サブスタンスのレビュー・感想・評価
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サブスタンス(映画の記憶2025/5/16)
思いの他ぶっ飛んでた。ホラーだわ。
喪黒的なのが好きならハマるかな。しかもフルスロットルで振り切った感じの。
色々言いたいがネタばれ項目が多すぎw
宣伝さんが途中で変えた内容がジャストで意味がわかる。最初の宣伝から変えて良かったね。
デミームーア案外ホラー向きかもね。被害者側で。もしくは死霊のはらわたの地下婆さんとか。
最後CG頑張ってたな。ブラックジョーク的な感じだったが。とにかく斜め上だった内容。監督は死霊のはらわたとか時計仕掛けのオレンジとかシャイニングとか好きそうに見受けた。
(個人的評価7点/10点中)
まさに〝禁忌〟
嘘の義体化の話だった。資本主義経済世界がどうなるのかの話でも在る。デミ・ムーアはすごかった。一番観返したく無い今年一番の映画だった。とても恐かった。女性であるのは旧約聖書のレベカ等〝嘘〟を扱った者の象徴であると感じた。つまり男性でも同じだ。
血は只の血では無い。
10分ぐらいは目を手で隠していました。🙈🎦
ただ何て言うか悪趣味なグロテスクさでは無かったな。悲しみが有った。痛みも。だからそれが鮮烈だった。共感出来るキャラクターが居るかというと僕は居なかった。只のさばらせた嘘を抑制出来なかった人物のもがきが表出された形而上映画だった。「眠れる森の美女」の魔女のように。
観てほしい。ヤ、見なくてイイから観てほしい。
面白い、というか、へえ、と思ったのは、サブスタンスで若返ってやることが何かの支配でも無ければ美しく見られて愛されたいという受動態であったこと。「嘘」というものは結局そこから逃れられないのだなと感じた。
まさに〝禁忌〟であった。
マーガレット・クアリーが美しすぎる
50歳になった元人気女優のエリザベスは、容姿の衰えにより仕事が減っていくことを気にし、若さと美しさを得られるという、サブスタンスという薬に手を出してしまった。薬を注射するとエリザベスの背が破け、スーという若い自分が現れた。若さと美貌に加え、エリザベスの知識と経験を合わせ持つスーは、すぐにスターとなった。エリザベスとスーは、1週間ごとに入れ替わらなければならない、というルールがあったが、スーが1週間は短すぎと次第にルールを破りだし、その反動はエリザベスに現れ・・・さてどうなる、という話。
こういう薬が有ったら誰でも使いたくなるだろうな、と思った。そして、スーで居られる時間を長くしたいとルールを破りたくなる気持ちもすごくよくわかった。
卵や道路の名前入り星の伏線回収もちゃんとしてたし、ルールを破った時の反動、老いもなるほどと思わせる特殊メイクで素晴らしかった。
ただし、最後のステージからの血飛沫はやりすぎじゃなかったかなぁ。
エリザベス役のデミ・ムーアの怪演は凄かったし、還暦過ぎた胸やお尻まで見せる勇気も素晴らしかった。これを観ると、アノーラのマイキーよりデミ・ムーアにアカデミー賞主演女優賞をあげても良かったんじゃないかなぁ、とも思った。
スー役のマーガレット・クアリーはスタイル抜群で美しかった。特にピンクの胸は美しすぎる。エロさより美しさに惚れ惚れしてしまった。後半の老いたエリザベスを蹴ったり殴ったりするシーンも凄かった。
ルッキズムについて一石を投じた作品なのだろう。
面白かった。
デミ・ムーア × マーガレット・クアリー
前半かなり面白くて、どういうことだ?どういうことだ?と引き込まれて観てたけど、
残念ながら後半からダレてきて、終わりの方はクドかった(笑)
上半身スマートで下半身が太い、バランスが悪い印象。
前半は面白かったんで後半から20分ぐらい切って、2時間ぐらいにした方がいい。
でも、トータルで4つ星の80点です。
デミ・ムーア、超久しぶりに観たけど綺麗ですね♪
映画の中だと残念な今現在の自分設定だけど、充分すぎるぐらい綺麗です(笑)
マーガレット・クアリーもエロくてインパクトあるけど、やっぱり本作の主役はデミ・ムーアでしょ。
この2人の化学反応が良かったですね♪
音楽も全体的に良くてノせられっぱなしだったけど、テーマ曲らしい曲が特に秀逸だった♪
ホラー映画って聞いてたんだけど、別にホラーじゃないじゃんと思って観てたら、だんだんとホラーに近づいていった。
まだ観てない方は観て下さい。
まさに衝撃的!!!上半期一の衝撃作!!!
観ようと思ったキッカケは、どこかのサイトの宣伝で「衝撃的作品!!」とレビューされていたので、これはと思い観賞する事を決意!!
公開初日に観賞は人生初!!期待と不安入り交じるなかチケット購入……
(映画の感想は「※」以降に記載。ただし、ネタバレ大いにあり。)
と、思った矢先!!いつも行ってる映画館では上映されず、結局メチャ離れたところまで行く羽目に。
映画当日は平日なので仕事あり。しかも、バリ忙しい…なんとか終わらせバイクで1時間掛けて帰宅。(観賞日夜は雨予報で車に乗り換えたかったため。)
で、片道2時間。なんとか映画館につき席に座り、ドキドキワクワクしながら観賞してたらブルーライトがファーーン。ついでに貧乏ゆすりもガサガサガサガサ!!
原因は隣に座ってるカス客。映画に興味ないんかちょくちょくスマホ触る始末!!
もー興味ないなら帰れよ!で、おるなら最低限のマナーは守ってくれ!!
話を映画に戻すが、この映画かなり好みが別れそうな作品。
これは、上記のスマホくそ迷惑野郎からも伺えるであろう。
以上が、映画チケット購入から観賞当日の僕のムーブメントである。興味がある方は、本編の感想も見て頂きたい。
※ここからはネタバレ有り。と言うか、確信をつくこと書くので見たくない方は見ないで下さい。
注意!!
この映画は小さいお子様とは観に行かないで下さい。後、夜観るのも控える事をオススメします。
まず、映画の大まかな内容について。
導入は主人公エリザベスの衰退と悲しみを表現。そして、人生への不安を表現。
ストーリーが進むにつれて少しSFホラー要素が出てくる。
しばらくすると、エロ×オシャレのスタンスにストーリーがシフトする。
このエロ表現。個人的にはエロと言うよりかは美しく見え、かなり衝撃的だった。
また、オシャレな表現の仕方もスタイリッシュでカッコいい!!
有名カリスマ美容室から流れてきそうなクラブ系ミュージック、重低音のリズム、スタイリッシュなテロップの入れ方!!
まさにヴォーグみないな洗練された格好の良さ!!
この辺りから映画に目は釘付けとなっていった。
そして、ストーリーが進むにつれて衝撃のラストに向かっていく!!
それはまさにグロ!!もーこれは夜みたらトラウマもの!!ヤバい!!
でも、このグロの中にもオチの部分は美で終わるように表現されている。この辺りも洗練されていて、ある意味格好が良かった。
観ていて面白いと思った点は、ストーリー上で主人公がスー(若い)とエリザベス(年配)に分裂するのだが、若いスーのキャラは感情の起伏が激しく、逆にエリザベスは心が成長しているのか落ち着いた立ち振舞い。
しかし、姑息な嫌がらせを行う等の悪い意味での人間的成長さも表現している点。スゴく細やかだなと感じた。
そして、そんな主人公を観て思った事は、人生全て手に入れてきたんだなと感じた。
(オレの人生に生まれ変わったら3日でドロッブアウトするやろなwww)
総括
人間我慢や妥協を行い、不の自分自身も愛すことが大事!!
人生何でも手に入れてきたエリザベスは、自分の衰退を受け入れられず、再起を計ろうと自分の分身のスーをうみだす薬を投与する。
しかし、自分のマイナス部分を愛せない主人公(エリザベスもスーも)は、自分自身の分身であるにも関わらず互いを傷つけあうこと行う。まるで他人であるかのように。
人間自分の気に入らないところなんていっぱいあると思う。
だが、それを隠すと言うのは自分への破滅を意味している。
自分の嫌いな部分を受け入れ、それを加味した上で自分自身を愛していく。
そんな事を作者は伝えたかったのではないかと思った。
これは、確実に一人で観に行く事をオススメする。下手に人と観に行って意見を交換するような映画ではないと思った。
そして、気になる方は是非観に行って、感想を教えて欲しい。メチャクチャ色んな意見を聞いてみたい!!っと思えた映画であった。
まさに阿鼻叫喚だが、やるせなさも
女性に若さや美しさを求める価値観を露悪的にコミカルにグロテスクにぶつけてくるホラーで、とても面白かったです。
ビビッドなビジュアルに不穏感を煽る音響や、容赦ない肉体変容描写など、映像的にも見応えがありました。
主人公二人、体当たり演技はもちろんのこと、台詞がなくとも表情や仕草で伝える演技も素晴らしかったと思います。
「かわいいが暴走して、阿鼻叫喚」というコピーを見た時は、今時「阿鼻叫喚」って、久し振りにこの四字熟語見た、などと思っていましたが、クライマックスはまさに阿鼻叫喚と呼ぶに相応しい狂いっぷりで度肝を抜かれました。
シニカルなコミカルさもありますが、やはり価値観に囚われた主人公の末路はやるせないです。
旧友に会おうとするくだりは本当に痛々しいですし、主人公同士で争うのも、自己嫌悪、自己否定、自傷行為ということになると思いますし。
若く美しくなければ価値がない愛されない、という価値観の呪いに心の底から苛まれているのだろうと。
女性に若さや美しさを求める男性の方はこれでもかというくらい能天気で醜悪で、クライマックスはそんな価値観を育んでいる男性や世間に対して痛みをぶちまけてやるという怒りもあるように感じました。
作品は日本でいう昭和の時代の話のように見えますが、こういう価値観は今でも根強く続いていますし、SNSの流行もあり、ショービジネスの世界に限らず一般人や子供にまで広く強く刷り込まれるようになっていると考えると、気が滅入ります。
ついでに、シネコンではこの作品の宣伝用の大きなパネルが飾ってあったりしましたが、ドラえもんのパネルの横に並べてあったりして、子供向け作品と並んでいるのは何だかシュールな感じで笑いました。
近年で最狂
複雑な至福
至高のサスペンススリラー
何が悲しくて
こんなものを見ているんだろうと思った。言いたいことはわかったから、最後まで脚本を書かないなら、映画にしないでほしい。
どれだけぶっ飛んでいてもいいけど、もっと主人公の内面に寄り添ってほしい。この人だって、ルッキズムだけに重きを置いているわけじゃないでしょう。人生、それだけじゃないはず。昔の知り合いが現れたとき、かすかな光が差していたのに。
中盤まではそれなりにしっかり作っていると思うし、この先どうなるのかという興味で観ていた。デミ・ムーアの貫禄も悪くないし、マーガレット・クアリーも冷たい美しさではなく愛嬌があってよかった。
どうやって終わりにするかわからなくなって、ホラーエンターテインメントにしてしまった感じすらする。
ホラーエンターテインメントと言えば聞こえはいいけど、これで喜んでいる人たちが大勢いるから成立しているのだと思うと、帰り道が少し怖かった。
前半は★★★★、後半は…
終盤はスプラッター それもB級
作品のアイデアと中盤までのストーリー展開はとても面白く魅力的だった
ただ後半(特に最終盤)が間延びし過ぎて何処まで続くのだろうと呆れてしまった
監督の言わんとしていることは解るのだがそれにしてももう少し何とかして欲しかった
サブスタンスのルールも終盤は破綻してるし
これってデミ・ムーアの力で終盤の脚本を改変出来なかったのだろうか?
っていうか出演してもらいたくなかった
せっかくのデミ・ムーア、マーガレット・クアリーの全身全霊の熱演が終盤で全て台無し
コアな映画ファン以外はおすすめしません
ポップで残酷。存在価値を追い求めた欲望の果て
コラリーファルジャの圧倒的なセンスが爆発している
頭一発目から一気に持っていく画作り、ハイコントラストな色彩感覚、大胆なアングルショット…
どれをとっても1シーン1シーンの画面構成に隙が無くキマりまくっている
でありながらも技術だけに収まらない暴力的とも言っていい攻撃性を備えたストーリー
年齢という呪縛、美への渇望、女性としての価値
ポップな画とは裏腹に容赦なくくだされる老いへの断罪
それらが最後にもたらす悲劇的とも喜劇的とも言える激烈なラスト
ここまで作品全体から溢れんばかりのパワーを感じたのは久々
局所でボディブローのように打ち込まれる痛烈なシーンの数々が徐々に作品を全体を包み込みやがて爆発するように終盤へ流れ込んでいく
そこからのモンストロスな展開とスプラッター顔負けの血しぶきの嵐をぶつけられ見ているこっち側の身体が熱くなる
ただそれは単純に見た目の派手さ だけではなく、その根底にある愛への飢えが強く感じられるから
映像演出と感情の機微。両側から頭を揺さぶってくる
老いたかつての女優を演じるのがデミムーア というのもどこか彼女自身と重なる部分がありだからこそマーガレットクアリーとの対比がより深みを持って描写できたのではないかと感じる
全体に説得力をもたらすような2人の存在が最終的にはサブスタンスという作品を見事にまとめ上げた
尖ったセンスと時世を突く表現技法、圧倒的なプロットや映像演出、そしてそれに深みを与えた演者の力 全てが高い次元でまとまった傑作!
果てしなく強欲
観た劇場は、かなり席うまってて期待値の高さは今年のアカデミー賞受賞作だからでしょうか。
かなりの衝撃作、ほんと後半は阿鼻叫喚だし、ちょっと事前に忠告しておいてほしいレベルにバイオレンスでスプラッターな内容。
デミ・ムーアよくこのオファー受けたなというような役どころ。いま63歳で49歳の役だけど、その年齢には見えないほどナイスボディ。そしてマーガレット・クアリーもスゴい脱ぎっぷりと体当たり演技、これはたしかにセクシー&バイオレンスでR15指定。
観終わった男性と女性では感想が異なりそうな予感もしたり。自分の目線では、己の強欲の果ての自業自得だけど、話の最後は、これはこれでハッピーエンドなのか?!と思った。
強欲その1、若い頃から49歳まで大成功している生活
強欲その2、他人からチヤホヤされることをやめられない
強欲その3、いまの自分の快楽のためなら、他人(自分の未来)なんてどうでもいい
そりゃそもそも、そんな危ない薬に手を出す人が、バランスや平穏なんて無理という分かりやすさ
サブスタンスを推奨した男性も半身に侵蝕されてたから、レストランで色々なものを落とすほど衰えてたのかな。
作品に登場する男性が底抜けにバカに描かれて、登場する女性は、果てしなく強欲に描かれてた。人間の黒くて闇な部分を思いきって清々しいまでに真っ黒く表現してる。
未知との遭遇
最高に悪趣味
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