サブスタンスのレビュー・感想・評価
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かつての人気女優が若さを取り戻しスターダムに舞い戻るため違法薬に手...
かつての人気女優が若さを取り戻しスターダムに舞い戻るため違法薬に手を出す…
ここまでは見たことあるストーリーだが、若返るのではなく分裂するという設定が怖い。最初はちゃんと交代して全て順調だったが、次第に若い自分がルールを破り、副作用を被っていくのだがこれがなかなか痛々しくて中盤からずっと顔をしかめてずっと観ていた。そして何より怖かったのが、若い自分が人気になるにつれ、元の自分が見た目だけでなく内面も醜くなっていく姿。
そして、終盤のトンデモ展開はもう唖然としながら観ていた、もうあっぱれだった!
彼女は今も1番きれい
まずところどころでちらほら笑い声が上がってたこと、ちょっと信じがたかったな(特にラストシーン)。全部おじさんの声だった。あんたたち、劇中に出てくるおじさんたちと同じ感覚ってことだけど大丈夫?
押し寄せるルッキズム、エイジズムの誹謗中傷、愛されたい想いの暴走…
たった1人今でもきれいだって言ってくれた人の言葉さえ信じられなくなるぐらい追いつめられてる姿は見ていて辛くて辛くてしょうがなかった。大丈夫だよエリザベス、きれいだよって抱きしめたくなる…
デミ・ムーア、絶対主演女優賞受賞すべきだった。アカデミー賞は自らをもってハリウッドは若さと美しさを求められる場所、と映画が皮肉った体質を肯定してしまったってわけね。
思ってたのと違う(良い意味)
予告編を見た時と冒頭の下りで、ピークを過ぎた女優の内面がメインの話かと思いきや、かなりエグい方向に向かっていくのは良い意味で期待を裏切られた。
2時間超えの今時珍しい長尺の映画であるにも関わらずダレることも無くテンポ良く且つ狂気と悲哀を感じさせながら進んでいく。
笑ゥせぇるすまんや世にも奇妙な物語テイストで、それらが好きな自分には刺さった内容だった。
最初の緑色の薬も1回限りと注意書きがあるにも関わらず明らかに2回分の分量であり、明確な悪意が感じられる所もそれらしくて良かった。
その分、最終局面の血まみれショーはやり過ぎ感が否めない。あそこまでやらなくても不気味さや狂気は充分に描ききれていたと思う。着地点を見誤ったのはマイナス点。
後半は予測不可能な長尺スプラッターホラー!
醜悪の権化
衝撃的結末‼️で面白かった😆
予告編から気になり初日鑑賞しました〜‼️。
初日だけあり最後の回だったけどいつもよりちらほら客が居ましたね。
期待通りに最後まで目が釘付けで155分があっという間に終わりました💧。
予想以上に面白く良かったです。
最初の展開は予告通り薬に手を伸ばしでしたが、まさかの分身が生成され、さらに人格も違うとかは予想に反して先が読めず最後までオチはわからなかったけど、「バイオハザード」と「サイレントヒル」を足したようなグロ描写が後半はありまくりで、凄かった😱。
前半は「スー」のセクシーなダンスシーンもたくさんあるから彼女の魅力は十分に伝わりました(笑)。
「エリザベス」も十分綺麗なんですけどね💧同級生との飲みに行けてれば少しパッピーエンドだったのかな❓と思う😭。
特にのシーンは「スー」が「エリザベス」から日数を余分に養分を初めて抜き取る所ですね、まだ別人格っぼいって思ってなかったからダメダメ〜って思いながら抜いちゃったね〜💧っと思って観てました💧。
音楽も重低音❓かなかなりきいてて、映画のテーマ曲的なやつだよね、よく流れてたから流れただけで映像が甦るしなんとなく怖い感じもして好きです。
もう一回観ても良いかな〜❓って思うくらい私の中ではとりあえずの今年1番ですね👍。
予告編ではおしゃれでポップな雰囲気だったけど
予告編の印象では、主演のデミムーアが若返って、嫌らしい老人たち(プロデューサーやスポンサー)を手玉に取るおしゃれ系で楽しい映画と思い込んでいましたが・・・
若さを手に入れるしっぺ返しは後で必ずあると思っていましたが、私なりの予測が全て吹き飛ぶほど想定以上の斜め上展開でした。
心に残る映画と言えばそうですね、心に来る映画でした。
映画館を出てから約1時間は引きずりました。
つまらない映画ではありません。むしろ凄く面白かったです。
この映画を劇場で体験出来てよかったと思います。だから評価5です。
しかしながら、私も含めてこんな展開を求めて観に来たわけではない観客が多かったようで、上映後は皆無言。もれなく青ざめた表情でお通夜状態のままシアターを後にしていました。
お腹いっぱいこれはすげぇ作品 120点
デミの勇気ある選択に拍手!
老いを受け入れる事ができず、人工的な手段で抗い続ける女性達(ハリウッドと言い換え可かもw)を痛烈に皮肉ったイソップ童話。
幾度かの美容整形と自分の子ども程の若い男性とお付き合いをし、自身も心身ともに老いに抗い続けたデミ・ムーアがこの役を演じた事に女優としての覚悟や何かしらの大きな意味を感じる事ができる。(警鐘みたいな・・・)
意図的な気持ち悪い描写が多かったが、TVの大食い選手権を観るのが苦手な自分にはデニス・クエイドが海老を食べる口元のアップが1番キツかった。
そう言えば、デニスが大好きで横取りした(んだっけ?)メグ・ライアンの近影を見てもかなり美容整形の後遺症が見られ残念に思ったような。
あの長い廊下はシャイニングのオマージュ?
唯一の救いはケミカルチックな電子音楽と「憐れみの3章」以来すきっ歯が可愛いマーガレット・クアリーのキレイな身体が見れたこと。(本物なのかな?)
あと冒頭のデミのレオタード姿も充分お綺麗だったけど、あれは補正してたとか?
笑ゥせぇるすまん
嗚呼愚かなり
終始愚かな男達と女(エリザベスとスー)しか登場しません。オススメできません。
でも面白いのですよ。
ミッキー17は次の自分に記憶を引き継ぎますが、こちらは自分から出でした自分なのに全くの別人格。そりゃあトラブルになるわ。
パーマンのコピーロボットも記憶を共有するからね。
「年と共に、年を取りながら生きて行くわけだからその年の自分に自信を持ちましょう。」と言うことだと思うが周りの目は年配者、高齢者に厳しいのも事実。
同級生とのデートの前に何度も化粧を直すシーンが印象的でした。結局、納得出来ずに出掛けられなかったのは自分を見失っていたのでしょう。
スーの非道さもなかなかのものでした。年老いて劣化した自分を認めたくないのでしょうが今しか考えられないのはあまりにも愚かです。
母体の体液が過剰に搾取されると体は老化するのに脳はまともなんですね。
ラストシーンはかなりしつこく、くどい。英仏の人達はこれで何とも無いのだろうか?何を伝えたいのか不明ですわ。個人的にはモンスターとなった姿が鏡に映って終わり、だと思いますがそれは日本的ですかね。
なんでこの映画で爆笑せなあかんねんw
サブスタンス(映画の記憶2025/5/16)
まさに〝禁忌〟
嘘の義体化の話だった。資本主義経済世界がどうなるのかの話でも在る。デミ・ムーアはすごかった。一番観返したく無い今年一番の映画だった。とても恐かった。女性であるのは旧約聖書のレベカ等〝嘘〟を扱った者の象徴であると感じた。つまり男性でも同じだ。
血は只の血では無い。
10分ぐらいは目を手で隠していました。🙈🎦
ただ何て言うか悪趣味なグロテスクさでは無かったな。悲しみが有った。痛みも。だからそれが鮮烈だった。共感出来るキャラクターが居るかというと僕は居なかった。只のさばらせた嘘を抑制出来なかった人物のもがきが表出された形而上映画だった。「眠れる森の美女」の魔女のように。
観てほしい。ヤ、見なくてイイから観てほしい。
面白い、というか、へえ、と思ったのは、サブスタンスで若返ってやることが何かの支配でも無ければ美しく見られて愛されたいという受動態であったこと。「嘘」というものは結局そこから逃れられないのだなと感じた。
まさに〝禁忌〟であった。
マーガレット・クアリーが美しすぎる
50歳になった元人気女優のエリザベスは、容姿の衰えにより仕事が減っていくことを気にし、若さと美しさを得られるという、サブスタンスという薬に手を出してしまった。薬を注射するとエリザベスの背が破け、スーという若い自分が現れた。若さと美貌に加え、エリザベスの知識と経験を合わせ持つスーは、すぐにスターとなった。エリザベスとスーは、1週間ごとに入れ替わらなければならない、というルールがあったが、スーが1週間は短すぎと次第にルールを破りだし、その反動はエリザベスに現れ・・・さてどうなる、という話。
こういう薬が有ったら誰でも使いたくなるだろうな、と思った。そして、スーで居られる時間を長くしたいとルールを破りたくなる気持ちもすごくよくわかった。
卵や道路の名前入り星の伏線回収もちゃんとしてたし、ルールを破った時の反動、老いもなるほどと思わせる特殊メイクで素晴らしかった。
ただし、最後のステージからの血飛沫はやりすぎじゃなかったかなぁ。
エリザベス役のデミ・ムーアの怪演は凄かったし、還暦過ぎた胸やお尻まで見せる勇気も素晴らしかった。これを観ると、アノーラのマイキーよりデミ・ムーアにアカデミー賞主演女優賞をあげても良かったんじゃないかなぁ、とも思った。
スー役のマーガレット・クアリーはスタイル抜群で美しかった。特にピンクの胸は美しすぎる。エロさより美しさに惚れ惚れしてしまった。後半の老いたエリザベスを蹴ったり殴ったりするシーンも凄かった。
ルッキズムについて一石を投じた作品なのだろう。
面白かった。
デミ・ムーア × マーガレット・クアリー
前半かなり面白くて、どういうことだ?どういうことだ?と引き込まれて観てたけど、
残念ながら後半からダレてきて、終わりの方はクドかった(笑)
上半身スマートで下半身が太い、バランスが悪い印象。
前半は面白かったんで後半から20分ぐらい切って、2時間ぐらいにした方がいい。
でも、トータルで4つ星の80点です。
デミ・ムーア、超久しぶりに観たけど綺麗ですね♪
映画の中だと残念な今現在の自分設定だけど、充分すぎるぐらい綺麗です(笑)
マーガレット・クアリーもエロくてインパクトあるけど、やっぱり本作の主役はデミ・ムーアでしょ。
この2人の化学反応が良かったですね♪
音楽も全体的に良くてノせられっぱなしだったけど、テーマ曲らしい曲が特に秀逸だった♪
ホラー映画って聞いてたんだけど、別にホラーじゃないじゃんと思って観てたら、だんだんとホラーに近づいていった。
まだ観てない方は観て下さい。
まさに衝撃的!!!上半期一の衝撃作!!!
観ようと思ったキッカケは、どこかのサイトの宣伝で「衝撃的作品!!」とレビューされていたので、これはと思い観賞する事を決意!!
公開初日に観賞は人生初!!期待と不安入り交じるなかチケット購入……
(映画の感想は「※」以降に記載。ただし、ネタバレ大いにあり。)
と、思った矢先!!いつも行ってる映画館では上映されず、結局メチャ離れたところまで行く羽目に。
映画当日は平日なので仕事あり。しかも、バリ忙しい…なんとか終わらせバイクで1時間掛けて帰宅。(観賞日夜は雨予報で車に乗り換えたかったため。)
で、片道2時間。なんとか映画館につき席に座り、ドキドキワクワクしながら観賞してたらブルーライトがファーーン。ついでに貧乏ゆすりもガサガサガサガサ!!
原因は隣に座ってるカス客。映画に興味ないんかちょくちょくスマホ触る始末!!
もー興味ないなら帰れよ!で、おるなら最低限のマナーは守ってくれ!!
話を映画に戻すが、この映画かなり好みが別れそうな作品。
これは、上記のスマホくそ迷惑野郎からも伺えるであろう。
以上が、映画チケット購入から観賞当日の僕のムーブメントである。興味がある方は、本編の感想も見て頂きたい。
※ここからはネタバレ有り。と言うか、確信をつくこと書くので見たくない方は見ないで下さい。
注意!!
この映画は小さいお子様とは観に行かないで下さい。後、夜観るのも控える事をオススメします。
まず、映画の大まかな内容について。
導入は主人公エリザベスの衰退と悲しみを表現。そして、人生への不安を表現。
ストーリーが進むにつれて少しSFホラー要素が出てくる。
しばらくすると、エロ×オシャレのスタンスにストーリーがシフトする。
このエロ表現。個人的にはエロと言うよりかは美しく見え、かなり衝撃的だった。
また、オシャレな表現の仕方もスタイリッシュでカッコいい!!
有名カリスマ美容室から流れてきそうなクラブ系ミュージック、重低音のリズム、スタイリッシュなテロップの入れ方!!
まさにヴォーグみないな洗練された格好の良さ!!
この辺りから映画に目は釘付けとなっていった。
そして、ストーリーが進むにつれて衝撃のラストに向かっていく!!
それはまさにグロ!!もーこれは夜みたらトラウマもの!!ヤバい!!
でも、このグロの中にもオチの部分は美で終わるように表現されている。この辺りも洗練されていて、ある意味格好が良かった。
観ていて面白いと思った点は、ストーリー上で主人公がスー(若い)とエリザベス(年配)に分裂するのだが、若いスーのキャラは感情の起伏が激しく、逆にエリザベスは心が成長しているのか落ち着いた立ち振舞い。
しかし、姑息な嫌がらせを行う等の悪い意味での人間的成長さも表現している点。スゴく細やかだなと感じた。
そして、そんな主人公を観て思った事は、人生全て手に入れてきたんだなと感じた。
(オレの人生に生まれ変わったら3日でドロッブアウトするやろなwww)
総括
人間我慢や妥協を行い、不の自分自身も愛すことが大事!!
人生何でも手に入れてきたエリザベスは、自分の衰退を受け入れられず、再起を計ろうと自分の分身のスーをうみだす薬を投与する。
しかし、自分のマイナス部分を愛せない主人公(エリザベスもスーも)は、自分自身の分身であるにも関わらず互いを傷つけあうこと行う。まるで他人であるかのように。
人間自分の気に入らないところなんていっぱいあると思う。
だが、それを隠すと言うのは自分への破滅を意味している。
自分の嫌いな部分を受け入れ、それを加味した上で自分自身を愛していく。
そんな事を作者は伝えたかったのではないかと思った。
これは、確実に一人で観に行く事をオススメする。下手に人と観に行って意見を交換するような映画ではないと思った。
そして、気になる方は是非観に行って、感想を教えて欲しい。メチャクチャ色んな意見を聞いてみたい!!っと思えた映画であった。
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