サブスタンスのレビュー・感想・評価
全629件中、381~400件目を表示
観ない後悔より観て後悔。。して!w
マーガレット・クアリーちゃんは直近だと
「憐れみの3章」「哀れなるものたち」で、唯一無二の存在感を見せつけてくれた女優さんですね。
演じたキャラクターが独特過ぎたのもありますが、とても印象的で記憶に残っています。
デミ・ムーア先輩は、言わずもがなの代表作「ゴースト」の大ヒットにより、90年代を代表する女優さんという認識です。
日本でも人気がありますよね。
だけど、個人的には出演作はあまり観た事がなく、ムキムキ坊主姿に驚いた「G.I.ジェーン」と、
好きなのは「チャーリーズエンジェル」
の何作目?
かのあの役良かったって位うろ覚え(°▽°)
スタイル抜群過ぎてぶったまげたんですが、
実は色々おやりになったとの噂。。
数千万円?!
話題になっていましたね。
まぁ、我々一般ピーポーとはレベチな存在なのでね。
個人的に "工事"については、色々なさっても、心と身体に無理ない範囲ならば良いのでは。というスタンスです。
で、本作のエリザベスが!!
実際のデミ・ムーアと重なる所があって、、、
すごいのなんの!!もう。。
オエーーーー_:(´ཀ`)
スーちゃんマーガレットもすごいのよ!!
オエーーーー_:(´ཀ`)
エロもグロもイケるくち、むしろ大好きなのですが、、、
久々に喰らった〜('◉⌓◉’)
終始口が開きっぱなしでしたw
蛍光緑の液体"ACTIVATOR"
怪しく光る美しさ。
文字に起こすのが難しい、だけどインパクト大のあのゾクッとするBGM。
耳から離れない〜(°▽°)
圧倒的な怪演で魅せるデミ・ムーアの迫力に押しつぶされ、マーガレットちゃんの美しさに魅了され、そのあまりにも狂った世界の中毒性がやばい。
一生忘れられないデス。。
好みが分かれる作品だと思います。
でも。。劇場でかかっているうちに絶対に観た方がいい!
老いとは?!美しさとは?!
どこまで追求してもゴールがない沼。
暴走する狂気!!想像以上デス!
ワタクシはシミを取りたいデス。
あとは観客のご想像にお任せ……しない!
5回ほど「もうここで終わるよね?」と思いましたが、しつこく続いてびっくり。結末はこちらの想像に任せず、最後まできっちり描ききっていました。
この設定ならば着地点は想像がつきますが、このくどさは想定外でした。エリザベスへの暴行からしてやり過ぎなのに、その後はもう…唖然。
予告ではあまり綺麗に見えなかったスーが、実際にはとても魅力的でした。プロポーション完璧。途中から、ロシア人フィギュアスケーターのザギトワに見えてきました。
エリザベス役のデミムーアはスタイルも良いしまさに美魔女。だからこそ若さに執着してしまう説得力がありました。
ハリウッドの星形プレートの演出、良かったです。冒頭の「栄光からの衰退」だけでなく、また最後にも拝めるなんて。音楽も「ザ・ハリウッド映画!」でした。
なんだかんだ、面白く鑑賞しました。
意外に哲学的で予想外にグロテスクなブラックコメディ
五十路に差し掛かったかつての人気女優エリザベス(デミ・ムーア)が、その年齢ゆえにテレビ番組を下されてしまい、逆襲するために”禁断の薬”に手を出してしまうというお話でした。彼女は病院で出会った謎の男性看護師から若返れるという”禁断の薬”を紹介され、怪しげな場所でGET。注射をすると若返った分身が生まれるものの、本体であるエリザベスと、分身のスー(マーガレット・クアリ―)は、1週間ごとに入れ替わらないと駄目という設定に全ての鍵がありました。
念願のピッチピチの肉体を得たエリザベスでしたが、どうやら分身とは表裏一体だけれども別人格を有しているようで、テレビにデビューしていっぺんに人気者になったスーに強烈な嫉妬心を抱くことに。一方スーも、1週間限定でしか脚光を浴びることが出来ないことに不満を抱き、さらには老いに対する嫌悪感も加わって、コインの裏と表で対立する驚愕のブラックコメディに仕上がっていました。
ただエリザベスとスーの喜劇的かつ悲劇的な対立の元を辿ると、エリザベスをクビにしてスーを抜擢したテレビのプロデューサーであるハーヴェイ(デニス・クエイド)に代表される、”クソ男”のミソジニーに原因があり、彼女ら(と言っても本当は同一人物なんだけど)は2人とも被害者だったようにも受け取れました。勿論彼女ら自身も欲望の塊であり、決して聖人君子には描かれていませんでしたが、”クソ男”の存在がそういう人間を作り上げてしまったように思えました。そういう意味では、出来ればハーヴェイを2人で成敗してエンディングを迎えて欲しかったのですが、残念ながらそうはならず、2人は憤激の末に自壊してしまうところがまたブラックコメディ。この辺も中々憎い展開でした。
それにしても、本作では50歳という設定だったエリザベスでしたが、デミ・ムーアの実年齢は62歳。劇中のフィットネス番組で見せたエアロビクスの動きと言い、その身体つきと言い、還暦超えても健在ぶりを示した一作でした。また、そのままで充分に美しいエリザベスとスーのルックが、その内なる怪物に侵されて文字通りグロテスクな怪物に変容してしまう表現も、中々秀逸な人間心理の具象化だったかなと感じました。
そんな訳で、本作の評価は★4.4とします。
グロホラー で放血
最後の20分要らなかった
予告編からしてインパクトが有った。バックの音楽も強烈で、作品に興味が湧いた。
【物語】
エリザベス(デミ・ムーア)は映画女優として若くして大スターとなったが、時の流れとともにスターの輝きは徐々に失われつつあった。50歳を過ぎた現在、長年続いている朝のエアロビックダンス番組のメインダンサーが唯一残された仕事になっていた。しかし、容姿の衰えは隠せず、番組プロデューサーは若いダンサーに切り替えようとしていることを知ってしまう。
危機感を募らせる中、怪しげな“新しい再生医療”のダイレクトメールが家に届く。 一度はごみ箱に放り込んだが、自分の容姿を改めて鏡で見つめたエリザベスは思わず得体の知れない勧誘にすがることになる。その再生医療は想像を超えて画期的な結果をもたらすがが、守るべき重要な注意書きが示されていた。しかし、彼女の美と若さに対する執着から、やがてその忠告を無視し始める。その結果・・・
【感想】
“新しい再生医療”というSF的設定が本作の軸だが、それに付いてきた“注意書き”が本作の肝だろう。“注意書き”を含めたこの設定はなかなか秀逸だと思う。
また、オープニング映像のハリウッドの歩道に埋め込まれているタイルを想定していると思われるエリザべスの名が刻まれたタイルが風雨に晒されて劣化していく様子で年月の流れを表したところなど「上手いな」と感心。
そんな序盤から中盤までは良くできた作品だと思って観ていた。若さへの執着という人の普遍的欲求も共感し易い。容姿が商売道具となる芸能人は死活問題として一般人よりも強い執着を見せることも理解できる。実際、SF的再生医療などなくても若き日美形だったスターが年老いて行く中で整形を繰り返した結果と思われる変わり果てた不自然な容姿にがっかりすることを我々は度々経験する。そんな罠にハマってしまう人の心理を少々誇張して描いた作品だと思う。つまり、老いへの焦り、若々しい容姿への執着の哀れさと馬鹿々々しさ。それを分かっていても逃れられない人の悲しさが描かれている。
しかし、最後の20分が・・・
最後の約20分(くらいだと思う)は、“刺激的”シーンがどんどんエスカレートし続けて結末を迎える。それが面白いという人も居るかもしれないが、ドン引きする人も少なくないはず。俺は後者だった。 そこまではいい人間の悲哀に加えてエンタメ性も十分に有って良い作品だと思っていたのに。
それを最後の20分がぶち壊したとしか思えない。
音楽アルバムで言えば名盤になるような仕上がり
久しぶりに圧倒される洋画を見た
中盤まではボディホラー(身体の変容を描く恐怖作品)として
終始ハラハラドキドキ。
しかしこの作品は1つのジャンルに留まらない。
収まらないというべきか。
とにかくオチが全くと言っていいほどの予測不能。
「あぁこういう終わり方するのか」
↓
「なんだこの展開!?ここで終わらないの?」
↓
「じゃあどうやって終わらせるの?」
↓
「そうきたかぁ・・・」
後半はこの感情の繰り返し。
上映時間が140分以上あるのも納得。
こういった長時間映画は大抵
「ここ縮められたと思うけどなぁ」
と考えてしまうことが多いのですが
これだけ詰め込んでるなら仕方ないなと感じました。
デミ・ムーアの醜い演技に脱帽。
比較的娯楽感の強い映画を好むせいかもしれませんが
今年見た洋画の中で最も度肝を抜かれました。
ホラージャンルですが恐怖は薄いです。
ただその分グロいです。
しかし面白いのでオススメです。
第75回アカデミー作品賞候補は、全部くせ者でした
ありのままで〜🎶
若さ礼賛は、日本の専売特許だと思っていたら、アメリカでもそうだった⁉️
エリザベスは、今のままでも、十分に美しいのに。女優だからこそ、美への執着が一般の人より強いのだろう。
スーがエリザベスに激しい暴力を振るうところが、切なかった。
自分自身なのに…。
モンスター化したのは、周りの声や視線を吸ったからだろうか。
もういい加減、美=若さ、みたいな固定観念、価値観は、やめないと。
これだけ多様性多様性とうるさい世の中で、この意識だけ改革が進んでいない。
食前食後を避け、食感に鑑賞することをおすすめします。
用法用量は正しく守ってお使いください
ねぇ~、なかなか守れないよねぇ~。
誰だって良い方の体で長く居たいもんねぇ~。
でも既にご老体のワシにも言えることだが、薬でも医者でも「まっ・・いいかっ!」って瞬間が有るのよね。体の事はちゃんとやらないと大変な結果を招くよ。
あ~やだやだ、ちょっと医者行くの躊躇しただけでデミさんのラストみたいになるかもね。
と、そういう訳で、老体の私にはキツ~イ警報でした。
あ!映画?ストーリーは100点、進行は0点。いい加減にしろよ!と怒りが湧いてくるような後半の展開はアメリカの駄作映画を見せられているようなガッカリ状態。車いすの方とワシしか最後まで上映室にいなかったよ。本は秀逸なのにね。
アラフォーには過激でした!(´ー`A;)
カメラワークの臨場感が素晴らしかったです、映画館の小さめスクリーンでしたが迫力が凄かったです。
これをグロホラーと知らずに観た若いカップルは、、可哀想(笑)
ラストのラストは、まさかの懐かしの遊星よりの物体withデミ・ムーアでした
ルッキズムと男性優位社会へのアンチテーゼ
「ドリアン・グレイの肖像」や「永遠に美しく」のように、若さと美しさに執着して手酷いしっぺ返しを食う物語、の類型ですが、執着せざるを得ない社会へのアンチテーゼも含めた一歩先行く作品。
さらに、作り込んだ映像と特殊メイク、主演女優2人の存在感のおかげでとんでもないクオリティに仕上がっています。
若くも美しくもない女は用済み、という価値感が支配する世界。
舞台となるTV局は極端にデフォルメされた男性社会。(上役もプロデューサーもクルーもほぼ男しかいない)
スーがエリザベスを嫌悪し始めるのは自然な流れ。
男性優位社会の中で恩恵を受ける若い女性は、高齢女性を容赦なく攻撃するものです。その昔、日本でも「30過ぎると羊水腐る」発言した若手女性芸能人がいましたっけ…
スーの神々しいまでの美。エアロビシーンの肉体を舐め回すようなショットだけでなく、エリザベスの背中から出てくるシーンや、裸で無防備に横たわる姿はルネサンス絵画で描かれるヴィーナスそのもの。
若くて美しいことを人類このかた600年近く賛美してるんですよ、わかってますよね?という確認のよう。
その価値観はエリザベスだけでなく、観客自身をも蝕み、老いさらばえたエリザベスを執拗に攻撃するスーの怒りにいつしか同調していきます。
2人でひとつ、の彼らが繰り広げる自傷行為を延々と見せられ続けた先のクライマックスがさらに凄まじい。
ラスト10分強をあそこまで血と臓物で塗りたくったことに、監督の社会に対する強い怒りを感じました。
それにしても、フランス人女性監督がこの映画を撮ったことにやや驚きました。
アメリカなんかと比べたらフランスって熟女が自信を持って恋愛を楽しんでいたり、若さ至上主義ではないイメージ。アンチエイジングにそれほど熱心でない女優さんも沢山います。
最近は違うのでしょうか。
デミ・ムーアについて。
彼女は妊婦ヌード披露に始まり、役作りで筋肉ムキムキ化、その後全身整形を告白など、肉体改造をしながら生き残ってきた女優さんなので、今回の役は自分の黒歴史をネタにしてさらに破壊するようなもので、もんのすごい精神力がないとできない役ですよね。
62歳にして最強の女優魂を発揮したのだから、オスカーあげてほしかったな…
マーガレット・クアリーの母のアンディ・マクダウェルはデミ・ムーアとほぼ同年代で、80年代の青春映画「セント・エルモス・ファイアー」でデミと共演もしています。
映画のテーマに共感したなら、マクダウェルの自然に年齢を重ねた姿を賞賛すべきなんでしょうが、デミの年齢を超越した美しさを目の当たりにすると、あー自分も少しはあやかたりたいな、なんて思ったり。
ほんと、染み付いたルッキズムとは厄介ですね。
まさに阿鼻叫喚、スプラッターなカルトムービー
デミ・ムーア演じる主人公エリザベス・スパークルは、かつて一世を風靡したスター。歳を取り容姿も衰えはじめ、長く続いているテレビのフィットネス番組降板の憂き目に遭う。
そんな中、自らの外面的な美しさと若さに執着し、怪しげなクローン技術に手を出してしまう。自身のクローンであるマーガレット・クアリー演じるスーが若々しく美しく輝きを放ち活躍する中、ルールを破りそのクローン技術を濫用したことで、運命共同体である二人がともに破滅へと向かっていくというストーリー。
セント・エルモス・ファイアー、ゴースト/ニューヨークの幻、幸福の条件などに出演していた頃のデミ・ムーアが60歳となりどのように変貌したか、その怪演?を見たくて鑑賞。
助演のマーガレット・クアリーの美しさに目を奪われ、それぞれの肌の張りや木目の違いの映像化、演出に面白さを見出すも、中盤以降特に拍車がかかるグロさ溢れる展開に、開いた口が塞がらず、、、
予告編だけでは予想が付かなかったが、エンタメ性のあるホラー映画の側面はあるものの、血みどろの演出溢れるスプラッターなカルトムービーと捉えるのが一番合っている気がする。
随所に使われている印象深い映像描写や特殊メイクなどによって、観る者に再三再四おぞましさを感じさせ、終盤にかけては血みどろで阿鼻叫喚の地獄絵図が幾度となく繰り広げられる。
耐えきれなくなって、劇場を後にする人も出かねないほどのグロテスクなシーンがスクリーンに映し出される。
デニス・クエイド演じるTVプロデューサーの滑稽な振る舞いは、昨今のフジテレビ問題とも被り、それがある意味唯一の救い。あまりの破茶滅茶なスプラッターぶりに、最後の方は笑っちゃうほど。
過去の名声を忘れられず、若さと美しさを求める女性の悲しい性を、とてつもなくグロくB級に描くとこのような映画になるだろうか?
このカルトムービー、映画自体の質はさて置き、この脚本と演出の映画にデミ・ムーアを起用したことの凄さ、また制作時60歳だったデミ・ムーアが、あえてアップで写した年齢を重ねた肌や、加工されているとは思うがその裸身を惜しげもなく見せ、鬼気迫る演技であることに関しては一見の価値あり。
ただし142分間と比較的長めなので、それなりにスプラッター満点のグロいカルトムービーを観る覚悟が必要。
B級・C級なスプラッタームービーが苦手の方、1980〜90年代のデミ・ムーアのイメージを変えたくない方は、絶対に観ない方がよい映画。
近年随一の傑作に相応しい。ただしグロい
映像・演出・演技(20)
全体を通じてセリフが少なくその代わりに気色悪いモチーフを洗練された配色と撮影技法で語る、まさしく『映像作品』である。非常に見応えがある。それに冒頭のエリザベスのタイルをはじめとした抜群の演出も組み合わさると最高の映画が出来上がる。
個人的な苦手な点を挙げるとするのなら、最終盤のエリザベスの演出が執拗すぎてちょっとひいた。(終盤とかこころの中で『もう止めて!』と叫び倒していた。)作り手の悪意が最初から最後までまでたっぷり編み込まれた最高に最悪、しかし最上の構成である。
これは蛇足かもしれないが、冒頭のワークアウトに勤しむエリザベスは男性である自分の目からみて非常に綺麗に映った。(実際マジで美人である。)しかし映画が進むごとに、あるいはスー役の女優の登場により次第に彼女を単純に綺麗だと思えなくなっていった。
そこに若干どころではない罪悪感を覚えはしたが、観客の感情変化と主人公の自己肯定感の低下を見事にシンクロさせた本作品の演出は、やはり目を見張るものがある。
20点
世界観(20)
『サブスタンス』という持ち主の分身(若かりし頃の自分ではない。これは多分重要)を生み出す薬剤が存在する世界観。試聴作品の母数が足らないかも知れないが、この手の設定は初見であり、非常にワクワクした気分を味わえた。
16点
脚本(20)
映像の魅せ方が卓越した作品である。ホラー映画あるあるだが最初の舞台説明で大抵のオチは読めてしまった。(先述したが)しかしここまで徹底的に成れの果てを書くとは思わなかった。視聴中は主人公が第三形態になったのを見て終わりだと思っていた。
11点
キャラクター造形もしくは心理描写(20)
演出に次ぐ今作の評価点。風化したかつてのスターを主人公に据えるセンスに脱帽。常に人々の目線に晒され、ルッキズムを魂にまで刻み込んできた彼女だからこそ、あの薬剤を投与することに強い説得力が生まれるのだと思う。そしてこれまでに他者からの目線以外の価値観を育ててくることができなかったエリザベス・スパークルのある種の幼稚さ、愚かさも際立っている。
※観劇中は感情移入しすぎて中盤から見ているのが辛くなり一度席を立ちかけた。たぶんそんなにグロに耐性がないのもあるけど。
20点
メッセージ性(20)
ルッキズム批判を、主人公の本人の気質や社会構造を悪意を持って描くことで成立させている作品である。シンプルかつ強烈なのでそれ自体に特に言及することはないが、主人公はやっぱり友達はいなかったのだろうか。孤立することは程度の差はあれ価値観を歪ませてしまうので人との対話や異なるコミュニティーにいることの重要性を感じさせる。
個人的に『孤独』が本作品の裏テーマなのではないかと思う。
18点
総評
美は見る者の振る舞いをまるっきり変えてしまうという点で呪いのようなものだとも思う。美人に生まれてしまったことがエリザベス・スパークルにとっての祝福であり災禍であったことを考えると救えない。他者から無条件に愛されるということにすっかり依存してしまったからだ。
彼女に必要だったのはサブスタンスではなく価値観を共有できる友人だったのかもしれない。(スターってやっぱり孤独になってしまうのだろうか。それとも彼女が例外だったのか?)
まとめると作品全体のレベルが際立って高く、骨太な思想のもとに作られたホラー作品の傑作というのが本作品の妥当な評価であると思う。
グロいのが苦手な人には少々きついとは思うけど。
85点
エロ・グロ・バイオレンスなホラー風味のエレファントマン!
見終わってしばらく立ち上がれませんでした!
痛いし、気持ち悪いし、悲しいし、絶望的!
デミ・ムーアってキース・リチャーズに似てるのか?😅💦
ちょっと前に主演映画のキャンペーンで吉〇小〇合さんをテレビで見ましたが、今でも凄く綺麗で、もしかしたらこの薬を使ってる?…サユリストの皆様、失礼しましたm(_ _)m
シャイニング以来の血しぶき
血みどろは想定外でした
いやー凄かったです(笑)
ストーリーはとても面白くて、細胞からクローンを造るのではなくて、背中から産まれるなんて、まるで昔あったホラー映画の「マニトウ」みたいでした。
「マニトウ」と違うのは、とっても可愛い💕スタイルいい若い時の自分が出てくるという事です。
1週間交代といったルールも面白いし、栄養を与えたり、母体から穿刺して、脊髄液を取り若い自分に注入して安定させるというのも、よく考えられているなと思いました。
ちゃんとルールを守れば、母体が死ぬまで、1週間交代でも、若い自分になっていられるんです。
しかし、人間ってワガママで自分中心的なので、うまくいくはずがないですよね。
特に若い自分が暴走し始めると、母体にどんどん影響が出てきてしまいます。
早く「あなたはひとつ」と言う事を理解して欲しかったです。
まぁー両方の気持ちもわかりますが。
若さへの執着と狂気は、ラストはとんでもない展開へと進んで行きます。
しかし、ラストは流石にやり過ぎでしたね。
もっとシリアスなラストにした方が良かったように思えました。
最後の方で、「鋼錬」の母親を錬成した時のような容姿になって、自分の写真を貼り付けた時は、めっちゃ笑ってしまいました😊
そこからはコメディにしか見えなかったですね。
ただ生理的に気持ち悪かったのは、TVプロデューサー役の人が、トイレで手を洗わない、食べ方が汚い、本当に部分的アップが無理でした。
他も料理のシーンや、部屋を食べ物で汚すことが、私には耐えられなかったので、評価を少し下げました。
それにしても、デミ・ムーアは現在62歳。
いつ撮影したのかはわかりませんが、普通の人に比べると、やっぱり綺麗でスタイルはいいですね。
そのままで充分素敵です。
若さを取り戻したい!いつまでも可愛く、綺麗でいたい❣️
気持ちはすっごくわかります。
周りからチヤホヤされるとかじゃなくて、私は自分自身の心の安定として、自己満足かもしれないけど、出来る限り美しく保っていけたらと頑張ってます。
老化していくのは、仕方がないです。みんな同じです。
自分の気持ちの中は、すっと背筋を伸ばして、いつまでも自分なりに、努力していきたいなと思いました✨
最高傑作 必見です
かなり強烈なインパクトがある作品で驚きましたが必見作品です。
私世代は誰もが憧れた「ゴースト ニューヨークの幻」などで活躍したデミ・ムーアを主演にしたのも凄いですが、
理想の身体を手に入れた若手女優を演じたマーガレット・クアリーが素晴らしい。
R15+なのでグロさはこんなものだろうと思っていたら後半はスプラッターの大サービスで思わず笑ってしまうほど。
とにかく女性監督らしく限界突破の面白さの作品でした。全体的にキューブリックとクローネンバーグのオマージュはかなり感じました。
これだけ振り切った演技をしたデミ・ムーアにはアカデミー主演女優賞は獲って欲しかったです。
おススメ度は満点ですがグロが苦手な方はご注意ください。
全629件中、381~400件目を表示












