「看板に偽りなし」サブスタンス 自分BOXさんの映画レビュー(感想・評価)
看板に偽りなし
映画のキャッチコピーには大抵不満があるんですが、このサブスタンスの「可愛いが暴走して、阿鼻叫喚」というコピーは正にその通りだったと、大満足のニコニコで劇場をあとに出来ました。
「今の時代に、なんちゅうもんを観せてくれたんや…なんちゅうもんを…」
「こんな面白いボディホラーは観たことがない………いや、そやない。何十年か前に観たことがある。面白い、ほんま面白い…」
と、まるで京極はんのごとき独り言を呟きながら、思い出していたのはクローネンバーグ作品や「悪魔の毒々モンスター」に「アキラ」や「ロボコップ」。
特にクライマックスのひどくてグロくて、でも物悲しい“アレ”は懐かしいB級ホラー映画のテイストで、観ているこちらは終始満面の笑みでしたよ。
この役を引き受けたデミ・ムーアとスーを見事に演じきったマーガレット・クアリーも天晴れ。
「可愛いが暴走して、阿鼻叫喚」が看板に偽りなしで、今年のベストに躍り出ましたわ。大満足!
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。