「凄すぎ…」サブスタンス shin-zyさんの映画レビュー(感想・評価)
凄すぎ…
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何か凄い物を見せられたな、という感じでした。想像をはるかに超えてきましたね。
観る前のイメージとしては、ホラーとは言っても人間の本質的な怖さを描くような「心理ホラー」みたいなものかなと思っていました。「美」に執着する女性の執念を徹底的に掘り下げたような…。
実際確かに美に対する執着心が描かれてはいたのですが、それがとても「グロ」く「エグ」く「凄まじ」くて、どんどん「クリーチャー」化していく主人公の鬼気迫る様相に圧倒されっぱなし。デミ・ムーアさんが素晴らしいスタイルを維持していることよりも、演技の素晴らしさに畏怖の念すら覚えました。
「物体X」やら「ザ・フライ」やら「キャリー」やら色々なホラーの名作のオマージュが見られましたが、それらが次から次へともうぐちゃぐちゃに織り交ぜられてラストのほうなんてカオス状態で一体何を見せられてるんだ?と頭の中が真っ白…じゃなくて、加色混合、なんだかもう訳が分からん、画面の中の観客同様唖然呆然としながら見入ってしまいました。得体の知れないパワーみたいなものも感じましたね。
これまで数多映画を観てきましたが、まだまだこのような驚かされる作品に出会えるなんて嬉しい限りです。
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