サブスタンスのレビュー・感想・評価
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ホラーだよ。
自分の中と外にあるルッキズムとアンチエイジングに反則技を使って争った女性のハマった地獄譚。ジャンルでいうと後半アレで引っ張り過ぎてB級ホラーかなと思う。アレは長時間みてると色々アラが見えてきちゃう、明るい所だとなおさら、、だからカッコいいタイミングを見つけてスパッと話を終わらせちゃうに限る。後半バスケットケースとか物体X、アルタードステイツ思い出した。
さて、本作で素晴らしいのはデミムーアです。ほんと良くこの内容で出演したと思う。本人自身に同じ悩みがあり、克服したいと思っていたんだと思う。容赦ないクローズアップ、説得力が有った。彼女のやる気と覚悟が賞の取れる映画にステップアップさせた。まあそれと女性監督だからという安心感もあるかな。
監督自身も美人で映像業界で似た様な経験があるところから着想したとインタビューで言ってた。全体設計も上手い。シンプルな部屋、象徴的な廊下、醜悪なクローズアップや早い編集、、、最近歳のせいかこういう編集が辛い、、、昔あんなに好きだったのに、、、、おっと、、、草。
ここからちょっと個人的見解なんだけど人間脳の情報7割近く視覚に頼っているらしく、だとするとルッキズムは無くならないと思っている。特にビジュアル系の仕事の場合はそうだ。どんなにクソな人間でも見た目が聖人的であればそんな役をもらえる。結局人間手持ちのカード以上の力はないのだ、それを自覚する事が重要だと思う、あとは観察力とはったり。
外見上のコンディションを良い状態にするのは良いと思う、でも加齢にガチで争うのは効率悪すぎる、絶対に勝てない戦いだからね。
後半残念・・・。
90分までは、息つく暇もないくらい引き込まれる。
どこそこに「初めての映画体験」とあるのは大げさじゃないかも。
「ゴースト」のデミ・ムーアを知ってる世代には、映像的にも自分の内面的にもキツいんだけれども。
年を取ることの寂しさや悲しさは人類普遍のものだからね。
マーガレット・クアリーがとても美しいけど、彼女だって30年後は・・・。
男がエビ食ったりタバコ吸ったり尻さわったりのショットに悪意が満タンで、監督はそうとう嫌な思いしてきたんだろうな。
さて、問題のラスト50分ですが、正直、引きました。
深めのメッセージを込めたSFって感じから、死霊の盆踊り的アホスプラッターになっちゃった。
とくに「ワンダー・君は太陽」が大好きな自分にはちょっと耐えられない。
オギーには見せられない映画ですわ。
グロ・ゴアが苦手な人も見ないほうがいいです。
スーを差し上げます
まあ言いたいことはたくさんあるけども
俺含めてオトコは本当にゲスくてクズだ
という現実を何度も突きつけられるから
映画館の居心地がマジ悪いこと悪いこと
仕組みのわからんSFはわりと許せん輩
なわけだけどまあそこはあまり関係ない
という人が多いみたいで本読みとしては
なんとなく悲しかったり情けなかったり
サブスタンスって英題をそのまま使った
配給会社は本当に英断だったと思います
分身モノなのに記憶は引き継がれないし
そもそもあらゆる人々に愛されることが
主人公のコアサブスタンスなわけだから
自分のDNAからできた上位互換の存在は
下位の人間は奴隷のように使い倒すわな
たとえそれが自分に返ってくるとしても
とはいえ作中爆笑ポイントも多々あって
不朽の名作となる予感すら漂うこの作品
驚くことに一番のモンスターはスー役の
マーガレット・クアリーなんだよ絶対に
だってほぼティーンエイジャーみたいな
ツヤツヤでパンパンなのに齢31歳だぜ?
あれはもう世の美容女子皆ひっくり返る
オッパイはフェイクという噂もあるけど
お尻と肌艶は作れんだろ?作れるのか?
作れるのかもしれない…だとしたらさあ
この映画の1番の怪物はあのスーの肢体
を作り上げた特殊効果さんということだ
もちろん自らの鏡のような役のオファー
を執念と怨念に換えてラストまで演じた
デミ・ムーアがいちばんの功労者だけど
久々に人に勧めたくなる映画だわねコレ
で、見終わって反応や感想を聞きたいわ
それではみなさんハバナイスムービー!
※あっ、そっちのジャンル?(いい意味で)
まず、当方ホラー、オカルト、スプラッター
大丈夫です。
それを踏まえてこの映画を申し上げると。
エンディングまで見たら
【リアルな昭和のウルトラ怪獣映画】でした。
内容は違いますがほぼ、ほぼ、悲しき怪獣映画、
ジャミラが頭から離れなかった。
始まりから途中までレビューしないか
レビューしても1〜2で評価しようと思ってました。
実際主人公の葛藤もわからなくはないけど、
あんな手間暇かけてじゃつりあわない。
物理的、精神的に辻褄あわなくて
あくまで個人的には微妙な
イメージだったんですが。
クリーチャー映画、
スプラッター怪獣映画なら話は別です。
多少辻褄あわなかろうが、
造形や最後の状況に至る流れがあれば
もりあがる。
この最後なら、全然アリです。
そもそもこれは新たな生き物を生み出す
実験だったのかなとか想像しちゃいます。
ラストで印象も全く違う。
精神の怪物を実際の怪物へと実体化したように
見える。最後は笑っちゃうと同時に
物悲しさも残り、これデミムーアさんの
演技の賜物です。
お願いだからデミムーアさんに今からでも
アカデミーをあげてほしい。
エンドクレジット終わるまでしっかり
見て、
『いや面白い怪獣映画だった。
特殊メイク最高だしクリーチャー的に良かったなー』と少し笑顔で立ち上がったら
10人くらいいらしたお客様が全員いない。
余韻ひたり、1人で笑顔だった私。
よい映画体験でした。
※追加
日にちがたって思い返すと
主人公の本質は幼馴染の彼が言っていた。
『君はちっとも変わっていない
今も昔も世界で一番可愛い女の子だ。』
だったんじゃないかな、と。
最後の星空を見ながら
『皆大好きだよ』といわれつづける
事を夢見てた可愛い女の子。
そう思うと今更心にきて、評価0.5アップ
しました。
傑作です
妖怪
結構グロいところもあって目を背けたくなるようなシーンもあったのだけれど、
ここまで馬鹿らしいくらいに弾けられてしまうと最後は笑ってしまった。
鬼太郎のでてこない妖怪話またはリアルでグロい銭天堂?
とにかくデミ・ムーアの体を張った熱演に目を見張る。
エマ・ストーンもそうだったけれどここまでする必要ある?と思えるほど。
それともヒロインに共感するところがあるとか?
とにかくすごかった。恐れ入った。
それに対する若いヒロインには個人的に物足りなさを感じる。
あくまで嗜好の問題なのかもしれないが、全く心が動かない。
ずっと違和感を抱えていた。
じじいが絶賛すればするほど冷めた。
ここはかなりのマイナスポイント。
また、若返り方がかなりアナログで想像していたものとは大きく異なった。
これも個人的ではあるが、もっとスタイリッシュにしてほしかった。
妖怪ものとして捉えるならアナログの方が味はあるけれど・・・・。
アンチエイジングは程度の差はあれ多くの人々の願望であることは間違いない。
その観点では各人がどう捉えるのか興味深い作品ではある。
またまた個人的ではあるが、普通に老いて早めに朽ちるのが幸福かと。
優れたボディホラー。エイジズムやフェミニズムがテーマだと思い込むと肩すかしかも
前作「リベンジ」もそうだっだが、台詞に頼らずしっかりと絵で見せてくれる映画になっており、素晴らしい演出力。ジャンル映画としてはかなりの秀作であることは間違いなく、ホラーやグロや暴力シーンが苦手な人以外の万人にお勧めできる。
ただ、エイジズムやフェミニズムがテーマの映画として観に行くと肩すかしを食らうかもしれない。もちろん、それらの要素も含んだ映画ではあるが、あくまでもショッキングな映像と虚仮威しを楽しむジャンル映画であることに注意しよう。
SNSでは男性嫌悪の人たちがこの映画を神格化して「笑いながら観るなんてとんでもない」みたいなことを言っているが、ブラックジョークまみれの映画ですよ。
女性の監督だからとエイジズムやフェミニズムが主題だと思い込むのは、彼女たちの活躍の場を狭めることにつながりかねないと思うのですが、いかがなもんでしょうかね。
クローズアップや超クローズアップを多用して余計なものがまったく映らないようにし、説明台詞を一切排除しているのは前作と同じ。情緒や広がりや深みはまったくなくなるが、ジャンル映画としてはとても簡潔で効果的。こちらも前作に続き、壁の高い回廊のある家のセットが印象的。
今作は名画からの引用が多い。しかしバッチリとハマっているものはあまりなく、引き出しの少なさから苦し紛れにコピーにしているようにしか見えずもったいない。おそらくは監督自身が楽しみながらやったのだろうが、この映画の欠点になっているかもしれない。
ラストの会場のありきたりな中途半端さもこの映画の欠点。ネタバレなしなので詳しくは書けないが、スケール感がなくこじんまりしてしまった。特に美術・特殊メイクが作り物くさすぎて残念だった。その分笑えたけど。
あと、薬品の用法用量など台詞で一切説明していないのに絵でしっかり分かるのが素晴らしいと思った(細かいところは電話で聞いたりはするが)。薬品のパッケージデザインが良いですね。
デミ・ムーアとマーガレット・クアリーは素晴らしかった。特にクアリーは、ダンス(元バレリーナ)に暴力アクション、濡れ場、変顔と多芸っぷりがすごい。
最悪が最悪に塗り替わり続ける
上映中の映画館から逃げ出したいと思ったのは人生で初めてかも知れない。ラスト数十分の悍ましい映像の連続には耐えるのに必死だった。
凄まじいエネルギーで不条理で最悪な結末に向かって展開を塗り替え続ける凄い映画だった。
「美」とは言葉に出来ないものである。ビジュアルというものは視覚的情報であり文字にすると必ずズレたり欠損が生じる。美に拘り続けた一人の女性が誰にも相談したり言葉に出来ないまま、最悪にひたすら突き進み続ける様子は観ていて惹き付けられるものがあった。
あのイケてない中年男とディナーに行けていれば、という救いはありつつも、結局自分の理想に心を折られる様は痛々しくも目を逸らす事が出来なかった。
最初はR-15+という制限はどうなんだ? と思いながら観始めたがコレはちょっとR-18でもいいんじゃなかろうか。大きい映画館で上映していたので油断していたが、完全に小規模シアターでかかっているカルト映画だ。
私を蝕む私
美は醜悪であり、醜悪もまた、美なり。
かつてそんなこと言った詩人だか、戯作者がいたとか。それを映像化してくれた現代に、吐き気がしそうです。
ところで、昔の自分に嫉妬したことあります?。恥多き人生をまっしぐらの私には、とんと見当つきません。綺麗で、何が悪い?。何も悪くないよね。たださ、美を追求するから、ここまで美しくなるのか、美を追求する精神が、ここまで醜くなるのか、私にはちょっと…。
それにさ、美しさの基準って何なの。あの胡散臭いプロデューサーが基準?。あるいは、世の殿方の目線が、美なの?。
ま、そんな理屈、この映画の前では、何の意味もない。終盤は、ほぼギャグ映画でしたね。往年の、そっち系映画のオマージュなのか、パロディなのか、ここ、笑うとこなの?、そう思うシーンで、エンドロールまで突き進みます。
とはいえ、久々に観たジャンル映画で、私もなんだか活性化。安定剤が見当たらないので、取り急ぎアルコール投与。(銘柄は、ハートランド。緑色の容器が、綺麗です。)何とか7日間持たせられそう。現実の私と交代する前に、この意味不明な感想文を…。
理想の私と、現実の私を分離したとしても、あるいは、アルコールで、寝落ちしたとしても、結局、私は、ここにいる。私は私のサブスタンスでしかない。
そう、私は、私から逃げられない。むしろ、私が私を蝕んでゆく…。
あ、すみません。継続キット、送ってもらえますか?。
終了セット?。着払いで返品!。
「GHOST IN THE SHELL」
「サブスタンス」は、映像的に、ブライアン・デ・パルマ、デヴィッド・クローネンバーグの影響下だとか。なるほど「キャリー」、「ビデオドローム」、「ザ・フライ」あたりかな。個人的にはジョン・カーペンターの「遊星からの物体X」も、あるかな、と。
で、この映画の内面を、つかんで、えぐって、捻り出すと、出て来る臓物こそ、「攻殻機動隊」。
どんなに外郭(SHELL)を組み変えも、決して変わらない核(GHOST)がある。「ゴースト」で、名を馳せたムーア姐さんなら、分かってくれるはず。
ムーア姐さんのGHOSTは、何だと思います?。そして、皆様にとって、決して譲れないGHOSTとは、何ですか?。
デミムーアさんの美しさとマーガレットちゃんの可愛さに脱帽
まず驚いたのは、62歳のデミ・ムーアの美しさ。レオタード姿だけでなくオールヌードでも見事なナイスバディは凄いひとことに尽きる。
そして30歳のマーガレット・クアリーの可愛さ。エクササイズで踊る完璧な若々しいボディと蠱惑的な表情は見るものを虜にする。
あの「エイリアン」の誕生シーンを彷彿させるように、背中が割れて“何か”が出てくるシーンはあまりにグロテスクであり、しかもそれをあの麻袋でも縫うような雑な縫い方で割れ目を閉じる過程は「我々は何を見せられているのだろう」と、半ば呆然として見ていた。
そして大晦日の生放送での惨劇は、「キャリー」のごとく血しぶきをステージから撒き散らして、それこそ観客やスタッフを血の海に沈める狂気のラストは圧巻のひとこと。
でも、とても哀しい物語だったなぁ。そもそもの原因となったのはスーのワガママな行動からだけど、それを否定する気持ちにはなれない。それもエリザベス本人の望んだことなのだろうから。You are the one.
PS この映画でいちばん気持ち悪かったのは、ラストの異形の姿になってしまった彼女(たち?)ではなく、最初のレストランの食事シーンでエビにむしゃぶりつくプロデューサーの口元だった。ま、そういうことなんだな。
怪作!しっかりホラーなので要注意!
何で女は男の10倍も美しさと若さを意識させられるんだよ、おかしいだろ、バカヤローという主張。
僕はホラーは絶対見ないのだけど、たまたま聞いたラジオで(4/29㈫のTBSラジオ)で、町山智宏さんが「サブスタンス」を紹介してて、この映画に込められた監督のメッセージも含めた解説を聞き、面白そうだと思って見ることにした。
監督はこの映画で、外見至上主義が今もまかり通ってることを非難する。この映画の中心テーマである。
エリザベス・スパークル(デミー・ムーア)が、若さと美しさに固執し破滅する姿を描くことによって、美しさ、若さを、最上のものとして女性に強いるのって変だろということだ。
逆に、エリザベスを若くないからと言って降板させた男性TVディレクターとその取り巻きオヤジ連中は、女性には若さと美しさを要求し、エリザベスが若さと美しさが無くなったと言って登用しなくなるのに、自分たちは年を取っても、美しくなくてもそのまま居続ける。
鑑賞前に監督のインタビュー記事(ギズモード·ジャパンとVogue Japan)をネットで読んでおいたので、監督がこの映画で描きたかった社会問題がよく分かった。
ここから監督インタビュー記事の受け売りをグダグダ書こうと思ったけど、めんどくさいのでヤメタ (^^)。
そういうわけで、1番グッと来たところを書く。
指が1本老化したエリザベスが、先日,町で久しぶりに会った幼なじみの男性に会いに行こうとする場面が心に沁みた。
なんか本筋とは余り関係ない部分だ。
この男性は、以前エリザベスと町で会ったとき、彼女のことを今も昔と変わらず美しいと言った人物である。 彼もエリザベスの外見を重視している事に変わりはないのだが、とにかく今のエリザベスを肯定してくれる。
心がちょっと弱くなったときに、1人でも自分を認め理解してくれる人がいると勇気をもらえるというパターンである。
この場面は、無くても物語の展開に支障ないし、外見至上主義を批判したい気持ちも伝わる。ただ、わしゃあ、このパターンに弱いので、グッと来て印象に残っただけである。
しかし、エリザベスは、化粧をし、身なりを整えたのに、彼に会うのをやめてしまう。 今の自分を認めてくれた彼に会うにも関わらず、より若く、美しく見せようとする外見至上主義の自分に嫌気が差したのかもしれない。
結局、このあとエリザベスは、破滅の道を歩んでしまう。何てこったい ( ´△`)
ほいから、アカデミー主演女優賞を26才のマイキー ・マディソンが取り、62歳のデミー・ムーアが逃してる。
皮肉を込めて、「さすがハリウッド、ハンパねえ」 (^^)。
デミー・ムーアに取ってほしかったな。
狭い世界に囚われた哀しい人
見ながら思い出していた作品。
「エイリアン4」「ザ・フライ2」「遊星からの物体X」「キャリー」「スキャナーズ」「永遠に美しく」「メトロポリス」「世にも奇妙な物語」
他の方の感想を見ると似たような作品が上がっており、やっぱりね!という感じ。
デミムーアは今のままでも十二分に美しいじゃん、というのは誰しもが感じる事だと思うのだが、薄っぺらい感想だったと劇中で思い知らされる。
フェミニズム的な観点から見るとここまでの虚栄心を植え付けられたのは芸能の世界のせいだし、世の中の男性たちが意識的にしろ無意識的にしろ女性に強要している事だが、そういう事を言うと「お前が好きで入った世界だろ」と感じる男(女)も沢山居るのが現実だろう。
個人的には若返った(生まれ変わった)エリザベスが向かう先がまったく同じ世界というのが、なんか哀しかった。
グロテスクなシーンがてんこ盛りだけど、一番不快なのは無神経な"男たち"なんだよね。
社会問題とかフェミニズムとかどう考えて良いのかわからなくなる程ハイテンションで面白いのは間違いない。上記した作品や7〜80年代のスプラッタホラーが好きな人は間違いなく気にいると思う。
劇薬!まさかのスプラッタホラーの傑作
老いる恐怖に取り憑かれた全盛期を過ぎたスターをデミちゃんが演じる、というだけで、何処までやるのだろう、という興味と期待で鑑賞。
想像を超えるレベルのドギツさ、さすがデミちゃん、意気込みのレベルが違います。老いとスターの座からの陥落の恐怖に取り憑かれた様子が、自らの分身にエゴとして反映される醜さ。そして劇薬の作用はまさにホラー。こんな恐ろしい作品だとは想像していなかったが、意外にも近頃には珍しいスプラッタムービーの傑作です。
やってくれたわ。 美容、老い、嫉妬 この系統、分野ではもう頂点に近...
サスペンスかと思ったらSFホラーとは
先行上映を観るほどデミ・ムーアのファンではないけれど
予告でラスト30分が◯◯◯!っコピーにそそられ鑑賞。
劇中では実年齢より10歳以上若い50歳設定だけど
外国人は老けて見えるしまあそれなり。
ストーリー上仕方ないけど62歳のおばさんの裸は見たくねー。
50歳の誕生日で業界から干された元トップスターが
若返りドーピングで返り咲いたまでは良かったが
欲を出したために副作用でえらいことになる話なんだけど
これがまた凄い設定とビジュアル。
身体は1つでもう1つの人格ができるのかと思ったら
ドーピングしたら背中が割れてグニューっともう1人爆誕!
エログロ描写が【MEN 同じ顔の男たち】と同レベルにエグい。
ホラーの免疫ない人にはキツイかも。
若い方は欲望の赴くままに暴走しオリジナルの方は
なんか栄養分みたいなのを吸い取られてもうほぼ人外に変身。
精神面では同一人物ではないの?
その後のイベント会場で阿鼻叫喚のスプラッタ騒ぎを起こすが
これはちょっと行動原理が不自然だし蛇足な気がする。
制作側がこのシーン撮りたかっただけかも。
ただチャイニーズシアターの石板みたいなところで
決着付けるのは上手い。
薬は用法容量を守って正しく使いましょう
自分なのになぁ…嫉妬や敵視がつらかった。「サイコ」「エレファントマン」「キャリー」「シャイニング」色々映画へのオマージュシーンかな?!って【画】が映画好きは気づくよね。監督さんもそれらの映画観てきたんですね、きっと。過去作の「リベンジ」偶然、鑑賞済でした、あれもグロめでした。次の長編に期待します。
全371件中、81~100件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。