「ひたすら露悪的」サブスタンス 永久回路さんの映画レビュー(感想・評価)
ひたすら露悪的
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若さ、美、過去の栄光に囚われる醜さを描いた作品。20世紀の化石のような俗物番組プロデューサーのハーヴェイ、これでもかと若さを見せつけるスー、残りの生命を吸い取られているにも関わらず若い分身を捨てきれないエリザベスと、ルッキズム・若さに囚われた醜さをこれでもかと言うほどに描く。グロテスクで本当に目を背けたくなるシーンも多かった。この映画が表現したいことは分かった。しかし「ではどうすれば?」が描かれてないので、最後まで露悪的なシーンを見続けるはめになる。僕はもう見たくない。
最後の血しぶきのシーン、顔だけでうごめくシーンは笑えた。周りはあんまり笑ってなかったけど。
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