい悲惨な最後を遂げてしまいましたが薬に手を出していなければ普通に10~20年くらいは現時点での若さは保つことも出来たように思いますし私だったら得体のしれない薬だという時点でやめていますが美しさを求める女性だとこうも前が見えなくなるものなのか?まあ映画でフィクションですからw
まあ実際に整形美容で整形してちゃんとした医者でなかったために顔が化け物みたいになってしまった気の毒な女性も実際にいるようです、整形前の顔は結構美しかったのに。
なかなか面白い映画だと思いました。
ホラー映画ではないという人もいますが立派なホラー映画だと思います。
現代的、科学的なホラー映画というべきでしょうか。
科学的と言っても昆虫が殻を破って成虫になるように本体の背中がパックリ割れて分身が生まれていましたがあれは流石にないかなと思いましたが将来人間が人のDNAを弄り回せばあのような悲劇も生まれる可能性もあるように思います。
もうチャンジャ食べられないよ
グロかった。
今日健康診断だったので、注射がずっと痛そうに感じた。
アメリカは注射渡されたら自分で打つの?
事態がずっと悪い方向にいっていて、
あと演出とかもあってとても露悪的だったと思う。
最後まで膨れ上がった嫌悪感をあんな形で破裂させてシュワっと綺麗になって終わるのは見事だった。スッキリ感があったと思う。
噴水のシーン、あんなの笑っちゃうよ。真面目に観てたのに。
あとデミタコが可愛かった。やっぱり笑顔が大事でした。
健康大事
人の背中が裂けてそこから腕?が出てくる。裂け目パックリ中の肉も少し見える。顔面を鏡に叩きつけて顔が血だらけ。服の上から腹を蹴り続けて皮膚が裂けて?血が流れ出す。怪物の口から乳房が産まれる。などの描写があります。
スーはエリザベスなので、彼女自身が彼女を自滅させた。という理解で観ました。
家に引き籠もって1週間誰からも連絡来ないとか、誕生日なのにすれ違う時に一言言われるだけとか、どういうこと?アメリカとかサプライズ大好きの国じゃないの?
最後に近づくにつれてどんどんグチャグチャクチャクチャブッシャーなスプラッター味が増すので笑ってしまいました。ヒアルロン酸、ボトックス、リフトで顔が変わってしまった人はこの映画観てくれるんだろうか。
なによりも大切なのは『健康』。
エリザベスはさー…あんなにすごい事故なのに歯にヒビだけで済んだ自分の体を誇りなさいよ!それはエクササイズし続けてたからでしょ!あなたの日々が自分を助けたんだよ!たまたま持って生まれた素晴らしい頑丈な体があったのかもだけど。。
あとさー、泣いても良いんだよ。周りは全部敵ぐらいに思って頑張ってきたんでしょ!あんな事故にあったらそりゃ怖いよ。体大丈夫とか言われても大丈夫じゃないよ。
あとさー、お金ありそうだからバスタブ工事してお風呂につかったらいいよ。絶対その方がいいよ。
追記。
50歳であんな大きな傷が出来たら数年単位がないと治りません!しかもあんな雑な縫い付けで…笑 普通に傷が開いちゃうから動けないし、消毒や抗生物質の内服が必須!全部お手伝いさんにやってもらいなさい!
全人類が無視することのできない美と老い
この映画を一言で言い表すならホラーSFエンターテインメント!
女性の美への執着と、それを作る男性社会、現在のハリウッドの体制。色んな社会問題を反映させた良い映画でした。
その中で美と老いという、おそらく全人類が切り離すことの難しいテーマにより視聴者を巻き込んでいく。その中で、きっと男性と女性で感想や視点が変わってくるだろう。
中毒性のある音楽とカメラワークで2時間半をあっという間に感じさせる。
エリザベスがサブスタンスから抜け出すチャンスが2回あったと思っている。友人を作ること、趣味を作ること。
エリザベスは非常に視野と世界が狭い。
よって起こる孤立や自己との向き合いや評価。
それから離れられるのが友人と趣味だと思っていたのだが、この映画ではその二つによって更に自分を追い詰めるきっかけとなってしまっていたが。
2回目のサブスタンス後はモンスターパニック映画に変わっていく。その前に綺麗に終わる機会が2回くらいあったが、それでも最後の30分をやりたかったのだろう。最後の30分によって、この映画を観終わった後の印象が変わってしまうほど印象的で痛快。だか必要ないと言ってしまえば、必要ないかも。
グロシーンも非常に多いので観る人を選ぶ映画ではあると思うが、是非劇場で観ていただきたい作品。
ラストはオンエアーのライトがついたところ
良いところ
生々しい若さへの渇望がありありと
?なところ
質量保存とかガバガバな科学法則
ギャグか?これ
ラストのスプラッシュシーン要らん
オンエアーのライトついたところで終わった方が余韻があってよかったのでは?
意識と記憶を共有しない自分って共存する理由がないな。単に生存装置としての本体では共存じゃなくない?まあ、あれだけの注意事項に対してあんなに甘い認識で薬物使う人間がすでに自分の共感の範囲を越えてて、とにかく愚かな存在に見えてた。言葉を選ばなければ馬鹿じゃねーの?ってところ。それはそれとして終盤の展開はギャグにしか見えなかった。悲劇っぽく狂気を描いてるようだが、あの存在をステージまで連れて行くあたりどこまでリアリティラインを引いてるかが見えなくなって冷めた。そこまでは生々しくて面白かった気もする。
これ!ミャクミャク違うか?
衝撃!!!
ほとんど予備知識なしで観たのですが、あのデミ・ムーア主演のSFチックな軽妙なお話で、きっとありがちな教訓的な締めくくりで終わるんだろうなと何となく考えていました。
ポップでアートな感じの映像満載で、ということもあり観る前のイメージを崩すこともなく話が進み、軽い気持ちで最後はどうなるのかな?と思っていたら、想像のはるかかなた上を行かれました。いやはや、その正体はとてつもなくグロくて怖いホラー映画だったのでした。(ラストはキャリーのオマージュ?)
そんな映画だとは微塵も思っていなかったので、もう本当にビックリ。こんな衝撃を受けた映画はすごく久しぶりに観た気がします。
久しぶりの語りたくなる映画
見た後の感想が男女で分かれそうだし、カーストの上か下でも分かれそうな内容です。
とにかく見終わった後に誰かと話したくなる作品。
映画の中である男性とデートに出掛けようと化粧するシーンが個人的には1番怖かった。
きっと女性の方はもっと心に刺さるもんがあっただろう。
というのも、自分でいうのもなんだが私は若い頃は俗に言うジャニーズ顔で中高とファンクラブがあるくらいモテた。
だが時は残酷です。
数十年ぶりの同窓会。
私の髪の毛は見事なM字ハゲであり、伸ばした前髪で誤魔化していた。だが、そんな日に限って髪型が決まらない。鏡でハゲ隠しに精を出してる内に目の下のクマ、頬のシミ、ほうれい線…
そんなに気にしてもなかったのにズーンと気が滅入った。
改めて老いを自覚した。こんなんじゃ同窓会に行けない…笑
ドアを開けれないよね。
そんな経験もあったので、あのシーンは「わかるぅ泣」となった。
しかしこれが女性ともなれば、もっとキツいだろう。
日頃から世代交代され続ける可愛さや綺麗さ、男性の露骨な対応の違い。SNSを見れば自分より若さを保ち、優雅な暮らしをする同い年。
正気を保つのも難しいだろう。
ましてや、若さを謳歌した主人公なら尚更そのギャップが我々より大きく固執してしまい、綺麗なことが目標から目的になってしまう。今の整形する事が夢と語る10代ように。
そういう「何か」をテンポがよく、クドクドと魅せるというより強烈な描写を見せつけてくる。
それを観ながら、いつの間にか男性の私は何か突きつけられる。
普段、相手が喜ぶと思って言い放つ言葉や何気ない迎合、消費される大量の性。
この映画の男性は明らかにキモい。だけどそれこそ普段の我々男性なんじゃないか。
これからは色々気をつけていこう(反省)
感想を言うハズがよくわからない方向に行ってしまった。
知的で最高にやってやった感のある狂った映画ではあるが、現実の方が現実なだけに狂ってるよなと。
最後はあれくらいしてもらわないと誰も救われない。
作者の優しさが伝わってくる最後。手加減したともとれる。
しかしこの刺さり方は劇薬扱いなのは間違いない。
すでにサブスタンスを摂取した人もいるだろうし…。
さて
家族で観る◯ つまらない説教を帰り道に親からされるのは間違いない。だが奢りで観れるなら観た方がいい。
恋人× やめとけ。男は必ず無神経な事や見当違いの事を見終わった後言います。喧嘩になりかねない笑
友達◯ これが無難かなぁ。観た後に色々話が尽きないと思う。そういう映画はなかなかない。
1人△ 観た後に話したくなっても話せない。観た人と話せないと面白さの半分を失ってるかもしれない。
洒落たスプラッターホラー
ネタバレ ネタバレ満載です。 Dムーアがアカデミー賞主演女優賞逃してからどんな作品だろうと 観てきました✨
Dムーア扮する元女優が過去の栄光を取り戻すべく謎の再生医療 Substanceによって若返りの自分の分身を手に入れ(セミの脱皮みたいでグロテスクさがクローネンバーグのビデオドロームみたい) 自分を排除したデニス・クエイド扮するハーヴェイ(あのmeto運動元凶のHワインスタインがモデルらしい海老の食べ方がこの上なく不快) にすり寄って再びスターダムへ~という大まかなストーリー 若返り役のMクアリー(この女優Aマクダウェルの娘さんと聞いてビックリ)と1週間ずつ交代していかなければならない設定がめちゃくちゃ面白く 描き方が手を抜かないというかR15で大丈夫かいなというぐらいグロテスクのオンパレードだけど物語は凄くわかり易く、特にウォークオブフェイムの栄枯盛衰を暗示する場面は秀逸 要所要所のカットが凄くお洒落で格好良かった。
どこかで観たなという色んな監督、ヒッチコック、キューブリック、クローネンバーグ作品のオマージュぽいの多く ホラー好きの自分は 特にSゴードン監督の死霊のしたたりやフロムビヨンドを彷彿する場面には思わずニヤリとしてしまった。 ルッキズム、エイジズムを反映するメッセージを投げ掛けつつ、それをエンターテイメントかつホラーというジャンル(ラストはスプラッターホラー)で表現に感心したのと 孤独なDムーアが欲をかき過ぎて 分身との存在バランスがとれなくなり 怪物へと変貌するくだりはブラックユーモアたる感覚もありの エレファントマンぽく、遊星からの物体Xばりの変身シーン、キャリーを思わせる血のシャワー 鑑賞中はちょっとやり過ぎって思ったけど 思わずグロいというより笑えたっていう部分 小難しい映画作品も好きだけど やはり映画は面白く楽しくなきゃっ❗ていうのを堪能したこの作品の評価は 個人的には超傑作ですね‼️
怖いと言うよりグロ耐性のある方なら絶対観なきゃいけない作品だと思います。 このコラリーファルジャ女性監督スゲえわ 音楽も超カッケーよ‼️
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